スケート/Figure Skating

2009/07/01

フィギュアスケートの合宿

先週末は、私がこれまでグループレッスンを受けてきたIce House(リンク)主催の、待ちに待った(?)Summer Camp(合宿)だった。

熱心なスケーター達が米国の各地から60~70人ほど集まった。

4段階のグループ+Dance(ダンススケートを目指すスケーター)の5つのグループに分けられ、グループごとに45分ずつのレッスンを様々なトップクラスのコーチから受けるシステム。

子供の頃は滑りに行っていたけれど、特にレッスンを受けることもなく、昨年12月に本格的に始めた私は一番基礎のグループ。他のグループは20人弱だけれど、私たちのグループは5人だったからセミプライベートみたいなもんだった。ラッキー!!

にしても、ほんとにスケートに情熱を持って取り組んでいる人達ばかりの集まりだっただけに、一旦アイスの上に乗ると「切磋琢磨」という言葉はこの人達のために作られた言葉だわ。って思わずにいられなかった。って自分もそのひとりだったのかぁ。あぁ、そうかあ。
だけど、密かな闘争心みたいなのを微妙に感じたのは気のせいかなぁ。
でも私たちのグループはみんな仲良しでよかった。



お昼の1時間半以外は、土日とも朝8時から3時頃まで滑っているか、オフアイスでストレッチ、バレエ、筋力、ジャンプなどのトレーニングをしているかスケート靴の脱ぎ履きをしているかだった。

普段とは格段の運動量だったけれど、それぞれのレッスンの前後は必ずストレッチをしていたせいか、特に際立った筋肉痛がないのが意外。恐るべくストレッチの威力!

腰パッドの入ったショーツや膝パッドのおかげでケガもなく無事終えた。これは大きいのよね!衝撃パッド様々。足を向けて寝れません。


現世界レベルのスケーターの現役コーチのニコライ・モロゾフ コーチやロビン・ワグナー コーチ、過去に世界レベルの選手だったり現トップクラスの選手を過去にコーチしていたり、世界レベルの審査員とも親しいというブラジミール・カプロフ コーチや、これらのコーチのアシスタントとして現役や元世界レベルのスケーターのグルジア出身のエレーヌ・ゲデヴァニシヴィリさん、ロシア出身のオクサナ・バイウルさんなどからも、実際に文字通り手取り足取り教わることができた。とっても内容が濃かったなぁ。

安藤美姫、織田信成、村主章枝、クリス&キャシー・リード選手等も参加する予定だったのに、日本でのツアー延長のため残念ながら来れなくなった。これにはかなりがっかり。


なんとしても私にとっての今回のハイライトは、カプロフ コーチングのもと、ワルツ・ジャンプと、ハーフだけれどトー・ループ・ジャンプができるようになったこと。これはほんとに意外だったなぁ!

それから、それから、ロビン・ワグナー コーチの御蔭様でほんの数回だけで超ゆっくりだけどスピンができるようになったのと、ジャンプのランディングポーズを基礎からきちんと教わったこと。これもでかい!
それにロビンのお人柄がなんとも温かいし説明も面白い。
O脚であることに昔からコンプレックスを感じていたけれど、ロビンもそうだったことでほっとした。


モロゾフ コーチからは体中リラックスさせてしなやかでいることの大切さ、スケート靴の足首の部分がやわらかくてフレキシブルでないと自由な動きがとれないことなどを学びながら、ちょっとクールなステップも学べた。大きく頷きながらgoodと両手の親指を立てて褒めてもらっちゃったのも嬉しかったなぁ。
それに、それに、モロゾフ コーチもO脚の人は上手になれる可能性が高いと言ってた!アウトサイドエッジが使いやすいからだとか。

ロビンからもニコライから(アメリカなだけにコーチのことはファーストネームで呼ぶ)も、私のブレードの位置を調整するべきだと、鋭い指摘をしてもらえた。さすが目の行くところが違うなぁ!


ジャンプを教えてくれたカプロフ コーチが「君は良い生徒だ。私から(プライベート)レッスンを受けるがいい。君のためなら時間を作るよ。」と言ってくださったのは光栄の至り。
でもチームコンペティションに出されたり、もしかしたら身の毛もよ立つような男性とペアを組まされたりする可能性だってあるのは目に見えている。過去にも上手になったらチームコンペティションに出るか、と冗談半分だったのか言われたことがあるからねぇ。コーチのおっしゃることは絶対らしいから、断れない。

それだけはやだ!

でもこの先生からだったら素晴らしい基礎を教えていただけるんだろうなぁ。
でもでもIgorだったら初めての360度のジャンプの練習に使うハーネスを使えるそうだからなぁ。このハーネスを使えるコーチはIce Houseではふたりしかいないというし...。
あー、どうしよう。誰から習おっか。


最後はちょっとミーハー気分になってニコライや3月の世界選手権にペアで出場した選手と一緒に写真も撮らせてもらっちゃった。heart01

この合宿のおかげでちょっと落ちかけていたモチベーションも上がった。

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2009/06/23

2回目の9週間レッスンが終わった。 これからどうする? The 2nd 9-Week Lessons Ended. What am I going to do now?

「イゴールがいいよ。絶対お勧めだな。彼はきっちりと基礎を教えてくれるから。」と義姉。

私は『きっちりと基礎を教えてくれる』という言葉に弱い。
やっぱり何をするにも基礎が大事だもんね。

この言葉で、もしレッスンを受けるとしたら彼からと決断。

「(娘の)美香もイゴールに教わって本当に良かったし、私は色々な人に勧めているの。」

「でもたしか彼の英語(訛りがひどくて)分かりにくいのよね。」

「そんなことないよ。美香も分かってたし。他の人に比べたらそんなことないよ。」
姪も隣で会話を聞きながら頷いて、まるで彼からレッスンを受けるべきだと説得するかのように私を見ている。


もうこうとなっては、もしプライベートレッスンを受けるとしたらイゴールしかないでしょ。




2回目の9週間レッスンが終わった。 これからどうする?

残念ながら4レベルあるうちの3で終わった。

でも、4で習う内容も既にコーチが教えてくれていたので、クリアしなくてはいけない全種目のうち2つ以外はできている。

夏のグループレッスンは週日で私には不都合な時間帯しかやっていない。また同じようなグループレッスンは9月まで始まらない。

で、たとえそれを受けてクリアしたところで、その先に繋がるレッスンのプログラムはない。

となるとあとはプライベートレッスン。

いやほんと、これからどうしよっか。

去る12月に始めたときはバックのクロスができれば十分と思っていたし、そのハードルはとても高く見えた。
でも意外と簡単にできるようになった。そして当初思い描いていた「それなりに自由自在に滑れる」ようになっている。

じゃあ目標達成ということで、ここでやめにする?

んなわけないよね。

実際、良い運動にもなるし、更に上達したいのは確か。
べつにプログラムを組んでコンペティションで競うつもりはない。
でもやっぱり続けたい。
ダブルでなくてもシングルジャンプくらいは夢じゃなさそう。
スピンも頑張ればできそう。  かな?


取り敢えず今週末の土日のサマーキャンプに参加してみて、もうちょっと感触を掴んでみよう。
私と同じような人達が全国から、なかには海外からも集まって来てる人もいるそうなので良い刺激になりそう。
っていうか、私のことだから合宿が終わった時点でもっと上達したくなるんだろうな。

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"You should go with Igor.  I definitely recommend him. He teaches solid basics.", said my sister-in-law.

I have a soft spot for words like "solid basics."
Afterall, solid basics are important foundation in just about everything you do.

With these words out of her, I pretty much made up my mind that it will be him, if I am to take lessons.

