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2009年7月

2009/07/29

論議を醸したオバマ大統領の発言 & 風刺コメント

先日オバマ大統領が記者会見で医療保険制度改革その他に関する意見・報告を述べQ&Aに応じた際のできごと。

当日かその前日にハーバードの黒人教授が鍵の不都合で自宅の正面玄関から家に入れず、裏口から無理矢理に入ったところを隣人が見かけて強盗と間違えて警察通報した際、成り行きで誤って教授が不法侵入の疑いで逮捕されてしまった。

それについて記者会見の場でオバマ大統領が意見を求められ、教授本人は自分の友人でもあるが、身元確認のための身分証明をしたのにも関わらず逮捕されたとことは警察官の判断と行動が愚かで人種差別を示唆した「愚か発言」が、大きな論議を醸した。

後日の記者会見では大統領は謝罪はしなかったものの「どうやら誤解だった」ことを明らかにして、木曜日には警察官と教授と面談することになっていると言っていた。

この一件に関してはことの発端以来、毎日何かしらの報道がある。

*****

私が通勤でときどき使う地下鉄の降車ホームでは、あるホームレスっぽい男性が、もう何年もたまにそのよく通る大きな声で風刺的なコメントっぽいジョークを披露しながら歩いている。
なかなか的をついているので、思わず吹き出してしまう人もいるくらい。

今日、久々に聞き覚えのあるその男性の声がした。耳を傾けるとこんなことを言っていた。

「教授が警察官に家(home)に帰りたいと言った。それに対する警察官の答えは『刑務所がお前のhomeだ。』」
(Professor said to police, I want to go home.  The police's response is "The jail is your home.")

なかなか面白いと思った瞬間、通りがかりの通勤女性が笑っているのが後ろで聞こえ、それに対して「面白いだろう?」といわんばかりに一緒にホームレスっぽい男性も声を出して笑っていた。Professorやpoliceの前に"the" や "a"を敢えて付けていないところもなかなかにくい。good

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2009/07/28

ミナちゃんとのランチ (2)  お手柄くん or やったーマン

家もオフィスも近所の仲良しのミナちゃんと、昨日近場の日本食レストランで一緒にランチを食べた。

日替わり定食の豚しょうが焼きを頬張りながら話ははずんだ。

「ところでさぁ、Mさんはどうしてるの?相変わらず?」

Mさんとは、ミナちゃんの直属の上司で1年半ほど前に日本から派遣されてきた男性。
とにかく仕事はのろく怠け者で仕事より遊びを優先させるというとんでもない上司だそうだ。おまけにとにかく声がデカイそうで、真後ろの席なので相当きついらしい。


部下のミナちゃんが「○○の期日は2週間後ですけれどそろそろXXを始めなくてはいけないんじゃないでしょうか。」と催促しても「そやなぁ、そろそろせなあかんと思ってんねんけどな。」とか何とか言うだけでなかなか行動に移さず、結局ミナちゃんや、彼女のアシスタントをしている若者くん(彼女よりも年下の男性アシスタントなので若者くんと呼んでいる。)が期日直前に残業をさせられて迷惑を被るはめになることが多いという。


私も前の職場がミナちゃんの会社のグループ会社で1つ上のフロアだったので、そのMさんが私の上司に着任の挨拶に来たときにも会っていたし、その後数回エレベーターで一緒になったりしているので誰かは知っている。エレベーターの中でも声が大きく確かにとても暑苦しい存在なのでよく覚えている。

「いやぁ、もう大変ですよ。私ね、Mさんの何が嫌か分かったんですよ。彼の話す言葉です。」

ミナちゃんの話によると、Mさん宛でミナちゃんccで東京の本店からメールが届いて、ある仕事を頼まれたという。
相変わらずMさんは仕事が遅いので、彼が動き出す前にさっさとミナちゃんが着手して、いまは他の関係者とのやりとりの最中で連絡待ちの状態。そしてそのやりとりのメールはMさんにもccで落としているという。

にも関わらず、Mさんはメールも読まずしてこれからその仕事にとりかかろうとミナちゃんに話をもってきたという。
仕方ないのでミナちゃんは経過を改めて説明。
そんなところにその朝東京から問い合わせの電話がMさん宛に入ったらしく、その電話のやりとりの中で
「あ、いま下の者(部下であるミナちゃんのこと)にやらせてますから。」
と何とも調子よく言ったらしい。

一事が万事こうで、報告会議もすべて自分が人道指揮とってやっているように見せかけたり、他の人の仕事をまるで自分がやったかのように話すというのが日常茶飯事とのこと。周囲からも軽蔑視されたり、同部署の同格の人からも強く文句を言われていたという。

「ミナちゃん、大変だねぇ、あったまにくるよね。『やらせてますから』ってまるで自分が段取りしてすべてやってるみたいじゃんねぇ。それに本人のミナちゃんが目の前に座っていて『やらせてます』はないよねぇ。せめて『やってもらってます』だよね。」

「愛子さんもそう思うでしょ?ほんっとにそうなんですよぉ!」

「あのさぁ、周りの人はその人のこと皆知ってるのよ。だからMさんの下で働いている人が苦労していること、ちゃんと分かっていると思うよ。現に常務だって見破ってたんでしょ?そうだ!その人のことMさんじゃなくてこれから『お手柄くん』って呼ぼうか。」

