日記/Diary

2009/10/24

愛するタラへ

2000年の6月、あなたがママのところに来てくれてから9年半ね。

そしてふたりだけで暮らし始めたのが2003年の7月から。

あなたにはたぁくさん愛情、勇気、友情、忍耐強さ、優しさ、強さ、インスピレーション...挙げたらきりがないほどの数々の宝ものをもらい、分かち合い、また教わりました。たくさんお遊びもしたね。

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21日の水曜日、あなたがママの膝の上で静かに天国に旅立ってから、寂しくてたまりません。
ときには突然涙が出て止まりません。

でもね、タラちゃんがもう苦しまなくて済むんだ、頑張らなくて済むんだって思うと、それがタラちゃんにとって一番良かったんだって思うのです。
タラちゃんの安らかな永眠についた亡骸を見て、やっとタラちゃんが苦しみから解放されたって思えました。
担当医のベイリー先生も最期までずっとずっと優しかったね。良かったね。
タラちゃんが亡くなってからも、先生、ずっとタラちゃんのこと優しく何度も何度も私と一緒に撫でてくださってました。

ママはね、あなたの魂が宿っていたかわいい、かわいい体が役目を終えただけで、あなたの魂は永遠に生き続けるんだって信じているの。
だから、今はもう抱き上げたりキスしたりお話はできなくなってしまったけれど、魂レベルで心は通じ合えていると思っています。

タラちゃんのいない部屋は味気なくて静かで冷たささえ感じます。
でもね、時間が経つと共に悲しみよりもタラちゃんと一緒に過ごした素敵な時間の方をもっともっと思い出せるようになります。
ママが元気になったらタラちゃんも安心すると思うんだけど、でもね、今はまだ悲しくて仕方ないの。だからタラちゃん、ママが悲しむのもうちょっとの間我慢してくれるかな。

何十年か後に、天国でまた会おうね。
それまでママのことを天国から見守っててね。

タラちゃん、本当に、本当に沢山の幸せを有難う。
ママは、タラちゃんが天国に行っても、永遠にタラのママに変わりないからね。
そして永遠にタラちゃんのことを愛し続けます。

ママより

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2009/10/15

カイロの治療

良い先生に恵まれているのでカイロの治療はとても効果的。
治療時は痛くても、その後が調子が良くなるので治療にもいそいそと出掛けるくらい。run

その日によってあの手この手で色々な治療法が組み込まれる。

ちょっと痛いものdespair、痛くすぐったいものcoldsweats01、痛気持ちいいものcatface、気持ちいいものconfident、とにかく痛いものweep

昨日の治療時の先生との会話。

私 「私の祖母が生前に80代か90代のときにカイロの治療を受けていたんですけど、私も何故か時々治療室に立ち会っていたんですよね。その頃はまだティーンエージャーだったんですけど。」

先生「はぁ、そうなんですかぁ。」

私 「はい、それで、たまに祖母が『あいたた、あいたた』って痛がるんですけど、それが妙におかしくて、笑いを堪えるのに大変だったことを思い出すんです。何故かおかしくてたまらなかったんですよねぇ。ふふふ。」

先生「あはは、そうなんですか。子供の頃は痛み知らずですからね。痛さなんてわからないですよね。」

たしかに。
それにしても何故あのときそんなにおかしかったのか今の自分には分からないけれど、とにかく笑いを堪えるのに大変な思いをしたのが強い印象として残っている。
真剣な笑ってはいけない状況で笑いを堪えると、更におかしくなって堪えるのが大変なあれ。


天国のおばあちゃん、ごめんね。でもおかしかったの、あのときは。
今度は私の番だ。あはは。happy01

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2009/10/01

怪我の学び - 認識の変化

ニューヨーカーは何かにつけてせっかちでペースが早い。
レストランでもメニューを選ぶのに少しでも悩んでいたら、ウェイターやウェイトレスはテーブルで待つことはなく「それじゃまたあとで。paper」と、さっさと一時退散してあとでやってくる。もちろん高級なレストランになるにつれてサービスは良くなるので、もうちょっと忍耐強い。

運転していても信号が緑に変わってから3秒くらいまでに発車しないとクラクションを鳴らされる。

道を歩いていても、観光者以外はスタスタとペースが早く、のろのろ歩いたり、ビルの出入り口でもたもたしていると、場合によっては苛立たれたりすることは日常茶飯事。

私も大抵歩くペースや動作は早いほうなのであまり苛立たれるケースは少ない。

でも、事故で怪我して以来、首、腰、足の痛みで動作は鈍い。
さっさと歩けないし、ドアを開けるにも一苦労。ばっかみたいに重たい回転ドアがよくある。
「押す」「引く」などの動作は腰に響いて痛い。
乗り物で座っていても停発車時は首や腰に負担が掛かって痛い。
エレベーターでもG重力が背骨にのしかかって痛い。
オフィスワークも楽な姿勢を見つけるのが難しい。

カイロプラクターの先生に言われて、悲しいかな、見た目が仰々しくって痛々しい首のサポーターをはめている。
でも!
やっぱりこれをしていると、特に乗り物ではサポートされるし、仕事をしていても無理をしないで済む。

それから最大の効果は、外出時は周囲の人が「けが人」としてきちんと認識してくれるので、意識して気をつけてくれる。

のろのろ歩いていてもぶつかることなく嫌な顔しないでちゃんと避けてくれる。
乗り物やビルのドアも持っていてくれる(ニューヨークのバスは、降車の際ドアを自分で押し開くものがある)。
エレベーターにゆっくり辿りついてもドアを開けていてくれる。
健康な人にとって大したことのない行為でも、けが人にとっては負担や痛みを軽減できるのでとっても助かる。

普段街行く人のなかには、ぱっと見では健康そうに見える人でも、きっと健康な私たちが知るすべもない辛い稀な病気や怪我を抱えていたり、計り知れない苦労している人がいるんだろうなって、つくづく思った。
そしてそれはけが人でもそう。
例えば杖を突いている人でも、悪いのは足腰だけではない可能性があること。
例えば首のサポーターを着けている人は患っているのは首だけではない可能性があること。(それって私じゃん!)
例えばギプスをはめている人はその部位だけをわずらっているとは限らないこと、等々。

そしてご老人や杖を突いている人やけが人などに加えて、比較的動作が鈍い人への認識も変わった。

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2009/09/26

ペットの癌、自動車事故・・・色々な思い

自動車事故による怪我をカイロ治療してもらっている際のこと。

腰の調整が一番痛い。
横に寝そべって上半身と下半身をねじった状態で、先生が上からガン!っと一瞬強い圧迫をかけてゴキッと背骨が鳴る。

なんでもない単なる調整のときはそれほど痛くないけれど、怪我を患っていると激痛が走り、思わず悲鳴が漏れる。
でも調整のときとその直後2分くらいはかなり辛いけれど、その後がとってもとっても楽になる。

足の付け根も腱鞘炎になりかけているというし、足首も大きく腫れてびっこを引いて歩いている。歩くのも必要最低限に抑えるようにとのお達しが出た。

何もできないじゃん!!

調整のときの激痛を感じたり、普段の生活の中で一挙手一投足、様々な痛みや不便を感じると、思わず追突してきた相手のことが腹立たしくなる。

でも憎んではいけないんだと思う。
「憎む」という感情は相手にも自分にもよくないと思う。

でもこうして様々な痛みや不便を強いられているのは事実で、相手の不注意によるものだから、きちんと弁償はしてもらうべきだと思う。
米国の訴訟ではもって行き次第で膨大な弁償額を取れることがある。

いつかマクドナルドのドライブスルーで熱いコーヒーを自分でこぼしてやけどした女性がマクドナルドを相手取って起訴して、1千万ドルの弁償金を勝ち取ったという事例もあるほど。

でも私は例えできたとしてもそこまでしようとは思わない。
相手は個人だから生活もある。
彼女を無闇に苦しめるつもりは毛頭ない。
でも、自動車の運転は決して軽んじるものではないこと、不注意でここまで人を苦しめる結果をもたらすことをきちんと認識してもらいたいと思う。
そして100%相手に過失があるので、これだけ苦しんでいる以上、一銭たりとも医療代や修理代などに自腹を切るのはありえない。

愛猫のタラもガンを患って、治療の副作用や持病の誘発などでタラも大変だし私も日々の看病が大変。

こういうことは重なるものなのねぇ。

スピリチュアルでは一体どういう意味なんだろう。
「頑張りすぎないでちょっと体を休めなさい」ではないと思う。
何の試練なのかなぁ。

きっと後になって分かってくることなんでしょうね。

でも、いま確かに分かっていることは、家族や友人、知人、職場の人たち、そして通勤中の通りすがりの人などすらもが心配してくれたり手伝ってくれたりとってもサポートしてくれるのが、とってもとっても有難いこと。
これでパートナーがいたら、とっても甘えちゃってとっても感謝するのになぁ。へへ。

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2009/09/25

追突された! 全治最低3ヶ月(で済めばいいなぁ)

先週の火曜日、動物病院への行きの道で自動車事故に遭った。

追突された。

100%相手の過失。

自分を含め、前方の2、3台が急停止。そこへすぐ後ろの車両が私の車に追突してきた。

日増しに体内のアドレナリンの分泌量が正常に戻るに連れ、痛みがひどくなったり新たな痛みを感じ始めている。

事故の翌日には、1ヶ月前に健康保険が効かなくなったために通うのを止めていたカイロプラクティックに行って検査をしてもらい、自動車保険を使って週に3回の治療に通っている。

レントゲンを撮ったり問診、触診の結果、全治最低3ヶ月のむち打ち症と診断された。
でも最悪の場合首と腰の椎間板が永久に損傷している疑いもあるけれど、実際に永久かどうかはもう少し時間が経たないと断定できないと言われた。
そして前回の治療では、先生から弁護士をちゃんと雇っているか聞かれた。


そう、弁護士を雇わなくては自動車保険でカバーされない治療代、自動車の修理代の自己負担分、その他この事故のために発生するすべての出費を相手にきちんと請求できなくなるから。

New Jersey州は「No fault law」といって、例え100%相手の過失とみなされたとしても、医療代と修理代は自分の自動車保険でまかなわなくてはいけない。

車の修理代は最初の$500が自己負担。
医療代は最初の$250が自己負担で、その後は80%が保険でカバーされて20%は自己負担。この自己負担分を相手にきちんと請求できるようにするためにも弁護士を雇うのが当然のステップとなる。

法律事務所に勤めているとは言え、人身事故は扱っていないので良い弁護士を探さなければいけなかった。
でも、周囲は弁護士だらけなので次々と紹介してもらえ、結局電話口での対応、実際に会って聞いた話の内容や感触などで、経験も豊富、頭も切れそうで、口先だけではない親切な、そこそこ良さそうな弁護士を選べた。

事故の翌日はアドレナリンの大量の分泌で痛みも治まっていて出勤できたけれど、その翌日から首、腰、手首、足首など様々な部位に痛みを感じ始めて体力も激減して木曜、金曜と出勤できなかった。
月曜日はそうそう何日も休めないし大丈夫そうなので何とか頑張って出勤したら通勤がやはり厳しく帰宅した頃には衰弱しきっていた。目眩もした。

思ったよりかなりのダメージを受けているんだなぁ。

こんな容態で通勤時や職場で何か事故があると事務所が責任を問われることになるので、きっちり治るまでは自宅で静養するようにと人事部から言い渡された。

今日もカイロの治療に行ってきたけれど、せっかく5ヶ月もかけて頑張って治療して調子が良くなっていたのに、またこんなに痛い思いをしなくてはいけないのが悔しくて、追突してきた相手が腹立たしい。

「先生、追突されて腹立たしくって仕方ないですぅ。」
と、治療中の痛みを堪えながら漏らしたら、先生も
「ほんと、悔しいですねぇ!」
と同情してくださった。

タラも私も大変なこっちゃ。

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2009/09/15

とんだ災難 - 試練は続く

今日はさすがにまいった。

過去2週間、タラが血尿で大変。
尿道や膀胱の炎症なのか感染症なのか。
普段は絶対粗相をすることはないけれど、排尿に問題があるときはそこいらじゅうでしてしまうので大変。
しまいには横になったまま時には小さくうなりながら苦しそうに数滴搾り出している。
かわいそう。

尿道炎は子猫のときからの持病なので、癌治療の副作用で体が弱っているせいか、持病の症状が再発しやすいらしい。


ということで獣医さんに連れて行った。


タラは診察時はとてもストレスになるタイプなので、ストレスによる高血圧で血管が詰まるのを予防するために、病院に連れて行く1時間前にリラックスさせるための麻酔剤の錠剤をタイミングを見計らって飲ませる。
リラックスしている状態で病院に着いて麻酔を追加するなど調整して治療に入るので、タイミングが大切。

行きは交通渋滞。それなりに流れているものの時間がおしている。
一度後ろから追突されそうになった。明らかに相手の不注意。

ばっかじゃないの!と思いながらもほっとした。

5分ほどあと、3台ほど前のトラックが無理な車線変更をしたので、私も含めて数台が急停止。
心配になってバックミラーを見ると、明らかにブレーキを踏んでいない。
ミラーに映ったその車がどんどん大きく見えてくる。

やばい!うそでしょ?!これ完全に当てられる。と思ったけど逃げ場はなくそのまま追突された。

ガン!!!

タラのキャリーはシートベルトを通していたので座席からダッシュボードやフロントガラスに吹っ飛ぶようなことはなかったから良かったものの、明らかに衝撃はあって座席の前方からぶら下がっている状態だった。
かわいそうで仕方がない。
でも麻酔のせいでそれなりにリラックスできているのがせめてもの救いだった。

20km前後だっただろうか、さほどスピードは出ていなかったので大事故、大怪我にならなくて済んだ。

携帯ですぐに警察に連絡して、猫を動物病院に連れて行く最中だから早く来てくれと言ったら、5分くらいで来てくれた。


相手は女性の運転手。さすがに罵倒を吐いてしまった。
"What the hell is the matter with you?!!"

事故でも訴訟問題になったときに自分の立場が不利になるのを防ぐ(または軽減させる)がめにも、明らかに自分が悪くても絶対"I'm sorry"を言わないアメリカでも、今回はさすがに謝っていた。

「ごめんで済んだら警察要らないんですよ!」くらいの叫びが喉まで出掛かっていたけれど睨んで終わりにした。

とにかくタラを早く病院に連れて行きたい!

駆けつけた警察官もとても優しくさっさと手続きをして、警察署の連絡先を書いて病院に行かせてくれた。
こういうときは、運転免許証、自動車保険証、自動車登録証を見せることになっているけれど、登録証のみ期限切れだった。延長手続きを数ヶ月前にしたはずなのに...。
でも警察官はとても優しく多目にみてくれた。
私が被害者で、尚且つ病気のペットを乗せているからだったのだと思う。
後に陸運局に手続きに行ったら、記録上やはり既に延長手続きは終わっていたので登録証のみ再発行してもらった。

渋滞は暫く続いた上に病院の待合時間もあったので、結局獣医さんと面会したのは12時をまわっていたと思う。
麻酔の効き目はもうなくなってきていた。仕方ない。


タラを預けて食事に出かけた。
タラには食べ物を与えてはいけなかったので、私が食べるとその臭いでタラを期待させてはかわいそうなので敢えて朝は抜いていたから、ふらふらになるほどぺこぺこだった。

食事を終えると間もなく携帯が鳴った。
診察結果を報告するということなので病院に戻った。
「排尿に関しては、単なる炎症か感染症かの検査結果が出るのは数日後です。
こんな事態(事故に遭ったことは先生も知っている)に悲しいニュースを知らせるのは心もとないんですけれど、癌の再発が認められたんです。」

治療法を調整しなくてはいけなく、選択肢を説明された。
一生懸命聞きながら、涙がぽろぽろ出てくるのを止めることができなかった。

排尿で苦しんでいるタラの様子が思い浮かび、このまま治療を続けるのが果たしてタラの思惑なのか分からないことを、しゃくり上げながら先生に語った。

先生もとても優しく、急いでティッシュや水を持ってきてくださり、「I know, I know,でもなんとか乗り切りましょう。乗り切れますよ。どの選択をしても正しいですからね。この状況下で感情的になるのは当然です。ましてや事故に遭ったりで今日は災難でしたからね。だからちょっと気が落ち着くまで決断は待ってもいいですよ。ゆっくり考えてください。でも今週中に治療は続行したいと思います。質問事項が出てきたらいつでも連絡ください。」
とお話してくださった。
先生の言葉は心がこもっているし励まされる。有難い。

言葉を変えながらまた同じことを説明してくださったあと、

「他に私にできることはありますか。何でも言って下さい。Is there anything else I can do for you?  Please feel free.」
など、お心遣いがとても嬉しい。


タラは家に帰るとまだ麻酔の解毒剤が効いているせいか、活発でとてもとても甘えてくるし食欲も旺盛だった。
解毒剤の作用があるのはそうだろうけれど、「もっとこれから頑張りたい」と主張しているように見えた。

タラが頑張りたいならママもいくらでも頑張れるよ!
それにしても今日はとんだ災難だったね。
ふたりで試練を乗り越えようね、タラ。 I love you.

