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2008年12月

2008/12/30

わかんな~い。 Part III

職場の上司の弁護士の先生やポールなどと、事務所のホリデーパーティーの後、カラオケに行って帰宅は1時半になった。

翌日は、帰りの車が一緒になったリンちゃんや、気分が悪くてほとんど寝ていたもうひとりの女の子のデスクにお見舞いに寄った。
案の定ふたりとも「寝不足です!」って顔していたけれど、昨夜楽しかったのでまた行きましょうと誓い合った。

ポールにはメールで「How are you this morning?」とだけ聞いてみた。
ポールとのメールのやりとりは、最近は社内メールではなく、以前彼からインターネットで自分のメールアカウントから送ってくれたことがあったので、それ以来お互いの個人のメールアカウントでやりとりしている。

お返事来るかなぁ。
昨日パーティーで、オフィスに戻って仕事をするかもしれないなどと言っていたから、もしかしたら忙しくて、自分のアカウントにわざわざアクセスしてチェックしていないかもしれないし。

30分後くらいだったと思う。まさかとは思いながらもメールをチェックしてみた。



あ、来てるshine  それも、な・な・なんと12分後(に来てた)とは!


mail「ありがとう。気分はいいです。最近寝不足で仕事するのに慣れているからね。」
ふんふん、そうか。良かった良かった。


mail「君は大丈夫?昨日は楽しめましたか?」
だいじょうぶじゃな~い。
楽しめた。なんてもんじゃないわよ。ふふ。


mail「ところで君の声は実に素敵だね。(You have an absolutely amazing voice.)」
はぁ~、amazing voice...だって。
えぇ~、absolutely amazing...
褒められちゃったじゃん。
お望みとあらばいつでもうたったげるぅー。



それから「またカラオケ行くことがあったら喜んで御一緒する」メッセージが彼からくるなどしてメールのやりとりは2、3回続いた。


なんだか雰囲気わるくないじゃん。up
でも何があってもあまり浮かれないようにしようって決めたしね。

なるようになるのよ。だからここはクールでいないと何かあったとき辛いよ。



そして...
その何かがやっぱり起きたのよね。ふ~。down

つづく。

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2008/12/26

わかんな~い。 Part II

11人でカラオケ屋に行って、ボックスに通されたところとても狭い部屋で窮屈だったのが不幸中の幸い(?bleah)でポールのお隣に座れた私は、ぎゅうぎゅうに詰めて座らされてラッキーだった。scissors

とても近かったので、たまにほんのりポールのコロンの香りがした。

1時間半、かなり盛り上がった。
みな最初はポールたちに気遣って英語の曲ばかりを歌っていたけれど、やっぱり邦楽にいくよね。

でも、ポールは漢字が読めるので、歌詞を見ながらそれなりにエンジョイしていたようで、安心した。


「愛子さんは日本語の曲は歌わないんですか。」
ということでいきなり演歌を歌った。
「舟唄」にした。

演歌もポールに喜んでもらえたようで、これもちょっと意外だった。
中国にも似たような曲があるんだって。ふ~ん。
「これはちょっと淋しい歌なんじゃない?『酒』とか『涙』って文字が分かったよ。」とポール。
「そうなの。」



途中で飲み物をオーダーしたかったけれど、なかなか店員さんを呼べなかったので、ポールとふたりでオーダーしに行くことになった。
部屋に戻ってポールが先に座り、私も後に続いたけれど、狭いところをヒールの細いパンプスでユラユラと歩いていたので、転びそうになってもいいようにポールが両手をかるく差し伸べてくれたのがとっても嬉しかった。けどバランスを保ちながら「Thank you, I'm OK.」と言って自分で席に戻った。
よろければ良かったかな。ククク。


中国人の先生が私にデュエットで歌おうと選曲したのが「Hey, Paula」という曲だった。
「先生、この歌私知りません。唄えませんよぉ。」
「大丈夫、大丈夫。簡単だからすぐ分かるよ。」って、聞いたこともない曲なのに分かるわけないよぉ。

「Hey, hey, Paula~  I can't wait anymore~  I want to marry you....♪」
はい、君の番と言われて字幕を見てびっくり。
「Hey, hey, Paul~  I can't wait anymore~  I want to marry you.」impact
先ず第一にメロディーが分からないし、歌詞にもびっくりで「Hey, hey Paul」までしか唄えない。

とても単純な曲で終始歌詞もこんな感じだった。

周りが冷やかすのなんのって。私も思わず恥かしくなってしまった。
先生は一体わざとこの選曲をしたのかしら。
先生は私の気持ちを知っているのかしら。
ポールは嫌がっているかなぁ。

などと思いながらポールの顔をさりげなく盗み見たけれどニコニコした笑顔が自然に見えた。嫌がってなさそうと感じたのは私のwishful thinkingだったのかなぁ。

それにしてもまいった、まいった。



ポールは上手だった。音もはずさないし安心して聴けたし、声も優しい感じで心地よかった。

「次どれ唄おうか。」と聞かれて彼の開いているページを覗き込んだらStingのページだったので「あの、ほら、Every何とかっていう曲。」と言ったらすぐ分かってくれた。
「あ、それはThe PoliceのEvery Breath You Takeだね。」といってそのページを開いた。

「Everyth Breath...とRoxanneだったらどっちがいい?」と聞いてくれたので、すかさず
「両方!」って言ったら笑っていいよとOKしてくれた。 やったね!