"It was really good for Mika (daughter) that she took lessons from him, and I've been recommending him to many people."

"But I think I have hard time understanding his English, if I remember correctly."

"Oh, I don't think so.  Mika understood.  Comparing to other coaches, his English is not bad."
Mika is listening to our conversation, nodding to her mother's words and looking at me as if to persuade me to go with him.


Well, at this point, I can't think of anyone else but to go with Igor, if I am to take lessons.  Mr. K, the old man, on the other hand, is profoundly experienced in teaching and probably has a lot to offer, but I don't want to join his little "team" he has and I have good reasons to believe he would probably put together an outdated program with poorly edited music that I cannot refuse to perform.



The second 9-week group lessons has just ended.
What am I going to do now?

Unfortunately, I finished it at level 3 of 4.

But since my coach has already taught me many of what's taught in level 4, I'm able to clear all requirements except for 2.

The only group lessons offered in the summer season are during the week in the hours I cannot attend.  The similar group lessons do not start until September.

Even if I take group lessons and clear level 4, there are no programs to continue from there on.

So that would leave me with taking private lessons.

If I can only find someone on the same level of skating as I do, I can take semi-private lessons which would be a lot cheaper.

So, what am I to do now?

When I first started in last December, I thought being able to do backward crossovers would be enough and the hurdle seemed pretty high at that point.
But unexpectedly, accomplishing that came pretty easily and I am now able to freely skate as I once imagined to want to be.

Well then, I have achieved the goal, so shall I finish here?
Nah.

In actuality, it is a good exercise and I sure want to be better at it.
I have no intention of putting a program together and competing.
But I do want to continue.
Maybe not a double, but single jump may not be a dream.
I'll probably be able to do some spins if I tried hard enough.  Who knows?

I guess I'll participate in the summer camp program over this weekend and see what happens.  Of what I understand, there are so many people gathering from all over the country, and even some from overseas just for this ni the past, so this will be a good stimulating experience.
But it's me we'are talking about here...I'll probably want to continue to get better at it especially after participating in the camp.

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2009/06/08

え?私が教える? ムリ!

スケートのレッスンが終わって、ベンチでスケート靴を脱いでブレードをタオルで拭いていた。

「Hello」
レベル1の生徒の男性が声をかけながらベンチに腰掛けてきた。
以前スケートのコツを少しアドバイスしてあげたことがある。お互い名前も知らない。
生徒同士でアドバイスをし合うこともある。
特に子供同士ではよくやっているようだ。

以前レベル1のほかの女性生徒さんにアドバイスをしたとき喜ばれたこともあって、苦労をしている人を見ると、自分も通った道なのでやたらめったらではないけれど、相手の反応次第で一言アドバイスをしてみることがある。


「Oh, hello.  How are you?」
あら、何かお話でもあるのね、などと思いながらブレードにカバーを被せながら会話を続けた。

「I'm fine.  How are you?」

「I'm doing well too.」

「How is your lesson coming along?(レッスンはどうですか?)」
一応聞いてみた。

「So, so.  Actually, ...(まあまあです。実は...)」

話が始まった。

9週間のグループレッスンもあと2週間で終わりで、夏にはクラスがないので是非私さえ良ければ教えて欲しいとのことだった。レッスン代も払いたいと言う。

え゛、え゛、え゛~?!私が教える?それはムリってもんでしょ!

「教えるなんて立場じゃないですよ!もちろん私の知っていることであればいくらでもお見せすることはできますけれど。でも過去に教えた経験などないしそんなことして良いのか...」

「いえ、いいんです。教えた経験などなくても。この前アドバイスして下さったみたいな感じでいいんです。私のレベルの生徒たちとも話していたんですけれど、貴方の教え方がすごくぴんとくるんです。」

たまげた。
そしてその男性は続けた。

「今教えてくれているコーチは経験も知識もとても豊富でnice ladyだけれど、教える人に知識があること以上に、この人の教え方が良いから教わりたいとかという気持ちが大切だと思うんです。私も子供相手にコーチする立場にあるんですけれど、ただ厳しく叩き込むのは違うと思っているんです。そういう意味でも是非貴方に教えていただければと思って。無理ですか?」

以前この男性にアドバイスしたときは、バックで滑ろうとしているけれど体全体がガチガチになって氷の上を滑るのではなくガリガリと氷と戦いながら辛うじて数センチずつ動いている感じだったので、「もっと楽になって、体中の筋肉をリラックスさせて、滑る感触を楽しんでいいと思う。こんな風にスーっとふわーっと」みたいなことを言いながら両手を広げて滑ってみせたのを思い出した。

無理かと聞かれて「ノー」とも言えず、かと言って私が教えるなんて甚だおこがましく思えて、でもでも頑なに拒絶するのも悪いと思って口をついた言葉は

「いえ、そこまでおっしゃるのであれば喜んで。でもとてもではないけれどレッスン代なんて取れません。」

「それではスケートの入場料だけでも払わせてもらえませんか。」

えぇ、いいのかなぁ。
一瞬迷った。

「Please at least let me pay for that(せめてそれくらいは払わせてください。)」

Pleaseと言われて「ノー」とも言えず結局お言葉に甘えることにした。

改めて自己紹介しあって、たまたま私は携帯電話を持ってきていなかったので私の番号を渡した。


それからもともと西海岸で生まれ育って12年前に東海岸に引っ越してきたことや、西海岸では日本人の友達が多かったこと、日本には出張で何度か行ったことがあることなど10~15分くらい聞かされた。早くタラのもとに帰りたかったのに...。この人お話が好きなんだ。

にしても、なんだかとても意外な展開になってきた。
最近何かと出費が多く、あまり時間をかけないで済むお小遣い稼ぎはできないもんかと思っていた矢先の出来事だった。

レッスン代は遠慮したけれど、入場料を出して頂けるなんて、それだけでも有難いと思う。
でもそんなことより私のアドバイスをこんなに快く感じ受けられていることが嬉しかった。

で、でも...教えるなんて。どうなることやら。

この話を昨日一緒に滑った兄にした。

「Maybe he is trying to pick you up.(もしかしたらナンパしようとしてるんじゃないか。)」

「え゛ー!そんなことないよ!」
兄はニヤニヤしてる。

「え゛ー!そんなことないよ!そんなはずないっちがうよ。
ちがうよね!っがーん。いや、ちがう。うん、ちがう!

兄は相変わらずニヤニヤしてる。

「もおー!annoy

っていうか、すってきなコーチにならナンパされたいかも。きゃはは!