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2009/08/28

微笑ましい光景

仕事からの帰り道のこと。

タイムズスクエア近辺の歩道を歩いていた。

右斜め前を親子がこちら側の歩道に向かって車道を渡りきろうとしているところ。

子供は3歳になるかならないかくらいの男の子で、左手には自分の背くらいの長さの大きなプラスティックの剣を大切そうに握っている。
大きさからして剣のおもちゃはその男の子の歳には明らかにまだ早い大きさ。
でもそのアンバランスなのがまたとても可愛い。

ふと気付くと歩道の真ん中にセサミ・ストリートのエルモの着ぐるみが立っていた。
後姿だった。

男の子はその姿を発見すると、目がキラリンshineと輝き、空いている方の手でエルモを指差しながら「エルモ!」と叫んで母親とエルモを代わる代わる見たり、エルモに背後から手を振っている。

すっごくかわいい。

タイムズスクエアなので騒々しいし、iPodを聴いている私には子供の声は届かない。
でも口元は「エルモ、エルモ」と繰り返しているのがわかる。
そしてエルモがいるという一大事を母親に訴えかけている。
母親は笑顔で頷いて男の子とエルモを交互に見ている。

エルモの斜め後ろから通り越しながら、男の子は目だけでなく全身エルモに釘付け。
そして私もその光景に釘付け。


エルモを通り越しながら一生懸命手を振っている姿がなんとも可愛い。男の子にはもうエルモ以外何も見えていない。全身でエルモを喜んでいる。

エルモの着ぐるみを着た中の人は視界が狭いだろうから果たしてその男の子に気付いてくれるかなぁ…。
気付いてくれるよ!でも、早く気付かないかなぁ。
なんてつい心配になった。

エルモが男の子に手を振った。
あ、気付いた!
よかったぁ。

男の子は満面の笑み。そしてエルモが自分に手を振ってくれたという驚くべき事態を母と分かち合っていた。

こんな微笑ましい光景を目にしたら、自然と微笑んでしまう。母親と目が合い、お互い更に笑い合った。

ありきたりな光景だったけれど、とっても心が和んだ。
私にとっては純真な子供からのプレゼントだった。ありがとね。clover

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2009/08/26

歌手活動への道、ちょっと前進

今日のボイスレッスンはかなり嬉しかった。

毎回レッスンが終わる頃には、あれだけ大声を張り上げても疲れることなく、逆にエネルギーが蓄えられるような感じにさえなる。

昨夜はレッスンの前の晩なのでちゃんと睡眠は摂ったし、食事にも気をつけた。
なのに昨日はどうも眠たくて、先生の家に着く頃には疲れ気味。
今日はさすがに声出ないだろうな、って少ーしだけ不安だったけど、あまり考えないようにした。

喉のチャクラに共鳴するブルーのクリスタルのビーズが入ったネックレスを着けてるから大丈夫だよ。
なぁんて、ちょっと気休めなことも考えてみた。

先生のところに着くと、まだ前のレッスンの最中だった。
でも運良くプロのオペラ歌手のエリサのレッスンだったからラッキー!
彼女のレッスンからも学べることがある。

それに!今回はボーナスつき。
なんとモーツァルトの「魔笛」の「夜の女王のアリア」を聴けた。
さすが小刻みの高音や上下に飛ぶ音もはずさないで上手だった。
確か高音は ソ のはず。
素敵な歌声が聴けて得した気分。

間もなくエリサのレッスンが終わり、私の番になった。



ふぇ~ん、ちょっとだるいなぁ。声が出るかなぁ。
気にしないつもりでもやっぱりちょっと不安。
先生とお決まりのハグしてレッスン開始。

ところが出る出る。初っ端から声が出る。
第一声もしっかり出て、"Oh, my God! That's great."なんて、先生も喜んで下さった。

ふしぎ。
やっぱりネックレス?
なぁんてこたぁないよね。アハハ。

もちろん色々と直されたり調整が入ったけど、全般的にうまくいった。
新しいエクセサイズもいくつかさせられた。
難しいけど楽しい。
また一番高い音が半音伸びた!!
多分これが限界だろうな。
でも先生はもう半音上のファ# まで行けると思うとのことだった。

実際に曲を歌うときは、楽に出せる数音下のレが最高音になるそうだ。
それでも十分だよね。

それにしても、エリサの歌声はとても素敵だったなぁ。


エクセサイズの内容が変わると、さっき出た高音が出ない。

「胸を広げておでこの外の骨に音を響かせて。眉毛の下に落ちないように。怖がらないで力を抜いて、はい、やってごらん。」
そして歌い始めると先生がおでこに手をひさしのように当てて、「広げて。」と言わんばかりに胸を張って誘導してくれる。

出た!それも結構楽に。

「My God!すごく良かったよ。とってもパワフルだ。それもそんなに力を入れないでも声が出たでしょ?」

「はい!」

「そう、きちんと正しい発声だと無理しなくてもとてもパワフルな音量になるんだよ。」

やっぱり先生は凄い。
そして直された通りにうまく歌えたときにときどき見せてくれる優しい笑顔がたまらなく嬉しい。とても真剣で険しい顔つきから、いつも以上の優しい目の笑顔に変わる瞬間が、先生が満足している証拠。

気がついてみるとレッスン前の疲れは吹っ飛んでいた。
やっぱり唄が好きなのね、私。なんて我ながら改めて感じていた。

「Aiko、今日もそうだったけれど、次回からもどんどん難しいレッスンを始めるよ。曲を歌い始めるのはまだ先だけど、そろそろ歌いたい曲の選曲を始めなさい。クラシックの曲は私が考えるから、ポップスでも何でも歌いたい曲を2、3曲選んできなさい。まずバラード系から。そして必ず楽譜を入手してもってきて。」

「は?今から選曲ですか?歌い始めるのは少なくとも1年は先だと思っていたんですけど。」

「そう、最初は私もそうだと思っていたけど、この分だとそんなに先にはならないよ。」

これには驚いた。舞い上がっちゃうほど嬉しかった。
帰りの足取りも軽く、電車やバスの中で、iPodの操作パネルをくるくる回したり押したりしながら歌いたい曲を物色した。

帰宅後、タラにも早速報告した。
「今日ね、先生から歌の選曲始めなさいって言われちゃったんだよ!」

その晩は興奮してひとりアカペラに花が咲き、声も面白いくらい出るわ出るわ。
タラにも強制的で悪いけどつきあってもらった。ふふ。

歌手活動への道の前進を実感した。

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2009/08/21

ミナちゃんとのディナー  残念な話

ボイスレッスンの後、ミナちゃんと落ち合ってふたりで昨年の暮れに見つけたウェスト・ビレッジにあるイタリアン・レストランに行った。ボイスの先生のところから歩いて10分のところにある。

このレストランはこじんまりとした店で、雰囲気も料理も家庭的で結構気に入っている。
そしてオーナーのおじさんもウェイターのお兄さん方もみんな気さくで優しく接してくれる。

初めて行ったときにサービスで出してくれたビスコッティに感動してウェイターさんにレストランで作っているのか聞いたところ、ここのデザートや食後に出てくるお店のサービスのビスコッティやクッキーはすべてオーナーの息子さんがやっているベーカリーから調達しているのだと教えてくれた。
それでそのウェイターのマイクが気を利かせて私たちにオーナーを紹介してくれた。

今回のウェイターは初めての人だったけれど、途中でマイクが何故か私たちのテーブルにたまたま注文をとりに来た。彼は私たちのことに気付いていなかったけれど、ミナちゃんが覚えているかと聞いたら思い出してくれた。そして後でオーナーを呼んでくれたようだった。

結局その晩はウェイターの2人とウェイターの手伝いをしているような男性の合計3人が、代わる代わる注文を取りに来てくれたり、"Is everything OK?"と様子を聞きにきてくれた。

量が多いのでサラダとメインの一皿ずつを2人で分けて食べた。
サラダは赤キャベツ、チコリ、ルッコラに塩・胡椒とオリーブオイルとビネガーのあっさり系ドレッシング、メインはファルファーレのパスタにソーセージ、ブロッコリーレイブ、マッシュルーム、ほうれん草、トマトなど野菜たっぷりにトマトソースが絡まっていた。おいしかった。

そしてデザートのメニューが来た。

「どれにしよっか。2人でひとつとって分ける?」

「そうしましょう。このメニューではいまいち分からないから、あそこにある冷蔵庫にあるのを見に行きましょうよ。」

「あ、そうね。そうしよう。」

お客さんにも見れる位置にデザートのケーキが入っている冷蔵庫がある。
ふたりであーでもない、こーでもないと冷蔵庫の前で相談していたら、通りがかりのウェイターやさっきのウェイター手伝いの男性が説明してくれた。
私たちがこの店を好むのは、お料理もおいしいし、こんな自由で家庭的な雰囲気が気楽だからだ。

注文したデザートが来たと共にオーナーのおじさんがいらして空いている隣のテーブルの椅子に座って色々と話をした。
オーナーは生粋のイタリア人でとっても陽気。そして親しげだけれど品がある。
お歳はおそらく50代中半くらい。

なんでも7人兄弟の末っ子らしく、イタリアに家があり、3ヶ月に1度2週間ほど遊びに帰っているという。その家の写真を携帯で見せてくれた。どこか隣の丘の上から見下ろして撮っているような写真だったけれど、豪邸だった。周りは緑がいっぱいで、白の漆喰に赤茶レンガ(?)の屋根の大きな豪邸。
驚いた。

「この家には自分しか住んでいないんだよ。次にイタリアに帰るとき、君たちも一緒に来るかね?」

えええええ?自分ひとり?
っていうか、うん!行きたーい!


おじさんは結構本気だ。
私たちがその気になれば、本当にお邪魔させて下さるんだと思う。

「あなたがこちらにいるときは誰かお家を管理しているのですか?」

「ああ、私の兄がみてくれているんだよ。もう年老いているんだけどね。」

そして唐突に聞いてきた。
「君たちは結婚はしてるのかね。」

「いいえ。」私たちは答えた。

「もし結婚相手がなかなか見つからなかったら最後には私に声をかけてくれるかね?もう働かなくてすむよ。」
相変わらず陽気なおじさんはミナちゃんにそう言いながら、「あ、聞いちゃった!」と言わんばかりに、とってもお茶目に肩をすくめて片手で口を押さえてちょっと恥ずかしそうにしていた。

恥ずかしそうにする割には何度も同じようなことを繰り返し言いながらまた恥ずかしい仕草をする。
半分本気なようだ。

おじさんが去った後でデザートを食べながら、ふたりで豪邸の素晴らしさやおじさんのコメントについて話していた。

「ミナちゃん、おじさんに好かれちゃったね。smile 」

「いやぁ...sweat01
まいってるのがおかしい。

「それにしても凄いお家だったね。でもイタリアに遊びに行くっていうのは魅力的な話だよね。」

「ほんと!あれ、ほんとに自分の家なのかなぁ。」

「うん、多分嘘つくような感じの人じゃないし、もし本当に自分の家でなかったらあんなに何度も誘ってこないと思うよ。」

「うん、そうだよね。それじゃさ、遊びに行って、夕食のときワインか何かに睡眠薬入れちゃうの。で、『愛子さん、もう寝ちゃったみたいですよ。』って。」
うわっ、ミナちゃんにしては大胆不敵な発想!

「で、私たち2人で街に繰り出すってわけね。ミナちゃん、アナタやるわねぇ。随分大胆じゃない。」

ふたりで大笑い。

「わかった、ミナちゃんおじさんと結婚して、私はあの豪邸でお手伝いさんになるよ。どう?」

「あぁぁ、おかしい!」

またふたりで大笑い。

「それにしてもいいね、3ヶ月毎にイタリアに2週間滞在なんて。」

「ほんと。あと20歳若かったら考えても良かったんだけどなぁ。」

「だよねぇ。残念。」

私には例の富豪といい、ミナちゃんにはレストランのオーナーといい、私たちには残念な話が多い。coldsweats01

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2009/08/19

勇気のランチ

なぞなぞ:

千切りのニンジン、グリーンピー、マッシュルーム、もやし、銀杏切りのたくあん、豆腐、油揚げ、グリル焼きされたチキン

って、何の料理の具だと思う?



答え:

うどんの具でした。coldsweats01

アメリカ人が経営している「グローバル・キッチン」というその名の通り様々なメニューがある巨大Deliのようなお店がオフィスビルの1階にあるので、朝食もランチもかなり賑わう。

ランチメニューはパスタ、ステーキ、ピザ、サンドイッチ、サラダ、寿司、うどん、ビビンバ、等々様々。


昨夜から胃腸が弱っている私は今日はうどんにした。日本食レストランに行こうと思ったけど、外に出るのが面倒で、勇気を振り絞ってグローバル・キッチンのアジアン・フード・コーナーのうどんにした。

チキン、海老のてんぷら、野菜の三種類だったので、とりあえずチキンにしてみた。

注文すると東洋人のお兄さんが1人前のうどんが入っている袋を破ってうどんをお湯の中に入れた。
沸騰してユラユラお湯が揺れているわけではなく、単に湯気が出ているだけ。

うわ、大丈夫かいな。

1分後、発泡スチロールの入れ物にうどんを取り上げて、その上に具をどんどんのせて、最後につゆをダーっと上からかけるだけ。

あららら。

七味唐辛子をかけるかどうか聞いてくれる。消費税込みで8ドルちょっと。

お味はというと...つゆは悪くなかった。
チキンも臭みがなくきちんと味付けされている。塩以外は何の味付けかはわからない。
油揚げが入っているのが嬉しかった。
その他、うどんにしてはとても不思議な具だったけれど、その勇気のランチは「もう絶対二度と食べたくない!」とまでは思わない、それなりにOKだった。

とは言え、やっぱりよっぽどの理由がない限り当分は食べないんじゃないかしら。

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2009/08/17

カラオケ&出世払い

ボイスレッスンのヴァレンティン先生と、友人である先生を紹介してくれた職場の弁護士で自分の音楽プロダクション会社をもっているリックと3人で食事&カラオケに行った。

そして私ひとりで2時間唄うはめになった。wobbly

ことの成り行きは...


karaokekaraokekaraokekaraokekaraoke

職場でも同じフロアのリックのオフィスにときどき遊びに行っては彼が手がけていたり興味をもっている音楽について色々と話をしたり、ボイスの先生の話をしたりする。

先週も遊びに行ったときにこんな提案をした。

「ねえ、リック、こんなのどう?今は正しい発声法をきちんと定着させるまでは私は唄ってはいけないと先生から禁止されてるけど、先生から特別許可をもらって、今現在の私の唄と、レッスンを重ねて歌手としての活動を始められるようになってからの私の唄を比較するの。ビフォア&アフターのような。」

「あ、いいねぇ。で、それはどこでどうやってするの?」

「カラオケ。」

「ああ、いいねぇ。じゃあヴァレンティンも誘おう。」

ということで、先生からも特別許可が出て唄うことになった。
リックの奥さんは日本人で、ヴァレンティンはお寿司が大好物なので、たまたま私が好んで行くカラオケボックスの階下に和食のレストランがあるので、皆でそこでお寿司を食べてからカラオケに行くことになった。

リックはベロンベロンに酔っ払っていない限り絶対唄わない!ということだった。
先生も意外ながらカラオケには行ったことがないし唄える曲はカラオケにはないから唄わない、ということだった。
もともとリックは奥さんも連れてくると言っていたのに、約束の2日前にやっぱりいらっしゃらないと聞かされた。
先生に誰か生徒さんにお声がけしてもらうように頼んだけど、結局誰も見つからなかった。

ということで私ひとりで唄うはめに。
前日になってドタキャンするわけにもいかず...。
そ、そんなぁ~。weep


karaokekaraokekaraokekaraokekaraoke

そして当日、レストランでの食事は楽しかった。
リックからは弁護士という職は音楽活動のみでは生計が成り立たないのでやむを得ずやっている仕事にすぎないことや、先生からはオペラはとても費用が高くて、例えばリンカーンセンター(メトロポリタンオペラ)で公演したある有名なオペラは、8回の公演で5百万ドル掛かったことなど、ボチェッリは唄は上手いが声が出ないからマイクkaraokeなしでは最前列しか聞こえないとか、色々ととても興味深い話が聞けた。


そしていよいよ2階のカラオケボックスへ。
ふたりともボックスは初めてらしく、物珍しそうにしていた。

リックは奥さんが日本人なだけあって演歌も知っていたし、先生も興味があり演歌も数曲唄った。
先生の説くおでこの外側に響かせる発声が出来なくても、地声から裏声への移りがスムーズではなくひっくり返っても、今回はビフォアということで先生も黙認。
だから気兼ねなく唄えた。とは言え始めの何曲かはやっぱり緊張した。
そして、何曲かはレッスンのときにきちんと発声できたときの「ブラボー」の言葉も先生の口から飛び出てきたので嬉しかった。

先生はというと、たまに聞いたことのある曲の分かるところだけ唄う場面が何回かあった。
そしてよく知っている曲が見つかり先生が自信満々に唄い始めたときには驚いた。

何に驚いたかって、それは先生のパワフルな歌声。
思わず「せ、先生!マイクkaraoke、持たない方がいいです!」と言ってマイクを取り上げたかったくらい。きっとお店の全員に聞こえちゃったんじゃないか(ってそれは大げさかなbleah)っていうくらい、グラスがパリーンって割れちゃうんじゃないかって思うくらい、アンプを通しているんじゃないかって思うくらい、もの凄い音量だった。
それも決して声を張り上げているわけではなく、極ふっつーに唄っていた。
感動した。
先生の普段の話し声も惚れ惚れとするようなとっても素敵なバスで、かねてからその歌声を是非聴いてみたいと思っていた。
音量でまず胆を抜かれた後、正気に戻ってしみじみその歌声の美しさに更に感動した。
先生の11月の公演が楽しみ!!

karaokekaraokekaraokekaraokekaraoke

翌日のリックとのメールのやりとり。

「昨日はわざわざ私の唄を聴きにいらして頂いて、食事代やカラオケ代も随分お世話になり、有難うございました。日本の言い回しで『出世払い』という言葉がありますけれど、このお礼は出世払いということで。(英語では出世というのを「successful(成功)」に訳した)でも何で成功するかについての明言は控えさせていただきます。(笑)」

先生からは返事がなかった(ないことが多い)けれど、リックからはあった。
「有難う。昨日は楽しかったです。君は必ず成功すると信じています。」

普段口数の少ないリックからの返信メールも短かった。
そんな彼からの、そして音楽プロデューサーからの言葉なので、重みがあり励ましにもなった。

目指せ! NYでのライブハウス活動!!  オー!!!

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ランドリー

週日の毎朝1時間放送される日本の番組の中で、2週間ほど前に会員制のコインランドリーについて紹介されていた。

その取材の始めの方を見逃してしまったけど、どうやらそのコンランドリーシステムの会員になると、加入チェーン店の洗濯機及び乾燥機の空き状況と、もし既に機械を回していたらあと何分で終わるかの経過状況及び終わる数分前に終わるという連絡が携帯またはパソコンに入るという。

いやはや便利な世の中になったものだ。
日本人はやっぱり目の付け所が違う!

うちのマンションは部屋に個別に洗濯機と乾燥機が設置できず、大き目のランドリールームがあるフロアにあり、洗濯機と乾燥機2台ずつがいくつかのフロアに設置されている。

そしてこのたびこれらの機械の総入れ替え作業が行われている。

管理会社から居住者にマンションに関するニュースレターが週に何回かPCに送られてくる。その管理会社に是非この日本のランドリーシステムについて紹介したいところだけれど、もう作業が進められているから無駄だわね。


と思いきや!!

な、な、なんとそのシステムが導入されている!
うっきゃーこれ便利!
これまで2階上までえっちらおっちら階段を上って行って、空いている機械がなくて出直さなくてはいけなかったりしたときには、超さびしかったからね。

まあ便利になったこと。

でもやっぱり自分の洗濯機があるに越したことはないわ。
だって、洗濯時間を自分の好みの長さに設定したり、手洗いのものを脱水だけしたりといった小技が効くものね。

ま、贅沢を言えばきりないし、きっともっと大変な思いをしている人だっているはずだから、自分は恵まれていると思いましょうか。

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2009/08/12

「オーラの泉」でも有名な江原啓之さんが先日夢にご登場。

2、3日前のことだし詳しいことは覚えていないけれど...
そっかぁ、今思い返すとやっぱりあれはどう考えても江原家を訪ねたという設定だったんだわ。


江原さんお気に入りの小物やワインを色々と見せてもらっていた。
ペットとしては珍しい動物も多種飼っていた。  不思議。

そして見せてもらった物の中でのハイライトが目覚まし時計だった。
アラーム音と時計のサイズと形が私のものとまったく同じだけれど、様々な機能が「これでもか!」「どうだ、まいったか!」といわんばかりにたぁくさん付いていた。
ボタンが沢山並んでいて、なんだかとてもハイテクなかんじだった。



自分がお気に入りのアラーム時計を買ったのは15年以上前になると思う。
どこで買ったかも覚えていない。
アラーム音はとても珍しく、ベルを電子音で再現したような音だけれど、とても心地よく大好きな音。
このアラーム音のする時計を過去数年間どんなに探しても、遭遇していない。
とにかく大好き。



そして江原さんがアラームを「リリリリーンbell」と鳴らしながら、「この音は霊鐘(れいしょう)なんですよ。」
と、優しげに、そして誇らしげに話していた。
「霊鐘(れいしょう)」なんて言葉は存在しないと思う。
どうやら夢で江原さんを通しての私の勝手な造語。
でも夢の中ではそんなこととは知らず、そしてその言葉の意味すら分からないまま「はぁ~。」などと答えながらきっと誇るべきことなんだろう、自分のアラーム時計の音が「霊鐘」なんだと、妙に感慨深かったりした。

そして江原さんがその音を鳴らしたまま、誰かに呼ばれたか何かでその場から一時立ち去った。

リリリリーンbell

音を消そうとするけれど、アラームのon/offボタンらしいボタンを押しまくっても音が止まらない。

リリリリーンbell

遠くから江原さんがちらっとこちらを見て笑っている。

リリリリーンbell

どうしたら止まるんだろう?