ということでEvery Breath You Takeを先に唄ってくれたけど、途中で「これはストーカーの曲です」みたいなことを言いながら、歌詞もストーカーっぽく微妙に歌詞を変えて唄ったのがおかしかった。

Roxanneも「Put on the red light...」という歌詞が最後はこれでもかというほど何度も繰り返されるので「There are so many red lights being put on♪」なんて唄っていたのもおかしかった。

そうこうしているうちにお店の人が「あと10分です。」と連絡に来た。さっき30分の延長をお願いしたばっかりだと思ったのに、楽しい時間はあっというまに過ぎ去ってゆく。dash


じゃあ締めは愛子さんで、などと言われてバラード調の曲を選んだ。
「舟唄」のときもそうだったけれど、ポールの視線を感じた。ジーっと見てる。
あぁぁ、恥かしいよぉ。そんなに見ないでよぉ。wobbly ドキドキだった。


お勘定も済ませて、リンちゃんが帰りの車を3台呼んでくれた。
リンちゃんと方面が一緒の私はふたりで相乗りした。ポールはひとりで1台だったけれど、私たちの車が来たタイミングが一緒だったので、一緒にお店を出た。あとの人たちはもう1台来るのを待っていた。

別れ際にまずリンちゃんがさよならをしてハグしてた。
あ、ハグしてる。いいなぁ。この流れだったら私もさよならハグもらえるかなぁ。
でもリンちゃんはさよならハグするほどポールと親しい?
まあでもアメリカだからこの状況でのさよならハグは不自然でもないよね。


「OK, good night.  Take care.」
もらえた!さよならハグもらえた!
またほんのりとポールのコロンの香りがした。

至福...



リンちゃんも私もお酒が少し入っていたし、夜中を過ぎる帰宅は滅多にないのでくったくたになっていて、帰りの車の中で
「明日辛いねぇ、仕事頼まれても『ムニャムニャ、まだ起きる時間じゃありません』とかなんとか言ってデスクで寝てたらどうする?」
などと話していた。


結局帰宅したのは1時半だった。

翌日、カラオケで一緒だったメンバーの女の子のデスクにお見舞いに行った。
みんな辛そうだった。私も辛かった。
ポールにはお昼前にメールを出した。

「How are you feeling this morning?」

お返事くるかなぁ。


つづく。

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2008/12/24

わかんな~い。 Part I

「男心がわかんな~い。」ということがときどきある。
そして今回の「わかんな~い。」の事の発端は...。

先週の水曜日は事務所のホリデーパーティーだった。

気になるは、もちろん、ポールのこと。



オフィスの近くの大きな会場で行われた。
かなり厳かで立派な建物。(後日写真をアップロードします)

すべてがビュッフェスタイルで、まずオードブルが部屋の入り口辺りの広いホールに並べられ、1時間後にダイニングエリアの奥の壁沿いにディナーが並べられた。

広いホールに入ってすぐのテーブルに仕事で交流の多いスタッフがいたので、そのテーブルについてオードブルを食べていた。

そこにオードブルの乗っているお皿を持ったポールが通りかかり、私に挨拶してくれた。
勇気を出して隣の席にどうぞと手で合図したら快く座ってくれた。ひょっほーい。
ちょっとお話したけれど、携帯が鳴って電波が通じる窓際に立って暫く話していた。

彼が戻ってきたころにはとっくに私はオードブルを食べ終わりディナーを食べ始めていた。

「あ、もうディナーなんだね。」と言って、もう一、二口オードブルを食べてから自分は他の人達にも挨拶しに回るねと言って席を立った。笑顔で「OK」と軽く交わしバイバイと手を振った。

行っちゃった。ま、でもいいか。また話す機会はあるでしょう。



DJが様々な曲を流し、ムードが盛り上がったところでダンスミュージックが掛かった。
みんな結構踊っていたので私も少し踊った。

私がサポートしている上司の弁護士の先生が私の椅子の横に立ったまま私と話していたときにポールが通りかかった。先生はポールのことを知っている。でも私がポールを好きなことはもちろん知らない。はずなんだけどなぁ。

その先生がポールに私と踊るように進めた。ポールは笑顔で「あ、はい。のちほど。」などと言っていたけれど、両手に飲み物を持っていたので誰かに持っていってあげているところだったのでしょう。

結局パーティーではポールとあまり話すことはなかった。彼は自分の仲間のテーブルにいてずっと動かなかった。

クスンだった。



もうそろそろお開きのとき、カラオケ好きと言っていた上司の弁護士に、今日ではなくて良いので近々行きましょうよ、って言ってみたら、「今日行こう!色々な人誘おう。」ということになり、近くに座っていた日本人の若い先生3人とそのうちのふたりの奥様方などほとんどが日本人だった。上司の弁護士は中国人だけれど日本語はぺらぺら。先生がポールも誘っていた。

ええ、いいのぉ?ほとんど日本人で、ポール楽しめるかなぁ。それに彼来ないでしょ、きっと。
いつのまにかパラリーガルのアジア系アメリカ人のリンちゃんも誘われていた。
っていうか、何でポールも誘ったんだろう?まさか先生私がポールを好きだっていうこと知ってるのかなぁ。でもそんなことが分るような場面は一度もなかったし。
ふしぎ、ふしぎ、ふしぎsign04


あれよ、あれよのうちに11人集合。
で、ポールもそのうちのひとりだったのが意外だった。結局アメリカ人はポールとリンちゃんのふたり、中国人の先生、あとは全員日本人だった。年齢も様々。因みに中国人の先生は60歳。でもか・な・り・若い。どんなカラオケになるのやら。


建物の外に出ると私たちの事務所の従業員の帰宅用ハイヤーが外に3台用意されていたので、それを使って、予約を電話で入れたカラオケ屋さんに行くことに。


ポールと一緒の車に乗ることができて、しかもお隣に座ることになった。rock
きゃあ、こんなにポールと近くなの、初めて。っていうか、近くなんてもんじゃないし。あはは。
リンちゃんも一緒で、ポールの学生や社会人になりたてのころの楽しい失敗話などの会話で盛り上がった。ほんの10~15分程度だったけど楽しかった。


カラオケ屋についてボックスに案内されるととても狭い部屋だった。


え、これ11人入れないじゃん!
なのにそこしかないという。wobbly


今回もラッキwwwでポールのお隣りに座ることになった。shine

うわっ、近い。coldsweats01
さっきの車内でも近かったけど、ちょっと近すぎない?
でも部屋が狭いもんだから不可抗力だもんねぇ。


私の右隣は上司の弁護士の先生が座って、「はい、もっともっと詰めて、詰めて。」
え、無理。無理じゃないけど。
「ほらほら、もっと詰めて!」きゃぁ、あぁぁれぇぇぇ。密着じゃん。lovely