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2009/05/09

頭と体の運動のスケートレッスン

レベル3でテストされる動きは1つだけ残して全部できるようになった。

でもあともうちょっとで出来そう。もしかしたら明日の日曜日と来週の金曜日に練習すれば、その翌土曜日にはテストが受けれるかも。


悪戦苦闘している私を見ながらコーチのレニーが言った。
「どうしてかなぁ。ちゃんとエッジも使ってるし、体もまっすぐ伸びてるし。一体何が悪いんだろう。%)@(#!*だしね。」
何を言ったか聞き取れなかった。
私の反応を待っている。ジョークを言ったみたいだったので笑ってごまかしたら、

「だってほら、君がプライベートでどんなことしてるかなんて僕にはわかんないしさ。」

さっきなんて言ったの?なんて今更聞き返せないしなぁ。
なので取り敢えず肩をすくめて笑った。
もっと頭の回転が早かったら「え、知りたい?」ってにやついて返してたかも。

レニーは気の利いた軽いジョークをよく飛ばすので、咄嗟に返しを考えるのに頭の運動にもなる。頭も体も運動。



普段前半の30分だけコーチがついて教えてくれて、後半の30分は自己練習だけど、今日は後半もレニーは随分残ってくれていた。
一緒にレッスンを受けているレベル4のふたりにもアドバイスしたり、他のコーチの話に関する質問に答えてあげていた。

会話が途切れたのでレベル4で教わる動きを少しずつ教えてもらえるか尋ねたら、快諾してくれた。

スリー・ターン。
片足で半円を描きながら、中間地点で180度ターンする。
つまりフォワード(前向き)に滑り始めて半分のところで180度ターンして、バックに滑る。
要は前向きから後ろ向きに滑る、方向転換の動き。

半径50センチ足らずの半円をマジックでアイスの表面に描いてくれた。
半分のところに印をつけていて、そこでターンをする。

「まず左足から外側のエッジで。右腕を前に出して、半分のところで内側、つまり半時計周りでターンしてフィニッシュ。それだけだよ。」

いとも簡単にやってくれる。

「それだけって。難しそー。」

「大丈夫。ほら、手を持ってるから。」

がくがくしながらも出来た。
あれ?できたじゃん。

「ほら。できたじゃない。簡単でしょ?」

「いや、それは手を持ってもらってるから。」

「はい、じゃあもう1度。」

できた。

「はい、今度は自分で。」

「は?」
一瞬かたまった。
もう一度だけ手を持って下さい。とお願いしたいところだったけど頑張ってみた。

できた!危なっかしいけどできた。
レニーが手を叩いている。

「That's good!あとはもう片方の足を滑っている方の脹脛のあたりにピタッとくっつけて、最後に伸ばす。同時に右肩を開く。はい。やってみて。」

何回かしているうちに、それらしくなってきた。あとは回数を重ねるのみだな。

「今度は反対の足。こうね。」

やっぱり始めの2回は手をもってくれて、3回目は自分で。

あまりうまくできなかったので、4回目はまた手をもってくれた。

「はい、左腕が前。反対、左腕。そう。で、足をくっつけてターン…」
そこにゲナディとちびっ子がプライベートレッスンでするっと通り抜けて危うくぶつかるところだった
「で、ちびっ子に当たってフィニッシュ。」

ウケた。声を出して笑ってレニーの肩をポンとたたいた。
レニーも笑ってるし、通り抜けたゲナディも振り返りながら私たちの笑いにつられて笑った。

「ねえ、レニー、こんなのどお?私がすごく、すごく、すごく、すごく頑張って練習して上手になるの。それでふたりでペア・コンペティションに出るの。smile
もちろん冗談。

「どっち?ペア・スケート、それともペア・ダンス?」

確か友達がペア・ダンスの方が危なくないと言ってたな。
っていうか笑っておしまいなんじゃないの?

「危なくない方。」

「じゃペア・ダンスだね。ペア・スケートの方はこういうリフトがあるから。」頭上でリフトのフォームを作っている。「なに、また競い始めろっていうの?いいよ。」

いいよ?やっだぁ。
「んじゃ、約束ね。」
って私も負けずに返した。

「OK。そっか、じゃ頑張って全米で優勝だね。」

「ワオー!ではまた来週。」

「また来週。」

って、一体どうよ!

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2009/04/27

エリート・スケーター・コーチとパーソナル・コーチ (2)

日曜日のいつもの姪と兄とのスケートのあと、ショッピングから戻ってきた義姉と合流して食事を済ませた。

その日はたまたま食事の後の時間帯もスケートの一般公開のセッションがあるので、もしリンクが混んでいなかったら、6月のコンペティションに向けてプログラム全体の練習を30分でもいいからしなさいと親に言われている姪は渋っていた。

もともと体調がいまいちの私は、今回は滑らないでリンクの外から見ていようと思っていたところに、私が滑るのであれば彼女も滑ると言い始めたから困った。
取り敢えずリンクが混んでいないかどうかを確かめにリンクに向かった。

6月に向けて頑張ってもらいたいという叔母心と、疲れているところで滑る危なさとで葛藤が続いているうちにリンクに着いた。


姪はまだ渋っていた。近くの手すりを両手で掴みながら、体をクルン、クルン、と左右に揺らしながら私の決断を待って顔を覗き込んでいる。

「私が滑るんだったら美香ちゃんも練習するの?」

「うん!」元気な天使の笑顔だった。

「んー、わかった!じゃ、滑ろう。」

「やったー!」と姪。「え、いいのぉ?ごめんねぇ。」と義姉。恐縮ながらも嬉しそう。


そしてまた兄と3人で滑った。

練習の合間に兄とおっかけっこをしていた。私はそこまで自由自在に滑れないので参戦できない。

そのうちふたりとも気分が悪いので今日はスケートを終わりにするという。
「そりゃあれだけ食べれば気分も悪くなるわ。」と笑いながら義姉がリンク際で言っている。
そりゃそうだ。おかしい。

それから義姉は本を買い忘れたと30分後にリンクに戻ってくるといい、ショッピングモールに戻っていった。

私はもうちょっと練習したいとリンクにとどまり、兄と姪はスケート靴を脱ぎ始めた。

私の練習科目のひとつはバックのクロス。
かなり形にはなってきているものの、まだまだスムーズではない。何か違う。
兄がビデオを撮ってくれたものの、何をどうしたら良いのか分からない。


そこでスケート靴を脱いでゾーリに履き替えた姪のもとに行き、リンク際から教えてくれないか頼んだ。

喜んでリンク際にスキップしてきた。あれ?気分悪いんじゃなかったの?coldsweats01

アイスホッケー用マークされている円を使ってグルグルと2周ほどバックのクロスをする。

姪のところに滑ってアドバイスをうける。

「あのね、クロスしたあとの後ろの足をもっと横に押し出して蹴るの。それからもっと重心を足の真ん中にするの。前に(重心が)行くからトーピックが表面に擦れて氷が削れる音がするしスピードも落ちちゃうの。」へぇーそこまで見えるんだ、聞こえるんだ!鋭い。すごい。感心。

何度か練習しては彼女のもとに戻って更にアドバイスを受ける。

そうすると次の課題が言い渡される。

「今度はね、後ろ足を押し出して蹴るとき、円を描くようにこうしてするの。」ゾーリの足でやってみせてくれる。
氷の上ではないので説明に限界があるけれど、言っていることはだいたい分かる。


また戻って数周。

「そうそう。」姪がうなずいている。

また数周滑っていると「こっちに来て」と合図している姪のもとに戻ってまた違うアドバイスをうけては、「OK!」と円に滑りに行く。

パーソナル・コーチじゃん!
プライベートレッスンそのもの。

「できた、できた。それでいいの。good」両手の親指を立てて満面の笑み。

「え、これでOK?やったぁ。美香ちゃん、有難うね。私のPersonal Coach!」

「Free one too!(それもタダのね。)」ごもっとも。

「Yey!」

土曜日のエリート・スケーター・コーチに、日曜日の天使のパーソナル・コーチ。
私はとっても恵まれている。

ラッキー!