「それいい!うける!」
うけてた。

「あ、そうそう、ずっと前私の上司だった人が結構内緒でなんでも話して下さってたんだけど、彼の部下で、やっぱり人のお手柄を自分の手柄みたいに話したり、何か良い仕事をしたときには『それ僕がやりましたー!』って挙手せんばかりに必ず誇張するから周囲で密かに『やったーマン』って呼んでたって話を思い出したんだけど。」

「あ、やったーマンもいいですねぇ。」

午後のミナちゃんと私のメールのやりとりで、両方良すぎてどっちにするか悩んでいると言っていたのがおかしかった。

仕事も出来ない声が大きいとんでもない上司と毎日何時間も一緒に仕事しなくてはいけないのって、本当にストレスになるよねぇ。
ミナちゃん、頑張れ!rock

あ、そうだ、アロマオイルを上司のデスクの下でそっと焚くっていうのはどうかなぁ。
カモミールやラベンダーだったら鎮静作用があるからおとなしくなって寝ちゃうかもよ。
あ、でもそれだと仕事が捗らないか。wobbly

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ミナちゃんとのランチ (1)  ワイナリー

月曜日、午前11時55分。
そろそろお腹が空いてきた。
ミナちゃんを誘ってみたら先約なしということで行くことになった。

仲良しのミナちゃんとは家が御近所だけでなくオフィスも徒歩3分と近いので、時々ランチも一緒にする。

15分後にはテーブルについていた。
オーダーをしたあと週末の報告をし合った。

「愛子さん、私愛子さんと行きたいところがあるんです。」

「えー、どこどこ?それってデートのお誘い?」
もう、うきうき気分でのりのりな私。
そう、私たちはもし異性同士であれば絶対つきあっている仲。
(注: でも決して同性愛カップルではありません。)

「あはは。週末に日本から遊びに来ている友達と、ロングアイランドのワイナリーに急遽行くことになって、結構良かったんですよ。蒸し暑かったんですけどね。だから気候が良くなった秋にでも行きません?」

「あー、いいねぇ。行こう、行こう。」

色々と説明してくれた。

「そこでは食べ物とかはどうなの?」

「おいしいチーズとかも置いてますけど、クーラーに一杯食べ物詰めて持参してきていた人もいたの。慣れたもんだった。だから私たちも...」

「あ!じゃあ10丁目のあそこで!」

「いいですねぇ。」

ワインの話をしながら「10丁目」と言えばチーズ専門店というのは私たちの仲なのですぐに分かる。とにかく安くて品揃えも豊富でとても美味しいし、チーズ以外のものもおいている。

「あの辺は散策できるから数時間遊んで帰る頃にはアルコールも抜けて運転できると思う。」

「そうなのね。どちらにしても私たちあまり量は飲まないもんね。」

「でもその頃にはいれば...」

「いいねぇ!よし、頑張るぞ!」
『そのころにはいれば』で、『お互いにボーイフレンドがいれば』という意味だということは私たちの仲なのですぐに分かる。

「オー!」

と、私たちの会話はここに行き着くことが多い。sweat02

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2009/07/18

一難去って、また一難  (2)

目が覚めた。
タラも足元でちょうど目を覚ましているところだった。

一体どうしちゃったのかなぁ。
これからどうなっちゃうんだろう。


それにしても今日も(体調が)きついなぁ。
喉もヒリヒリ痛いし、お腹も昨日の晩からの消化不良の痛みが残っているな。
うん、今日も仕事休もう。

自分も療養、タラの様子をよく見てあげないと。


タラに餌をあげる前は、かならず「お腹すいた子ー!」と聞くようにしているので、その言葉はご飯時とタラは分かっている。

「お腹すいた子ー!」

あれ?いつもの返事がない。
でもくるっと振り向いて、私の顔を一生懸命見つめる。

昨夜たくさん食べていたからまだそんなに空いていないのかな。でも食べたいかも、くらい思っているみたいだな。

ベッドからそっと床に降ろした。
キッチンに向かって歩いていく。
やっぱりよろける。すごい勢いでよろける。
でも!昨日よりは少しだけだけれどましになっているのは明らかだ。

あれ!よくなってきてる。

やはり数歩歩いては転んでいるけれど、まだ昨日より始めの1、2歩はコントロールがある。

「タラ、ママがついてるからね。大丈夫だよ。これ、治るよ。頑張れ。」
治る?何の根拠もない自信。
自信なのか自分に言い聞かせているのか。


中国にいる母にタラの癌がなくなったことと足の調子がおかしいという報告の電話をした。

「あの、ビデオ撮れないの?それを先生に持っていったらいいんじゃない?」

「あ、そうだよね。何もタラをまた病院に連れて行く必要ないよね。何でそんな簡単なこと気付かなかったんだろう。」


*****************

Dr.ベイリーに約束通り電話した。昨日より少し良くなっている気がすることを告げて、ビデlを撮ったので持って行くと告げたら、外科医にも見てもらいましょう、ということで、午後デジカメを持って行くことにした。

錠剤を飲ませるのも、爪を切るのも、足を触ったり、とにかく何をするのにも、家にいるかぎり私にはタラは抵抗しないで色々なことをさせてくれる。

歩いているところを前方、後方、横などすべての角度から顔の表情も入れて撮った。

寝転がせて、問題となっている足を持って、ゆっくり伸ばしたり曲げたり開脚させたり、無理のない角度ですこし捻ったり、一連の動作をしても、かなりリラックスしてされるがままの状態もビデオにおさめた。