つづく。

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2008/12/12

Biscotti (ビスコッティ)-意外な展開  Part III

お昼前。
ポールには昨夜の話をどこまでしようか。

以前ミナちゃんがオフィスに遊びに来てくれたときに各階を案内した。そのとき偶然にもポールと廊下で会った。そのときは私もポールもまだあまり話をたくさんしていなくてお互いのことをそんなに知らないときだった。でもミナちゃんを紹介したので、彼女のことは覚えている。

お昼過ぎにでも持っていこうかな。
手提げ袋の中を覗き込みながらなんだかウキウキしてきた。
体はまだちょっとだるかったけれど心はウキウキ。



12時過ぎ。
手提げ袋を持ってポールのオフィスを覗いた。
パソコンにイヤホンを繋げて何やら聴きながら、L字型のデスクの横の部分に向きながら一生懸命書き物をしていた。

「あ、これはお邪魔だ。ここはひとまず退散だね。」気付かれないうちにさっさと退散した。
しゅるしゅるしゅる~downと出鼻をくじかれた気分だった。


20分後、再挑戦だ!ってなわけでもう一度行ってみたらグッド・タイミング!
丁度向こうから来て自分の部屋に入るところだった。


「こんにちはー。」なんて気軽に話し始めた。
「素敵な洋服だね。」
不意を突かれた。
「それ、ウール?いいね。アメリカのものじゃないんじゃない?」
御名答。細めのワンピースと丈が短めのブレザーのセット。

「あ、はい」とか「わかりますか?」とか「えーと、こうなってて」と言いながらブレザーをすこし広げてみたり、今から考えると非常に滑稽な返事や仕草をしてたと思う。sweat01

あぁ、良かった。いきなり昨夜の話をどう切り出そうかと思っていたので助かった。
それよりも褒められちゃって嬉しかったな。lovely
いやぁん、褒められちった。

「あ、そうそう、昨夜は友達のミナちゃんと食事に行って、どーのこーの、どーのこーの......お腹が一杯でデザートはパスしたらウェイターさんがクッキーを持ってきてくれて、ミナちゃんと過去2週間週末クッキー作りの研究していたから、クッキーが出てきたときはふたりとも嬉しくてどーのこーので...」

ふたりでクッキー作りの研究をしていると言ったところで「へえー」ってちょっと感心したポールの表情を見逃すわけがない!
って、高感度アップup?  アップupだよね!rock

そそ、これを今言っておけば、次回クッキー作りに成功したら、その自然の流れでまたポールに持ってこれるじゃん。とまで咄嗟に考えた。へへへ。

「オーナーの息子がどーのこーので、『1ポンドでも2ポンドでも』って言ってくれて...」
ポールは話に楽しそうにうけていた。


「それで、これ、そのbiscottiなんです。」
Snowflake_container_2 Biscotti_3  

「え?!僕にこれを?」
「Uh, huh.」頷いた。
「Wao. (開けてみて)いいですか?」
「もちろん。」

ちょっと子供みたいに嬉しそうだった。

Biscotti がポールの口に入っていった。
まず最初に噛んだ感触で、「お!」ってポールの両眉毛が上がって目がくるるーんって開いてプチ感激してた。

そうそう、ね、柔らかいの。 分かってくれてる。

delicious 大きく何度も頷きながら私の顔を見た。
「This is good!」
「でしょ?」私も大きく何度も頷き返した。

そしてなんとポールはBiscottiが入っている箱を、一つ取ったら?とでも言うように差し出してくれた。
Biscotti食べたいな、と思っていたのと、ポールが差し出してくれたのが嬉しくて遠慮なく1個頂いた。
超おいしかった。

「これコーヒーにもちょうどいいね。」
「そうなの!」
「コーヒーは1日2杯程度に抑えているけど、紅茶も飲むんだ。ほら。」
なんて言いながら母親がくれたという紅茶の箱と、それに続けて煎茶の袋も見せてくれた。京都の「上級煎茶」としてあった。その話もはずんだ。



「あ、そう言えばジャマイカ料理食店のこと友達に聞いたんだけど、やっぱりお勧めできるところはマンハッタンにはないみたいなんだよ。」
前回話したときにジャマイカ料理を食べてみたいので、お勧めのお店があったら教えてほしいとお願いしていた件についての話だった。
「前にも話したけれど僕の家の近所にあるお店がいいんだ。後でリンク送るね。でも量がかなり多いから友達何人かで行った方がいいよ。」

とまあ素敵な会話がたくさんできた。Biscotti を喜んでくれたのも嬉しかった。


そして間もなく、彼のプライベートのアカウントからメールが届いていた!
プライベートのメルアドじゃん!

「リンクとレーティングです。グーグルでも見れます。それから、Biscotti,どうも有難う!」
「!」がついてるぅ。

「どういたしまして。  レストランのレーティングも良いものばかりだし、混んでいることが繰り返されて提言されているので、人気の証拠ですね。ドライブして必ず友達と行ってみようと思います。」と、私も自分のプライベートアカウントから返事を出した。

そうしたら
「レストランに行ってその近辺に来たときは教えてください。それから僕の近所にはもっとたくさんマンハッタンよりも美味しくて安いしお店があるからお勧めできます。」
って!!!

えー?どういうこと?「教えてください」ってどういうこと?連絡ちょうだいってこと?でも連絡先とか書いてないよ。だめじゃん、それじゃ連絡できないじゃん。
ま、でもここはひとまず軽く...