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エリート・スケーター・コーチとパーソナル・コーチ (1)

日曜日は、日本への一時帰国から戻ってきた兄家族と一緒に3週間振りにスケートに行った。

行きの車での中。

私が切り出した。
「昨日はね、レニーがいなくて、そのかわりに背が高くて綺麗な女性が教えてくれたの。彼女のひとことアドバイスがすごく良くて、とってもためになった。できればずっと彼女に教えてもらいたいくらい。レニーはさほど細かくないからちょっと物足りないときもあるのよねぇ。でも昨日教えるのが初めてみたいなことをそのコーチは言っていたと思う。ちょっとレッスンに遅れて行ったから、もう始まっていてそのコーチがそう言っている最中にそこに着いた感じだったから。」

グループの扱いがいまいち分かっていなかったようだし、氷の表面に練習用の円を描く要領など小さなことで戸惑いがあったようだけれど、実技に対するコーチングはかなりのノウハウがあったのを感じた。

「え、どんな人?どのコーチかなぁ。名前は?」義姉も姪の美香も口を揃えて聞いてくる。

名前がわからなかったので、容姿をこんなのか、あんなのかと事細かに聞いてくる質問に覚えているだけのことを答えた。
「あ、そうそう、きっと東洋人とのハーフだと思う。綺麗なひとだったよ。」

「あ!それだったら絶対キャレンとかなんとか・リードだよ。」と義姉。

「違う、(名前は)キャシー・リード。きっとそうだよ。」と姪。

「ふうん。」

「愛ちゃん、それすごいよ。その人はお母さんが日本人で、姉弟のペアで確か去年の全日本でゴールド獲った人たちのお姉さんの方だよ。きっと初めてというのはグループレッスンが初めてだったのよ。」

「え!そうなの?」

というわけで、その夜家に帰ってインターネットで調べたら、さすがにプログラムを滑っている風景だったから濃いメイクだったけれど、間違いなくそのコーチだった。

http://www.youtube.com/watch?v=HBaTL8NphJI&feature=related

うわぁ、すごいエリートスケーターからコーチしてもらってたんだ。



cutecutecutecutecutecutecutecutecutecutecutecutecute

日曜日は夏同様、日中の最高気温が30℃代で、スケートをしに来ているのはほんの10人前後だった。

姪は6月にコンペティションがあるということで、一生懸命練習に励んでいる。
兄がデジカメでビデオを撮って、分析しながら直しを入れている。

行きの車の中で、スピンの練習が足りないから前より下手になっていると母親から散々叱られて、姪がほとんど投げやりな気分になったところに、兄の
「コンペティションに出るだけの力がついていなかったら出なければいいだけのことだから、今頑張って練習してコンペティションに出るか、練習しないでコンペティションに出ないかは美香の自由だ」
とのひとことで、美香はコンペティションに出たいから練習すると決意を固めたという経緯があった。

私も自分のレベルの練習を繰り返して、例によって美香のひとことアドバイスで練習課題が増えて、更に練習を重ねた。

「あ、すごい、すごい。愛ちゃん、できるようになったね。」これが最高に嬉しい美香の言葉。


いつものようにスケートのあと、みんなで食事をした。
いつになく兄も姪もたくさん食べていた。

姪は食欲旺盛。日本でたくさん食べたせいか、少し体重が増えて、おまけに背が少し高くなったとコーチから言われたとか。


食事のあと、スケートの一般公開セッションがまた2時間ほどあった。

人があまりいなければ、スピンのほかのプログラム全体の練習をしよう、ということだったけれど、姪は私が滑らないのであれば練習したくないと言う。

今日はもともと体調的にも疲れ気味だったので、食後のセッションはリンク外から見ていようと思っていた矢先の姪の言葉に困惑。


6月にコンペティションがあるのよねぇ。
でも疲れ気味で滑るのは危ないかなぁ。怪我したくないな。

葛藤の1分。
いよいよリンクに着いた。
まだ姪も渋っている。
私もまだ迷っている。



(つづく...)

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2009/04/20

待ち遠しい週末 - スケートとファミコンは似てる?

月曜日だというのに、もう週末が待ち遠しい。

そう、スケートがしたいから。

そんなにしたいんだったら、いつも行っているIcehouse(スケートリンク)であれば、朝4時半に起きればできるじゃない?

無理。

一般公開ではないけれどフィギュアスケートであれば5時55分から45分だけ誰でも滑れるセッションがある。

でも朝が苦手な私はさすがにそこまでして滑りたいとは思わない。
週日の一般公開は11am~2pmと、9時~5時で働く人達には絶対無理な時間帯。

土曜日のレッスンでコーチのレニーの口から飛び出た「テスト」という言葉に反応してしまった。
是非ともレベル4に上がりたい。

でもね、練習を重ねていれば上がれるのは時間の問題。
上がったところでどうというわけでもないし。だからそんなに焦る必要もない。

それに例えテストに合格しなくたって、レニーならレベル4で教わる項目を教えてくれる。

3であろうが4であろうが、確実に何か新しいことを学べるようになるのには間違いないんだから別に焦る必要はなにもない。

だから焦っているわけではなくて、とにかく今ある程度できていることをもっと高い質のものにしたいし、新しいものも学びたい。ただそれだけ。


貴重な週末のスケートの時間。それなのに昨日はスケジュールの都合上ほんの40分程度しか滑れなかった。
でもその40分のなかで得たコツがあったもんだから、
何十回と繰り返したなかで1、2回うまく行ったものがあったもんだから、
また再現させたい。
そして何十回に1回が、10回に1回になって、5回に1回になって、5回に3回になって、気がつけば毎回できるようになっている。

そしてできるようになったら、今度はもっとスムーズに美しく滑るにはどうしたらいいかの試行錯誤が始まって、満足が行くのが10回に1回から始まって確立が高くなっていく。

ファミコンが止められない感覚と似てるかも。

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2009/04/18

また始まった9週間のグループレッスン

今日からまた9週間コースのフィギュアスケートのグループレッスンが始まった。毎週土曜日だ。

Adult(大人)の基礎レベルは4つまでで、私は前回の9週間コースの最後から2週間目で2を合格して3に上がったばかり。

最後の週のクラスで3を合格するための必要項目のお手本を全部見せてもらっていた。前回のコースが終わってからまた新たな今回のコースが始まるまでの2週間、練習したのでいくつかできるようになっていた。



2週間ぶりのクラス。

季節柄なのか大人も子供も生徒数が前回のコースより圧倒的に少ない。
しめた!滑りやすい。

大人のレベル1は2人ほどいて前回とは違った別の女性のコーチが教えていた。

レベル2から4はすべて前回と同じくレニーが教えているけれど、初日の今日来ていたのは私を含めて4人。みんな前回のコースから続けて受けているからもう友達。

それにしてもレニーの滑りはすっごくかっこいい。

彼がプログラムを滑っているところは見たことがないけれど、レッスンでそれぞれの種目を見せてくれるときとか、華麗と機敏さに満ち溢れている。バレエのレッスンもかなり受けていたんじゃないかしら。

口頭である程度説明して、
「じゃ、ちょっとやってみせるね。」
と言いながら、お手本を見せるために凄いスピードでピャーって数メートル離れている練習用の円に行くときとか、やり終えてみんなのところにピャーって戻ってきてシャッと勢いよく止まるときとかも、身のこなしがすべてかっこいい。

止まり方も片足とか両足とか色々で本能的になにげにやっているのがかっこよくて羨ましいなぁ。

私もあんな風に止まれたらなぁ。って、思わず見とれちゃう。

黒人スケーターはほとんど見かけないけれど、やはり彼ら特有の瞬発力をスケートに活かすと大変素晴らしいことになるんだと思う。

それからレニーはテスト種目だけに拘るのではなく、出来ると便利だったりかっこよかったりするものは、とっても気前よく教えてくれるのが嬉しい。

一通りレベル3の種目をさせられた。
今日のレッスンの終わりにレニーが私に言った。
「もうレベル3のテストを受けれるね。来週はちょっと分からないけれど、再来週は受けれるように手配しておくよ。」


え゛え゛え゛ー!そうなのぉ?!