*****************

動物病院に行くと、普段みかけない獣医さんが来て、まずDr.ベイリーと外科医に見せるので簡単にデジカメの使い方を教えてくれと言ってきた。操作を見せるとドアの向こうに姿を消した。

30分後、そのドクターとDr.ベイリーが出ていらした。いつものように温かく挨拶を交わしてくださったDr.ベイリーに診察室に連れて行かれた。

「ビデオの内容、非常に分かり易かったです。
特に寝かせて足を持って色々な動きをしているときの表情や反応が見れたのがとてもよかったです。
これらの動作や表情、それから既に昨日よりはましになっていることなどを分析すると、恐らくタラちゃんはストレスになるタイプなので、血圧が上がるために血管が詰まりやすい状態になる。たまたまその詰まった部分の血管は左の後ろ足の神経を司っている脊椎に繋がっている部分で、血液がうまく流れないと、神経も作動しないわけです。現時点では、これ以上ストレスをかけないためにも、家で静養して、とにかくリラックスさせることで、自然と詰まっている血管の部分の血流が正常に戻るはずなので、そうすると足も動くようになるはずです。
暫く様子見でいきましょう。もちろん、何か急変するようなことがあったらすぐに連絡を入れてください。
私は火曜日に出勤するので、またそのときにタラちゃんの様子を教えてください。
これからの治療も、麻酔科の先生とよく相談して、治療前に、家でまずリラックスさせる薬を飲ませてから来てもらえば、ストレスにならない状態で治療ができるはずで、その場合は麻酔の内容もそれによって調整することも選択肢として考えられます。
もう今の時点で昨日より明らかに良くなっているのは不幸中の幸いで、良い兆候です。
とにかく様子を見ましょう。」

分かりやすい。

「先生、私、タラをリラックスさせるために、時々背骨の両脇を中心に軽くですけれどマッサージしてるんです。そうするとタラもリラックスしてくれているんです。それが原因ということは...?」
もうドキドキだった。

「大丈夫!マッサージが原因と言うことはありえません。背骨はきちんと様々な組織で守られているから、それくらいでダメージを受けることはありません。絶対あなたがやったなんて考えないでください。」
ほっとした。

この他にも質問に色々と答えてくださったり、おっしゃったことを繰り返したり、とっても分かりやすく詳しく説明して下さるのが嬉しい。

「いやあ、私もほんとに昨夜は連絡を受けて驚きましたよ。一体どうしたことだろう!と。」
と両手で頬を押さえて続けられた。「あれこれ治療の終始を振り返ったんですけどね。」
先生らしい正直なお話だった。

*****************

家に帰ると玄関先でいつものように迎えてくれた。

あ、精神的には元気でやってくれている。


先生と話した2日後の今日は、たまに少しだけよろける程度でかなり歩けている。
小走りも数回した。


ああ、このまま良くなる。うん、良くなるよタラ。

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一難去ってまた一難

癌細胞がなくなったとの吉報を受け、タラを病院から連れて帰った。
渋滞に巻き込まれて1時間近く掛かってやっと家に辿りついた。

「タラ、お疲れ様。」
キャリーバッグを床に置いて上の蓋を開けた。

「それにしても、ほんとに良かったね、タラ...」

あれ?いつもなら飛び出るのになかなか出ようとしない。

へんだな。

横のジッパーを空けた。
ゆっくり出た。


え?
うそ。

え?
どうしたの?

え?え?


左の後ろ足がまるで痺れてでもいるかのように、ツルツルとフローリングの上で内側に滑って歩けない。そしてもつれて尻餅。

他の3本の足では歩けている。

左の後ろ足がもつれて尻餅をつく。

また立ち上がってはその足を使うたびに尻餅をつく。


途中でその場に転んだままで数秒間休んではまた尻餅をつくのを繰り返しながらも自分の餌の場所になんとか辿りついた。


ど、どうしよう!一体どうしちゃったんだろう。
すぐお医者さんに電話しなくちゃ。

でもお腹は空いているのね。

餌を上げたら一生懸命、すごい勢いで食べている。
左足の様子がおかしいので食べながらも、とても気になって姿勢を何度も変えては食べ、食べては姿勢を変えている。


とにかく納得するまで食べさせよう。

病院に電話したら、また病院に連れてくるように言われた。


自分も体調不良でふらふらの上に、この事態に動揺しながら、また往復1時間以上の車の道のりをちゃんと運転できるか不安だった。
兄も旅行中で近くにミッションを運転できる友達もいない。

でもきっと毎日すごく大変な思いをして家族の介護に頑張っている人のドキュメンタリー番組の画像を思い出した。

そう、こんなことでへこたれてる場合ではない。

でも病院に戻るということはタラにまたストレスがかかっちゃう。


あー、でもどうしちゃったんだろう。
麻酔で神経がやられちゃったのかなぁ。
誰かが何かをしちゃったのかなぁ。


タラも困惑しているのがよくわかる。
私の顔を見上げた表情でわかる。
でも痛みはないようだ。でも犬や猫は痛みを上手に隠すからなぁ。
一生こんなだったらどうしよう。
やっと癌が治ったと思ったのに。