リリリリーンbell リリリリーンbell リリリリーンbell リリリリーンbell


たいがいうるさくなってきた。

リリリリーンbell リリリリーンbell リリリリーンbell リリリリーンbell

苛立ちを感じる。
とにかく相当長い時間鳴り続けてる。

どうやって止めるの?!!annoy

そして目が覚めた。
自分のアラームがリリリリーンbell リリリリーンbell リリリリーンbellと鳴り続けてた。
sign01 夢だったのね。
そして私とアラームの間の位置に、タラcatが平気で寝そべってた。

なーんだ!そりゃ夢でも現実でも鳴り続けるわけよね。

にしても、タラ、あんたアラームがよくこんなに鳴り響く横で平気で寝てられるね。

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2009/07/29

論議を醸したオバマ大統領の発言 & 風刺コメント

先日オバマ大統領が記者会見で医療保険制度改革その他に関する意見・報告を述べQ&Aに応じた際のできごと。

当日かその前日にハーバードの黒人教授が鍵の不都合で自宅の正面玄関から家に入れず、裏口から無理矢理に入ったところを隣人が見かけて強盗と間違えて警察通報した際、成り行きで誤って教授が不法侵入の疑いで逮捕されてしまった。

それについて記者会見の場でオバマ大統領が意見を求められ、教授本人は自分の友人でもあるが、身元確認のための身分証明をしたのにも関わらず逮捕されたとことは警察官の判断と行動が愚かで人種差別を示唆した「愚か発言」が、大きな論議を醸した。

後日の記者会見では大統領は謝罪はしなかったものの「どうやら誤解だった」ことを明らかにして、木曜日には警察官と教授と面談することになっていると言っていた。

この一件に関してはことの発端以来、毎日何かしらの報道がある。

*****

私が通勤でときどき使う地下鉄の降車ホームでは、あるホームレスっぽい男性が、もう何年もたまにそのよく通る大きな声で風刺的なコメントっぽいジョークを披露しながら歩いている。
なかなか的をついているので、思わず吹き出してしまう人もいるくらい。

今日、久々に聞き覚えのあるその男性の声がした。耳を傾けるとこんなことを言っていた。

「教授が警察官に家(home)に帰りたいと言った。それに対する警察官の答えは『刑務所がお前のhomeだ。』」
(Professor said to police, I want to go home.  The police's response is "The jail is your home.")

なかなか面白いと思った瞬間、通りがかりの通勤女性が笑っているのが後ろで聞こえ、それに対して「面白いだろう?」といわんばかりに一緒にホームレスっぽい男性も声を出して笑っていた。Professorやpoliceの前に"the" や "a"を敢えて付けていないところもなかなかにくい。good

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2009/07/28

ミナちゃんとのランチ (2)  お手柄くん or やったーマン

家もオフィスも近所の仲良しのミナちゃんと、昨日近場の日本食レストランで一緒にランチを食べた。

日替わり定食の豚しょうが焼きを頬張りながら話ははずんだ。

「ところでさぁ、Mさんはどうしてるの?相変わらず?」

Mさんとは、ミナちゃんの直属の上司で1年半ほど前に日本から派遣されてきた男性。
とにかく仕事はのろく怠け者で仕事より遊びを優先させるというとんでもない上司だそうだ。おまけにとにかく声がデカイそうで、真後ろの席なので相当きついらしい。


部下のミナちゃんが「○○の期日は2週間後ですけれどそろそろXXを始めなくてはいけないんじゃないでしょうか。」と催促しても「そやなぁ、そろそろせなあかんと思ってんねんけどな。」とか何とか言うだけでなかなか行動に移さず、結局ミナちゃんや、彼女のアシスタントをしている若者くん(彼女よりも年下の男性アシスタントなので若者くんと呼んでいる。)が期日直前に残業をさせられて迷惑を被るはめになることが多いという。


私も前の職場がミナちゃんの会社のグループ会社で1つ上のフロアだったので、そのMさんが私の上司に着任の挨拶に来たときにも会っていたし、その後数回エレベーターで一緒になったりしているので誰かは知っている。エレベーターの中でも声が大きく確かにとても暑苦しい存在なのでよく覚えている。

「いやぁ、もう大変ですよ。私ね、Mさんの何が嫌か分かったんですよ。彼の話す言葉です。」

ミナちゃんの話によると、Mさん宛でミナちゃんccで東京の本店からメールが届いて、ある仕事を頼まれたという。
相変わらずMさんは仕事が遅いので、彼が動き出す前にさっさとミナちゃんが着手して、いまは他の関係者とのやりとりの最中で連絡待ちの状態。そしてそのやりとりのメールはMさんにもccで落としているという。

にも関わらず、Mさんはメールも読まずしてこれからその仕事にとりかかろうとミナちゃんに話をもってきたという。
仕方ないのでミナちゃんは経過を改めて説明。
そんなところにその朝東京から問い合わせの電話がMさん宛に入ったらしく、その電話のやりとりの中で
「あ、いま下の者(部下であるミナちゃんのこと)にやらせてますから。」
と何とも調子よく言ったらしい。

一事が万事こうで、報告会議もすべて自分が人道指揮とってやっているように見せかけたり、他の人の仕事をまるで自分がやったかのように話すというのが日常茶飯事とのこと。周囲からも軽蔑視されたり、同部署の同格の人からも強く文句を言われていたという。

「ミナちゃん、大変だねぇ、あったまにくるよね。『やらせてますから』ってまるで自分が段取りしてすべてやってるみたいじゃんねぇ。それに本人のミナちゃんが目の前に座っていて『やらせてます』はないよねぇ。せめて『やってもらってます』だよね。」

「愛子さんもそう思うでしょ?ほんっとにそうなんですよぉ!」

「あのさぁ、周りの人はその人のこと皆知ってるのよ。だからMさんの下で働いている人が苦労していること、ちゃんと分かっていると思うよ。現に常務だって見破ってたんでしょ?そうだ!その人のことMさんじゃなくてこれから『お手柄くん』って呼ぼうか。」

「それいい!うける!」
うけてた。

「あ、そうそう、ずっと前私の上司だった人が結構内緒でなんでも話して下さってたんだけど、彼の部下で、やっぱり人のお手柄を自分の手柄みたいに話したり、何か良い仕事をしたときには『それ僕がやりましたー!』って挙手せんばかりに必ず誇張するから周囲で密かに『やったーマン』って呼んでたって話を思い出したんだけど。」

「あ、やったーマンもいいですねぇ。」

午後のミナちゃんと私のメールのやりとりで、両方良すぎてどっちにするか悩んでいると言っていたのがおかしかった。

仕事も出来ない声が大きいとんでもない上司と毎日何時間も一緒に仕事しなくてはいけないのって、本当にストレスになるよねぇ。
ミナちゃん、頑張れ!rock

あ、そうだ、アロマオイルを上司のデスクの下でそっと焚くっていうのはどうかなぁ。
カモミールやラベンダーだったら鎮静作用があるからおとなしくなって寝ちゃうかもよ。
あ、でもそれだと仕事が捗らないか。wobbly

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ミナちゃんとのランチ (1)  ワイナリー

月曜日、午前11時55分。
そろそろお腹が空いてきた。
ミナちゃんを誘ってみたら先約なしということで行くことになった。

仲良しのミナちゃんとは家が御近所だけでなくオフィスも徒歩3分と近いので、時々ランチも一緒にする。

15分後にはテーブルについていた。
オーダーをしたあと週末の報告をし合った。

「愛子さん、私愛子さんと行きたいところがあるんです。」

「えー、どこどこ?それってデートのお誘い?」
もう、うきうき気分でのりのりな私。
そう、私たちはもし異性同士であれば絶対つきあっている仲。
(注: でも決して同性愛カップルではありません。)

「あはは。週末に日本から遊びに来ている友達と、ロングアイランドのワイナリーに急遽行くことになって、結構良かったんですよ。蒸し暑かったんですけどね。だから気候が良くなった秋にでも行きません?」

「あー、いいねぇ。行こう、行こう。」

色々と説明してくれた。

「そこでは食べ物とかはどうなの?」

「おいしいチーズとかも置いてますけど、クーラーに一杯食べ物詰めて持参してきていた人もいたの。慣れたもんだった。だから私たちも...」

「あ!じゃあ10丁目のあそこで!」

「いいですねぇ。」

ワインの話をしながら「10丁目」と言えばチーズ専門店というのは私たちの仲なのですぐに分かる。とにかく安くて品揃えも豊富でとても美味しいし、チーズ以外のものもおいている。

「あの辺は散策できるから数時間遊んで帰る頃にはアルコールも抜けて運転できると思う。」

「そうなのね。どちらにしても私たちあまり量は飲まないもんね。」

「でもその頃にはいれば...」

「いいねぇ!よし、頑張るぞ!」
『そのころにはいれば』で、『お互いにボーイフレンドがいれば』という意味だということは私たちの仲なのですぐに分かる。

「オー!」

と、私たちの会話はここに行き着くことが多い。sweat02

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2009/07/13

ブラインド・デート

ヘアスタイリストのサトシさんはメイクアップ・アーティストとしても活躍しているので、その関係からかフォトグラファーの男性を紹介してくれることになった。

相手の男性はアイルランド系で3つ年下らしい。
なんでも、今離婚の最中ということで、もう少し落ち着いてからでもいいと思ったけれど、話の成り行きでブラインド・デートをセットしてもらうことになった。
2人きりで会うのを拒んだけれど、2人のほうがきちんと話せるからその方が良いとサトシさんに進められた。

金曜日にサトシさんから私の携帯に連絡が入り、相手の男性に私の携帯の番号を渡しても良いか、と聞いてきたので同意した。

翌日の土曜日、丁度オーダーしたほかほかランチが出てきたときに電話がかかってきた。

自己紹介をしてきたあと、連絡が今日になったことを、あれこれと理由を説明して謝っていた。
別にそんなに謝ってもらうほどのことでもないのになぁ。

サトシさん曰く別れようとしている奥さんが「狂ってる」らしい。どうやらヒス気味なようで、きっとそういう人と日々一緒で防御的になっているのかなぁ。

ま、いいっか。

でもアイリッシュの訛りがひどくて聞き取り難い。
同じことを何度か聞きなおさなくてはならない場面が何度もあった。
おまけに早口でゆったり感がない。何だか落ち着きがないような苦手なタイプ。

はぁ~。

会いもしないで断るのはサトシさんにも相手の男性にも悪いから、会うだけ会ってみるか。
もしかしたら友達として、経験者として離婚のアドバイスをしてあげれるかもしれない。

今友人と一緒でこれから食事なのでと言って、会う日だけ決めて、電話をくれたことにお礼を言って早々に切った。



火曜日の夜に食事をすることになり、前日の今日、携帯メールで場所と時間を指定してきた。

直前に用事があるので、すべてがスムーズに行けば間に合うと思うと返事を出した。

それに対する返事がこう。

「大丈夫です。少しくらい遅れても気にしないで下さい。僕はアイリッシュで日本人ではないので。では明日。」


ってどーゆー意味??
思わず眉をひそめて首を傾げてしまう。
良くとってあげれば、日本人は時間を守るということを言いたくて、冗談交じりにそう答えたと解釈してあげれるけど、でもやっぱり変だよね!
この言い方変だよ。

ここんとこは寛容に受け止めて
「Ok. Thank you.  See you then.」
という返事にとどめておいた。


あ~ぁ、明日のブラインド・デート、あんまり気乗りしないなぁ。
せめてかっこよかったらいいんだけど、サトシさんの話ではそんなに背も高くなくがっしりタイプだって。もしかしたらがっしりというよりずんぐりむっくり?

......。

仕方ない、とにかく会うだけ会ってみるか。

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2009/07/08

Blue Note - Hiromi Uehara の公演

「神がかってるよね!」shine
「もう彼女自身がピアノの一部となってるって感じだよね!」
「あんなエネルギッシュなピアノ演奏は初めて見た!」
「ドラムスやギタリストもすごいよねぇ!」
「うん、うん、ベースのギタリスト、ちょっとかっこよくなかった?」smile
「うん、かっこ良かった。」lovely
「でも指輪してたよね。」
「あ、やっぱ愛子さんもそこに目が行った?私たち、そういうところはチェックを欠かさないよね!」happy01
「美奈ちゃん誘ってくれて有難うねぇ。」
「あ、いいえ。日本にいる友達がたまたまやってるって教えてくれて。」
「あはは、おかしいね、地元に住む私たちが知らないで、日本のお友達からNYの情報を得るなんて。」
「でも自宅からバスと地下鉄で1時間未満のところでこんな手軽に素晴らしい演奏見れちゃうんだもんね。」
「幸せだよね!これだからここから引っ越すなんて考えられないよね。」
「そうそう、絶対考えられない。」
「しかもさぁ、たったの$30だよ!」
「ありえない。日本ではありえない。」
「うん、ありえない。」

Blue NoteのHIROMIのライブに行った美奈ちゃんと私は、帰りの地下鉄やバスで興奮気味だった。

たまたまテーブルで相席となったのはオハイオ州コロンバスから観光で来ていた父親と息子(22歳?)で、息子は音楽を専攻していて、近々ニューヨークに移り住んでジャズのギタリストとして活躍を夢見ているという。父親もそんな息子を温かく見守っていて、息子からジャズのノウハウを色々と教えてもらっているんだと嬉しそうに語っていたのが印象的だった。
私もボーカリストとしての夢を語るとエキサイトして聞いてくれた。
とっても素朴で優しくて温かい親子だった。
私が最近クラシックやラテンのアコスティックギターの曲に魅了されていることを話すと、作曲家やギタリストの名前を教えてくれた。そして名刺もくれた。
ニューヨークに来て何か聞きたいことがあったらいつでも連絡をくれと、私も名刺を渡した。
こうやって輪が広がって行くんだな。



Hiromiのピアノの腕といい音楽の構成といい人間離れしていた。

3メートルくらいしか離れていないテーブル席に座れたので、指の動きまでばっちり見れた。

ドラムス、リードギター、ベースギターとの4人のバンドで、それぞれが凄い。
息もぴったりで、皆それぞれのオーラを出している。
このひとたち、スピリチュアルでも深いつながりがあるんだろうなぁ。
にしても、こういう人達って、自分の楽器をプライベートな時間で弾いたり叩き始めたら何時間も止まらないんだろうな。



Hiromiはピアノの上に小型のキーボードが2つ、ピアノの鍵盤と直角に大き目のキーボードがひとつ。全部で4つの鍵盤を自由自在に弾きこなしていた。
それだけではない。
なんとピアノの弦を直接指で弾いたり、鍵盤を弾きながら弦をもう片方の手で押さえたりしながらミュート効果を出したり、ピアノのもともとの打楽器としての機能をフル活用する上に弦楽器としても楽しんでいる。
そしてドラムスと打楽器同士で楽しいバトルを繰り広げたりしていた。
とにかくその型破りな演奏は、見ているだけで楽しい。
彼女も弾きながら飛び跳ねたり体全体でリズムをとって、楽しくてたまらないのがビンビン伝わってくる。
手も指も、単にもの凄い速さで動いているだけではなく、鍵盤を正確に捉えていてそれが何小節も、何小節も続く。

30歳でこれなんだから、20代(?)でなるほどチック・コリアに認められたわけね。


久々の素晴らしいジャズライブで魂が揺り動かされたような気がした。

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2009/07/06

富豪に好意を抱かれた!