「で、でもbackward one-foot glide on edges(バックの片足エッジ滑り)ができていない。再来週までには無理のような気がするんですけど...sweat02

「無理じゃないよ。できる。ほらもっと楽観的になって!」

「あ、ハイそうでした。coldsweats01 もちろん再来週には出来ています。rock

バックの片足エッジ滑りとは、片足を30センチ程度前に伸ばしてもう片方の足でエッジを利かせながら大きな円を描いてバックで滑るもの。

時計回りと反時計回りをそれぞれ円の内側と外側の足を交替して滑る。

つまり、時計回りで左足で滑るときは、外側のエッジを利かせながら滑るけれど、同じ方向に右足で滑るときは内側のエッジを利かせることになる。

簡単なようで意外と難しいのは、重心を後ろに置きすぎると後ろに転んでしまうけど、だからといって前に重心を置きすぎるとトーピック(ブレードの前のギザギザ)が氷の表面と接触するのでブレーキがかかってしまう。

このブレードの前後のどの位置でバランスをとるかが微妙でなかなか難しい。
とにかく回数を重ねて試行錯誤して感覚を掴んでゆくしかない。
テストでは5秒間ずつ滑ることを要求される。


ついでにこんなことも言われちゃった。
「レベル4の種目が全部できるようになるのも時間の問題だよ。クリアしたら今度はジャンプも教えてあげるよ。」

「冗談やめてよ。」

「いや、マジだよ。」

え?マジですか?eye

「このジャンプかしら。」
と言って両足で軽く5センチくらいジャンプしたら他の生徒からうけてた。ふふ。

よし!これは頑張って練習に励まなくちゃね!

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2009/04/05

上機嫌...単純な私 / Being in a good mood...a simple mold

今日、日曜日はいつもの通りショッピングモールにあるリンクで姪や兄と滑った。義姉はその間ショッピング。

家族4人でスケートするスケート仲間のチャン一家(奥様が日本人、ご主人が中国人で男の子と女の子がひとりずつの家族)も一緒だった。

いつもは兄家族の車で一緒に行くところ、スケートの後の行動の関係で私は自分の車で行って現地集合だった。

私の方が早く着いて軽くストレッチをした後スケート靴を履こうとしたときに兄家族が向こうからやってきた。

いつものように姪の美香が抱きついてきた。
スケート仲間のチャン家族もいる。

上機嫌の理由その1

私がスケートを始めたことで、義姉とも美香のスケートの話やコーチの裏話を色々としてくれる。


美香「ローマンが愛ちゃんと私が似てるって。」

私「へえ、そうなんだ。」

義姉「ローマンが愛ちゃんと美香がすごく似ていて、愛ちゃんのことsisterだと思ったって。」

私「ええー!lovely んっふ!もう一度言って!」ってなぜまた言わせる!

チャン夫人が笑っている。


昨日自分のレッスンが終わった15分後に姪のレッスンが始まり、兄とふたりでレッスンの様子をガラス越しに見ていた。そのときに姪を教えていたのがローマンというコーチ。
ガラス越しに見ていた私をローマンが見てそう言っていたらしい。

10歳の少女である姪の姉に間違われちゃった。heart01

義姉「愛ちゃんと美香が姉妹だったら、一体私はどういう位置づけになるの!」

みんなで大笑い。


上機嫌の理由その2

昨日から1つ上のレベルでのレッスンだった。そのレベルでマスターしなくてはいけない項目をコーチが一通り全部見せてくれた。

昨日で9週間コースのグループレッスンは終了だけれど、2週間後に始まるグループレッスンに備えるためにも引き続き練習をしている。

コーチはMohawkと言って、半円を描きながら、半円の前半を右足で前向きに滑り、半分の地点で左足の後ろ向きにスイッチして半円の後半を描くというものが、このレベルでは一番難しいと言っていた。

始めはリンクの縁を掴みながら足の置き方を練習。
徐々に縁から離れながら、何度も失敗しながら最後に成功!
3回に1度の割でしかできなかったのも最後には毎回成功!rock


おまけにバックのクロスもなんとか形になってきた。
まだぎこちないけど雰囲気は掴めてきた!rock


私としてはMohawkは一番難しいとは思わない。
大きな円を描きながらバックで片足で滑るほうがずっとずっと難しい。時計回り、反時計回り、左右片足ずつ全部だ。
今日はこれはまだできなかったけど、練習を重ねれば十分いけそう。



些細なことで上機嫌になる私は単純?!

***********************************************

As the usual Sunday ritual, I went ice skating with my brother and his daughter at the rink in a shopping mall.  My sister-in-law enjoys shopping while we skate.

The Chang family (Chinese father, Japanese mother, son and daughter) was also there as usual.

Unlike the usual pattern, I met up with them at the rink rather than being picked up.  I got there earlier.

My niece Mika came running to me as soon as she spotted me and gave me a big hug.  This gives me such a joy.

The reason #1 for being in a good mood

As I began taking up on the figure skating, my sister-in-law and niece got closer and we speak a lot about skating.  They tell me a lot of behind-the-scene stories about the coaches.  I enjoy such closeness.

Mika:  Rohman (one of the coaches she takes lessons from) said you and I resembles each other!

I:  Oh, really?  (So pleasant to hear that.)

Sister-in-law:  Apparently, Rohman said that you two resemble each other so much that he thought you were Mika’s sister.

I:  A what?!  Say that again? (I definitely heard it, but I make her say it again!)
Listening to the conversation next to us, Mrs. Chang is laughing.

It was yesterday when after finishing with my practice, I sat with my brother and watched Mika over the glass wall, taking lesson from Rohman.
He saw me for the first time and apparently made such remarks then.
I left the rink before she finished taking lessons and got off the ice.


I was mistaken for a sister to my 10 years old niece!  How cool is that!


Sister-in-law:  If you and Mika are sisters, then what am I?

We all laughed.

The reason #2 for being in a good mood

Starting yesterday, I proceeded to the next level of the group lesson, and the coach showed me all the requirement moves of that level.

Although yesterday was the last lesson of the 9-week course, I am continuing with the practice for another set of 9-week course to start in 2 weeks.

The coach mentioned that the hardest move in this level is called “Mohawk” and showed me how it’s done.  You skate a semi-circle line with the first half going forward with inside edge and change in the mid point to the other foot going backwards in its inside edge.

I began learning the move by holding on to the ledge and confirming the angle of the steps.
And then, gradually, I would move away from the ledge and I would finally be successful after many failures.
Then I would work myself up from being able to do once every three times to every single time.

On top of that, my backward crossovers are finally taking their form.
They are still awkward, but I’m getting the feeling of them.

To me, Mohawk is not the hardest.

The hardest is to glide backwards with one foot in a large circle using inside and out side edges going clockwise and counter clockwise.
I couldn’t do it today, but I’m sure after many practices I will.

I must be a simple mold for being in a good mood over small things like that…

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2009/04/03

きっともうすぐできるよ!

