2009/07/08

Blue Note - Hiromi Uehara の公演

「神がかってるよね!」shine
「もう彼女自身がピアノの一部となってるって感じだよね!」
「あんなエネルギッシュなピアノ演奏は初めて見た!」
「ドラムスやギタリストもすごいよねぇ!」
「うん、うん、ベースのギタリスト、ちょっとかっこよくなかった?」smile
「うん、かっこ良かった。」lovely
「でも指輪してたよね。」
「あ、やっぱ愛子さんもそこに目が行った?私たち、そういうところはチェックを欠かさないよね!」happy01
「美奈ちゃん誘ってくれて有難うねぇ。」
「あ、いいえ。日本にいる友達がたまたまやってるって教えてくれて。」
「あはは、おかしいね、地元に住む私たちが知らないで、日本のお友達からNYの情報を得るなんて。」
「でも自宅からバスと地下鉄で1時間未満のところでこんな手軽に素晴らしい演奏見れちゃうんだもんね。」
「幸せだよね!これだからここから引っ越すなんて考えられないよね。」
「そうそう、絶対考えられない。」
「しかもさぁ、たったの$30だよ!」
「ありえない。日本ではありえない。」
「うん、ありえない。」

Blue NoteのHIROMIのライブに行った美奈ちゃんと私は、帰りの地下鉄やバスで興奮気味だった。

たまたまテーブルで相席となったのはオハイオ州コロンバスから観光で来ていた父親と息子(22歳?)で、息子は音楽を専攻していて、近々ニューヨークに移り住んでジャズのギタリストとして活躍を夢見ているという。父親もそんな息子を温かく見守っていて、息子からジャズのノウハウを色々と教えてもらっているんだと嬉しそうに語っていたのが印象的だった。
私もボーカリストとしての夢を語るとエキサイトして聞いてくれた。
とっても素朴で優しくて温かい親子だった。
私が最近クラシックやラテンのアコスティックギターの曲に魅了されていることを話すと、作曲家やギタリストの名前を教えてくれた。そして名刺もくれた。
ニューヨークに来て何か聞きたいことがあったらいつでも連絡をくれと、私も名刺を渡した。
こうやって輪が広がって行くんだな。



Hiromiのピアノの腕といい音楽の構成といい人間離れしていた。

3メートルくらいしか離れていないテーブル席に座れたので、指の動きまでばっちり見れた。

ドラムス、リードギター、ベースギターとの4人のバンドで、それぞれが凄い。
息もぴったりで、皆それぞれのオーラを出している。
このひとたち、スピリチュアルでも深いつながりがあるんだろうなぁ。
にしても、こういう人達って、自分の楽器をプライベートな時間で弾いたり叩き始めたら何時間も止まらないんだろうな。



Hiromiはピアノの上に小型のキーボードが2つ、ピアノの鍵盤と直角に大き目のキーボードがひとつ。全部で4つの鍵盤を自由自在に弾きこなしていた。
それだけではない。
なんとピアノの弦を直接指で弾いたり、鍵盤を弾きながら弦をもう片方の手で押さえたりしながらミュート効果を出したり、ピアノのもともとの打楽器としての機能をフル活用する上に弦楽器としても楽しんでいる。
そしてドラムスと打楽器同士で楽しいバトルを繰り広げたりしていた。
とにかくその型破りな演奏は、見ているだけで楽しい。
彼女も弾きながら飛び跳ねたり体全体でリズムをとって、楽しくてたまらないのがビンビン伝わってくる。
手も指も、単にもの凄い速さで動いているだけではなく、鍵盤を正確に捉えていてそれが何小節も、何小節も続く。

30歳でこれなんだから、20代(?)でなるほどチック・コリアに認められたわけね。


久々の素晴らしいジャズライブで魂が揺り動かされたような気がした。

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2009/07/06

富豪に好意を抱かれた!