愛子、落ち着くのよ。生死に関わる事態じゃないんだから、まだこの先どうなるか今の時点では分からないんだから。

食事が済んで、何度も転びながら、いつも落ち着く座布団に寝そべった。

少し気を落ち着かせてあげるためにもピアノを弾いた。

暫くじっとしていたけれど、私のほうに歩いてきては転んでいる。
動揺してピアノが弾けない。

「タラぁ、どうしちゃったのぉ。何があったのぉ?病院で何かされた?」

見当もつかない。
とにかく病院に連れて行った。

****************

救急のときは係りの人がすぐ病院の治療室に連れて行く。

診察室で15分ほど待たされたのち、さっきの係りの人がノックして部屋に入ってきた。

「随分抵抗してしまうタイプの猫ちゃんのようですが、(飼い主の)あなたから(タラの)歩く様子を獣医に見せることは可能ですか?」

だから生死に関わる状況じゃないんだから、余計なことしないでさっさとそのまま診察室に通してくれればいいのに。

「もちろんです。」

キャリーバッグに入ったタラを連れて、当直の若い女性の獣医さんが部屋に入ってきた。

タラをバッグから取り出して様子を見せる。


「問題が見られるのは左の後ろ足だけですか?」

はああああ?それはあなたが診断することでしょ?っていうか、見ればわかるでしょ?

「はい、そうです。」

「今日、キモセラピーでいらしていたのですね?」

「はい、そうです。」

「担当医はDr.デニス・ベイリーで間違いないですね?」

「はい、間違いありません。」

「では、Dr.ベイリーに連絡をとってみます。」

あぁぁぁ、良かった。この先生じゃ話になんないわ。

Dr.ベイリーとの会話の結果、何が原因でそうなったのか考え付かない。今日はとりあえず家に連れて帰ってゆっくり休ませて、注意して様子をみてあげるように、そして明日の朝電話を下さいとのことだった。

少なくともDr.ベイリーに話が行ったことは良かったと思う。


「神様、どうか心の平穏を与えてください。
この状況下で最良の判断と対応ができるよう、お力を下さい。」


帰宅したときには11時近くだった。
私はへとへとだった。微熱もあった。
でもタラの辛さを考えたらそれも大したことではない。
とにかく今晩ゆっくり休んで、明日からに備えなくては。


あれ?今日、最初に家に帰ってきたときより、すこーしだけ歩けるようになってる?
いや、そうでありたいと思う私の願望で、そう見えるだけ?
または、タラの状態を見慣れてきたからそう見えるだけ?

ま、とにかく寝よう。
タラ、かわいそうにねぇ。

(つづく)

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2009/07/16

奇跡

タラのキモセラピーがある日は車を30分強飛ばして朝7時過ぎにタラを動物病院に預けて、一旦帰って車を置いて出勤する。
日中に1回、担当獣医のドクター・ベイリーから電話が入り、その日のタラの様子や治療の報告を受ける。
そして仕事が終わり次第、一目散で家に帰って、また車を飛ばしてタラを迎えに行く。


でも昨日は腹痛&風邪気味で5時半起きは到底出来ず、仕事は休んだ。
夜に入っていたカイロプラクティックスのアポも午後に移動してもらった。


9時にDr.ベイリーが出勤されるので、その時間に合わせて連れて行くことになっていた。

でも昨日はタラに悟られたbearing
そろそろ自分の用意ができて、あとはタラをまずバスルームに入れておいてから、キャリーバッグをクローゼットから出す。
そうでないとキャリーバッグの音と同時にベッドの下の奥に隠れてしまうから。

でも昨日はなんとなく雰囲気を悟られた。まったく普段と変わらないで用意しているつもりなのに。
キャリーのクローゼットにすら行っていないのに。
動物って鋭いよね、まったく。感心しちゃう。


仕方ないのでピアノでも弾いてゆったりムードを演出。
そして冷蔵庫からパーマジャンチーズを出して、カシャカシャ振って固まっている中の粉チーズをほぐした。
タラはこの音に弱い!smile
ついにベッドの下から出来た。

しめた!

残りの餌にチーズをかけてあげたら食べ始めた。
遅れて行っても食事をして体力を補給する方が大切だし、きっと先生も異議なしだと思った。

てなわけで30分以上遅れて行ったけれど、ほぼ一日中預けて、先生も自分のペースに合わせてタラのキモセラピーをされるから例え1時間遅れたとしても、そう問題はない。


昨日は直接先生と会ってタラを預けた。

最近、副作用のせいかタラの元気があまりなく、週1回のセラピーも元気が出るまで1週間半後の先延ばしだった。食欲もやっと出てきたところだった。

「今日は、当初の予定よりちょっと早めのタイミングですけれど、超音波検査をして、セラピーの効果がどのくらいあるか確かめます。タラちゃんの元気がない原因が度重なる治療の副作用なのか、癌のせいなのかもこれで大体分かるはずです。検査結果によって、治療法を更に調整して行きますね。今日も前回のセラピーの後でやっと元気になったばかりなので、キモセラピーをするかどうかも血液検査結果などからも判断しますね。一連の検査と治療が終わり次第電話をします。今日は携帯のほうに連絡を入れさせて頂くということでいいですね。」