ソニア・ショケットの1年前のワークショップで出会った富豪のジョン。
米国各地から集まってきた参加者約80名のひとりで、たまたま家も私のところから車で30分くらいのところに住んでいる。

もともと法廷弁護士で、相当の凄腕だったそうで、20年ほど勝訴続きの華々しいキャリア(や資産!)を積んだ後、金や権力を争う訴訟にうんざりして、ある日「やーめた!」と言ってあっさり弁護士を辞めたらしい。

そうしたら奥さんを含む周りの人間から「あいつは頭がおかしくなったのか。」と疑われ、奥さんからも離婚されたという。そして今は24歳の娘を持つ独身の富豪実業家。


貧しい家庭に生まれ育ち、経済的な事情で高校を中退。
その後自力で高校の卒業証書を取得後、米軍の海兵隊に数年間入隊、大学、ロースクールを卒業して弁護士になったという苦労続きの人生を克服してきた。

弁護士としてのキャリアは数年間ブランクの後、今は人助けのための弁護はするものの、目下のところ、ジョン・グリシャムのような、自分の最初に取り扱った訴訟の実話に基づく映画の脚本を書いているという。
内容を聞いたところなかなか面白い。
弁護士の駆け出しの頃に請け負った、本来なら勝ち目のなさそうな原告側の弁護につき、政府と癒着している巨大な非営利団体その他を被告として相手取った訴訟を勝訴に持って行くまでの様々な人間模様や陰謀を描いている。

現在請け負っている弁護に関しては、前向きで人助けに繋がることしか興味がなくなり、勝訴したら裁定の3分の1の報酬をもらい、敗訴であれば出費は全額自分の事務所で負担し、顧客には一切請求しないという方針だとのこと。

背は190cmで以前米軍海兵隊だったこともあり体力づくりは怠らない。
とても優しく慈悲の心を持ち、絵画を描くのが好きで、スピリチュアルなことにも感心をもっている。


そんなジョンからは1年前に出会って以来2、3ヶ月に1度くらいの頻度で食事の誘いが来ていた。

日常の話やスピリチュアル系の話などに花が咲き、毎回3時間くらいあっと言う間に時間が過ぎる。
お互い意見交換はしてもアドバイスを求めることはなく、対等な立場。
そして私が今興味を持ってやっていることや直面している問題に対する対処の仕方などすべてに深い関心や理解を示してくれて、肯定的。

そして食事をした翌日である昨日。
「正直(真実)と勇気」というタイトルでメールが届いた。
『貴方にその気持ちがないことは百も承知の上で、自分に正直でありたいので勇気を出して貴方への自分の気持ちを告げます。』と、私への好意が友達以上のものであることを告げるものだった。

パートナーとしてはパーフェクトなんじゃないかと思えるようなジョンだけれど、とても残念なことに私にはどうしても彼に対して恋愛感情を抱くことができない。
これだけ魅力的な本質を持ち合わせた人だというのに、なぜ惹かれないんだろう?
何故か異性として惹かれるものを感じ取れない。
生理的に合わない。手を繋ぐのもいや。(ブルブル!)
以前、一度だけ手を握られたことがあるけれど、いやでいやでたまらなかった。
それから知性とは違う段取りの際などのスマートさの欠如、運転の仕方(下手さ)など些細なことへの苛立ちも感じてしまう。

私がその気にさえなれれば、彼はパートナーとして最高のサポートをしてくれる人。私が今やりたいと思っているすべてを実現させてくれる。
両親の住まいの充実、アロマセラピストになるための勉強、プロのドッグハンドラーになるためのトレーニング、週2回のプライベートのボイスレッスン、毎週のスケートのプライベートレッスン。これらをすべて精神的にも経済的にもサポートして実現させてくれるのは間違いない。


でも異性として惹かれるものを感じれない人とパートナーになることは私には考えられない。ムリ。

世の中うまく行かないようになってるんだなぁ、残念だなぁ。coldsweats01

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2009/06/23

おぞましい事件 

もう何年も経った今でも鮮明に覚えているあのおぞましい事件。


まだうら若き20代前半の夏。


大学を卒業後、社会人として日本で生活したいとの強い願望のもと、10年振りにひとりで日本に帰った。親元を離れての独り暮らしも初めて。

家族は皆アメリカに移住していたし、親戚も関西なので、もともとの出身地である横浜には特に頼る人はいない。
でも、東京に住んでいる、子供の頃から家族のように親しくしていた15歳くらい歳の離れた妻子持ちの男性が、自分を頼ればよいと言ってくれたので、職と住まいが見つかるまでお世話になることになった。

当時はその男性も家を新築する直前で昔の長屋のような、とっても古びた木造2階建てのアパートを居住スペースとしていた。京王線の線路沿いにあるので、電車が通る度に振動で地震のように揺れるし、ものすごい騒音でTVの音や、電話の相手の声がまったく聞こえない。
絶対あの振動の度に建物にも相当の負担が掛かっていたと思う。

それぞれの階に3、4畳の部屋が4つずつあり、そのうちの1部屋を寝泊りに使わせてもらっていた。

お風呂として階下の1部屋を改造してあり、その隣の部屋が脱衣室となっていた。

階下は日が差している時間も少なく、とにかく暗くすべてが古びていたので、何となく私にはただでさえ怖いイメージがあった。なのでお風呂に入るときは尚更だった。全裸となるわけだから完全無防備な状態なわけだ。


そしてその夜事件は起こった。

お風呂に入るべく脱衣室で衣類をすべて脱いだそのとき、何か黒っぽいものが「ブン」とすごい速さで私の前を横切って1メートルほど先の古い畳の上にバサっとランディングした。

「きゃー!」

そりゃ叫び声も出るでしょうよ。
10年振りに見る、黒光りするあの恐ろしき、でっかきゴキブリではないか!

でもその叫び声は2階にいるお世話になっている家族には聞こえない。聞こえなくて良かったけど。

日本とアメリカのゴキは比較にならない。気持ち悪いには変わりはないけど、アメリカのゴキは大きくても2cm未満で、第一飛ばない。それに色ももう少し明るい茶色(これもポイント)。


とにかく固まった。
ショックで身動きができなかった。
徐々に平常心を取り戻すも、自分が動くと相手も動きそうで、それだけは避けたかった。

触覚が右に左にユラユラと動いている。

「あはー、もうだめだ。私耐えられない。どうしよう。」

うら若き20代前半の当時の私は柔だった。
心臓がバクバクしている。
手ぬぐいで前を隠しながら両手を硬く胸元で握っている。 全裸で...。

っていうか、相手はゴキ。
されどゴキなのだ!

1分後くらいだろうか、それともほんの数十秒後くらいだろうか、そのおぞましきゴキは「カサカサカサー」とかすかな音を立ててどこか向こう隅に退散して行った。

私は向こう隅に目が釘付けになった状態でまだ動けないでいる。

やっと少し心が落ち着いてから、姿を消した辺りを自分の立っている位置から首を伸ばしてそーっと様子を伺った。
どうやら敵の再襲撃はなさそうなので、敵が退散した向こう隅とは幸い反対側にあるお風呂に抜き足差し足で向かった。もちろん向こう隅からは目を離さずに。

ドアを閉めてお風呂に入るもやっぱり気がかり。
だっていろんなところにへんな隙間があるんだもん。
いつまたゴキの襲来があるかわからないじゃん!

その日の入浴は無事に済んだ。

それ以来私はその家でのお風呂に入るのがずっと怖かった。
でも入らないわけにはいかなかった。


2週間後には入浴中にお目にかかった!

あれにも固まったなぁ。
敵は短時間で退散したけど。


でもよくよく考えてみると、寝るときだって怖いはずなのに、そのときはすっかりゴキ事件は忘れていた。

もしかしたら私の寝ている間に挨拶に来てたのかも。

っきゃー!

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2009/06/16

私にとっての良いタクシー運転手 A Good Taxi Driver In My Book

マンハッタン内での移動は、歩ける距離であれば極力徒歩で、そうでなければ地下鉄やバス。

タクシーを使うときは、大体は用事があって仕事から抜け出さなくてはいけないときとか、出勤時に遅刻しそうなときのようにかなり急いでいるときくらい。

だからこそ、私にとっての良いタクシーの運転手とは、乱暴ではないけれど、状況判断して融通を利かせて、巧みに車線変更をして遅い車両をどんどん追い越して、さっさとスピーディーに目的地に到着してくれる運転手。少しくらい荒くてもいい。でも乱暴でない方がいい。

バスターミナルからオフィスまでは徒歩20分、地下鉄だとスムーズにいってdoor-to-doorで10分強。NYの地下鉄はよく遅れるので、徒歩20分の距離であればそう大差はない。


でも今朝はトンネルが渋滞してバスターミナルに着いた頃には出勤時刻を既に5分過ぎていたからタクシーにした。


そして大当たり!最高の運転手に当たった。

黒人のがっしりとした50代前半くらいの男性だった。

「Good morning.」

「Good morning.」愛想の良さそうな返事が返ってきた。

「 52nd and 6th Avenue please.」

「OK.」何分くらいで着くかなぁ。融通の利いた運ちゃんだったらいんだけどな。

ビューウン!

お!よしよし、このアクセルの踏み込み、いい感じじゃん!

ヒューン、スイスイ!(車線変更)

あ、いける!そうそう、ここはこの車線が一番早い。
分かってるじゃん!

ターミナルが面しているこのメジャーな道路は6車線あるけれど、両端は駐車車両が多かったりバス停でバスが停止したり、毎ブロックで交互に右折や左折する車両があるため真ん中の2車線が比較的スムーズに走行できる。

車線変更を頻繁にする割にはとてもスムーズで乗り心地はまったく悪くない。

この運転手さんいける!すごいなぁ。かなりのベテランとみた!



そして50丁目で右折した。52丁目とお願いすると運転手はだいたい52丁目で右折する。50丁目の方がどうやら早いらしい。
それも直前に同じく右折を始めたバスの外側を回り込んでの右折。

そうそう、この方が時間稼ぎできる。バスはだいたいゆっくりの走行だから外側から回り込んで隙間を見つければさっさと追い越せる。

案の定バスは右折し終わった瞬間停留所で停止したので、その脇をスーっと通り抜けてどんどん走行。どんどん走行してくれるから信号も黄色でもさっさと渡ってくれる。

この運転手さん、ほんとにただ者ではない!いつもこの運転手さんだったらいいのになぁ。

「You are good!!」
言わずにはいられなかった。

「What?」

「You are really good!  I wish I get your taxi everytime I need to take a taxi.(タクシーに乗らなくちゃいけない時は毎回あなたのタクシーに乗れればいいのに。)」

6番街で左折した。もう1ブロックで目的地。

「あっはっは、そうかい?ありがとう。毎朝何時に出勤するんだい?いつでも迎えに来てあげるよ。」
豪快に笑いながら答えてくれた。中南米の出身者らしい訛りがあった。

「今朝はとても遅いの。残念ながらいつもは歩きか地下鉄なの。」
2人で大笑いしていた。

そして目的地に到着してチップも弾んで快く別れた。

時計を見たら5分も経っていない。

すごぉ~い!
私にとって良いタクシーの運転手の条件をすべて満たし&プラスαの明るい運転手さんだった。
もっとチップ弾ませればよかったなぁ。

************************************

For moving around in Manhattan, I walk if it's viable, if not, I use subways and busses.

The only times I would take taxi are when I'm in a rush like going to some place during the working hour from my office or when I'm late for work.

That's why a good taxi driver in my book is a driver who does not drive rough but being able to be insightful of the street situation and be flexible, changes lanes smoothly and pass slow moving vehicles and gets me to the destination swiftly.  A bit of roughness in driving is OK, but not to the point that it's reckless and dangerous and gets me sick.

It takes 20 minutes by foot from the bus terminal to my office.  Subway will take just a bit more than 10 minutes door-to-door.  But NY subways are often late, so sometimes it makes not much of a difference with a 20-minute-walk distance.

This morning, the tunnel was jammed with traffic and by the time I reached the bus terminal, I was already 5minutes late at that point and decided to take a taxi.

I hit the jack pot!  I got a great drive

It was a big black man probably in his early 50's.

"Good morning."

"Good morning." the driver replied pleasantly.

"52nd Street and 6th Avenue please."

"OK." I wonder how many minutes it will take him.  I really hope this is a good flexible driver.

Zip!

Huh, good.  I like the way he steps on the gas.  Good.

Hey, this is not bad.  That's it, this lane works the fastest in this area.  Good, he knows.

The major street that the bus terminal faces have 6 lanes, but the lanes close to the crubs are slow due to the busses making stops or vehicles turning corners.  So the center 2 lanes are the best ones.

Despite his frequent lane changes, his driving is smooth and the ride is smooth.

Wow, this driver is good.  Impressive.  He must be quite an experienced driver, I thought to myself.

He turned on the 50th Street.  A driver usually turns on the 52nd when I asked for 52nd, but going down on the 50th must be faster...and it was.
As he turned, he went around the bus that was also simultaneously turning.

That's it.  This would save us time.
Bus generally moves slow, so if he goes around the bus, he has a chance of passing it.

A expected, since the bus made its stop immediately after it turned, we were able to pass it and zip through the next traffic light.  He would smoothly make the yellow light too.


This driver is extraordinary.  I wish I can get him every time.
"You are good!!"
I couldn't not say it.

"What?"

"You are really good!  I wish I get yoru taxi everytime I nned to take a taxi."

It turned at the 6th Avenue and we were just a block away.

"Ha, ha, ha, ha, is that right?  Thank you.  What time do you commute in the morning?  I'll come and get you anytime."
Driver answere with a roaring laugh with an accent, probably from somewhere in South America.

"I am soooo late this morning.  Unfortunately, I usually walk or take the train."
We both laughed.

We got to the destination and I gave him a good tip.

I saw my watch and it was under 5 minutes from the terminal.

Wooooow!
The driver this morning met my difinition of "good driver" in my book and more!

I wished that I had given him a lot more generous tip...

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2009/05/17

愛するタラへ - 早く良くなるといいね。

ねえタラ、今日はママ(私)から大切なお話があるのよ。

最近さぁ、めっきり体重が減っちゃったね。
軽くなっちゃったね。
お食事たくさんできなくなっちゃったもんね。

日記をみると、もう3月23日からずっと毎日のように多かれ少なかれ吐いちゃってるもんね。

かわいそうにねぇ。
相当辛いよね。

タラが吐いてもいいように、ベッドにはビニールのシャワーカーテンを、座布団には大きなビニールを敷いて外出してるの、ごめんね。
掃除が大変なの。

帰るとどこにどんな内容のものをどれだけタラが吐いてるか確認する作業も日課になってる。
真夜中にタラの吐く前兆の音が聞こえると飛び起きることもよくある。
ときには夜中に3回くらいっていうのも続いたね。

でもね、そんなことママにはへいちゃらよ。
タラが良くなくなってくれる日を待つよ。

タラが吐かなくて、尚且つ食欲が出る餌の種類を一生懸命探しているんだけど、
急に種類を変えるのもよくないらしいし、1週間かけてひとつずつ探すとなると相当時間がかかるのよね。
だめなのはたくさん吐くからすぐにわかるけど、良さそうでもやっぱり少しだけ戻しちゃうし、食欲の方がなかなか出ないもんね。

前は少しでも便となって出てたけど、最近その量も減っているから栄養分をきちんと摂取できなくなってるよね。

どうしたらいいのかすごく悩むなぁ。

獣医さんはレントゲン、血液、尿検査をしても異常は見られないってとても不思議だってお手上げ状態。

餌も室内で買っている猫用に飼えたのは半年くらい前だし、急に3月に吐き始めたのがわからないなぁ。

猫語がわかればいいのになって、つくづく思う。
ごめんね、分かって上げれなくて。

でも一生懸命頑張ってるね。タラ、有難う。


あのね、タラ、ママが旅行にあまり行けないのはタラのせいじゃないよ。
確かに、どなたかがこの部屋に宿泊にいらしても、そういう少しの環境の変化ですぐ血尿が出るから、私が旅行のときにあなたをどこかに預けられないというのは事実。
でもね、タラはどこかに預けられるよりも、淋しくても住み慣れた環境で、誰かが餌をあげにきてくれる方が、きっとタラも気楽だもんね。

ほら、いつかママが2週間ほど日本に帰国していたときのこと覚えてる?
ママのお母さんがタラのこと面倒みてくれるために泊まりにきてくれてたでしょ?
あのとき最初の3日くらいあまりタラの食が進まないって、ママのお母さんがママに心配そうに電話で言ってたの。
だからその晩、日本からタラに念を送ったよね。
「タラ、そこにいる女の人はママのママだから、安心して良いのよ。だからちゃんと食べていいのよ。」って。
そうしたらその翌日ママがお母さんと電話で話したときに
「タラがなんだか食べ始めたわよ。」って言ったの。
だからタラと私はスピリチュアルで繋がってるなって確信した。
占いの人もそんなことがある以前に、タラとママは一心同体だって言ってたけど、なるほどって思った。

タラはとっても繊細で敏感だよね。

それでね、タラの存在が私の行動を妨げてると思ったら、それは大間違いだからね。
そんなこと絶対に思わないでね。
タラの存在がなくなったら、もっと私が旅行したり自由になるなんて思わないでね。

でも、もしそれが理由でなくて、もうタラは今世、全うしたなって思って天国に還る準備に入っているのだったら、私が悲しむから無理に頑張って努力して1日でも長く生き延びようと思わなくていいよ。

ママはタラの幸せと健康を一番望むの。ママはタラのことを言葉では到底言い尽くせないほどとっても、とっても愛してるから、タラには何の無理強いをしたくないの。
タラがいてくれることがママにとって、とっても幸せで、たくさん愛情を分かち合えることをとても嬉しく思うの。タラに少しでもたくさんの愛をあげたいと思う。
ママがピアノを弾いているときのタラがリラックスしている様子を見ると、とっても幸せ。

タラをだっこすると、ゴロゴロいってくれるのがとっても幸せ。

タラが尻尾を上に立てて甘えて寄り添ってくるのが幸せ。

タラがママを(飼い主として)選んでくれたこと、本当に有難う。

まだ9歳だからさ、肉体的にはまだまだ元気なはずだし、タラと一緒に過ごす幸せな年月を楽しみたいと思う。

でもそれは単なる私の欲に過ぎず、タラにとっての人生(猫生?)はスピリチュアル的にはもう全うする時期にきているのであれば、頑張りすぎなくていいからね。

でもさ、ママとしてはもうちょっと頑張って食べる元気を取り戻せさえすれば、また健康をとりもどして元気に暮らせるんじゃないかって、思っちゃうのよね。

猫語がわかればなぁ。話せればなぁ。コミュニケーションとれるのにね。

だからきっと今の私にできることと言えば、タラにたっくさんの愛情の念を送ることだけだね。

タラ、愛してるよ。早く良くなるといいね。


ママより

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2009/04/26

カイロで進展あり!

だから今日のカイロは嬉しかった。

「これからは当分週2回の治療で良いですよ。」

え゛ーーー、そうなんだ!

治療中はときには涙が出るほど、そして必ず毎回痛みで小さな悲鳴をあげてしまうほど痛い思いをするけれど、治療後はやっぱり調子が良いので週3回でも億劫にならない。

でも毎回2,500円の治療代も、往復の時間を含めて全部で1時間余りの時間を費やさなければいけないこともやっぱり大変は大変。

だからそういった負担が軽減することと、何よりも回復してきているという証拠だから嬉しい。


仲良しのミナちゃんも、今日はたまたま私の治療のアポの直後の時間にアポを入れていたことが分かり、治療が終わって食事に行った。

「今日の治療はどうでしたか。」

「これから週2でいいって!」

「えー、良かったじゃないですか!」

「うん!」

と、同じ患者同士として喜びのハイファイブ。ミナちゃんも最近週1回で良いと言われたばかり。

まだまだ道のりは長いけれど、着実に回復に向かっている。

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2009/04/23

朝のラジオ番組

朝仕事に行く身仕度の時間、お化粧はTVを見ながらだけれど、それ以外はラジオを聴く。

学生のころからやっているロングランの番組で、かなり有名なラジオキャラのメインふたりの男性がホストになっていて、あとふたりの男女も出演している。

様々なコーナーがあるけれど、いたずら電話コーナーが面白い。

視聴者が、自分の家族が現在悩まされている題材を家族には内緒でラジオ局に提供して、ラジオキャラが声を変えて問題となっている相手方の関係者の振りをしていたずら電話を掛けて、どのように反応するかを楽しむという、なんとも子供じみたコンセプト。

いたずら電話をする本人の頭の回転の速さ、ユーモアに富んだやりとりの運びにはいつも感心させられる。


先日はテナントに悩まされる大家さんの奥さんが標的になり、旦那さんからラジオ局にいたずらの依頼が入ったもの。

アメリカは訴訟国なので、些細なことでもすぐ弁護士を立てる。

「もしもし」奥さん。

「あ、もしもし、こちらあなたのテナントの○○さんの弁護士です。」

「はあ、何か?」怪訝なトーン

「はい、この度テナントからあなたの様々な行為が迷惑だということで色々調べさせていただきました。」

「は?何のことですか。○○さんから迷惑かけられているのはこちらの方です。」苛ついているけれど冷静。

「いえ、かくかくしかじかでこの度あなたの立ち退きを要請させていただきます。」きたきた。にしても大家が立ち退かされるか!