グループレッスンはリンクをこれでもか!というくらい細かく横割りにして様々なレベルのクラスが同時に行われるので、とっても狭いところでレッスンをしなくてはならない。

一般公開のセッションのときは危ない滑り方をしている人もいるし、反対方向に滑ってはいけなかったりで制約がある反面リンク一杯に滑れる。

日曜日に滑りに行くリンクはショッピングモールにあるリンク。そしてそこでの日曜日の一般公開は1時間半のみ。それでも十分。そして最後の方はかなり楽に滑れるようになっている。


cutecutecutecutecute

普段とはちょっと雰囲気の違ったリンクで滑った。
一般公開のようなグループレッスンのような、何だか変わった設定。
でも思う存分滑った。
気付いたら1時間半以上滑っている。
自分なりに自由自在に滑れているような気がする。

ということは、もしかしたらbunny hopもできるかも。
片足を振り子のように前後に振りながら、一番前に振っているときにその勢いでもう一方(後ろ)の足で蹴って軽くジャンプする。

勇気を出して試してみたら、いとも簡単にできた。

「へ?!すごい!」

調子付いて今度はバックのクロスをしてみた。

「え!!!出来るじゃん。出来る!やったぁ~!」shinehappy01shine
超ー気持ちいい。up

ふと時計を見たら11時を過ぎていた。

「まっずー!レッスン10時半からなのにぃ!仕方ないから後半だけでも行くか。うっわーん、遅れたぁ!」sweat01



そして目が覚めた。

なあんだ、夢だったのか。downdowndown

ショック。クスン。


いや、いいの。正夢ってこともあるから。
夢とは言え滑れたときの感触はまだ覚えている。

だって、前進の左右のクロスが出来るようになった数日前に、それが出来た夢を見たもん。正夢だったもん!

だから、きっともうすぐできるよ。 ネ。

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コーチ色々 (3)

6人目はウェンディー。
テストの試験官でグループレッスン全体の責任者でもある。

多分歳は30代前半?
日本人とのハーフで、日本名は「サクラ」さんとのこと。

きびきびして、リーダーシップに富んでいる雰囲気もあり、きっと適任なんだと思う。

最後にもうひとり。

名前は分からない。
背の高いロシア人(ばっかり!!)の若い男性で、無精髭のコーチと体格が似ているけれど、近くからよく見たことがないので分からないけれど、髭がない分顔立ちがすっきりして見える。
このコーチもよく見かけるコーチ。

テストの同日(先週の土曜日)、朝練に行ったときゲナディに初めて声を掛けられたあと、スケート靴を履いてアイスに乗った直後、ペットボトルの水と、はずしたばかりのブレードのカバーをリンクの脇に置いているとき、私の後ろを通り過ぎながらいきなり
「オハヨー」
と声を掛けてきたコーチだ。

反射的に「おはようございます。」と答えながら振り返って誰か確かめようとしたときには、ヒューンってもう既にリンクの向こう側にいる生徒のもとに滑って行ってた。

「はん?何だったんだろう、いきなり。」
っていうか単に朝の挨拶でしょ?
でも紹介されたことも話したこともないし。
でもそんな風にちゃんと挨拶してくれたことは嬉しいじゃん?

そうだ、先週は日曜日に滑れなかったから、明日も早朝の自主練習行こうと思ってたから、そのときにこのコーチがいたら挨拶しようか。
ロシア語で返しちゃおうか。



そんなこんなんで紹介されたり会話を交わしたコーチはもう7人にもなった。

コーチ同士、はたまたコーチと生徒で付き合っている人もいるという話も聞いているし、こちらが知らないのに向こうがわたしのことを知っているケースも(きっと美香の叔母ということででしょうけど)あったし、何年もこのリンクで練習している友人からも色々なことを聞くので、きっとこのリンクの中の世界は狭いんだろうなって思う。


グループレッスンが終わったら個人レッスンを受けたくなるのかなぁ。


友人から聞いたおかしな話を思い出した。

その友人がまだスイスイと滑れていないとき、ある若い男性のコーチから教わっているときのこと。

手を持って滑りながら新しい動きを練習していたときに、手を離されて、
「きゃー、やだ、まだ離さないでぇー。」とすがりついたら
「Oh, sorry, sorry.」と優しくすぐ手をとってくれたのに、
カプロフ先生に同じ状況で「きゃー」とすがったら、
「つかむな、洋服がのびる!」と手を振りほどかれたと。
きゃはは、おっかしー。

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2009/04/02

コーチ色々 (2)

3人目に出会ったコーチはアメリカ人のLenny。

現在グループレッスンでレベル2から4まで教えている。
私が9週間コースの3週目でレベル2に合格して以来お世話になっている。

若干23歳の大学生。目がくりくりっとしたえくぼが可愛い、俳優さんにでもなれそうなキュートな黒人男性。

9歳にスケートを始め、19歳までコンペティションに出ていたとのこと。

大学が始まり、私立大学なので学費もスケートもそれぞれ1年に3万ドルかかるので、どちらか選ばなくてはならなくて、大学を選んだ。でも週末はコーチでバイト代になるからちょうどいいと言っていた。

とっても性格が良く、スケートのフォームがとても綺麗。

グループレッスンでは試験項目を全部教えることになっているけれど、それ以外のことでもいくらでも教えてあげるよ。と気前良くなんでも教えてくれる。

今週末で今習っている9週間コースは終わりだけれど、また4月の半ばから新たに始まる9週間コースでも、彼から教わることになっている。




4人目が名前がわからない。
ロシア出身の背が高くてちょっと無精髭面の男性。
私が最近このリンクでスケートを始めた頃から毎回のようによく見かける。

グループレッスンで友達になったリディアというロシア出身の女性が、グループレッスンのほかにも個人でレッスンを受けているので、一緒に一度だけ受けようと、無理矢理レッスンを一緒に受けさせられたときのコーチ。

ロシア訛りがあまりにもひどくて、言っていることが分かりにくい。
教わるにもかなり支障あり。

はじめ、私はこのコーチをゲナディという、以前姪のコーチをしていたコーチと勘違いして、Mikaの叔母だと言ったら、「ああ、Mikaの。。。」と言いながら、傍にいた女性のコーチに私のことを紹介してくれた。後で分かったのは、その女性のコーチから最近美香が習い始めたという。




5人目がゲナディ。
ロシア出身の男性。
ちょっとハンサムだけどなぜかいつもやけに赤ら顔。ガチ飲みしました。ってくらい。
確か2年ほどこのコーチに姪た教わっていたけれど、最近コーチを変えたので今は美香は教わっていない。

ゲナディも私がスケートを始めた頃から毎回必ずと言っていいほど見かけてきた人だ。
でも私が美香の叔母だということをゲナディが知っているかは分からない。

先週の土曜の早朝6時15分のこと。同日の10時半からのグループレッスンのテストを受ける前に自分でおさらいをしておきたかったので、比較的人が少ない早朝に頑張って起きて自主練習に行ったら、初めて声を掛けられた。
「あれ、レッスンにはまだ早いんじゃないの?smile」と笑っている。私が10時半のレッスンを受けていることも把握していたのだ。
初めて話しかけられた上に唐突なジョークだったので、一瞬何を言われたのか把握するのに大変だった。
「あ、はあ。練習したくて。」coldsweats01

このときはまだこの人がゲナディだとは知らなかったし、単なる顔見知りのよく見かけるコーチという存在だったので、初めて話しかけられてびっくりしたものだ。
しかも、ゲナディの生徒の男の子とその母親と、オフアイスの練習をしているみたいだったので、その脇をそそくさと通り過ぎようとしたときに話しかけられたし。


自主練習が終わった頃たまたまやってきた姪と兄に聞いて、やっとその人物がよく名前を耳にしてきたゲナディだと分かった。

それから10時半のクラスの試験を無事合格したので、たまたますれ違ったゲナディに、「あなたがゲナディさんですね。」
「はい。」
「私はAikoです。」
「Nice to meet you.」
「今日のテスト、合格したんです。」
と言って合格証書を見せたら喜んでくれて、もし今後何か必要だったら(レッスンを受けたかったら?)いつでも言ってくれ、と言ってくれた。

つづく。

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コーチ色々 (1)