先生はいつもきっちり分かりやすく説明してくださる。

*****************

一旦帰宅して、2時間ほど寝て静養した。
カイロの治療の最中に携帯が鳴ったけれど、出るわけにも行かずに、きっと獣医さんからだなって、出れないことをとても残念に思いながらポキポキと背骨や首の調整を受けていた。

「はい、今日の治療はこれで終わります。風邪、早く治るといいですね。お大事に。」

「有難うございました。」

カイロの先生が部屋を出ると同時に携帯のメッセージをチェックした。
案の定獣医さんからだった。

「ドクター・ベイリーです。超音波の検査の結果、癌細胞がきれいになくなっていました。タラちゃんの元気がないのは度重なる治療の副作用です。毎回タラちゃんのお腹をよく触って感触を確かめていますが、今回も非常に良く、腫瘍は認められません。これ以上の状態は望めないほど非常に良く回復してくれています。私としてもとても嬉しいです。まだ麻酔が効いていますけれど、5時過ぎくらいにはピックアップできますよ。」
明るい声のメッセージだった。

奇跡が起きた!!!
Oh my God!!!!!!!  It's a miracle!!
It's a God's gift!!!!!
Thank you God!!!
Unbelievable!!!!!!

同じメッセージを2回聞いた。
信じられなかった。

まだ3時半だったのでまず帰宅して着替えて病院に向かった。


*****************

タラを連れて先生が出ていらした。
満面の笑みだった。

電話のメッセージと同じことを一通り繰り返された。
超音波でも触診でも認められない小さな腫瘍がいくつか残っている可能性があり、癌再発の抑制のためにもキモセラピーは続けられるということだ。
そして完全に腫瘍が消滅する確率は5%以下ということなので、再発という可能性が除外されないとのことだった。

それでも、これ以上の状態を望めないほど回復していることをとても嬉しく思うと繰り返されていた。

「先生の専門知識、プロフェッショナリズムに感謝いたします。でもそれだけではなくとても温かくて思いやりのあるお心遣いが、いつもとても有難いです。」
と言いながら、涙が出てきた。

先生は「喜びの涙だから、いい涙だね。ちょっと待ってて。」
とティッシュを急いで取ってきて下さった。

「先生、この感謝の気持ちはとても言葉では言い尽くせません。説得力があるかは分かりませんけれど、これは例えタラの癌細胞を今のように抑制できていなかったとしても、この感謝の気持ちに変わりはありません。ですから、到底お礼などできないので、これはそのお礼というよりも、治療の際のタラの激しい抵抗に耐えてくださっていることへのお礼だと思って頂ければ嬉しいです。お口に合えば嬉しいんですけれど...」
と言って、途中で買ってきたビアードパパのシュークリームをお渡しした。

そして、いつものように「質問、容態の変化など連絡事項があったら、いつでも連絡を下さい。気をつけてお帰りくださいね。」という先生の言葉に見送られて病院を後にした。

*****************

奇跡が起きた。

そしてそれは神様からの贈り物だと思う。

私にとっての人生のメインイベントのひとつになると思うと言っても決して過言ではない。

タラ、よく頑張ってくれてるね。
辛かったもんね。
いいこだねぇ。
えらいねぇ。
ママはとっても、とっても嬉しいよ。
タラ、本当に有難う。

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2009/07/13

ブラインド・デート

ヘアスタイリストのサトシさんはメイクアップ・アーティストとしても活躍しているので、その関係からかフォトグラファーの男性を紹介してくれることになった。

相手の男性はアイルランド系で3つ年下らしい。
なんでも、今離婚の最中ということで、もう少し落ち着いてからでもいいと思ったけれど、話の成り行きでブラインド・デートをセットしてもらうことになった。
2人きりで会うのを拒んだけれど、2人のほうがきちんと話せるからその方が良いとサトシさんに進められた。

金曜日にサトシさんから私の携帯に連絡が入り、相手の男性に私の携帯の番号を渡しても良いか、と聞いてきたので同意した。

翌日の土曜日、丁度オーダーしたほかほかランチが出てきたときに電話がかかってきた。

自己紹介をしてきたあと、連絡が今日になったことを、あれこれと理由を説明して謝っていた。
別にそんなに謝ってもらうほどのことでもないのになぁ。

サトシさん曰く別れようとしている奥さんが「狂ってる」らしい。どうやらヒス気味なようで、きっとそういう人と日々一緒で防御的になっているのかなぁ。

ま、いいっか。

でもアイリッシュの訛りがひどくて聞き取り難い。
同じことを何度か聞きなおさなくてはならない場面が何度もあった。
おまけに早口でゆったり感がない。何だか落ち着きがないような苦手なタイプ。

はぁ~。

会いもしないで断るのはサトシさんにも相手の男性にも悪いから、会うだけ会ってみるか。
もしかしたら友達として、経験者として離婚のアドバイスをしてあげれるかもしれない。

今友人と一緒でこれから食事なのでと言って、会う日だけ決めて、電話をくれたことにお礼を言って早々に切った。



火曜日の夜に食事をすることになり、前日の今日、携帯メールで場所と時間を指定してきた。

直前に用事があるので、すべてがスムーズに行けば間に合うと思うと返事を出した。

それに対する返事がこう。

「大丈夫です。少しくらい遅れても気にしないで下さい。僕はアイリッシュで日本人ではないので。では明日。」


ってどーゆー意味??
思わず眉をひそめて首を傾げてしまう。
良くとってあげれば、日本人は時間を守るということを言いたくて、冗談交じりにそう答えたと解釈してあげれるけど、でもやっぱり変だよね!
この言い方変だよ。

ここんとこは寛容に受け止めて
「Ok. Thank you.  See you then.」
という返事にとどめておいた。


あ~ぁ、明日のブラインド・デート、あんまり気乗りしないなぁ。
せめてかっこよかったらいいんだけど、サトシさんの話ではそんなに背も高くなくがっしりタイプだって。もしかしたらがっしりというよりずんぐりむっくり?