「有難うございます。そのときは是非連絡させていただきますね。」

にとどめておいた。行く予定が立ったら、そのときにどうやって連絡すれば聞けばいいわね。
っていうか、ほんと、意外な展開になったのだsun


いいじゃん、いいじゃん。noteup

でもさ、まずお友達感覚でどこか遊びに行けたらいいよねぇ。

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Biscotti (ビスコッティ)-意外な展開 Part II

自然な流れかぁ。
うん、そうね。
このBiscottiだったら喜んでくれるだろうな。


ということで、今日あげることにした。




今朝は体調がいまいちで朝どうしても起きることができなかった。
だから30分も遅刻しちゃった。
でも通勤中に上司に電話を入れて正直に理由を説明して遅れる旨を連絡したら、快諾してもらえた。
上司も自分の隣に座っているアシスタントも風邪をひいているので、そのせいかと思ったらしく、申し訳なさそうだった。そうではないことをはっきりお伝えしたものの、そんな調子で堂々と遅刻できた。bleah

だから焦らず無理しないでゆっくり通勤した。「ずるずる通勤した」の方が正しいかも。
ちょっと猫背だっただろうなぁ。
普段ならさっさと歩いて上る長~いエスカレーターもそのまま立って上ったし、とにかくマイペースだった。おまけにゆっくりクロワッサンなどを買ったりして。


それが良かった。のか...。

エレベーターに乗った。男性がひとり乗ってきて30階のボタンを押した。間違って31階のボタンも押していた。
あぁあ、各階停車になるか。と思いきやそこに、な、な、なんとポールが乗ってきたじゃないの!


「あ゛あ゛あ゛~、いきなり!こ、心の準備が。Biscotti、どうしよー。」という気持ちとは裏腹に
「Oh, hi.  Good morning.」と笑顔で軽く挨拶した。

昨夜の暴風雨の話になり、ポールは「大雨のために地下鉄が遅れたり運行停止になったりするのはニューヨークだけだ。ワシントンDCだって、シカゴだって、ドイツだって影響は及ばないのに。」とぼやいていた。
「日本もね。」
「そう、日本も。こんなにシステムがいかれているのはNYだけだよ。」
「設計が悪いですよね。」
「まったくその通り。改善、修繕の兆しもないし、一体ファンドをどのように動かしているのか。」
「その割には運賃の値上げばっかりで。」
「いや、まったくそうそう。」

などと内容はうんざり話なのに私の心はちょっとウキウキ。
しかも途中で乗り降りする人で何度もエレベーターは停まった。
普段ならちょっとイライラするところ、「よしよし」ってなもんだった。bleah


でも気になるは、目の前にいるポールに渡すために、家を出る前に箱に詰めて、潰れないように紙袋に入れて大切にぶら下げて持っているBiscotti。catface

ポールは手にコーヒーを持っている。そのコーヒーの共に最高じゃん。
でも今渡したらどうしてBiscottiをポールに持ってきたかの昨夜の成り行きの説明をする時間がないじゃん。
それにいくら堂々遅刻でも10時にはデスクに付きたいし。


うん!やっぱりあとで3時のおやつ用にゆっくり渡そう!
と決心した途端エレベーターが私のフロアに停まった。

「少なくとも今日は晴れてきて良かったですね。」
「そうですね。」
「それじゃぁ。Have a nice day.」
「You too.」


今朝エレベーターで一緒になるとは意外な展開だったな。



つづく

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Biscotti (ビスコッティ)-意外な展開 Part I

ミナちゃんと昨夜食事に行った。
どこにでもあるようなイタリアン・レストラン。

いつものようにふたりとも同じ料理に心惹かれた。
食事も美味しいし、サービスもとても良くウェイターさんはとても感じが良かった。

たらふく食べてデザートはパスしてカプチーノとハーブティーを飲んでいた。

そこへウェイターさんが突然クッキーをいくつか小さなお皿に乗せて持ってきてくれた。


ミナちゃんと私は先週末、先々週末とクッキー作りの研究中だったので、お皿がテーブルに置かれたとき、「うわぁ!」と反応も自然と大きくなっていた。

「そんなに喜んでもらえる声を聞けるなら、またクッキーを出したくなっちゃう。」とウェイターさんが笑っていた。



クッキーはそれぞれの種類がひとつずつ、そしてナッツ入りのビスコッティのみ2個置かれていた。
ミナちゃんがビスコッティを口にした。
私はお喋りに夢中になっていたのでもうひとつを私が手に取ったときにはミナちゃんは食べ終わっていた。
そしてビスコッティを手にとったとき「これはおいしいのかも知れない。だから半分だけ食べておいて、もし美味しかったらウェイターさんにこれについてちょっと聞いておけるように半分残しておこう。」と咄嗟に思って半分だけ食べた。

shine美味しかった。shine

「ミナちゃん、これおいしくない?かなりいけるよね。」
「愛子さん、私もさっき食べてそれ思ったんです。でもお話の途中だったから言わなかったけど。これ知りたいですね、ここで作っているのかどこかから仕入れているのか。」
「でしょ~?だから私わざと半分ほら、残しておいたの。scissors


ウェイターさんを呼んで聞いた。

「ここのレストランのオーナーの息子さんがベーカリーのお店をしていて、そこから仕入れてるんですよ。後ろのテーブルに座っている男性がオーナーです。」

オーナーはもうひとりの男性とふたりでテーブルを挟んでお話をしていた。

雰囲気を察したオーナーが話しかけてきてくれた。

「食事もとっても美味しかったんですけれど、このビスコッティがおいしくて!」
「そんなに美味しいんだったら1ポンドでも2ポンドでも持って帰ればいいよ。それとも3ポンド?」

結局テークアウトの入れ物一杯に入れてくれた。7ドルチャージされてたけど。coldsweats01

あんまり美味しかったので、ミナちゃんは年末年始にかけて帰国するときのお土産としてたくさんいただくべく再来週、またレストランに取りに来ると約束をした。

すっかりオーナーのドナルドおじさんやそのお友達のマリオおじさん、ウェイターさんのマイクとも仲良くなって別れを告げた。

さすがイタリアン、オーナーのおじさんとの別れ際の挨拶はお互いの反対側の頬を片方ずつ合わせてのエアキス(Air Kiss-投げキッスの手の仕草がないバージョンのようなキス)だった。