ソニア・ショケットの1年前のワークショップで出会った富豪のジョン。
米国各地から集まってきた参加者約80名のひとりで、たまたま家も私のところから車で30分くらいのところに住んでいる。

もともと法廷弁護士で、相当の凄腕だったそうで、20年ほど勝訴続きの華々しいキャリア(や資産!)を積んだ後、金や権力を争う訴訟にうんざりして、ある日「やーめた!」と言ってあっさり弁護士を辞めたらしい。

そうしたら奥さんを含む周りの人間から「あいつは頭がおかしくなったのか。」と疑われ、奥さんからも離婚されたという。そして今は24歳の娘を持つ独身の富豪実業家。


貧しい家庭に生まれ育ち、経済的な事情で高校を中退。
その後自力で高校の卒業証書を取得後、米軍の海兵隊に数年間入隊、大学、ロースクールを卒業して弁護士になったという苦労続きの人生を克服してきた。

弁護士としてのキャリアは数年間ブランクの後、今は人助けのための弁護はするものの、目下のところ、ジョン・グリシャムのような、自分の最初に取り扱った訴訟の実話に基づく映画の脚本を書いているという。
内容を聞いたところなかなか面白い。
弁護士の駆け出しの頃に請け負った、本来なら勝ち目のなさそうな原告側の弁護につき、政府と癒着している巨大な非営利団体その他を被告として相手取った訴訟を勝訴に持って行くまでの様々な人間模様や陰謀を描いている。

現在請け負っている弁護に関しては、前向きで人助けに繋がることしか興味がなくなり、勝訴したら裁定の3分の1の報酬をもらい、敗訴であれば出費は全額自分の事務所で負担し、顧客には一切請求しないという方針だとのこと。

背は190cmで以前米軍海兵隊だったこともあり体力づくりは怠らない。
とても優しく慈悲の心を持ち、絵画を描くのが好きで、スピリチュアルなことにも感心をもっている。


そんなジョンからは1年前に出会って以来2、3ヶ月に1度くらいの頻度で食事の誘いが来ていた。

日常の話やスピリチュアル系の話などに花が咲き、毎回3時間くらいあっと言う間に時間が過ぎる。
お互い意見交換はしてもアドバイスを求めることはなく、対等な立場。
そして私が今興味を持ってやっていることや直面している問題に対する対処の仕方などすべてに深い関心や理解を示してくれて、肯定的。

そして食事をした翌日である昨日。
「正直(真実)と勇気」というタイトルでメールが届いた。
『貴方にその気持ちがないことは百も承知の上で、自分に正直でありたいので勇気を出して貴方への自分の気持ちを告げます。』と、私への好意が友達以上のものであることを告げるものだった。

パートナーとしてはパーフェクトなんじゃないかと思えるようなジョンだけれど、とても残念なことに私にはどうしても彼に対して恋愛感情を抱くことができない。
これだけ魅力的な本質を持ち合わせた人だというのに、なぜ惹かれないんだろう?
何故か異性として惹かれるものを感じ取れない。
生理的に合わない。手を繋ぐのもいや。(ブルブル!)
以前、一度だけ手を握られたことがあるけれど、いやでいやでたまらなかった。
それから知性とは違う段取りの際などのスマートさの欠如、運転の仕方(下手さ)など些細なことへの苛立ちも感じてしまう。

私がその気にさえなれれば、彼はパートナーとして最高のサポートをしてくれる人。私が今やりたいと思っているすべてを実現させてくれる。
両親の住まいの充実、アロマセラピストになるための勉強、プロのドッグハンドラーになるためのトレーニング、週2回のプライベートのボイスレッスン、毎週のスケートのプライベートレッスン。これらをすべて精神的にも経済的にもサポートして実現させてくれるのは間違いない。