......。

仕方ない、とにかく会うだけ会ってみるか。

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2009/07/08

Blue Note - Hiromi Uehara の公演

「神がかってるよね!」shine
「もう彼女自身がピアノの一部となってるって感じだよね!」
「あんなエネルギッシュなピアノ演奏は初めて見た!」
「ドラムスやギタリストもすごいよねぇ!」
「うん、うん、ベースのギタリスト、ちょっとかっこよくなかった?」smile
「うん、かっこ良かった。」lovely
「でも指輪してたよね。」
「あ、やっぱ愛子さんもそこに目が行った?私たち、そういうところはチェックを欠かさないよね!」happy01
「美奈ちゃん誘ってくれて有難うねぇ。」
「あ、いいえ。日本にいる友達がたまたまやってるって教えてくれて。」
「あはは、おかしいね、地元に住む私たちが知らないで、日本のお友達からNYの情報を得るなんて。」
「でも自宅からバスと地下鉄で1時間未満のところでこんな手軽に素晴らしい演奏見れちゃうんだもんね。」
「幸せだよね!これだからここから引っ越すなんて考えられないよね。」
「そうそう、絶対考えられない。」
「しかもさぁ、たったの$30だよ!」
「ありえない。日本ではありえない。」
「うん、ありえない。」

Blue NoteのHIROMIのライブに行った美奈ちゃんと私は、帰りの地下鉄やバスで興奮気味だった。

たまたまテーブルで相席となったのはオハイオ州コロンバスから観光で来ていた父親と息子(22歳?)で、息子は音楽を専攻していて、近々ニューヨークに移り住んでジャズのギタリストとして活躍を夢見ているという。父親もそんな息子を温かく見守っていて、息子からジャズのノウハウを色々と教えてもらっているんだと嬉しそうに語っていたのが印象的だった。
私もボーカリストとしての夢を語るとエキサイトして聞いてくれた。
とっても素朴で優しくて温かい親子だった。
私が最近クラシックやラテンのアコスティックギターの曲に魅了されていることを話すと、作曲家やギタリストの名前を教えてくれた。そして名刺もくれた。
ニューヨークに来て何か聞きたいことがあったらいつでも連絡をくれと、私も名刺を渡した。
こうやって輪が広がって行くんだな。



Hiromiのピアノの腕といい音楽の構成といい人間離れしていた。

3メートルくらいしか離れていないテーブル席に座れたので、指の動きまでばっちり見れた。

ドラムス、リードギター、ベースギターとの4人のバンドで、それぞれが凄い。
息もぴったりで、皆それぞれのオーラを出している。
このひとたち、スピリチュアルでも深いつながりがあるんだろうなぁ。
にしても、こういう人達って、自分の楽器をプライベートな時間で弾いたり叩き始めたら何時間も止まらないんだろうな。



Hiromiはピアノの上に小型のキーボードが2つ、ピアノの鍵盤と直角に大き目のキーボードがひとつ。全部で4つの鍵盤を自由自在に弾きこなしていた。
それだけではない。
なんとピアノの弦を直接指で弾いたり、鍵盤を弾きながら弦をもう片方の手で押さえたりしながらミュート効果を出したり、ピアノのもともとの打楽器としての機能をフル活用する上に弦楽器としても楽しんでいる。
そしてドラムスと打楽器同士で楽しいバトルを繰り広げたりしていた。
とにかくその型破りな演奏は、見ているだけで楽しい。
彼女も弾きながら飛び跳ねたり体全体でリズムをとって、楽しくてたまらないのがビンビン伝わってくる。
手も指も、単にもの凄い速さで動いているだけではなく、鍵盤を正確に捉えていてそれが何小節も、何小節も続く。

30歳でこれなんだから、20代(?)でなるほどチック・コリアに認められたわけね。


久々の素晴らしいジャズライブで魂が揺り動かされたような気がした。

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2009/07/06

富豪に好意を抱かれた!

ソニア・ショケットの1年前のワークショップで出会った富豪のジョン。
米国各地から集まってきた参加者約80名のひとりで、たまたま家も私のところから車で30分くらいのところに住んでいる。

もともと法廷弁護士で、相当の凄腕だったそうで、20年ほど勝訴続きの華々しいキャリア(や資産!)を積んだ後、金や権力を争う訴訟にうんざりして、ある日「やーめた!」と言ってあっさり弁護士を辞めたらしい。

そうしたら奥さんを含む周りの人間から「あいつは頭がおかしくなったのか。」と疑われ、奥さんからも離婚されたという。そして今は24歳の娘を持つ独身の富豪実業家。


貧しい家庭に生まれ育ち、経済的な事情で高校を中退。
その後自力で高校の卒業証書を取得後、米軍の海兵隊に数年間入隊、大学、ロースクールを卒業して弁護士になったという苦労続きの人生を克服してきた。