帰りがけ、

「愛子さん、ポールにはこれあげたらどうですか?自分で作るよりも流れが自然でいいと思う。」
「そう?折角なら作ったものをあげたいと思うけど...」
「いいと思う。自然だと思う。」
「そう?レース敷いてあの雪の結晶の入れ物に?」先日クッキーを入れるためにふたりで買いに行った入れ物のことだ。
「レースは敷かなくてもいいと思う。その方がカジュアルでいいんじゃないかな。」
「そうよね、私もそう思う。あげちゃおっか?」


なんだか意外な展開になってきた。


つづく

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2008/12/11

舞台裏だと思う

先週職場では、トップマネジメントの第一課題で、年末の最後の請求書を出すのと未払い分を催促・回収する作業で追われていた。



法律事務所は案件ごとに弁護士の作業を時間単位で、また案件に掛かる様々な経費をクライアントに請求する。すべての作業の内容とそれに掛かった時間を毎日入力するアプリケーションソフトがあり、そのデータをもとに請求部署の担当者が請求書を作成して、それを担当弁護士のアシスタントに社内便で送るシステム。


請求の担当者も弁護士別に割り当てられている。
私はふたりの弁護士のアシスタントをしているけれど、それぞれの弁護士には別の請求の担当者が割り当てられている。

そのうちのひとりは、最近退職した仕事はとてもよく出来るけどとても横暴な、皆とても手を焼いた女性の担当者の後任として採用されたシェリーだ。もうひとりはとても穏やかでやりやすい担当者のウィリアム。


年末は特に普段残業なんてしないウィリアムも頑張って週末に出てこさせられるくらい上からのプレッシャーが掛かる。


クライアントとの交渉で複雑な過程を踏んで早急に作成しなくてはならない作業がいくつか舞い込んできた。シェリーが担当している。その案件に絡む何人かの担当弁護士からもできれば今週中にクライアントにお送りするようにとプレッシャーがかかっていた。

作業状況を定期的に弁護士に報告するためにもシェリーに状況を聞いた。
「どんな感じでしょうか。上の人がいつごろ出来上がるか知りたがっているので目安だけでも教えてもらえますか?」
「今やってるところですから。やるだけのことはやってますから。」
「あ、いえ、目安だけでもいいんです。今日とか明日とか...。」
「出来るだけ早くします。」

話にならない。質問に対する答えが返ってこない。
この件でこれ以上会話を続けても相手の気持ちを煽るだけなので、別件のお願いをして退散した。

2日後、いよいよ担当弁護士からまた問い合わせのメールが来てしまった。

状況をシェリーに説明したらやっと「今日出来上がります。」の返事が来た。きっぱり言われたので疑わなかった。



その日上がってこなかった。
たずねて行ったら、「そんなに催促に頻繁に来られてもこちらの作業が滞る」などとも言われた。
「一体何様?だって今日出来上がるって口火切ってたじゃない!」とは思ったものの、争っても状況が好転するわけではないので、その件は諦めて、もうひとつ進めてもらわなくてはいけない別の作業をお願いした。

驚いた。そんなの自分でもできるはずだからやってくれと言われた。私ができる作業だったら喜んでするところだけれど、その作業に関しては今まで自分でやったことがなかった。ウィリアムに念のため確認してみたら「それはシェリーの管轄だけれど、きっと彼女も一杯一杯なのと分らないでそんな風に言ってしまったんだと思う。僕がやってあげるよ。」と快く引き受けてくれた。

それにしても一事が万事こんな調子だからたまったもんじゃない。
彼女の前任者がそんな風だったから、引継ぎのとき、態度も引き継いだのか!勘弁してよ。


結局金曜日もあがってこなかった。

そっかぁ、私が思っていたよりシェリーはプレッシャーを感じていたのかなぁ。
ウィリアムの言うとおり、彼女はやっぱり相当プレッシャーになっていたのね。新しく採用されたシェリーは、請求作業のためのシステムを熟知しているそうだけれど、事務所によって勝手が違うだろうし自分のパフォーマンスを証明しなくてはいけない上に大量の請求書作成の作業がのしかかるし。


週末、シェリーと今後仕事を進めて行く上で、何を言ってもすぐ防御的になってしまう彼女とはどうやったら穏やかにやりとりができるようになるのか悩んだ。あれこれ悩んだ末、解決策は見つからなかったけど、自分なりに出した結論としては彼女の気持ちを何とか理解するか温かい目で見守ってゆくということだった。



月曜日、出勤するとデスクの上に待ちに待っていた案件の請求書が置いてあった。
「お、できてるじゃん。」
早速サンキューメールを送ったら、にっこりマークと共にユアウェルカムメールが返信されてきた。
に、にっこりマーク...。へえぇぇぇ。良かったじゃん。


前回自分でやれと跳ね除けられてウィリアムにやってもらったのとは違う案件で、同じような作業の案件を持っていかなくてはならなかったけれど、予め私がするべき作業ではないことを他の筋で確認をとってから彼女に持って行った。

下手したらまた跳ね除けられるな、という不安とは裏腹、快く引き受けてくれた。
「へ?」と思いつつもさらっと「有難う。」と言った。
彼女の雰囲気が一転していたので、思い切ってやんわり言ってみた。
「今後、完成日をおたずねしたときは、お気遣いなく本当のところを、つまり私が求めていると思われる...」 『思われる』を同時に言いながら彼女が続けた。

「思われる日ではなくていいということですね。私も見当誤りだったの。今後は気遣うことなく本当にできそうな日を言わせてもらいますね。」
にこにこしていた。声のトーンも顔の表情も別人のように穏やかになっていた。

一体何が起こったのだろうとそのときは不思議でたまらなかった。
週末の休息でリフレッシュしたのかな。
にしてもえらい違い。
きっと彼女との今後の対応の不安を解消して、温かい目で見守ろうと決めたという自分の念が伝わって、裏舞台で(神様が)あれこれ動いてくれたのではないかしらねぇ。

有難いこっちゃ。Thank God!