でも異性として惹かれるものを感じれない人とパートナーになることは私には考えられない。ムリ。

世の中うまく行かないようになってるんだなぁ、残念だなぁ。coldsweats01

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2009/07/02

モンスターに変身

「お家ではきっとsweetないい子なんでしょうね。」

とても優しい担当医のベイリー先生がおっしゃった。

っが~ん!bomb
一体タラはどんなモンスターになってるんだろう...。coldsweats02
先生がタラをキャリーに入れて連れてきてくださったとき、「ウsign04」と唸ったり「シャーッ」とか言っていた。

愛猫のタラの癌治療のため、毎週キモセラピーの注射をしてもらいに獣医さんに連れて行っている。

とても優しくて信頼のおける癌専門のベイリー先生が担当医。
先生の勤務時間帯、キモセラピーに要する時間、動物病院の場所などの関係で、出勤前の7時過ぎに車で片道30分かけてタラを病院に預けて、仕事が終わってから迎えに行く。
タラを預けるときは、前回の治療から当日までのタラの様子、食欲や摂取量、排尿や排便の量や質を書いた先生宛の手紙やキャットフード1缶も預ける。

あと2週間もすればそれが隔週になる。


治療の効果があり、タラは順調に回復の方向に進んでいるようで、先生も喜んで下さっている。

土曜日の独立記念日の祭日に向けて、勤務先の事務所は金曜日は振り替え休日で休みで、木曜日の今日は3時に閉まったので、急いで帰宅してタラを病院に迎えに行った。
そしてベイリー先生と直接色々とお話ができた。
普段はベイリー先生が帰られたあとの迎えになるので、先生とは電話で連絡を取り合っている。

このごろは先生のお蔭さまでタラがとても元気になってきた。それと共に治療に抵抗をする元気が出てきたので、麻酔を打たないとだめらしい。

そして元気になったと先生が喜こんでくださいながら「お家ではきっとsweetないい子なんでしょうね。」と、おっしゃった。

きっととおっしゃったよね。つまり相当迷惑をかけてるってこと...?うわぁ。

「先生、ご迷惑をおかけしてすみません。相当抵抗して大変なんですね。すみません。wobbly
平謝りの私に対してベイリー先生は

「いえいえ、全然大丈夫ですよ。元気な証拠ですから。最短の時間で治療ができるように、すべて準備をしてから30分くらいで治療を施行して、あとはゆっくり休ませてあげてますから大丈夫ですよ。」
といつもの優しい笑顔でおっしゃってくださった。そんな心遣いもとても有難い。

ねえタラ、タラは一体どんなモンスターに変身しちゃってるの?coldsweats01
まいった、まいった。

でもタラにしてみればとっても不愉快なのね。ごめんね。でもさ、タラが良くなるためなのよ。

タラよく頑張ってるね。
これからもママと一緒に頑張ろうね。rockheart01

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2009/07/01

フィギュアスケートの合宿

先週末は、私がこれまでグループレッスンを受けてきたIce House(リンク)主催の、待ちに待った(?)Summer Camp(合宿)だった。

熱心なスケーター達が米国の各地から60~70人ほど集まった。

4段階のグループ+Dance(ダンススケートを目指すスケーター)の5つのグループに分けられ、グループごとに45分ずつのレッスンを様々なトップクラスのコーチから受けるシステム。

子供の頃は滑りに行っていたけれど、特にレッスンを受けることもなく、昨年12月に本格的に始めた私は一番基礎のグループ。他のグループは20人弱だけれど、私たちのグループは5人だったからセミプライベートみたいなもんだった。ラッキー!!