グループレッスンを受け始めたのは2月の上旬だけれど、それまでにも週末は氷に慣れるため毎週末スケートに行っていたので、毎週末行き始めて早3ヶ月になろうとしている。

その間に、友達や兄家族からの紹介で、そこで教えているコーチ数名、生徒数名と知り合った。実際に教わるなどして交流をもったコーチは5、6人になる。



初めて紹介されたコーチは60代のベテランコーチでロシア出身のヴラジミール・カプロフ先生。
昔は世界レベルでも競ったり、様々なコンペティションの審査員をしてきたり、華々しい過去があるらしい。
だけど、スケート靴を脱ぐと、ずんぐりむっくりのその風貌からはなかなか想像がつかない。

レッスンはグループにするか個人にするか迷っていたとき、この先生からのレッスンも検討していた。結局時間帯が合わなかったのと、始めはグループで十分という結論に達した。

にも関わらず、お人柄はとても温かく、来る人拒まず去る人追わずのポリシーをもっているので、グループレッスンを受けることになっても、大丈夫だよ、ととても温かくhugしてくれた。

カプロフ先生(普通コーチはファーストネームで呼ぶけれど、私は敬意を表しているのと、日本人を生徒に持った経験あって、カプロフ先生と呼ばれていたらしいので、私もそう呼んでいる。)は私の以前の日記にも登場してきたけれど、この先生の一言アドバイスはとっても貴重。そして基礎の基礎からきちんと順を踏んで教えてくれる。
1時間何ドルとるのかは知らないけれど、決して安くないはず。
でも、何故か私のことは可愛がってくれて、コツコツ練習していると好意でおしまずアドバイスを下さる。
日本人女性の私の友人2人はこのコーチから教わっていてコンペティションに出ている。

2人目のコーチはアメリカ人のエドワード。
多分30代後半から40代前半。
フルタイムでコーチをしながら自分も全米レベルで競っている。
大人の生徒はやりたい人が自分でお金を払って習うので、教わるときは本気で一生懸命になって学ぼうとする反面、子供は親から習わされている子が多いため不真面目なので、子供を教えるのは大っ嫌いだと言っている。その気持ちもよく分かる。

グループレッスンのコースが始まる前に滑っていたら、同じリンクで彼が個人レッスンを教えていた。
そのときに生徒に掛けていた言葉がとてもネガティブだったのと、友人から彼はレッスンをすっぽかしたり遅刻の常習犯だと聞いていた。
個人レッスンを受けるときに滑れる時間は1セッション45分と制限されて、resurfacing(機械でリンクの表面を整える作業)のため強制的にリンクを降ろされてしまうので、たとえ1分でも惜しい。
それからも友人から彼のチマチマ、ネチネチ、ひがみ根性の性格の話を聞かされていたので、グループレッスンは、この人じゃないコーチが当たりますように、と祈っていた。
にもかかわらず、エドワードに教わることになった。
よりにもよって...。


ま、でも先入観なく習ってみよう。と心を入れ替えてレッスンに臨んだ。
実際習ってみるとそんなにネガティブなことはなく、彼は完ぺき主義で、ほんのちょっとの妥協も許さず、一生懸命教えてくれた。
そういうところが私は大好き。

相変わらず個人レッスンには遅れてきているようだけれど、私は直接被害を受けたことはない。

もしかしたら教わっている生徒にも問題ありかも。
もし私がプライベートレッスンの生徒あれば、教わる身だとは言え、お金を出して習っているのだから、限られている時間枠で遅れてくることは言語道断、妥協を許さない教え方は好きだけど時間を無駄にされるのは嫌なので、今後もし同じことが2度続いたら、コーチは変えるつもりだとか何とか言っていたと思う。
デートに遅れてくるのとは訳が違うもん。

熱心に教えてくれたのと、私も練習を頑張ったので3週間目に次のレベルのテストを受けさせてくれて合格したため、コーチが変わってLennyになった。


つづく...

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恵まれた環境

私にとってフィギュアスケートは趣味。でも趣味レベルだからこそ今の環境は猫に小判。

私の通っているスケートリンクはまだ設立7年くらいらしい。
スケートを習いに来ている生徒は初心者から上級者までレベルは色々。
そして上級者と言っても半端じゃないレベル。世界選手権やオリンピックに出場した結構有名なスケーターやエリートスケーター達。
設立して10年もしていないのに世界のトップレベルのスケーターを生み出しているのは凄いと思う。

そのようなスケーターは練習の時間帯が週日の午後とあって、私自身はまだ一度も有名選手を見かけたことはないけれど、今は膝を負傷しているという高橋大輔、安藤美姫、村上大介など、学校の後にトレーニングしている姪っ子の美香やその母親である兄嫁はよく見かけるという。そしてもちろん彼らのコーチであるモロゾフコーチもここで教えている。

このリンクのウェブとか、リンクに飾られている写真などで見られる名前は伊奈 恭子(& John Zimmerman)、Sarah Hughes、Tara Lipinski、Sasha Cohenなど。

だから、コーチのレベルもなかなか高いし数も多い。バレエを教えている専門コーチもいる。

リンクは4つあり、ホッケーシーズンのときはホッケープレーヤーと彼らの大きな荷物でごった返しですごいことになる。
2階にはトレッドミルやダンスレッスンなどのオフアイストレーニングができるミラー張りのトレーニングルームもある。

ショップにはスケート靴の修理や調整をする、New Jersey州でも3本の指に入るという凄腕の職人もいる。

だから単に趣味で習いに来ている私にとってはとても恵まれた環境だし、猫に小判的な感もある。私の友人のように、趣味でコンペティションに出ている人も結構練習しているので、私もその気(うーんと努力して、うーんと時間とコーチ代や旅費などにお金を費やす気)になれば、そのレベルで滑れるようになる環境は整っている。

でも仕事の前に4時半起きで練習なんか絶対行けない。無理!
んなことしたら、夜お友達と食事に行けなくなる。行くお金もなくなる。洋服やジュエリーなどの贅沢ショッピングもただでさえあんまりしないのに、益々できなくなる。旅行もできなくなる。
そこまで犠牲にしてまでトレーニングするつもりはない。

もっともお金持ちの旦那さんが見つかれば別問題だけど。smile

ということで、こんなに恵まれた環境が自宅から車で20分のところにあり、そこでコツコツ趣味のスケートを練習している。毎週土曜日のレッスン、そして日曜日の自主練習が楽しくてたまらなくて、いつも週末が待ち遠しい。木曜日の今日なんて、うずうず。

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2009/03/29

一歩前進

姪の美香に電話した。

「あ、愛ちゃん。」いつもの元気な声。
「美香ちゃん。元気?」って、朝会ったばかりだけど。
「うん。どうしたの?」
「あのね、美香ちゃんにお礼が言いたくて...」
「あ!受かったの?」 す、するどい! 
「そうなの。美香ちゃんのお蔭で。」
「えー、すごい、すごい!おめでとう愛ちゃん!」 一緒に喜んでくれるのがとても嬉しい。
「有難う。Two foot turnもうまくいったよ。」
「うわぁ、すごい、すごい。」  益々嬉しい。私なんか比じゃない、とってもスケートが上手な美香が感心してくれる。
「これも美香ちゃんのお蔭なの。ありがとうね。」

今日はスケートの試験の日だった。


毎週土曜日、9週間の大人の基礎コースのグループレッスンを受けている。レベルは4段階に分かれている。

レッスンは1時間(30分教わり後半の30分は練習)で、少しずつ新しい項目を教わり、コーチの判断でテストを受けるタイミングが決まる。

3週間目で1つ目のレベルの試験をクリア。
そして7週目の今日で2つ目のレベルをクリア。

今日のテスト項目は全部で7つあったけれど、そのうちの2つが苦手で練習してきていた。


週日はフィギュアスケートを本格的にトレーニングしている様々なレベルの人とホッケーの人が終日リンクを使うので、夜公開しているリンクはなかなかないため、どうしても練習は公開セッションがある週末のみになってしまう。