「はあ?!大家が立ち退かされるなんて話きいたこともないわ!」そりゃそうだ。

「どうやら家の中で裸で歩き回っているそうじゃないですか。」

「裸でなんか歩き回らないわ!それにそんなの貴方の知ったことではないでしょ!annoy一体貴方はだれ!」

「だからさっきも言ったように○○さんの弁護士です。バリトーン・ホルンもplay(演奏)して迷惑をかけてると聞いてますが。」

「バリなに?なにホルン?それなんですか?機械?」ホルンって言ったら楽器でしょ。

「バリトーン・ホルンですよ、楽器の。くねくねした。それに唄もへただとか。」

2分くらい永遠に続く。
そこまで言ったら普通怒って切っちゃうでしょ、と思うようなことでも、根気強いというのかなんと言うのか不思議と珍妙な会話は続けられる。

「もしかしたらいたずら電話なんじゃないんですか、これは。」

という奥さんの指摘をうまくかわしながら2、3やりとりが続いて相手に失礼なことを言うたびに、奥さんは
「Oh, you dog! Filthy dog! You don't know what you are saying!最低な男ね!ほんとに汚い最低な男よ!自分でも何言ってるかわかってないくせに!」
などと言いながらも、相手の言うことを最後まできちんと聞いているのがおかしい。

「お宅にはラジオがありますか。」そろそろ結末だわ。

「は?ラジオ?何よ!そんなのあなたの知ったことではないでしょ?もう切るわよ!」あ、だめだめ切っちゃ。

「いや、最後にひとつだけ言わせていただきます。」

「何よ。」あ、切らないんだ。良かった。

「WPLJって知ってますか?(ラジオ局番)」

「え?」

「いたずら電話です。貴方の御主人から頼まれて...」

「あ!あらぁ、ごめんなさいね!」即効謝っている。なんていい人なんだろう。貴方が謝る必要ないのに。散々filthy dogだの何だのって言ったからかしら。
そして次に笑い声。

「貴方の御主人が、テナントさんに悩まされるといういきさつを説明してくださって(どーのこーの)...

「ごめんなさいねぇ。」また謝ってる。彼女自身すごくユーモアに富んだ優しい人なんだろうなぁ。

それにしても、よくこういう下らない相手と忍耐強く会話を続けれるのも凄いと思うし、いたずら電話をかけている方も、ポンポンと下らないシチュエーションをよく思いついてペラペラと喋るものだといつも感心する。

生放送の番組だけれど、このいたずら電話は先に録音しているもので、それを流しながらラジオの出演者が逐一反応してみんな大笑い。

今回の奥さんの反応は、何か心温まるものだった。

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2009/04/22

「シンドラーのリスト」

Negative性のものからは離れるようにしている。
平和主義というか、スピリチュアル的にもそういうものを好まないから。

だから口論や喧嘩になりそうな場所からは離れるし、自分がやむを得ずそういう渦中にいる場合は、きちんと主張をしながらも極力やんわりとしたpositiveな雰囲気で建設的な展開にもって行くように努力してる。
それからメッセージ性の薄いバイオレンス系の映画やTV番組もあまり見ない。
戦争映画もあまり好まない。
とは言え、「Star Wars」はバイオレンスも多少はあるものの、哲学的なメッセージ性の強いものなので別格。
「Saving Private Ryan」(邦名?)も戦争映画だけれど、やっぱりメッセージ性があるから見れるかな。


昨夜TVで「シンドラーのリスト」をやっていた。
内容的にはホロコーストに関するストーリーだということは分かっていたので、今まで見る気になれなかった。

でも人間の過ちや汚い部分から目をそむけるばかりではなく、きちんと認識する必要性をなんとなく感じている今日この頃なので、一旦変えたチャンネルを数分後に「シンドラーのリスト」をやっているチャンネルに戻した。
リーアム・ニーソンが出てるしね。彼のゆったりした雰囲気にもカリスマ性がある役作りに魅力を感じる。

映画、12:15amに終わることになってるじゃん。
また寝るのが遅くなるし、やっぱりこの手の映画は苦手だからやめとこうかな。
タラの体調もただでさえ良くないのに、私が暗いエネルギーになったらスピリチュアルで敏感なタラも共鳴しちゃうかなぁ。

いやいや、そこまで考える必要ないよ。
暗い映画でも自分の波長を高めていれば、それに引きずられることはない。
事実を事実としてきちんと受け止めるけれど、自分のエネルギーは左右されないように常に意識を高くもつこと、これが私のスピリチュアルの師であるソニアの教えでもあるから。
彼女もそういう修行を積んできたという。

そっかぁ、そういう「強さ」も大切なのね。


結局チャンネルを変えずに最後までシンドラーを見た。


始めの数分を見逃したので、シンドラーが何(人物なのか団体なのか)であるかさえも、登場人物も誰が何なのか把握するのに時間がかかった。
でも残酷なシーンは次々と出てくる。
そして徐々にストーリーの展開と共に全体像が見えてくる。

映画だし、残酷なシーンは結構忠実に再現できている部分もあれば、かなり事実よりやんわりと表現している部分もあるのは分かる。

自分の身には次に何が起こるかというユダヤ人の不安や恐怖を考えるといたたまれなかった。
収容されていたユダヤ人が色々な場面で組み分けされて移動させられていたけれど、自分がそのグループに残ったことがどういうことを意味するのかさえも分からないわけでしょ?
ナチスの軍人が笑顔でエスコートしているのとは裏腹に、一旦目的地に到達したらひどい虐待や虐殺に遭ったり、目の前で人が射殺されたり。

始めの数分を見逃したためか、産業家のシンドラーの洋服に卍のマークが付いていたことや、ナチスの軍人と共に会議や会合を繰り返しているのが意味不明だったけれど、最後の方で「自分はナチスだけれどなんたらかんたら...」と言っていたので、やっとナチ党員だからuntouchableだったのね、って分かった。

彼のビジネスマンとしての才能を存分に生かしたユダヤ人への人道的行為、生き様を知ることができて、有り難味を痛く感じた。

でも、後でウェブで調べたら、作り話も多いとのことで、シンドラーの人物像も多少美化されていることも示唆されていた。

それにしても強制労働収容所のアーモン・ゲート所長役をしたレイン・ファインズは名演技だったし、この悪役のために日常の生活で相当嫌がらせを受けたのかなぁ。
彼がヴォルデモート役だったというのだから驚き。
悪役や暗い役ばかりをする人は、そういう波動を出しているからそういう役の仕事がよく来ると、最近見た「オーラの泉」で言っていたのを思い出した。


ヒットラーもそうだけど、ゲートの人格形成にはナチ党に入党したことから始まり様々な要因が複雑に絡み合っているのでしょうけれど、一体どうしたらあのような非人道的な悪人が出来上がって行くのかしら。同じ人間として不思議極まりない。


シンドラーの映画のあと、シンドラーに助けられた生存者に関する情報をドキュメンタリータッチで放送していたけれど、シンドラー・ユダヤ人(Schindler Jews)と呼ばれるその生存者の子孫が現在6千人にも上るというので驚き。

この映画をきっかけとして、実際の生存者とのインタビューが行われ、そのビデオがアーカイブとしてUniversity of Southern Californiaに保存され、教育資料として幅広く活用されているという。
西海岸に行くことがあれば、是非訪れてみたい。

やっぱり色々と考えさせられる映画だった。

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2009/04/06

楽しかったね

昨日はスケートが終わったあと、いつものように兄家族とスケート仲間のチャン一家と軽く食事をした。

兄家族はそれから車で30分くらいのところにあるアウトレットにショッピングに行くことになっていたけれど、姪の美香は行きたくないと言っていた。

「私のところに遊びにくる?」

「え?いいの?」目がきらりんと輝いていた。「...でもママがだめって言うかも...」うつむきかげん。

「ママに聞いてみれば?」

ということで、一度家に寄ってちゃんと勉強道具も持って行くことを条件にママとパパからOKが出て遊びにくることになった。


車の中でも学校やスケートのお話をしたり、途中でスーパーに寄って一緒に簡単な買い物をしてから姪の家に寄った。

スーパーではカートを楽しそうに押してくれて、その活き活きしている天使のような姪は、その存在だけで買い物を楽しくさせてくれる。

家に寄って、車で待っていたら、可愛い袋に勉強道具とチワワの小さいぬいぐるみのチョロちゃんを入れてきた。スーパーに寄ったときにチョロちゃんも連れてきていいかと聞いてきていた。いいと言ったら"I feel free when I'm with you."と、親からはよくだめだと却下されるとのことだった。このくらいのOKは叔母の特権。smile


私のマンションに着いたら猫のタラと遊んだり、勉強をした。社会科の教科書を20分ほど読んで終わりー。

「え?もうお勉強終わったの?」

「うん。」

「そんなちょっとでいいの?」待ってよ、それでほんとにいいの?

「うん、だってこれは読むだけでいいんだもん。」

「でもママは私にクイズ(小テスト)してもらいなさいって言ってたじゃない?」

「いいの。」ほんまかいな。

「えーー、知らないよ。怒られても。ほら、テストしてあげる。」

「いいの。私内容わかってるの。」

現地校でも、土曜日の日本の補修校でも成績はとても優秀で、スケートと両方の学校を両立させていて素晴らしいと、最近先生から褒められたということは母親から聞いている。本人もするべきことはちゃんと分かっていると思うので、もうそれ以上強要するのはやめた。


「じゃ、Wii しようっか?」

「うん、でもその前に愛ちゃん、本当の宝石もってる?」唐突。

「そうねぇ、そんなに数はないけれど。」

「へえええ、見せてもらってもいい?」ぱっと顔の表情が明るくなって目がきらりんとした。

「うん、いいよ。」

あーでもない、こーでもないと30分ほどかけて楽しんでいた。つけてポーズをとってみたり、短めのネックレスをおでこのあたりに置いて「アラビアン!」と言いながらアラビアダンスのような動きをしたり。
あー、やっぱり女の子なのね。かわいい。


その後はWii。
ふたりで競い合ったり、一緒のチームでテニスをしたり。
テニスでは調子が良く"We are on a roll!"(私たち乗ってるねー!)と言うと、"yeah, we're on a roll!!"とハイファイブをしてくる。
そして点を入れたり勝ったりするとjoy danceやvictory danceが始まる。

自分が子供の頃もこうだったような気がするなぁ。それにしても何ともかわいらしい。

ふたりでvictory danceをして大笑い。

とっても楽しいひとときを過ごせた。昨日は上機嫌の要素がたくさんだった。


美香ちゃん、また遊びに来てね。

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2009/04/01

カイロ (5)  頑張ろう

治療4回目。

「首、良くなって来てますね。冷やすのは、これからは首は1日2回、腰3回、手首5回にしましょう。」

「はい。」!!

ポキポキ!先生が首を右に捻った。
「はい、こんな感じ。大丈夫ですか。」

楽勝。
「はい。」きっとへっちゃらな顔をしていたんだろうな。クスッ。

左も同じ。



腰は痛くて顔が歪んだけど声は出なかった。いや、出さなかった。
いい感じじゃん。

次、背中。
ポキッ。
「イター!」ゼーゼー。weep
悲鳴じみた反応が自分で恥ずかしかったのとおかしかったので、思わず笑ってしまったら、先生もつられて笑ってた。


そう言えば、前回の治療でも痛みで涙がぽろぽろ出て、恥ずかしくておかしくて笑ってしまったら、先生もつられて笑ってたなぁ。




5回目の治療。

首の周りの筋をマッサージして、頚椎の横をひとつずつ指圧している。
「きゃーいたいよー」と心の中で叫びながら、踏ん張っていた。

「あー、良くなってきてますね。」

「え、ほんとですか?」

「はい、ほんとですよ。これからこつこつ頑張りましょうね。」
先生のこの励ましの言葉がとってもうれしかった。shine

「はい。ほんの少しでも、毎回良くなっていってるんですね。」

「そうですよ。」

普段、家で背中と肩甲骨の周りの筋のコリコリを毎日ちょっとだけでもマッサージしてくれるルームメイトかパートナーが欲しいなぁ。
愛猫のタラにはちょっと無理だものね。

でも私にはオムロンの低周波電気治療器という強ーい味方がいるもんね。
これがまた効くんだわ。heart01
1日2回までだったら毎日やって良いですよ!って先生からもちゃんとOKもらってるし。


ということで、これから半年の治療、頑張ろう!rock
そうしたらヨガかピラティスを習い始めて、健康体になるのだ!
体も柔軟になるから、フィギュアスケートにも拍車がかかる!

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カイロ (4) そ、そんなぁ...

2回目の治療。

それまでにミナちゃんから、
「先生から言われた通りにちゃんと部位を冷やしているかいないか、すぐバレちゃうの。怠ってると指摘される。『もっと頑張って冷やしましょうねぇ。』とか『今回は頑張りましたね。』って。」
と聞いていた。

もうその時点で私の先生に対する信頼度はアップupしてた。

私は早く治りたいし、冷やすと気持ち良いのとで、先生に言われた通りに忠実に頑張って職場の冷凍庫にicing packを冷やしたりしながら2-3時間置きに手首と首と腰を冷やした。
実は先生に「良い患者さん」アピールもしたかった気持ちも、ちっとはあったけど。ふふ。

「こんにちわー。」元気な先生の声にはいつも励まされる。

「こんにちわ。宜しくお願いします。」

「始めの治療からどうですか?」
こーであーでと痛みや違和感を説明した。

「そうですか。分かりました。冷やしましたか?」

よくぞ聞いてくれました!へっへーん、ちゃぁんと冷やしたもんね。
はい!」勝ち誇ったように返事した。思わず手まで(小さくだけど!)挙げてしまった。paperシマッタ、ハズカシ。

「お。ほんとだ。ちゃんと冷やしましたね。」
でっしょー?

「先生どうして分かるんですか?」

「ちゃんと腫れが引いています。」

「へええ、そうなんですか...。」腫れていたことさえ知らなかった。

「はい。」

「一目瞭然なんですね。」

「はい、分かりますよ。」ふうん、そんなもんなんだ。

押したり捻られたりマッサージされる度に散々ピーピー弱音を吐きながらその日の治療は終了。


3日目の治療。

新しい治療方法だった。

うつ伏せの状態で腰を支点にして右に「く」の字になるように台がセットされた。
そしてバネでその横のくの字の状態から更に縦のくの字になるように下半身をぐいと上から押された。

押された瞬間は痛くなかった。でも戻った瞬間右腰というかお尻の筋に激痛が走った。

「いったー!」

先生は「ちょっと頑張って」と言いながら容赦なく4、5回続けたけど、最後で本当に限界だった。

「せ、せんせい!ちょっと待ってください!paper曲げたときは痛くないですけどもとに戻ったこの状態がすごく痛いです。」

「え?戻った状態が痛い?」
だからさっきから痛いって!

「はい。」やっと搾り出して答えたなんとも情けなく弱い「はい」だった。

「あ、それだったらこれやめときましょう。」だからさっきから痛いって言ってるじゃん。いつもの調子と違ったじゃん。ふえーん。weep「まだ(この治療法は)早いわ。これは思ったよりひどいわ。」

「...」
そ、そんなぁ。思ったよりひどいだなんて。そんなぁ。

しかもまるで肉を焼きながら「これは思ったよりまだ焼き加減が少ないわ。」というのと同じくらいとっても軽い感じで言い放たれた。

でもこんな調子の正直であっけらかんとしているサバサバ先生だからこそ安心できるのもある。

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2009/03/31

カイロプラクティス (3) 涙の治療

「あ゛あ゛あ゛~」だの
「いっ(たい)」だの
「ん゛!」だの
堪えていてもつい出てしまう。

首や肩の筋、背骨の両側に沿って走っている筋の凝り固まりをマッサージしてくれたり、体をねじって背骨や首の骨をポキッと調整したり、とにかく治療中は痛くて、我慢しても声が出てしまう。

「うるさくてすみません。」sweat01

「大丈夫ですよ。」

だってほんっとに痛いんだもん。


「はい、今度は仰向けになってください。」

「は、はい。」

返事はしても体がさっさと動かなーい。動かせなーい。

「ゆっくりでいいですよ。」

「はい、すみません。」

顔を上げると、顔の部分に置かれている巨大あぶらとり紙のような紙に、目の部分だけ涙の跡。苦笑。
人ってどこか痛いとなぜ涙が出るんだろう。

仰向けになって背中から腰にかけてのあたりをねじって背骨をポキッと矯正する。

「はい、反対側」

「あ゛あ゛あ゛~、先生、い、痛いです、ここ、あ゛~、う、動けません、う、う・ご・け...」

「どれどれ」

痛いところを必死で「ここ、ここ」と指差していると、先生がその一体を揉みながら

「あ、これは転んだときのケガがもとで、筋肉がいま痙攣してますね。」

と言ってグイグイマッサージしてくれたら、スーッと痛みがなくなった。

マジシャン!思わず尊敬してしまう。

そんなマジシャンの手を見ると、女性の華奢な体には似ても似つかないがっちりした男性のような手だった。

天性なのかな、それともこういう仕事をしているうちにある程度変わったのかな。どちらにしてもこの職業にはあまりにもぴったりの手。かっこいい。魔法の手。

「大丈夫ですか。」
「はい、もうちょっと頑張って!」
「はい、こんな感じ。」
などと色々と声をかけてくれながら治療してくれる。

痛がっていても力を緩めてくれるときと、緩めないでがんがん治療を続けるときがある。
先生の治療は状況に応じてメリハリがある。

怪我をした辺りを、ステンレススティールのヘラのような平たい棒のようなものでゴリゴリ擦られる。部分的に赤くなり、そこは顔が歪むくらい痛い。
「ほら、この赤いのはScar tissue(痛んでいる細胞)。」

「っはー。」感心

「怪我してる部分は痛いけど、そうでないところは同じ力でこすっても、ほら、痛くないし赤くならないでしょ?」

「はい。痛くないです。でもこのscar tissueを浮き上がらせてどうなるのですか?」

「これは分解しているの。それが血管の中に入っていくんです。」

そうか、排出されたり浄化されたりするのか。

あの手この手で治療してくれる。


痛いけど、治療の後は気持ち良い。マッサージも痛気持ち良い。
だから治療は痛くても楽しみ。
友達のミナちゃんが既に1年も通院しているけれど、週日は仕事前とか週末とかも頑張って根気強く通っている訳がよく分かる。

「はい、それではこれから毎日首と腰と手首を1日5回、毎回10分ずつicingして冷やしてください。」

「はい。先生、どういうときに冷やしてどういうときに温めるんですか?」

「基本的には筋肉や筋は温めて、背骨や頚椎は冷やします。炎症を起こしているところは冷やします。愛子さんの場合は体が冷えない程度に頑張って部位を冷やしてください。」

はあ、なるほど。

「はい、今日はこのくらいにしましょう。できれば3日後にきてください。お大事に。」

「ありがとうございました。」


受付のマウロさんにアポを取ってもらって帰った。体が軽い!
先生すごいな。

つづく...