にしても、ほんとにスケートに情熱を持って取り組んでいる人達ばかりの集まりだっただけに、一旦アイスの上に乗ると「切磋琢磨」という言葉はこの人達のために作られた言葉だわ。って思わずにいられなかった。って自分もそのひとりだったのかぁ。あぁ、そうかあ。
だけど、密かな闘争心みたいなのを微妙に感じたのは気のせいかなぁ。
でも私たちのグループはみんな仲良しでよかった。



お昼の1時間半以外は、土日とも朝8時から3時頃まで滑っているか、オフアイスでストレッチ、バレエ、筋力、ジャンプなどのトレーニングをしているかスケート靴の脱ぎ履きをしているかだった。

普段とは格段の運動量だったけれど、それぞれのレッスンの前後は必ずストレッチをしていたせいか、特に際立った筋肉痛がないのが意外。恐るべくストレッチの威力!

腰パッドの入ったショーツや膝パッドのおかげでケガもなく無事終えた。これは大きいのよね!衝撃パッド様々。足を向けて寝れません。


現世界レベルのスケーターの現役コーチのニコライ・モロゾフ コーチやロビン・ワグナー コーチ、過去に世界レベルの選手だったり現トップクラスの選手を過去にコーチしていたり、世界レベルの審査員とも親しいというブラジミール・カプロフ コーチや、これらのコーチのアシスタントとして現役や元世界レベルのスケーターのグルジア出身のエレーヌ・ゲデヴァニシヴィリさん、ロシア出身のオクサナ・バイウルさんなどからも、実際に文字通り手取り足取り教わることができた。とっても内容が濃かったなぁ。

安藤美姫、織田信成、村主章枝、クリス&キャシー・リード選手等も参加する予定だったのに、日本でのツアー延長のため残念ながら来れなくなった。これにはかなりがっかり。


なんとしても私にとっての今回のハイライトは、カプロフ コーチングのもと、ワルツ・ジャンプと、ハーフだけれどトー・ループ・ジャンプができるようになったこと。これはほんとに意外だったなぁ!

それから、それから、ロビン・ワグナー コーチの御蔭様でほんの数回だけで超ゆっくりだけどスピンができるようになったのと、ジャンプのランディングポーズを基礎からきちんと教わったこと。これもでかい!
それにロビンのお人柄がなんとも温かいし説明も面白い。
O脚であることに昔からコンプレックスを感じていたけれど、ロビンもそうだったことでほっとした。


モロゾフ コーチからは体中リラックスさせてしなやかでいることの大切さ、スケート靴の足首の部分がやわらかくてフレキシブルでないと自由な動きがとれないことなどを学びながら、ちょっとクールなステップも学べた。大きく頷きながらgoodと両手の親指を立てて褒めてもらっちゃったのも嬉しかったなぁ。
それに、それに、モロゾフ コーチもO脚の人は上手になれる可能性が高いと言ってた!アウトサイドエッジが使いやすいからだとか。

ロビンからもニコライから(アメリカなだけにコーチのことはファーストネームで呼ぶ)も、私のブレードの位置を調整するべきだと、鋭い指摘をしてもらえた。さすが目の行くところが違うなぁ!


ジャンプを教えてくれたカプロフ コーチが「君は良い生徒だ。私から(プライベート)レッスンを受けるがいい。君のためなら時間を作るよ。」と言ってくださったのは光栄の至り。
でもチームコンペティションに出されたり、もしかしたら身の毛もよ立つような男性とペアを組まされたりする可能性だってあるのは目に見えている。過去にも上手になったらチームコンペティションに出るか、と冗談半分だったのか言われたことがあるからねぇ。コーチのおっしゃることは絶対らしいから、断れない。

それだけはやだ!

でもこの先生からだったら素晴らしい基礎を教えていただけるんだろうなぁ。
でもでもIgorだったら初めての360度のジャンプの練習に使うハーネスを使えるそうだからなぁ。このハーネスを使えるコーチはIce Houseではふたりしかいないというし...。
あー、どうしよう。誰から習おっか。


最後はちょっとミーハー気分になってニコライや3月の世界選手権にペアで出場した選手と一緒に写真も撮らせてもらっちゃった。heart01

この合宿のおかげでちょっと落ちかけていたモチベーションも上がった。

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