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バスタブでお遊びのタラ

またまたタラがやってくれました。
親ばかの私をメロメロにしてくれました。

帰宅して着替えて先ずすることと言えば、手を洗ってうがいすること。
そうするとだいたいバスルームまで着いてくるタラ。

そして最近はよくバスタブに入って遊びます。


今日も入って遊んだけどいつもとちょっと違う遊び方をしている。



何かどうやら大変気になっているようでモソモソしている。


タラは紐や髪の毛のような細長いものに弱い。
だからきっと髪の毛かなんかかなぁ。


Nanishitenno_4


「ねえ、タラ何してんの?何があるの?ちょっとひっくり返ってみてくれる?」

と言ってタラをゴローンってひっくり返したら、
「あの、なにか?」という顔つきでひっくり返されたまんましばらく動かなかった。

Goron_3

もうこれだけで私はメロメロ。なんせ親ばかなもんで、ハイ。

そしてタラが夢中になって遊んでいたモノの正体が分かった。
タラの抜けたヒゲだった。ゴローンのタラの横にかすかに写っている。

でもさあ、タラその格好ちょっとへんだよ。coldsweats01

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2008/12/08

炸裂  Part II

ミナちゃんと波長が合ってシンクロが炸裂した話の続きです。


cutecutecutecutecutecutecute

土曜日は急遽仕事が入ったということで、クッキー作りは翌日に変更。でも仕事に行く前に土曜の遅い朝食を一緒に食べることになった。

ダイナー(日本で言うファミレス系レストラン?)で待ち合わせした。
私が10分ほど先に着いてメニューをゆっくり見ていた。

「愛子さん、おはようございます。すみません、遅くなりました。」
「あ、おはよー。全然大丈夫。」
「メニューどんなのがよさそうですか?」
「一通り見たんだけど、この辺のページが良さそうと思うんだけど。」
「…あー、ほんとほんと。これ良さそう。で愛子さんはどれが?」
「色々みたんだけどサーモン・モレットに惹かれてるの。もうほとんどお昼の時間だし。」
「うわぁ、私も今サーモン・モレット見てた。私アーティチョークも好きだし大麦のパスタがいいですよね。お腹ぺこぺこなんで、しっかり食べたい。」

20種類以上のチョイスが連なっているなか、やっぱり惹かれるものは似ている。
実は他にもお互い惹かれるものがあって、それも同じものだった。これはミニシンクロ。
最終的には同じサーモンの料理を頼んだ。



オーダーをして日曜日をどのように過ごすか計画を立てた。

「明日のプランなんですけど、クッキーは頑張って早起きして9時にスタート。つまり私が愛子さんのところに着くのが9時で、しかもちゃんとその後そのままどこかに出かけられるようにして行くの。それからマンハッタンに出てアロマショップ、ボーリング、で夜は食事してからカラオケ。」
2週間くらい前からカラオケ近々行きたいね、とか、サンクスギビングの後もウォーキングとかボーリングとか、とにかく体動かすことをどんどんしておなかをスリムに戻したいね、という会話はしていた。
カラオケは久しく行っていなくて、行きたいと思っていたし、私がやりたいことが全部入っていたのでツボに入って笑いが止まらなかった。
「いい、いい。それいい。」
それからどこに行くのかとか、アロマでは何を買いたいのかとか、かなり歩くから運動になるとか散々お話した後で、もうひとつ提案が湧き出た。
「あとね、思ったんだけど…」と私が言い出したのと「またはね、」とミナちゃんが言い出したのが同時だった。結局私が先に言わせてもらうことになった。

「あのね、アイススケートとかもいぃ(んじゃないかと)」
「あ゛~~~、愛子さん、信じられない!私も今それ言おうとしてたとこ!」

確かに冬のスポーツで気軽にできることと言えば限られているけれど、前夜からシンクロが炸裂している流れでしかもまったく同じタイミングでこうも思考も言動も同じだということはなかなか凄いことだと思う。


それから、ミナちゃんはスピリチュアルなことはある程度信じているので、私のぶっちゃけスピリチュアルトークも快く聞いてくれるし、お互いのシンクロにも一緒に驚いたり喜んでくれるのが嬉しい。彼女自身私ほど信じているわけではないけれど、実のところ彼女のほうが私よりずっと感度が良くてスピリチュアル体質なのは間違いない。ただそれを本人が認めるか、それをどうするかだけのことであって、彼女の気持ちは尊重している。冗談でスピリチュアル勧誘をすることはあるけど。smile



ミナちゃんとは10年くらい前に私が勤めていた某金融企業に転職してきたのがきっかけで知り合った。でもそれから1年未満で数年間私が日本に帰国したこともあったし、またニューヨークに戻ってからも年に2回も会っていただろうか。

ところがこの1年でお互いの環境の変化と共に親しくなり、今では大の仲良しとなった。

本人同士もこの流れを不思議に思っているけれど、それよりも心置きなく楽しい時間を一緒に過ごせる仲間が身近にいることをとても有難たいと感じている。
そしてシンクロがこれからももっと炸裂することが楽しみ!

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炸裂  Part I

家も職場もご近所のミナちゃんとは大の仲良し。

彼女は私より5つも年下だけれど、近所であることのほかにお互い恋人募集中という立場が共通しているというのが大きいのは間違いないけれど、とにかく気が合って週末もよく一緒に行動する。

っていうか、気が合うどころの騒ぎじゃないのよね~。

「いまこんなことをしたい気分」や、食事に行っても「今日はこれを食べたい気分」がお互いとても似てる。

それから、最近とても感じることだけれど、周りで食事とか何かしようと約束してもドタキャンをしたり、結局まったく連絡が来なかったりしてこちらのペースが狂ってしまうことがとっても多い中、ミナちゃんとはその辺の感覚もとっても似ていて、お互いの時間や気分を無理することなくごく自然に尊重できるので、お互い心地良いタイミングでどちらともなく連絡をし合うのでスケジュールもスムーズに立てられる。

簡単に言えばとっても波長が合う。


だから、ふたりの会話の中でも「これで異性だったらきっと付き合ってたよね」なんて話すこともあるくらい。

先日も凄かったな。


土曜日はミナちゃんとクッキー作りの予定だったので、金曜の夜の携帯メールをどちらともなく待っていた。夜11時を過ぎていたので「明日起きたらtel下さい」メールを送って電源を切った。