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カイロプラクティス (2) いよいよ治療開始

「ハイ、コンバンワ。How are you? Please fill this out, everytime you come in.(毎回こちらの用紙に記入してください。)」

カイロプラクティスのオフィスに入ると、元気よく先生の御主人のマウロさんが受付で迎えてくれた。英語にも日本語にも訛りがある。

受付のカウンターに置いてあった用紙には前kからと後からの全身の人の絵が描いてあり、自分が痛いと感じる体の部位のところを絵に印をつけて、その痛みの度合いや前回から比べると痛みはどうなっているか、前回の治療から新しく怪我していたらその説明など、事細かに書き込む欄がある。pencil

ひゃ、めんどくさ。wobbly
でもさすが徹底してる。なるほどなのだ。confident

ちょうど(!)治療初日の前日、アイススケートで転倒して左手首を痛めたばかりだった。かなり痛い。洋服を着るのも一苦労。何をするにも痛くて悲鳴をあげる。

マウロさんに奥に通されて、台の上にうつ伏せに寝かされ、低周波電気治療機に繋がれて、腰と手首にピリピリと軽く電気が送られてくる。腰には、今まで高温のお湯に浸かっていたゴム製のなにか大きいひらぺったいものを置かれた。

ふぇ~、超気持ちいい。lovely
よだれ出そう。

手首は冷やされた。これも気持ちいい。

「15分間頑張ってください。」

頑張る?耐える必要はないし、逆に15分で終わっちゃうの?ってなもんだった。

そして案の定あっと言う間に15分が終わって次の治療の部屋に通された。


間もなくサバサバ先生が元気よく入室されて挨拶を交わし、レントゲンの内容と今の状態、これからの治療は4段階のフェーズで治療し、それぞれに4~6週間かかるので、全体で6ヶ月くらいで治療完了予定で、その後微調整で半年毎の来院になること、始めの2、3ヶ月は週2、できれば3回のペースで通院して欲しいといった説明があった。

最低でも1年かかると思っていたのでちょっと安心したけど、週1回くらいかなと思っていた分2、3回はがっかり。

だって毎回2,500円もするんだもん。ってことは月30,000円...
はぁぁdown
始めは3,000円と言われたけど、値切って2,500円にしてもらえた。rock
どこから捻出しようか。外食は極力減らすことになるなぁ。
でも放っておいて、手術したり薬を常用するようになるよりはマシ。

腹を据えて治療の通院を決心した。


「はい、それではうつ伏せになってください。」

顔をつけても良いように、台の頭部には白い薄っぺらい、巨大あぶらとり紙のような紙が置かれている。

いよいよ治療が始まった。

つづく...

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カイロプラクティス (1) 初診

緊張感を和らげよう運動の他に、自分を大切にしよう運動も始めた。

私は10年以上も前から頚椎を患っている。

頚椎は、本来なら緩やかな湾曲を描いていなければいけないところがまっすぐになっていて、その部分の神経が圧迫されることによって腕に痺れがきたり、周辺の首、頭部、肩その他の筋肉が硬直してしまう。そうすると色々な動作が痛みで制限されて、目の後ろも痛くなるようなひどい頭痛にも悩まされるし、どうも人差し指の感覚もすこし鈍るようで、ピアノを弾いていても均等な力で弾けない、などなど。

過去にカイロプラクターや神経外科医などに見てもらったりしたけれど、一向に治らない。半ば諦めていた。でも最近はその痛みだけではなく背中から腰にかけても来てしまった。


自分を大切にしよう運動を始めたので、思い切ってまた治療を再開することに決めた。このままだときっと、歳をとったときに大変なことになっているもの!

仲良しのミナちゃんが1年ほど前に軽い自動車の接触事故(後ろから追突された)に遭ったのをきっかけに紹介してもらったカイロプラクターの先生から、ずっと治療を受けている。彼女は事故のケガがきっかけで、やはり背骨の悪いところが見つかり、そのまま放っていたら深刻なことになっていたところだったという。

その先生の治療についてよく聞いていたし、特に最近彼女がスケートで転んだときにひどく膝を突いて損傷したのを治療してもらっている話も色々聞いていたので、この先生ならいけそう(治してもらえそう)!と直感のまま、私もこの先生からの治療を始めることに決めた。


先生は多分30代後半くらいの若い日本人女性。イタリア出身の御主人は片言の日本語を話し、事務や治療の手伝いをしていて、夫婦二人三脚でやっている。朝は7時半から夜は9時近く、週末は土曜日もフルで頑張ってらっしゃる。すごいパワー。

初日。
首と背中や腰のれんとげんを様々な角度からバシャバシャ撮られた後、腕を押したり引いたり曲げたり伸ばしたり、首を回したり曲げたり、とにかく色々なことをさせられたり問診もたくさんあった。

「はい、それでは今日撮ったレントゲンをよく調べて、いまの検査の結果をしっかり分析して次回にその説明と治療の内容の説明をします。今日はお疲れ様でした。」

早口で、さばさばっとした口調で動きもきびきびしている。

「はい。有難うございました。」

「お大事に。」
と軽く会釈しながら言ったかと思ったら、あっと言う間にくるりんと音もなく部屋から姿を消した。

うぉ、はや!この先生、前世は忍者だったのかも。

つづく...

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2009/01/04

プレゼントしたのに

私から姪っ子の美香ちゃんへの11月のお誕生日とクリスマスを兼ねてのプレゼントとしてミュージカルに連れて行ってあげたい話をしたとき、美香ちゃんは両手を叩いてぴょんぴょん飛び跳ねて喜んでくれたのがとっても嬉しかった。本人の希望でメリーポピンスを観に行くことになった。


でも...

美香ちゃんはお勉強や習い事、お友達のお誕生日会やら何やらでとってもとっても忙しい。

だからミュージカルに実際に連れて行って上げれる日として母親である義姉からOKが出たのは2月のはじめの週末とのこと。


随分先...。

なので、痺れを切らした私はメリー・ポピンスのDVDをプレゼント第一弾として昨日美香ちゃんに渡しに行った。

来客中だったので父である兄と美香ちゃんふたりがロビーまで降りてきた。



私からしたら天使のように可愛い美香ちゃんなので天使のギフトラッピングにして、それに合うゴールドのメッシュのリボンを結んだ。リボンのちょんちょりんも心を込めての私の手製。



私「美香ちゃん、今度2月8日に美香ちゃんのお誕生日とクリスマスプレゼントとしてミュージカルに行く約束してるじゃない?随分さきだから」(と言いながら袋からプレゼントを出し始めたら)

美香ちゃん「え?DVD?」鋭い。

私「あ、でもね、これは40年前に出たオリジナルの分で、今度観に行くときに出てくる人とは違うんだけど、40周年記念のDVDが出たみたいだからこれにしたの。私が小さい頃に観たメリー・ポピンスがこれだったの。」

美香ちゃん「うわぁー、嬉しいー!!有難う、愛ちゃん、有難う!!」抱きついてきた。超かわいい。

兄「えええー、もう40年になるんだ!」

私「そうなの。美香ちゃん忙しいけどDVD観る時間あるかな。」

兄「あるある。」

私「それからね、このリボン私が作ったの。」

美香ちゃん「ええええーー!これ?愛ちゃんが作ったの?すっごーい。えー、どうやって?どうやってぇ?」予想外の反応だった。

私「輪を作って縫い合わせたの。」

美香ちゃん「すごい、すごい。」

それからあーでもないこーでもないと色々とちょっと話してから退散した。



美香ちゃんがDVDやリボンにとっても喜んでくれて何度もハグしてくれたので、私がプレゼントしたのに、喜んでくれたことがとても嬉しくて私がプレゼントしてもらったような気持ちになった。

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叔母ばか

私には可愛い10歳の姪っ子の美香がいる。

天真爛漫でとっても素直。
勉強もよくできるらしく、これは両親の血を両方引いていると思う。

現在美香ちゃんがいま凝っているのはフィギュアスケートで、週6日トレーニングしているという。

彼女と同じリンクで滑っているという私と同年代の友人ふたりに誘われて、私もスケートに行った。私は子供の頃よく遊びに滑りに行っていたけれど、ブランク数十年!なので初心者同様。

美香ちゃんも滑りに来てる可能性はあるとは思いつつも、まさか一緒のリンクで滑ることになるとは。勘弁してよ!だったけれど、友達ふたりにそのように仕向けられてそういう運びに。超恥ずかしかったけど、まあいっか。

っちゅーか、美香ちゃんが上達していたのには驚いた。最後に滑っていたのを見たのはたしか4月頃?
それからほんの数ヶ月でいろんなことができるようになっている。
私には6つのジャンプの見分けがつかないのでどれがどれだか分らないけれど、全部できるという。そのうちいくつかはダブルができるとか。
それに、それにもっと驚いたのは体の柔らかいこと、柔らかいこと!
ビールマン‐‐後頭部の上で両手で片足のエッジを掴んでスピンすることができるのには空いた口がふさがらなかった。


私と同年代の友人ふたりはいつも美香ちゃんの滑りを見ていて、前から筋が良いと行っていたけれど、最近とても上手くなったとも言っていたのがお世辞ではないのが分った。
これだったら親も一生懸命になってあげるのが分るなぁ。

という私も叔母ばか?

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2009/01/02

わかんな~い。 Part IV 続編

ポールは友達の格付けと相成りましたので、もう一喜一憂する必要がなくなりました。


だから彼から可愛らしいクリスマスカードが社内便で届いたことは嬉しかったし、そのお返しでネットでカードをその日の深夜に家のPCから送ったら即効有難うメールが送られてきたこととかも嬉しかったけど、前みたいに舞い上がらなくなりました。


このところ、興味のない男性にぞっこんになっていただいちゃうか、自分だけがぞっこんになっちゃうかばっかりだなぁ。だから...


今年こそはお互いぞっこんになる彼をみつけるぞー。rock  オー!happy01 
(ま、べつにぞっこんじゃなくてもいいけど。smile

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わかんな~い。 Part IV

前の職場で仲良しになったリリとは、今のオフィスからも徒歩3分と近いので、時々ランチや夕食を共にする。そして事務所のホリデーパーティーのあった週の金曜日も一緒に夕食を食べた。

リリ「で、その後姿がポールだったのは間違いないの?見間違いということはないの?」

私「うん、見間違いじゃない。顔は見てないけど、でも真横を通ったんだもん。」

リリ「そうっかぁ。じゃあAikoが通り過ぎたりジュースをカップに注いでいるAikoの後姿を彼も見逃すはずはなくて彼もAikoだということは分っていたということなのね。」

私「うん。」down



リリにはポールとの出来事についてだいたい話してきている。
2日前に事務所のホリデーパーティーの後カラオケに一緒に行ってお隣に座れて昨日はメールのやりとりがあって褒められて...ポールとの距離がほんのちょっと狭まったかなって思ったという話もした。

そしてリリとの食事の直前にあった金曜日の定例の事務所のカクテルパーティーでのできごとも話した。


リリとの約束の時間まで2時間あったので、飲み物はジュースだけにして、とてもお腹がすいていたのでクラッカーだけ取りに行った。ポールが来ていても軽く挨拶をするだけで仕事をさっさと片付けようと思っていた。

パーティーのホールに行くと目の前にポールの後姿が見えた。
誰かとお話しているし、横を通り過ぎて飲み物だけカップに注いでクラッカーをとって、声をかけてくれた人に挨拶を交わし、予定通りデスクに戻ろうとして引き返し始めた。

ポールはもういなかった。
ここはこんにちわの軽い挨拶で済ませておきたいと思ったのに。

リリ「そうっかぁ。昨日の今日だからこそさらっと挨拶程度で済ませたかったのね。」

私「さすがリリ。その通りなのよ。もしかして避けられてるような気がしてならないの。」

リリ「考えすぎじゃない?」

私「うん、自分でも考えすぎかなって思ったんだけど、とにかく少なくとも彼は私にはあまり気がないんじゃないかと思ってね。」

リリ「結論を出すのはまだ早いんじゃない?」

私「そうね、結論は出さないけど、もう一喜一憂するのは疲れるからとにかく止めにしたいと思って。それをコントロールできればそれほど楽なことはないんだけどね。前から何となく私が彼に寄せるほど彼は私には好意を持っていないなって思っていたから、もう諦めようとしていた矢先にカラオケで楽しい時間を過ごしちゃったから抑えていた感情がピヨ~ンupって上がっちゃったのよね。」

リリ「どうして彼が好意をもっていないって思うの?」

私「色々積み重ね。私からのメールには結構すぐにお返事くれるけれど、彼から先にメールが来たのは1回だけ。それにジャマイカ料理に興味があるから美味しいお店知ってたら教えてって言ったら彼の家の近所の人気のお店を教えてくれてそこに来るときは連絡をくださいって言ってくれたけど、もし彼に興味があったら一緒に行こうって誘ってくれたはず。それにさっきではなて何週間か前のカクテルパーティーでも一度なんとなく避けられたような気がする。それから極めつけは...実はね、2日前のホリデーパーティーのとき見ちゃったんだよね。」

リリ「何見たの?!」

私「15メートルくらい先で暗かったからよくは見えなかったけど、壁際のテーブルの席に座っていた女性の横に中腰になって立っていて、楽しそうにお喋りしていたの。そのとき彼ね、その女性の肩に腕を回してた。凄く意外だったな。彼が女性に対してあんなに馴れ馴れしい態度しているのを初めて見た。いつもとても誠実そうで姿勢も良いし人の目をきちんと見て話をするし。」

リリ「確かにポールだったの?」

私「99.9%。」

リリ「そう...」

私「Absolutely amazing とか、喜んでカラオケにご一緒したいとか、家の近くのレストランに来るときは連絡して下さいなんて言われるもんだから心が揺れ動いちゃってぇ。 あ゛~男心ってわかんな~い

リリ「本当ね。そんな風に言われたら嬉しくなっちゃうよね~。」

私「でもね!もう決めたの。期待しないって。もし何かの都合で友達以上に発展したら嬉しいけど、基本的には友達だって思うことにしたの。もう一喜一憂しないって決めたの。疲れちゃうもん。もうまっぴらごめん。」

リリ「友達がひとり増えたってことにすればいいよね。そう言えばもうすぐAikoのお誕生日よね。お祝いしよ。」

私「えぇ~、ありがとー!嬉しい!!」




というわけで、ポールは友達の格付けと相成りました。

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2008/12/30

わかんな~い。 Part III

職場の上司の弁護士の先生やポールなどと、事務所のホリデーパーティーの後、カラオケに行って帰宅は1時半になった。

翌日は、帰りの車が一緒になったリンちゃんや、気分が悪くてほとんど寝ていたもうひとりの女の子のデスクにお見舞いに寄った。
案の定ふたりとも「寝不足です!」って顔していたけれど、昨夜楽しかったのでまた行きましょうと誓い合った。

ポールにはメールで「How are you this morning?」とだけ聞いてみた。
ポールとのメールのやりとりは、最近は社内メールではなく、以前彼からインターネットで自分のメールアカウントから送ってくれたことがあったので、それ以来お互いの個人のメールアカウントでやりとりしている。

お返事来るかなぁ。
昨日パーティーで、オフィスに戻って仕事をするかもしれないなどと言っていたから、もしかしたら忙しくて、自分のアカウントにわざわざアクセスしてチェックしていないかもしれないし。

30分後くらいだったと思う。まさかとは思いながらもメールをチェックしてみた。



あ、来てるshine  それも、な・な・なんと12分後(に来てた)とは!


mail「ありがとう。気分はいいです。最近寝不足で仕事するのに慣れているからね。」
ふんふん、そうか。良かった良かった。


mail「君は大丈夫?昨日は楽しめましたか?」
だいじょうぶじゃな~い。
楽しめた。なんてもんじゃないわよ。ふふ。


mail「ところで君の声は実に素敵だね。(You have an absolutely amazing voice.)」
はぁ~、amazing voice...だって。
えぇ~、absolutely amazing...
褒められちゃったじゃん。
お望みとあらばいつでもうたったげるぅー。



それから「またカラオケ行くことがあったら喜んで御一緒する」メッセージが彼からくるなどしてメールのやりとりは2、3回続いた。


なんだか雰囲気わるくないじゃん。up
でも何があってもあまり浮かれないようにしようって決めたしね。

なるようになるのよ。だからここはクールでいないと何かあったとき辛いよ。



そして...
その何かがやっぱり起きたのよね。ふ~。down

つづく。

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2008/12/26

わかんな~い。 Part II

11人でカラオケ屋に行って、ボックスに通されたところとても狭い部屋で窮屈だったのが不幸中の幸い(?bleah)でポールのお隣に座れた私は、ぎゅうぎゅうに詰めて座らされてラッキーだった。scissors

とても近かったので、たまにほんのりポールのコロンの香りがした。

1時間半、かなり盛り上がった。
みな最初はポールたちに気遣って英語の曲ばかりを歌っていたけれど、やっぱり邦楽にいくよね。

でも、ポールは漢字が読めるので、歌詞を見ながらそれなりにエンジョイしていたようで、安心した。


「愛子さんは日本語の曲は歌わないんですか。」
ということでいきなり演歌を歌った。
「舟唄」にした。

演歌もポールに喜んでもらえたようで、これもちょっと意外だった。
中国にも似たような曲があるんだって。ふ~ん。
「これはちょっと淋しい歌なんじゃない?『酒』とか『涙』って文字が分かったよ。」とポール。
「そうなの。」



途中で飲み物をオーダーしたかったけれど、なかなか店員さんを呼べなかったので、ポールとふたりでオーダーしに行くことになった。
部屋に戻ってポールが先に座り、私も後に続いたけれど、狭いところをヒールの細いパンプスでユラユラと歩いていたので、転びそうになってもいいようにポールが両手をかるく差し伸べてくれたのがとっても嬉しかった。けどバランスを保ちながら「Thank you, I'm OK.」と言って自分で席に戻った。
よろければ良かったかな。ククク。


中国人の先生が私にデュエットで歌おうと選曲したのが「Hey, Paula」という曲だった。
「先生、この歌私知りません。唄えませんよぉ。」
「大丈夫、大丈夫。簡単だからすぐ分かるよ。」って、聞いたこともない曲なのに分かるわけないよぉ。

「Hey, hey, Paula~  I can't wait anymore~  I want to marry you....♪」
はい、君の番と言われて字幕を見てびっくり。
「Hey, hey, Paul~  I can't wait anymore~  I want to marry you.」impact
先ず第一にメロディーが分からないし、歌詞にもびっくりで「Hey, hey Paul」までしか唄えない。

とても単純な曲で終始歌詞もこんな感じだった。

周りが冷やかすのなんのって。私も思わず恥かしくなってしまった。
先生は一体わざとこの選曲をしたのかしら。
先生は私の気持ちを知っているのかしら。
ポールは嫌がっているかなぁ。

などと思いながらポールの顔をさりげなく盗み見たけれどニコニコした笑顔が自然に見えた。嫌がってなさそうと感じたのは私のwishful thinkingだったのかなぁ。

それにしてもまいった、まいった。



ポールは上手だった。音もはずさないし安心して聴けたし、声も優しい感じで心地よかった。

「次どれ唄おうか。」と聞かれて彼の開いているページを覗き込んだらStingのページだったので「あの、ほら、Every何とかっていう曲。」と言ったらすぐ分かってくれた。
「あ、それはThe PoliceのEvery Breath You Takeだね。」といってそのページを開いた。

「Everyth Breath...とRoxanneだったらどっちがいい?」と聞いてくれたので、すかさず
「両方!」って言ったら笑っていいよとOKしてくれた。 やったね!