そして私は日曜日はだいたい姪と一緒に公開セッションで滑っている。
姪は真ん中の円を利用してジャンプやスピンの練習を、私はだいたいぐるぐると滑ったり端のあいているところでコツコツと練習をしている。

たまに練習している私のところにスーっと姪が滑ってきて、ひとことアドバイスをくれる。
このアドバイスがなかなか的を突いていて感心する。そしてとっても助かる。

美香の滑りはとても優雅で、同じ血が流れているのかと不思議になるくらい体の線がとても綺麗だ。美香の母親も食事にとても気遣っている効果もかなり出ている。
性格も明るくて優しくて学校でも随分好かれているらしく、一緒にスケートのトレーニングをしている子らも、彼女からアドバイスを受けるのを喜んでいるという。

そんな10歳の美香は私には天使に見える。


美香はプライベートのレッスンを受けたり自主練習したり週に6日トレーニングしている。次のcompetitionは確か夏。これは絶対観に行きたい。

先週の日曜日も一緒に滑った。
テスト項目の苦手なうちの1つで、後ろ向きに片足でバランスをとりながら直線を滑る。ちゃんとできているか美香にチェックしてもらった。

「できてる、できてる。」 嬉しい。


もう1つの苦手な両足を揃えたままクルっと180度回転するTwo-foot turnというのを練習していた。ターンしたあとも膝を曲げると転び難いし、転んでも体がそれだけアイスの表面に近くなっているから痛くないと教わったことを忘れてしまっていた。
「あのね、ターンのあともこう。」と言いながら膝を曲げている。
「あ、そっか。ありがとう。」
「うん。」

もっとスムーズにできないかな、まだちょっとぎこちないな。などと思いながら練習を重ねていたら、ツーっと滑って来て片足でヒョイッて優雅に止まった美香に
「愛ちゃんできるようになったね。頑張ってるね。」
とっても嬉しい。


****************

今朝のグループレッスンは10時半から1時間だったけれど、テストがあるはずなので、最後のおさらいということで、今朝ばかりは6時15分から45分間のフリーセッションという様々なレベルのフィギュアスケーターのみのセッションで滑った。
土曜日の早朝なので練習に滑りに来ている人が10人くらいと、とても少ないので滑りやすい。

私がスケートをまた始めたきっかけを作ってくれた友人も練習に来ていた。彼女らも週6日、(仕事前も)早朝レッスンでとても頑張っている。
世界レベルで競った後、様々なcompetitionで審査員をしていたという、今は70代前半(?)のロシア出身のカプロフ先生も、恐れ多くも私にひとことアドバイスを下さったり、練習に四苦八苦しているときちんとした基礎をいくつか段階を組んで好意で教えてくださる。このコーチの教えは神の声。コーチの言う通りにしていれば、きちんと滑れるようになる。言葉数が非常に少ないけれど的確。


そしてその直後の7時からのセッションに美香が父親である私の兄に連れて来てもらって練習に来ていた。

7時にアイスから上がってスケート靴を脱いでいると向こうから美香の姿発見。

「あ!愛ちゃん。」 ハグしてきた。
天使の美香にハグしてもらうと充電してもらってる気分になる。

「今日の10時半からのレッスンでテストがあるかも知れないの。」
「うわぁ、そうなんだ。」 両肩をすくめて、あら大変、と言わんばかりの表情。かわいい。
「うん、だから今朝ちょっとおさらいで練習したの。美香ちゃんにも教わったからできるようになったし。」
「うん、頑張ってね。」

一旦家に帰って猫に餌を上げて、自分もしっかり朝食を食べてから、またリンクに戻ってレッスンを受けた。グループレッスンで同じレベルの人は私を入れて4人だけれど、今日は2人しか来ていなかった。レッスンの後半にあったテストにも無事合格してレベル3の人に仲間入り。レベル3はこれで3人、レベル4は2人だ。同じリンクの場所で同じコーチからレッスンを受けているレベル3と4の人たちもhigh fiveで一緒に喜んでくれた。

これで一歩前進。
そうだ!次回カプロフ先生にお会いしたら合格したこと報告しなくっちゃ。


来週は最後のレッスン。そして来月の半ばからまた新しく9週間コースが始まる。

う~ん、楽しみぃ!

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2009/03/27

フィギュアスケート レッスン

小学生の頃、よくフィギュアスケートをしに行った。
フォワードのクロス、簡単なスピン、膝を抱えて滑ったり、両足を揃えてのホッケーストップ、色々なことが容易にできていた。でもバックのクロスはできなかったし、フォワードのクロスも反時計回りの片方だけ。

13歳に渡米し、久しぶり(1年半くらい?)に自分のスケート靴で滑ったら、まったく滑れなくなっていた。
クロスをしてもエッジが効かなくてツルンと転んでしまう。
スケートに連れて行ってくれたおじさんがその場でブレードを研いでくれたけどだめだった。それ以来やめてしまった。

2000年の冬、どうしてもまた滑りたい虫が起き出してスケート靴をこしらえた。
1、2回レッスンを受けたけれど、自転車のように感覚がすぐ戻ってくるものでなかった。

そうこうしているうちに日本に暫く帰ることになったのでまたスケートをやめた。

2004年にアメリカに戻り、2年後の2006年、またスケートを始めたけれど、氷の表面に変なbumpがあってブレードが引っかかって転倒。後頭部をひどく打って鞭打ちになりまたやめた。

でもまた去年の夏頃、どうしても滑りたい虫がうずうずしていたところ、秋頃に私と同年代のスケートを週に6日練習しているという女性二人をたまたま共通の友達から紹介されてお食事を一緒にしたことがきっかけで、年の暮れには再び氷の上を滑っていた。

やっぱり楽しい。とっても楽しい。

氷の上をツーっと滑るあの感覚。
冷たい心地よい風。
シャーといってブレードが氷の表面を削る音。
スリルあるスピード感。


くるくるりんってある程度自由自在に滑れるようになりたい。

バックでクロスができるようになっていれば、相当色々なことが出来ているだろうから、そのくらいまでレッスンを受けよう。バックのクロスが目標!

というわけで9週間コースの週1回のグループレッスンを受け始めたのが2月の始め。あっと言う間にあと2回で終わり。はや!

子供の頃は転んでも痛くなかったから、色々なことに挑戦したしすぐに体が覚えてくれた。
今は臆病になって、なかなか新しいことに果敢に挑戦する勇気がない。
でもレッスンは楽しくて、与えられた課題は取り敢えず全部こなせている。
新しいことが一つできるようになる度にとってもとっても嬉しい。

コーチもやさしいしね!
若干22歳の黒人のえくぼがとってもキュートな男性。
9歳の頃から滑っているという。
とてもフォームが綺麗。
バランス感覚が良いって褒められちゃったもんねぇ。うふ。


そして、もうすぐバックのクロスができそうになっている。計算違いでバックのクロスはそれほど難しいものではなかった。

だから、
だから、
だから4月半ばからまた始まる新しい9週間コースのグループレッスンに申し込んじゃった。

た・の・し・み、た・の・し・み!!

最近ナターシャ・リチャードソンさんが頭部強打のスキー事故で亡くなったけれど、今から考えると、私ももしかしたら2年前の転倒であの世に行っていてもおかしくなかったかも知れない。でもそんなことを心配していたら何もできなくなる。人間誰でも死ぬときは死ぬ、大丈夫なときは大丈夫なのよ。


スケート、頑張るぞ!オー!

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