弁護士としてのキャリアは数年間ブランクの後、今は人助けのための弁護はするものの、目下のところ、ジョン・グリシャムのような、自分の最初に取り扱った訴訟の実話に基づく映画の脚本を書いているという。
内容を聞いたところなかなか面白い。
弁護士の駆け出しの頃に請け負った、本来なら勝ち目のなさそうな原告側の弁護につき、政府と癒着している巨大な非営利団体その他を被告として相手取った訴訟を勝訴に持って行くまでの様々な人間模様や陰謀を描いている。

現在請け負っている弁護に関しては、前向きで人助けに繋がることしか興味がなくなり、勝訴したら裁定の3分の1の報酬をもらい、敗訴であれば出費は全額自分の事務所で負担し、顧客には一切請求しないという方針だとのこと。

背は190cmで以前米軍海兵隊だったこともあり体力づくりは怠らない。
とても優しく慈悲の心を持ち、絵画を描くのが好きで、スピリチュアルなことにも感心をもっている。


そんなジョンからは1年前に出会って以来2、3ヶ月に1度くらいの頻度で食事の誘いが来ていた。

日常の話やスピリチュアル系の話などに花が咲き、毎回3時間くらいあっと言う間に時間が過ぎる。
お互い意見交換はしてもアドバイスを求めることはなく、対等な立場。
そして私が今興味を持ってやっていることや直面している問題に対する対処の仕方などすべてに深い関心や理解を示してくれて、肯定的。

そして食事をした翌日である昨日。
「正直(真実)と勇気」というタイトルでメールが届いた。
『貴方にその気持ちがないことは百も承知の上で、自分に正直でありたいので勇気を出して貴方への自分の気持ちを告げます。』と、私への好意が友達以上のものであることを告げるものだった。

パートナーとしてはパーフェクトなんじゃないかと思えるようなジョンだけれど、とても残念なことに私にはどうしても彼に対して恋愛感情を抱くことができない。
これだけ魅力的な本質を持ち合わせた人だというのに、なぜ惹かれないんだろう?
何故か異性として惹かれるものを感じ取れない。
生理的に合わない。手を繋ぐのもいや。(ブルブル!)
以前、一度だけ手を握られたことがあるけれど、いやでいやでたまらなかった。
それから知性とは違う段取りの際などのスマートさの欠如、運転の仕方(下手さ)など些細なことへの苛立ちも感じてしまう。

私がその気にさえなれれば、彼はパートナーとして最高のサポートをしてくれる人。私が今やりたいと思っているすべてを実現させてくれる。
両親の住まいの充実、アロマセラピストになるための勉強、プロのドッグハンドラーになるためのトレーニング、週2回のプライベートのボイスレッスン、毎週のスケートのプライベートレッスン。これらをすべて精神的にも経済的にもサポートして実現させてくれるのは間違いない。


でも異性として惹かれるものを感じれない人とパートナーになることは私には考えられない。ムリ。

世の中うまく行かないようになってるんだなぁ、残念だなぁ。coldsweats01

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2009/07/02

モンスターに変身

「お家ではきっとsweetないい子なんでしょうね。」

とても優しい担当医のベイリー先生がおっしゃった。

っが~ん!bomb
一体タラはどんなモンスターになってるんだろう...。coldsweats02
先生がタラをキャリーに入れて連れてきてくださったとき、「ウsign04」と唸ったり「シャーッ」とか言っていた。

愛猫のタラの癌治療のため、毎週キモセラピーの注射をしてもらいに獣医さんに連れて行っている。

とても優しくて信頼のおける癌専門のベイリー先生が担当医。
先生の勤務時間帯、キモセラピーに要する時間、動物病院の場所などの関係で、出勤前の7時過ぎに車で片道30分かけてタラを病院に預けて、仕事が終わってから迎えに行く。
タラを預けるときは、前回の治療から当日までのタラの様子、食欲や摂取量、排尿や排便の量や質を書いた先生宛の手紙やキャットフード1缶も預ける。

あと2週間もすればそれが隔週になる。


治療の効果があり、タラは順調に回復の方向に進んでいるようで、先生も喜んで下さっている。

土曜日の独立記念日の祭日に向けて、勤務先の事務所は金曜日は振り替え休日で休みで、木曜日の今日は3時に閉まったので、急いで帰宅してタラを病院に迎えに行った。
そしてベイリー先生と直接色々とお話ができた。
普段はベイリー先生が帰られたあとの迎えになるので、先生とは電話で連絡を取り合っている。

このごろは先生のお蔭さまでタラがとても元気になってきた。それと共に治療に抵抗をする元気が出てきたので、麻酔を打たないとだめらしい。

そして元気になったと先生が喜こんでくださいながら「お家ではきっとsweetないい子なんでしょうね。」と、おっしゃった。

きっととおっしゃったよね。つまり相当迷惑をかけてるってこと...?うわぁ。

「先生、ご迷惑をおかけしてすみません。相当抵抗して大変なんですね。すみません。wobbly
平謝りの私に対してベイリー先生は

「いえいえ、全然大丈夫ですよ。元気な証拠ですから。最短の時間で治療ができるように、すべて準備をしてから30分くらいで治療を施行して、あとはゆっくり休ませてあげてますから大丈夫ですよ。」
といつもの優しい笑顔でおっしゃってくださった。そんな心遣いもとても有難い。