土曜に入った夜中12時半頃、もしかしたらそろそろミナちゃんからメール来てるかな、などとふと思ったけれど後でチェックしようと思って少し部屋を片付けてから寝る準備をしたら、携帯をチェックするのを忘れてそのまま寝てしまった。

1.翌朝9時過ぎ。ちょっと朝が遅いミナちゃんはまだ寝てるかなと思いながら携帯をオンにしたら着信ライトがついた。12時35分にミナちゃんからのメールが入っていた。

そう、つまり「来てるかな」と思ったときとほとんど同時期にメールが届いていた。sign01

内容は、土曜日は急遽仕事が入ってしまったのでクッキー作りは日曜日で良いかとのこと。


2.9時20分に「日曜でもOK,仕事頑張ってね」メールを送ったと同時にミナちゃんから「起きてますか?」メールが入った。同時にだった。sign03


3.「あ、起きてるんだ。メールでやりとりするより電話で話したほうが早いわ。」と思い彼女の自宅に電話した。と同時に私の携帯にミナちゃんからの電話が入った。sign01sign03

ミナちゃんは携帯の電話を切って私からの電話に出てくれた。「おはようございます。」を言う前にふたりで大笑い。

「やばいよね。」「ほんとに、私たちやばい域に達してますよね。」

などと言いながら笑いがなかなか止まらなかった。

4.そのとき私の頭の中にはこんな言葉がよぎった。「お互い異性同士だったら、やっぱりきっと付き合ってたんだろうな。」
その瞬間電話口のミナちゃんは「お互い異性じゃないことが悔やまれますよね。」sign03sign03



最近ふたりのシンクロは炸裂している。


そしてこのシンクロはこの後も続いた。


(つづく...)

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2008/12/03

Thanksgiving

11月27日(木)
昨年に続いて今年もThanksgivingの食事に旦那さんのお姉さん夫妻宅に呼ばれた。
従姉の旦那さん家族とは何度となく会っている。
集まったのは全員で15人ほどだった。

友人のミナちゃんと日本から先週遊びに来たhitoshiと3人でお邪魔した。

従姉はほぼ一切料理はしないで、料理人をやとって作り置きしてもらうらしい。
でも実は旦那さんがとっても料理が上手な人なので、時間のある週末や何かイベントがあるときは腕を振るってくれるそうだ。
今回は旦那さんとそのお姉さんが2人が主体でお料理を作ってくれた。


Thanksgivingとなると七面鳥が定番。

もっともっと写真を撮ればよかったけれど、すっかり会話や食事に夢中になってあまり撮らなかった。後悔...。

ということでhitoshiの撮ったものも借りて貼り付けることとしましょう。

Ovens

大理石のカウンターで、オーブンが2台もあるキッチンなのだ!

Turkey_1 焼きたての七面鳥。

Kaitai 従姉の旦那さんが解体中。

Side_dishes 付け合せのサイドディッシュたち。このほかにも色々あった...。

Table_setting

皆が座っているところを撮りたかったんだけど...

Dinner_plate

超美味しかったのだ。

クリスマスは従姉夫妻宅に呼ばれているので、そこではパシャパシャ写真を撮ろうと思う。

おわり。

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uki uki のクッキー作り

週末、仲良しのミナちゃんとふたりでクッキーを作った。
過去にもお菓子作りをしていたことがあるミナちゃんに教えてもらいながら、生まれて初めて自分でクッキーを作った。


cutecutecutecutecutecutecute

クッキー作りの当日、朝寝坊の私たちは近くのダイナー(日本で言うファミレス系レストラン)で遅い朝食…いや、結局しっかりランチを食べながら作戦を練った。


私はインターネットで見つけたマカデミアナッツ入りクッキーやココアクッキーなどの3つのレシピのプリントを持参。ミナちゃんはお家にあったお菓子作りの本を探し出して持参。

さすが日本のお菓子作りの本には焼くときの注意や、失敗したときの対策法、材料に関する詳しい説明などが書かれている。book

「バニラエッセンスはきめが細かくふんわり仕上げるケーキに、バニラオイルは生地のヘビーなクッキーなどに利用するんだって。」
「へぇ、知らなかった。」
「私もぉ。そっか、じゃ今回はバニラオイルね。」


私のイメージではマカデミアナッツ入り、甘さ控えめで、歯ごたえも少しソフトなクッキーだった。その他にももう一つ作ってみようということになって、ミナちゃんの本からもうひとつ選んで、材料をメモった。

最初に買出しに行ったのはポールに渡すときのクッキーの入れ物。日本のようにお菓子の可愛い包装グッズがひっじょーに乏しい。でも、そんなことにはめげずにパーティーショップで物色。present

棚の上の方にあるものに興味を持ち、あーだこーだと言いながら取ろうとするものの、その下にあるものが雪崩れの様に落ちてきて、おまけに足元に立てかけてある長細い包装紙の束が倒れちゃって。
「あ゛~」などとハモってどうする。
またしてもふたりの珍道中が始まった。


当然のことながらポールに渡すときの臨場感も含めて、入れ物を選んでは「はい、これ自分で作ってみたんです。」と言いながら差し出す振りをして、ピンと来るものを選んだ。散々迷って、入れ物とその中に敷く白いレースの紙を40分くらいclockかけて品定め。

店を出たときには日が翳りかけてきた。
「さっきお昼だと思っていたのにもう夕方なんて」
「げえ、ほんとだ、あっと言う間ね。」
「でもいいですよね、週末はこんな風にゆったり時を過ごすのもいいじゃないですか。」
「そうそう、楽しいね。」

携帯が鳴った。hitoshiからだ。

「うん、いつでもいいよ。hitoshiがこちらにつく頃にはまだクッキーを焼いている最中かも。今買出し中だから。…うん、お互いのペースで。…え?hitoshiもクッキー食べるつもりなの?お毒見したいの?」などとからかうのが面白い。