ということでEvery Breath You Takeを先に唄ってくれたけど、途中で「これはストーカーの曲です」みたいなことを言いながら、歌詞もストーカーっぽく微妙に歌詞を変えて唄ったのがおかしかった。

Roxanneも「Put on the red light...」という歌詞が最後はこれでもかというほど何度も繰り返されるので「There are so many red lights being put on♪」なんて唄っていたのもおかしかった。

そうこうしているうちにお店の人が「あと10分です。」と連絡に来た。さっき30分の延長をお願いしたばっかりだと思ったのに、楽しい時間はあっというまに過ぎ去ってゆく。dash


じゃあ締めは愛子さんで、などと言われてバラード調の曲を選んだ。
「舟唄」のときもそうだったけれど、ポールの視線を感じた。ジーっと見てる。
あぁぁ、恥かしいよぉ。そんなに見ないでよぉ。wobbly ドキドキだった。


お勘定も済ませて、リンちゃんが帰りの車を3台呼んでくれた。
リンちゃんと方面が一緒の私はふたりで相乗りした。ポールはひとりで1台だったけれど、私たちの車が来たタイミングが一緒だったので、一緒にお店を出た。あとの人たちはもう1台来るのを待っていた。

別れ際にまずリンちゃんがさよならをしてハグしてた。
あ、ハグしてる。いいなぁ。この流れだったら私もさよならハグもらえるかなぁ。
でもリンちゃんはさよならハグするほどポールと親しい?
まあでもアメリカだからこの状況でのさよならハグは不自然でもないよね。


「OK, good night.  Take care.」
もらえた!さよならハグもらえた!
またほんのりとポールのコロンの香りがした。

至福...



リンちゃんも私もお酒が少し入っていたし、夜中を過ぎる帰宅は滅多にないのでくったくたになっていて、帰りの車の中で
「明日辛いねぇ、仕事頼まれても『ムニャムニャ、まだ起きる時間じゃありません』とかなんとか言ってデスクで寝てたらどうする?」
などと話していた。


結局帰宅したのは1時半だった。

翌日、カラオケで一緒だったメンバーの女の子のデスクにお見舞いに行った。
みんな辛そうだった。私も辛かった。
ポールにはお昼前にメールを出した。

「How are you feeling this morning?」

お返事くるかなぁ。


つづく。

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2008/12/24

わかんな~い。 Part I

「男心がわかんな~い。」ということがときどきある。
そして今回の「わかんな~い。」の事の発端は...。

先週の水曜日は事務所のホリデーパーティーだった。

気になるは、もちろん、ポールのこと。



オフィスの近くの大きな会場で行われた。
かなり厳かで立派な建物。(後日写真をアップロードします)

すべてがビュッフェスタイルで、まずオードブルが部屋の入り口辺りの広いホールに並べられ、1時間後にダイニングエリアの奥の壁沿いにディナーが並べられた。

広いホールに入ってすぐのテーブルに仕事で交流の多いスタッフがいたので、そのテーブルについてオードブルを食べていた。

そこにオードブルの乗っているお皿を持ったポールが通りかかり、私に挨拶してくれた。
勇気を出して隣の席にどうぞと手で合図したら快く座ってくれた。ひょっほーい。
ちょっとお話したけれど、携帯が鳴って電波が通じる窓際に立って暫く話していた。

彼が戻ってきたころにはとっくに私はオードブルを食べ終わりディナーを食べ始めていた。

「あ、もうディナーなんだね。」と言って、もう一、二口オードブルを食べてから自分は他の人達にも挨拶しに回るねと言って席を立った。笑顔で「OK」と軽く交わしバイバイと手を振った。

行っちゃった。ま、でもいいか。また話す機会はあるでしょう。



DJが様々な曲を流し、ムードが盛り上がったところでダンスミュージックが掛かった。
みんな結構踊っていたので私も少し踊った。

私がサポートしている上司の弁護士の先生が私の椅子の横に立ったまま私と話していたときにポールが通りかかった。先生はポールのことを知っている。でも私がポールを好きなことはもちろん知らない。はずなんだけどなぁ。

その先生がポールに私と踊るように進めた。ポールは笑顔で「あ、はい。のちほど。」などと言っていたけれど、両手に飲み物を持っていたので誰かに持っていってあげているところだったのでしょう。

結局パーティーではポールとあまり話すことはなかった。彼は自分の仲間のテーブルにいてずっと動かなかった。

クスンだった。



もうそろそろお開きのとき、カラオケ好きと言っていた上司の弁護士に、今日ではなくて良いので近々行きましょうよ、って言ってみたら、「今日行こう!色々な人誘おう。」ということになり、近くに座っていた日本人の若い先生3人とそのうちのふたりの奥様方などほとんどが日本人だった。上司の弁護士は中国人だけれど日本語はぺらぺら。先生がポールも誘っていた。

ええ、いいのぉ?ほとんど日本人で、ポール楽しめるかなぁ。それに彼来ないでしょ、きっと。
いつのまにかパラリーガルのアジア系アメリカ人のリンちゃんも誘われていた。
っていうか、何でポールも誘ったんだろう?まさか先生私がポールを好きだっていうこと知ってるのかなぁ。でもそんなことが分るような場面は一度もなかったし。
ふしぎ、ふしぎ、ふしぎsign04


あれよ、あれよのうちに11人集合。
で、ポールもそのうちのひとりだったのが意外だった。結局アメリカ人はポールとリンちゃんのふたり、中国人の先生、あとは全員日本人だった。年齢も様々。因みに中国人の先生は60歳。でもか・な・り・若い。どんなカラオケになるのやら。


建物の外に出ると私たちの事務所の従業員の帰宅用ハイヤーが外に3台用意されていたので、それを使って、予約を電話で入れたカラオケ屋さんに行くことに。


ポールと一緒の車に乗ることができて、しかもお隣に座ることになった。rock
きゃあ、こんなにポールと近くなの、初めて。っていうか、近くなんてもんじゃないし。あはは。
リンちゃんも一緒で、ポールの学生や社会人になりたてのころの楽しい失敗話などの会話で盛り上がった。ほんの10~15分程度だったけど楽しかった。


カラオケ屋についてボックスに案内されるととても狭い部屋だった。


え、これ11人入れないじゃん!
なのにそこしかないという。wobbly


今回もラッキwwwでポールのお隣りに座ることになった。shine

うわっ、近い。coldsweats01
さっきの車内でも近かったけど、ちょっと近すぎない?
でも部屋が狭いもんだから不可抗力だもんねぇ。


私の右隣は上司の弁護士の先生が座って、「はい、もっともっと詰めて、詰めて。」
え、無理。無理じゃないけど。
「ほらほら、もっと詰めて!」きゃぁ、あぁぁれぇぇぇ。密着じゃん。lovely


つづく。

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2008/12/12

Biscotti (ビスコッティ)-意外な展開  Part III

お昼前。
ポールには昨夜の話をどこまでしようか。

以前ミナちゃんがオフィスに遊びに来てくれたときに各階を案内した。そのとき偶然にもポールと廊下で会った。そのときは私もポールもまだあまり話をたくさんしていなくてお互いのことをそんなに知らないときだった。でもミナちゃんを紹介したので、彼女のことは覚えている。

お昼過ぎにでも持っていこうかな。
手提げ袋の中を覗き込みながらなんだかウキウキしてきた。
体はまだちょっとだるかったけれど心はウキウキ。



12時過ぎ。
手提げ袋を持ってポールのオフィスを覗いた。
パソコンにイヤホンを繋げて何やら聴きながら、L字型のデスクの横の部分に向きながら一生懸命書き物をしていた。

「あ、これはお邪魔だ。ここはひとまず退散だね。」気付かれないうちにさっさと退散した。
しゅるしゅるしゅる~downと出鼻をくじかれた気分だった。


20分後、再挑戦だ!ってなわけでもう一度行ってみたらグッド・タイミング!
丁度向こうから来て自分の部屋に入るところだった。


「こんにちはー。」なんて気軽に話し始めた。
「素敵な洋服だね。」
不意を突かれた。
「それ、ウール?いいね。アメリカのものじゃないんじゃない?」
御名答。細めのワンピースと丈が短めのブレザーのセット。

「あ、はい」とか「わかりますか?」とか「えーと、こうなってて」と言いながらブレザーをすこし広げてみたり、今から考えると非常に滑稽な返事や仕草をしてたと思う。sweat01

あぁ、良かった。いきなり昨夜の話をどう切り出そうかと思っていたので助かった。
それよりも褒められちゃって嬉しかったな。lovely
いやぁん、褒められちった。

「あ、そうそう、昨夜は友達のミナちゃんと食事に行って、どーのこーの、どーのこーの......お腹が一杯でデザートはパスしたらウェイターさんがクッキーを持ってきてくれて、ミナちゃんと過去2週間週末クッキー作りの研究していたから、クッキーが出てきたときはふたりとも嬉しくてどーのこーので...」

ふたりでクッキー作りの研究をしていると言ったところで「へえー」ってちょっと感心したポールの表情を見逃すわけがない!
って、高感度アップup?  アップupだよね!rock

そそ、これを今言っておけば、次回クッキー作りに成功したら、その自然の流れでまたポールに持ってこれるじゃん。とまで咄嗟に考えた。へへへ。

「オーナーの息子がどーのこーので、『1ポンドでも2ポンドでも』って言ってくれて...」
ポールは話に楽しそうにうけていた。


「それで、これ、そのbiscottiなんです。」
Snowflake_container_2 Biscotti_3  

「え?!僕にこれを?」
「Uh, huh.」頷いた。
「Wao. (開けてみて)いいですか?」
「もちろん。」

ちょっと子供みたいに嬉しそうだった。

Biscotti がポールの口に入っていった。
まず最初に噛んだ感触で、「お!」ってポールの両眉毛が上がって目がくるるーんって開いてプチ感激してた。

そうそう、ね、柔らかいの。 分かってくれてる。

delicious 大きく何度も頷きながら私の顔を見た。
「This is good!」
「でしょ?」私も大きく何度も頷き返した。

そしてなんとポールはBiscottiが入っている箱を、一つ取ったら?とでも言うように差し出してくれた。
Biscotti食べたいな、と思っていたのと、ポールが差し出してくれたのが嬉しくて遠慮なく1個頂いた。
超おいしかった。

「これコーヒーにもちょうどいいね。」
「そうなの!」
「コーヒーは1日2杯程度に抑えているけど、紅茶も飲むんだ。ほら。」
なんて言いながら母親がくれたという紅茶の箱と、それに続けて煎茶の袋も見せてくれた。京都の「上級煎茶」としてあった。その話もはずんだ。



「あ、そう言えばジャマイカ料理食店のこと友達に聞いたんだけど、やっぱりお勧めできるところはマンハッタンにはないみたいなんだよ。」
前回話したときにジャマイカ料理を食べてみたいので、お勧めのお店があったら教えてほしいとお願いしていた件についての話だった。
「前にも話したけれど僕の家の近所にあるお店がいいんだ。後でリンク送るね。でも量がかなり多いから友達何人かで行った方がいいよ。」

とまあ素敵な会話がたくさんできた。Biscotti を喜んでくれたのも嬉しかった。


そして間もなく、彼のプライベートのアカウントからメールが届いていた!
プライベートのメルアドじゃん!

「リンクとレーティングです。グーグルでも見れます。それから、Biscotti,どうも有難う!」
「!」がついてるぅ。

「どういたしまして。  レストランのレーティングも良いものばかりだし、混んでいることが繰り返されて提言されているので、人気の証拠ですね。ドライブして必ず友達と行ってみようと思います。」と、私も自分のプライベートアカウントから返事を出した。

そうしたら
「レストランに行ってその近辺に来たときは教えてください。それから僕の近所にはもっとたくさんマンハッタンよりも美味しくて安いしお店があるからお勧めできます。」
って!!!

えー?どういうこと?「教えてください」ってどういうこと?連絡ちょうだいってこと?でも連絡先とか書いてないよ。だめじゃん、それじゃ連絡できないじゃん。
ま、でもここはひとまず軽く...

「有難うございます。そのときは是非連絡させていただきますね。」

にとどめておいた。行く予定が立ったら、そのときにどうやって連絡すれば聞けばいいわね。
っていうか、ほんと、意外な展開になったのだsun


いいじゃん、いいじゃん。noteup

でもさ、まずお友達感覚でどこか遊びに行けたらいいよねぇ。

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Biscotti (ビスコッティ)-意外な展開 Part II

自然な流れかぁ。
うん、そうね。
このBiscottiだったら喜んでくれるだろうな。


ということで、今日あげることにした。




今朝は体調がいまいちで朝どうしても起きることができなかった。
だから30分も遅刻しちゃった。
でも通勤中に上司に電話を入れて正直に理由を説明して遅れる旨を連絡したら、快諾してもらえた。
上司も自分の隣に座っているアシスタントも風邪をひいているので、そのせいかと思ったらしく、申し訳なさそうだった。そうではないことをはっきりお伝えしたものの、そんな調子で堂々と遅刻できた。bleah

だから焦らず無理しないでゆっくり通勤した。「ずるずる通勤した」の方が正しいかも。
ちょっと猫背だっただろうなぁ。
普段ならさっさと歩いて上る長~いエスカレーターもそのまま立って上ったし、とにかくマイペースだった。おまけにゆっくりクロワッサンなどを買ったりして。


それが良かった。のか...。

エレベーターに乗った。男性がひとり乗ってきて30階のボタンを押した。間違って31階のボタンも押していた。
あぁあ、各階停車になるか。と思いきやそこに、な、な、なんとポールが乗ってきたじゃないの!


「あ゛あ゛あ゛~、いきなり!こ、心の準備が。Biscotti、どうしよー。」という気持ちとは裏腹に
「Oh, hi.  Good morning.」と笑顔で軽く挨拶した。

昨夜の暴風雨の話になり、ポールは「大雨のために地下鉄が遅れたり運行停止になったりするのはニューヨークだけだ。ワシントンDCだって、シカゴだって、ドイツだって影響は及ばないのに。」とぼやいていた。
「日本もね。」
「そう、日本も。こんなにシステムがいかれているのはNYだけだよ。」
「設計が悪いですよね。」
「まったくその通り。改善、修繕の兆しもないし、一体ファンドをどのように動かしているのか。」
「その割には運賃の値上げばっかりで。」
「いや、まったくそうそう。」

などと内容はうんざり話なのに私の心はちょっとウキウキ。
しかも途中で乗り降りする人で何度もエレベーターは停まった。
普段ならちょっとイライラするところ、「よしよし」ってなもんだった。bleah


でも気になるは、目の前にいるポールに渡すために、家を出る前に箱に詰めて、潰れないように紙袋に入れて大切にぶら下げて持っているBiscotti。catface

ポールは手にコーヒーを持っている。そのコーヒーの共に最高じゃん。
でも今渡したらどうしてBiscottiをポールに持ってきたかの昨夜の成り行きの説明をする時間がないじゃん。
それにいくら堂々遅刻でも10時にはデスクに付きたいし。


うん!やっぱりあとで3時のおやつ用にゆっくり渡そう!
と決心した途端エレベーターが私のフロアに停まった。

「少なくとも今日は晴れてきて良かったですね。」
「そうですね。」
「それじゃぁ。Have a nice day.」
「You too.」


今朝エレベーターで一緒になるとは意外な展開だったな。



つづく

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Biscotti (ビスコッティ)-意外な展開 Part I

ミナちゃんと昨夜食事に行った。
どこにでもあるようなイタリアン・レストラン。

いつものようにふたりとも同じ料理に心惹かれた。
食事も美味しいし、サービスもとても良くウェイターさんはとても感じが良かった。

たらふく食べてデザートはパスしてカプチーノとハーブティーを飲んでいた。

そこへウェイターさんが突然クッキーをいくつか小さなお皿に乗せて持ってきてくれた。


ミナちゃんと私は先週末、先々週末とクッキー作りの研究中だったので、お皿がテーブルに置かれたとき、「うわぁ!」と反応も自然と大きくなっていた。

「そんなに喜んでもらえる声を聞けるなら、またクッキーを出したくなっちゃう。」とウェイターさんが笑っていた。



クッキーはそれぞれの種類がひとつずつ、そしてナッツ入りのビスコッティのみ2個置かれていた。
ミナちゃんがビスコッティを口にした。
私はお喋りに夢中になっていたのでもうひとつを私が手に取ったときにはミナちゃんは食べ終わっていた。
そしてビスコッティを手にとったとき「これはおいしいのかも知れない。だから半分だけ食べておいて、もし美味しかったらウェイターさんにこれについてちょっと聞いておけるように半分残しておこう。」と咄嗟に思って半分だけ食べた。

shine美味しかった。shine

「ミナちゃん、これおいしくない?かなりいけるよね。」
「愛子さん、私もさっき食べてそれ思ったんです。でもお話の途中だったから言わなかったけど。これ知りたいですね、ここで作っているのかどこかから仕入れているのか。」
「でしょ~?だから私わざと半分ほら、残しておいたの。scissors


ウェイターさんを呼んで聞いた。

「ここのレストランのオーナーの息子さんがベーカリーのお店をしていて、そこから仕入れてるんですよ。後ろのテーブルに座っている男性がオーナーです。」

オーナーはもうひとりの男性とふたりでテーブルを挟んでお話をしていた。

雰囲気を察したオーナーが話しかけてきてくれた。

「食事もとっても美味しかったんですけれど、このビスコッティがおいしくて!」
「そんなに美味しいんだったら1ポンドでも2ポンドでも持って帰ればいいよ。それとも3ポンド?」

結局テークアウトの入れ物一杯に入れてくれた。7ドルチャージされてたけど。coldsweats01

あんまり美味しかったので、ミナちゃんは年末年始にかけて帰国するときのお土産としてたくさんいただくべく再来週、またレストランに取りに来ると約束をした。

すっかりオーナーのドナルドおじさんやそのお友達のマリオおじさん、ウェイターさんのマイクとも仲良くなって別れを告げた。

さすがイタリアン、オーナーのおじさんとの別れ際の挨拶はお互いの反対側の頬を片方ずつ合わせてのエアキス(Air Kiss-投げキッスの手の仕草がないバージョンのようなキス)だった。


帰りがけ、

「愛子さん、ポールにはこれあげたらどうですか?自分で作るよりも流れが自然でいいと思う。」
「そう?折角なら作ったものをあげたいと思うけど...」
「いいと思う。自然だと思う。」
「そう?レース敷いてあの雪の結晶の入れ物に?」先日クッキーを入れるためにふたりで買いに行った入れ物のことだ。
「レースは敷かなくてもいいと思う。その方がカジュアルでいいんじゃないかな。」
「そうよね、私もそう思う。あげちゃおっか?」


なんだか意外な展開になってきた。


つづく

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2008/12/03

uki uki のクッキー作り

週末、仲良しのミナちゃんとふたりでクッキーを作った。
過去にもお菓子作りをしていたことがあるミナちゃんに教えてもらいながら、生まれて初めて自分でクッキーを作った。


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クッキー作りの当日、朝寝坊の私たちは近くのダイナー(日本で言うファミレス系レストラン)で遅い朝食…いや、結局しっかりランチを食べながら作戦を練った。


私はインターネットで見つけたマカデミアナッツ入りクッキーやココアクッキーなどの3つのレシピのプリントを持参。ミナちゃんはお家にあったお菓子作りの本を探し出して持参。

さすが日本のお菓子作りの本には焼くときの注意や、失敗したときの対策法、材料に関する詳しい説明などが書かれている。book

「バニラエッセンスはきめが細かくふんわり仕上げるケーキに、バニラオイルは生地のヘビーなクッキーなどに利用するんだって。」
「へぇ、知らなかった。」
「私もぉ。そっか、じゃ今回はバニラオイルね。」