ねえタラ、タラは一体どんなモンスターに変身しちゃってるの?coldsweats01
まいった、まいった。

でもタラにしてみればとっても不愉快なのね。ごめんね。でもさ、タラが良くなるためなのよ。

タラよく頑張ってるね。
これからもママと一緒に頑張ろうね。rockheart01

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2009/07/01

フィギュアスケートの合宿

先週末は、私がこれまでグループレッスンを受けてきたIce House(リンク)主催の、待ちに待った(?)Summer Camp(合宿)だった。

熱心なスケーター達が米国の各地から60~70人ほど集まった。

4段階のグループ+Dance(ダンススケートを目指すスケーター)の5つのグループに分けられ、グループごとに45分ずつのレッスンを様々なトップクラスのコーチから受けるシステム。

子供の頃は滑りに行っていたけれど、特にレッスンを受けることもなく、昨年12月に本格的に始めた私は一番基礎のグループ。他のグループは20人弱だけれど、私たちのグループは5人だったからセミプライベートみたいなもんだった。ラッキー!!

にしても、ほんとにスケートに情熱を持って取り組んでいる人達ばかりの集まりだっただけに、一旦アイスの上に乗ると「切磋琢磨」という言葉はこの人達のために作られた言葉だわ。って思わずにいられなかった。って自分もそのひとりだったのかぁ。あぁ、そうかあ。
だけど、密かな闘争心みたいなのを微妙に感じたのは気のせいかなぁ。
でも私たちのグループはみんな仲良しでよかった。



お昼の1時間半以外は、土日とも朝8時から3時頃まで滑っているか、オフアイスでストレッチ、バレエ、筋力、ジャンプなどのトレーニングをしているかスケート靴の脱ぎ履きをしているかだった。

普段とは格段の運動量だったけれど、それぞれのレッスンの前後は必ずストレッチをしていたせいか、特に際立った筋肉痛がないのが意外。恐るべくストレッチの威力!

腰パッドの入ったショーツや膝パッドのおかげでケガもなく無事終えた。これは大きいのよね!衝撃パッド様々。足を向けて寝れません。


現世界レベルのスケーターの現役コーチのニコライ・モロゾフ コーチやロビン・ワグナー コーチ、過去に世界レベルの選手だったり現トップクラスの選手を過去にコーチしていたり、世界レベルの審査員とも親しいというブラジミール・カプロフ コーチや、これらのコーチのアシスタントとして現役や元世界レベルのスケーターのグルジア出身のエレーヌ・ゲデヴァニシヴィリさん、ロシア出身のオクサナ・バイウルさんなどからも、実際に文字通り手取り足取り教わることができた。とっても内容が濃かったなぁ。

安藤美姫、織田信成、村主章枝、クリス&キャシー・リード選手等も参加する予定だったのに、日本でのツアー延長のため残念ながら来れなくなった。これにはかなりがっかり。


なんとしても私にとっての今回のハイライトは、カプロフ コーチングのもと、ワルツ・ジャンプと、ハーフだけれどトー・ループ・ジャンプができるようになったこと。これはほんとに意外だったなぁ!

それから、それから、ロビン・ワグナー コーチの御蔭様でほんの数回だけで超ゆっくりだけどスピンができるようになったのと、ジャンプのランディングポーズを基礎からきちんと教わったこと。これもでかい!
それにロビンのお人柄がなんとも温かいし説明も面白い。
O脚であることに昔からコンプレックスを感じていたけれど、ロビンもそうだったことでほっとした。


モロゾフ コーチからは体中リラックスさせてしなやかでいることの大切さ、スケート靴の足首の部分がやわらかくてフレキシブルでないと自由な動きがとれないことなどを学びながら、ちょっとクールなステップも学べた。大きく頷きながらgoodと両手の親指を立てて褒めてもらっちゃったのも嬉しかったなぁ。
それに、それに、モロゾフ コーチもO脚の人は上手になれる可能性が高いと言ってた!アウトサイドエッジが使いやすいからだとか。

ロビンからもニコライから(アメリカなだけにコーチのことはファーストネームで呼ぶ)も、私のブレードの位置を調整するべきだと、鋭い指摘をしてもらえた。さすが目の行くところが違うなぁ!


ジャンプを教えてくれたカプロフ コーチが「君は良い生徒だ。私から(プライベート)レッスンを受けるがいい。君のためなら時間を作るよ。」と言ってくださったのは光栄の至り。
でもチームコンペティションに出されたり、もしかしたら身の毛もよ立つような男性とペアを組まされたりする可能性だってあるのは目に見えている。過去にも上手になったらチームコンペティションに出るか、と冗談半分だったのか言われたことがあるからねぇ。コーチのおっしゃることは絶対らしいから、断れない。

それだけはやだ!

でもこの先生からだったら素晴らしい基礎を教えていただけるんだろうなぁ。
でもでもIgorだったら初めての360度のジャンプの練習に使うハーネスを使えるそうだからなぁ。このハーネスを使えるコーチはIce Houseではふたりしかいないというし...。
あー、どうしよう。誰から習おっか。


最後はちょっとミーハー気分になってニコライや3月の世界選手権にペアで出場した選手と一緒に写真も撮らせてもらっちゃった。heart01

この合宿のおかげでちょっと落ちかけていたモチベーションも上がった。

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