材料の買出しはオーガニックの食物ばかりを揃えてあるWhole Foodsというスーパーに行った。そしてこの際クッキーシートも購入。バニラオイルとやらが売られていなかった。もうそのへんは臨機応変。小麦粉選びも色々な種類があって、あーだこーだと選んだりやっぱりやめたりの至難が続く。

すべての材料がそろったところでスーパーの一角でティータイム。
「ここでしっかり休憩して、家に帰ったらビシッとクッキー作りを始める、っと。」
「そそ!」
とか何とか言っちゃって、すぐ休むことを考える私達はその辺も気が合うからいいよね。

そこでまた作戦を入念に練った…のではなく世間話に花が咲き、近くのテーブルに座っている可愛い子供達に気を引かれたり、ポールを思わす素敵な男性やその人と東洋人との混血であろうかわいい女の子達が気になったり。買い物が終わってそこに来たその子供達のお母さんは東洋人で背も高くプロポーションもよく顔立ちもとても綺麗なモデルさんのような人だった。あぁあ、私もあんなに素敵だったらポールもいちころなのにな。


スーパーを出る頃には真っ暗になっていた。

家に戻ってさっそくクッキー作りに取り掛かった。
砂糖を計っているとき床にもこぼれた。掃除機でウィーンとし終わったらピンポーン♪とドアのベルが鳴り、hitoshiが立っていた。

「エプロン姿がいいじゃないですかぁ。」なんてまたちょっとうまいことをhitoshiは言う。

私達は梅酒の炭酸水割りを飲みながらクッキー作りに励んだ。hitoshiはクッキー作りやウロウロしている猫のタラなどの写真をたくさん撮ったり英語の勉強をしていた。
「愛子さん、135グラム。」
「うん、これでいいんでしょ?」
「いえ、135です。」
「え、だってほら…。…eye
何としたことか、秤の目盛りを読み間違えているではないか。
hitoshiも覗き込んでクスクス笑っている。うるちゃいのだ。

マカデミアも叩いて砕かねば!
Nuts_smashing

(手前の椅子は棚の上にあったものを取ったときに使ったもので、そのあと暫くタラcatが座っていたので動かしていなかった。)

出来上がった頃には8時半を回っていた。たっくさんできた。(写真はまず一度目に焼いたもの。それから4回くらいに分けて焼いた。)日本のレシピは15個程度、インターネットからのアメリカのレシピは35個。
35個も作らせてどうする!ってこった。
Cookies_for_the_first_time
hitoshiは美味しいと言ってくれた。初めてにしてはまずまずの出来栄え。極端な話、今回できた分を翌日渡しても良いくらいだったけれど、でもミナちゃんも私も妥協は許さないもんね。
もっと柔らかく、そして甘さももと控えめに仕上げたい。お砂糖の量はレシピよりかなり減らしたけれど、まだまだ。そのままの量を入れていたらどんなことになっていたことか!




その日は試食後ピザのデリバリーをして、デザートにまたクッキーの試食をちょっとして、2日前のThanksgivingの食事でも摂りすぎたカロリーを燃やすためにもみんなでWii Fitをして遊んだら夜中の2時になった。night


とにかくまた今週末も挑戦するのだ!オー!

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2008/12/01

uki uki の戦略

ミナちゃん「で、愛子さんはどんなクッキーにしたいの?」
私「うん、やっぱりマカデミアナッツ入りの、甘さ控えめ、少しソフトな感じの。」
ミナちゃん「いいですねぇ。それで結局いつのタイミングで渡すことにするんですか?」
私「始めはサンクスギビングが終わってからすぐと思ってたけど、まず作ってみないとね。きっと調整したくなると思うから。」
ミナちゃん「そうですよね。とにかく今週末やってみましょう。それまでにレシピを探してみてください。」
私「はーい!paper」後部座席に座っているhitoshiが笑っている。
ミナちゃん「私も家に確かお菓子つくりの本があったと思うので探してみます。今週末はクッキー作りを頑張ろう!」
私「オー!!rock」またhitoshiに笑われた。
以前ケーキやお菓子作りに凝っていたというミナちゃんに教えてもらいながら生まれて初めてクッキーを焼くことになっている。もちろんポールに上げるため。
そして普段礼儀正しい年下のミナちゃんが少しコーチ口調で指示をしてくれるのが頼もしい。


27日(木)のサンクスギビング(感謝祭)の祭日は、私の親戚のところに食事に招待されて、家も職場も近所の仲良しのミナちゃんと数日前日本から遊びに来たhitoshiと3人で、片道2時間のところにcardash行ってきた。

その車内での会話。

hitoshi「何て言って渡すんですか。」
私「自分で焼いてみました。お口に合えばいいんですけど。」slateちゃんとはにかんだ演技入りで言ってみた。「それでそのときは10分も15分も話さないで、さらっと退散するんだ♪」
ミナちゃん、hitoshi「うん、うん。」「でもあまりさっさと去るのも逆に不自然だから少しは話したほうがいいですよね。」
私「そうよね。」

などと、あーでもない、こーでもないと様々な入れ知恵もしてもらった。pen

ミナちゃん「でも本当はクッキーの前にランチかディナーに誘ってもらいたいところですよね。」
私「そーなの、そーなの。何とか誘ってもらうように仕向ける名案はないかしらねー。」
ミナちゃん「難しいですよねー。」
hitoshi「僕の周りの女の子とか結構積極的にアプローチしてますけどね。」
ミナちゃん、私「そういうわけにはねぇ。」「そうそう、やっぱり自分からはねー。」
hitoshi「そっかぁ、女性って結構大変なんですね。」
私「そうなのよ!ま、でも食事に誘われる誘われないはもうこの際運に任せて、とりあえずクッキー作りに挑戦だわ。」
ミナちゃん「そうですね。時期的にもクリスマス前のホリデーシーズンということでちょうどいいですね。」


ということで、ポールにクッキーを渡すのはサンクスギビング開けの週にではなく、今週末明けもしくは来週末明けにすることにした。それまで修行を積むのダ。オー!rock

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