私のイメージではマカデミアナッツ入り、甘さ控えめで、歯ごたえも少しソフトなクッキーだった。その他にももう一つ作ってみようということになって、ミナちゃんの本からもうひとつ選んで、材料をメモった。

最初に買出しに行ったのはポールに渡すときのクッキーの入れ物。日本のようにお菓子の可愛い包装グッズがひっじょーに乏しい。でも、そんなことにはめげずにパーティーショップで物色。present

棚の上の方にあるものに興味を持ち、あーだこーだと言いながら取ろうとするものの、その下にあるものが雪崩れの様に落ちてきて、おまけに足元に立てかけてある長細い包装紙の束が倒れちゃって。
「あ゛~」などとハモってどうする。
またしてもふたりの珍道中が始まった。


当然のことながらポールに渡すときの臨場感も含めて、入れ物を選んでは「はい、これ自分で作ってみたんです。」と言いながら差し出す振りをして、ピンと来るものを選んだ。散々迷って、入れ物とその中に敷く白いレースの紙を40分くらいclockかけて品定め。

店を出たときには日が翳りかけてきた。
「さっきお昼だと思っていたのにもう夕方なんて」
「げえ、ほんとだ、あっと言う間ね。」
「でもいいですよね、週末はこんな風にゆったり時を過ごすのもいいじゃないですか。」
「そうそう、楽しいね。」

携帯が鳴った。hitoshiからだ。

「うん、いつでもいいよ。hitoshiがこちらにつく頃にはまだクッキーを焼いている最中かも。今買出し中だから。…うん、お互いのペースで。…え?hitoshiもクッキー食べるつもりなの?お毒見したいの?」などとからかうのが面白い。


材料の買出しはオーガニックの食物ばかりを揃えてあるWhole Foodsというスーパーに行った。そしてこの際クッキーシートも購入。バニラオイルとやらが売られていなかった。もうそのへんは臨機応変。小麦粉選びも色々な種類があって、あーだこーだと選んだりやっぱりやめたりの至難が続く。

すべての材料がそろったところでスーパーの一角でティータイム。
「ここでしっかり休憩して、家に帰ったらビシッとクッキー作りを始める、っと。」
「そそ!」
とか何とか言っちゃって、すぐ休むことを考える私達はその辺も気が合うからいいよね。

そこでまた作戦を入念に練った…のではなく世間話に花が咲き、近くのテーブルに座っている可愛い子供達に気を引かれたり、ポールを思わす素敵な男性やその人と東洋人との混血であろうかわいい女の子達が気になったり。買い物が終わってそこに来たその子供達のお母さんは東洋人で背も高くプロポーションもよく顔立ちもとても綺麗なモデルさんのような人だった。あぁあ、私もあんなに素敵だったらポールもいちころなのにな。


スーパーを出る頃には真っ暗になっていた。

家に戻ってさっそくクッキー作りに取り掛かった。
砂糖を計っているとき床にもこぼれた。掃除機でウィーンとし終わったらピンポーン♪とドアのベルが鳴り、hitoshiが立っていた。

「エプロン姿がいいじゃないですかぁ。」なんてまたちょっとうまいことをhitoshiは言う。

私達は梅酒の炭酸水割りを飲みながらクッキー作りに励んだ。hitoshiはクッキー作りやウロウロしている猫のタラなどの写真をたくさん撮ったり英語の勉強をしていた。
「愛子さん、135グラム。」
「うん、これでいいんでしょ?」
「いえ、135です。」
「え、だってほら…。…eye
何としたことか、秤の目盛りを読み間違えているではないか。
hitoshiも覗き込んでクスクス笑っている。うるちゃいのだ。

マカデミアも叩いて砕かねば!
Nuts_smashing

(手前の椅子は棚の上にあったものを取ったときに使ったもので、そのあと暫くタラcatが座っていたので動かしていなかった。)

出来上がった頃には8時半を回っていた。たっくさんできた。(写真はまず一度目に焼いたもの。それから4回くらいに分けて焼いた。)日本のレシピは15個程度、インターネットからのアメリカのレシピは35個。
35個も作らせてどうする!ってこった。
Cookies_for_the_first_time
hitoshiは美味しいと言ってくれた。初めてにしてはまずまずの出来栄え。極端な話、今回できた分を翌日渡しても良いくらいだったけれど、でもミナちゃんも私も妥協は許さないもんね。
もっと柔らかく、そして甘さももと控えめに仕上げたい。お砂糖の量はレシピよりかなり減らしたけれど、まだまだ。そのままの量を入れていたらどんなことになっていたことか!




その日は試食後ピザのデリバリーをして、デザートにまたクッキーの試食をちょっとして、2日前のThanksgivingの食事でも摂りすぎたカロリーを燃やすためにもみんなでWii Fitをして遊んだら夜中の2時になった。night


とにかくまた今週末も挑戦するのだ!オー!

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2008/12/01

uki uki の戦略

ミナちゃん「で、愛子さんはどんなクッキーにしたいの?」
私「うん、やっぱりマカデミアナッツ入りの、甘さ控えめ、少しソフトな感じの。」
ミナちゃん「いいですねぇ。それで結局いつのタイミングで渡すことにするんですか?」
私「始めはサンクスギビングが終わってからすぐと思ってたけど、まず作ってみないとね。きっと調整したくなると思うから。」
ミナちゃん「そうですよね。とにかく今週末やってみましょう。それまでにレシピを探してみてください。」
私「はーい!paper」後部座席に座っているhitoshiが笑っている。
ミナちゃん「私も家に確かお菓子つくりの本があったと思うので探してみます。今週末はクッキー作りを頑張ろう!」
私「オー!!rock」またhitoshiに笑われた。
以前ケーキやお菓子作りに凝っていたというミナちゃんに教えてもらいながら生まれて初めてクッキーを焼くことになっている。もちろんポールに上げるため。
そして普段礼儀正しい年下のミナちゃんが少しコーチ口調で指示をしてくれるのが頼もしい。


27日(木)のサンクスギビング(感謝祭)の祭日は、私の親戚のところに食事に招待されて、家も職場も近所の仲良しのミナちゃんと数日前日本から遊びに来たhitoshiと3人で、片道2時間のところにcardash行ってきた。

その車内での会話。

hitoshi「何て言って渡すんですか。」
私「自分で焼いてみました。お口に合えばいいんですけど。」slateちゃんとはにかんだ演技入りで言ってみた。「それでそのときは10分も15分も話さないで、さらっと退散するんだ♪」
ミナちゃん、hitoshi「うん、うん。」「でもあまりさっさと去るのも逆に不自然だから少しは話したほうがいいですよね。」
私「そうよね。」

などと、あーでもない、こーでもないと様々な入れ知恵もしてもらった。pen

ミナちゃん「でも本当はクッキーの前にランチかディナーに誘ってもらいたいところですよね。」
私「そーなの、そーなの。何とか誘ってもらうように仕向ける名案はないかしらねー。」
ミナちゃん「難しいですよねー。」
hitoshi「僕の周りの女の子とか結構積極的にアプローチしてますけどね。」
ミナちゃん、私「そういうわけにはねぇ。」「そうそう、やっぱり自分からはねー。」
hitoshi「そっかぁ、女性って結構大変なんですね。」
私「そうなのよ!ま、でも食事に誘われる誘われないはもうこの際運に任せて、とりあえずクッキー作りに挑戦だわ。」
ミナちゃん「そうですね。時期的にもクリスマス前のホリデーシーズンということでちょうどいいですね。」


ということで、ポールにクッキーを渡すのはサンクスギビング開けの週にではなく、今週末明けもしくは来週末明けにすることにした。それまで修行を積むのダ。オー!rock

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2008/11/28

舞い上がるもんか。 Part II

デスクで仕事に没頭していてふと目を上げると、笑顔のポールが立っていた。

うぉ!ポ、ポールだ!w(゚o゚)w
一瞬驚いたけれど、すぐに平静を装って、クールにそしてちょっと嬉しそうに
「Oh, Hi.」と挨拶した。

悪天候で通勤に時間がかかったこと、Thanksgivingではどんな料理をするのか、なんてはなしているうちに、弁護士の先生が何か指示しに来たので話は中断になってしまった。
彼と私は、「あ、じゃあ。」とお互い目で合図していると同時に、私のデスクの向かい側のオフィスにいる若い早口の女性の弁護士がポールに「私に何か用ですか?」って聞いていた。
ポールは「いえ、近くを通ったもので。」と言って、でも彼女が会話を始めたので彼女のオフィスにポールが入って色々と話をしていた。

弁護士の先生の指示も3分の1上の空になっちゃった。

あぁん、余計な茶々が入っちゃったぁん。bearing

先生の指示がいつもの通りもごもごとした口調で何をしたいんだか聞き取れず、いつもの通りあーですか、こーですかと色々質問して具体的な指示を引き出さなくてはならなかった。でもその間中ポールが女性と話している。仕事の話もしているようなので、もしかしたら仕事上かぶっている部分もあるのかもしれない。

なんて、気になって仕方なかった。

ところが!
先生の説明が終わったのと同時に、向かいのオフィスの女性も「じゃ、仕事に戻らなくちゃいけないので。」と、言い渡すかのようにきっぱり、すっぱり言うのが聞こえてポールも部屋から出てきた。

そして私との会話をまた少し続けてくれた。あまり長話はできなかったけれど、私が前日彼のオフィスを訪れたのに応えるかのように私のデスクに来てくれたのが伝わってきて嬉しかったしホッとしたな。サリーの言うとおりオフィスに行って自分の存在感をさりげなくアピールした効果があったってわけね♪

次の展開が気になる、気になる、気になるぅ~。

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2008/11/26

舞い上がるもんか。

うふ。
行っちゃったもんね~。
昨日、ポールの部屋に行っちゃったもんね。

先日のサリーの素敵な温かい「Just be present(存在感をさりげなくアピールして)」というアドバイスが有難かった。

色々と難しく考えるのはやめにした途端、とっても気持ちが軽くなった。
なので軽やかな気分で「こんにちわ。」ってポールの部屋に顔を出すことにした。っていうか軽やかな気持ちで顔を出せれた。


「Oh, hi !」
いつもの笑顔で迎えてくれたのが嬉しかった。
私の顔を見た瞬間、何かを見つけたときのように、一瞬顔の表情がかすかに明るくなったように見えたのは気のせいかなぁ。
どうぞと椅子に腰掛けるように促してくれた。

How are you?と聞いたら、やっと回復してきたとのことで、はじめは風邪か病気だったのかと思ったら、出張などの長時間の移動でいいかげん疲れていたという。先週の金曜日もそれで早めに切り上げて土曜日は12時間も寝たという。
すっきりした顔つきだったので安心した。

少し細めに伸ばした口の周りと顎にかけてのヒゲがかっこよかった。
すごく似合っていた。正直、セクシーだった。キャッ。

以前も一度ヒゲを伸ばしてたことがあった。「初めて見たけど似合っている」と言ったら少し恥かしそうにしてたけれど、その2日後に会ったときには剃り落としていた。
なぁんだ、剃っちゃったのか。って、ちょっと残念だっただけにまたヒゲを伸ばしているのがちょっと嬉しかった。


最近どうしてたのかと聞かれ、ほぼ毎日早めに帰れているのでピアノを弾いていると話した。それから木曜日のThanksgivingの祭日はどうするのかとか、通勤のこととか家族や親戚、趣味などの話をした。以前にも聞いたけれど、お料理が好きだって。「君がピアノを弾くのが好きなように僕は料理が好きなんだ。」って。あ~ん、ポールの手料理食べてみたぁい。なんちって。(病気か。)

15分ほどお邪魔していたので、「ごめんなさい、お時間とってしまいましたね。そろそろおいとまします。」みたいなことを言ったら。「あ、そんなこと全然ないよ。」って首を振り、座ってと制するように掌を下に向けて上下していたので、素直な私はsmile 思わず上げかけた腰を椅子にいったん戻してしまった。シマッタ!coldsweats01 
いつまでも居るわけにもいかなかったし、やっぱり腰を上げながら「Have a nice Thanksgiving.」と言っておいとました。

行って良かったなぁ~♪
ぷふ、また15分くらいお話しちゃった。
そっかぁ、Thanksgivingの四連休は飛行機で片道1時間半くらいのご両親のところに行くんだ。


それからというもの、思い出してはついついにやけてしまった。
でも、Thanksgivingから戻ってきたときにクッキーを渡すつもりだから、それまで我慢していた方が良かったのか気になった。だって、「いつでもきてください」ってメールに書いてあったとは言えこれで2回も続けて私がおしかけて行っちゃったもんなぁ。

ちょっと複雑な心境。
あ、もう難しく考えないようにしたんだった。
いいじゃん!だいじょうぶ。良かったじゃん。うん。



そして今日もちょっと思い出しては、やっぱりもうちょっと待ってた方が良かったかな、なんて気にしたりもした。

明日が4連休前の前日なのと私がサポートしている弁護士はふたりとも明日オフィスに来ないということで何だかんだ凄く忙しく、ランチもサンドを買ってデスクで食べながら仕事に没頭した。

2時半くらいだったかしら。

びっくりしたぁ。
だってふと顔を上げたらポールが立ってたんだもん!笑顔の「Hi.」のポールが目の前にいたんだもん。

「不意をつかれた」という表現はこのために存在するんだ、っていうくらい。


つづく

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2008/11/22

嬉しい...? Part IV (戦略)

5時のカクテルパーティーまであと1時間。
ポールのフロアに用事があったので、彼のオフィスのそばを通った。
ドアがほぼ閉まっていた。
そこにちょうど郵便物集配のにいちゃんがノックしたら中から「どうぞ」の声がした。

「あ、いるんだ。」


5時過ぎにカクテル・パーティーに行った。
ポールはまだいなかった。

5時半を過ぎても姿がなかった。

「あ、そうだ、忙しかったらソーダ、そろそろ帰るのであればビール、」と思って1本ずつ持って勇気を出してオフィスに行った。

ドアが開いていて明かりが消えていた。デスクも片付いている。

だってもっと頻繁に寄ってくれるって言ってたじゃん。
でもきっとずっと忙しかったんだよ。
でももう2週間も顔を合わせてないじゃん。
でもポールのこと気になり始める前はそんなのざらだったしそんなに気になんなかったじゃん。
......。weep


43階の、年上で優しくて温かくて霊感が少し強くて波長の合うサリーに会いに行った。
温かい笑顔で迎えてくれた。
サリーには以前からポールのことは話してある。

私「...というわけでもう2週間も会ってなくて、カクテル・パーティーにも来なくてがっかりで。こんなに感情のローラーコースターはもう疲れていや。でも積極的になりたくないし、かと言ってなにもしないで悶々とするのも疲れるし。どうしたらいいものか。」
サリー「大丈夫。彼はあなたに興味を持ってるわ。軽い気持ちでオフィスにこんにちわって行くだけでいいのよ。存在感をさりげなくアピールするだけでね。そのチャーミングなスマイルを見せに行くだけでいいの。お料理は得意?ケーキとか焼いたりする?」
私「お料理はするけど...それを持っていくのは積極的過ぎる気がする。ケーキは焼いたことがない。」
サリー「そう。じゃ、とにかく存在感をアピールね。それで展開をみてみたら?」
私「ありがとう、サリー。」

サリーはとても温かく、品があって、オードレー・ヘップバーンっぽい雰囲気のとても魅力的な女性で、私が男性だったら年上でも好きになってたと思う。

サリーとの会話で心が晴れた。



乙女心がわかっちゃう繊細で優しいhitoshiとも話した。
私「でね、サリーが言っていたケーキは無理だけど、クッキーに挑戦しようと思うの。近くに住んでる親友がそういうの得意だから教わりながら作るの!もうすぐサンクスギビング(感謝祭)だから、"Happy belated Thanksgiving."って言って渡すの。」
hitoshi「あ、それいい!愛ちゃんの念がこもっている手作りクッキーをポールが食べる。そうするとポールの体内に愛ちゃんの念も入っていく。ね、最高じゃん!」
私「だよね。それでさあ、ラッピングもかわいいのにするんだけど、媚薬効果のあるアロマオイルをすこしつけておくなんてどう?きゃはは。」
hitoshi「あ、いい、いい。でもね、そのときはちゃんと愛ちゃんの写真も入れておくんだよ。」
私「は?写真?やだよ。それは無理。」
hitoshi「だってね、だってね、クッキーでしょ、その次に媚薬効果、そして愛ちゃんの写真。3拍子そろったワルツだよ。ワルツは3拍子だからね。」またまたロマンチックなんだから。でもなかなか面白いこと言うじゃん。「味覚、聴覚、視覚で攻めるんだよ!」
私「ははは!面白い。でも写真は無理。でも確かに媚薬効果のアロマをかいだときに誰か他の女性がオフィスに入ってきちゃったら困るよね。」
hitoshi「でしょ~。ま、今回は媚薬のアロマはしなくても、するときはちゃんと写真はなくちゃね。」


どんなクッキーにしようかな。
そうだ、甘さ控えめでマカデミアナッツ入りのにしよう。
ラップもサンクスギビングらしい色合いで、赤、オレンジ、緑、茶色、ゴールドを取り入れよう。

ポールの喜ぶ顔を見たいな。


「え?これ僕に?」
「ええ。作ったんです。」
「え?自分で作ったの?」
「ええ。お口に合えばいいんだけれど...」
「きっと美味しいよ。」
「そんなの食べてみないとわからないじゃないですか。」
「いや、分かるよ。」

な~んちゃって。くっさー! ( ´艸`)ククク

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2008/11/20

嬉しい...? Part III

2週間前の金曜日、ポールのオフィスにひょっこり顔を出したら、笑顔で喜んで入るようにと促してくれた。


ちょっと緊張した。
でもすぐにうちとけれた。
お互いの住んでいる場所の話になって、私の住んでいる場所を言うと、すかさずグーグルマップで調べていた。
「ほんとに川(ハドソン川)のほとんど川縁なんだね。」
「そうなんです。住みやすくてとっても気に入っているの。」と言ったけれど「いつか遊びに来てくださいね。」は流石に言えなかった。coldsweats01

10分くらい話しただろうか。15分だっただろうか。やっぱり覚えていない。
私 「あ、そろそろもどらなくっちゃ。あ、でも今日金曜日だからあと1時間くらいでカクテルパーティーですね。」
ポール 「あ、そうですね。じゃあそこでまた。」
私 「それではまた。」


そして5時。敢えてすぐには行かずに20分くらいに行った。
既に彼は他の人とお話していたけれど、すぐに私が来たのに気付いてくれて、遠くから笑顔で軽く頷いて挨拶してくれた。
会話には割って入りたくなかったので、その2日前ひょんなことから、自分でプロデュースしたんだといってCDをくれた弁護士さんと話を始めた。
そうしたら徐々にポールが近づいてきてくれたので、一緒に話していた弁護士さんを彼に紹介してあげて様々な話に花が咲いてとっても楽しかった。

でも、ポールは翌週から国内の出張が1週間入っているので、その準備で戻らなくてはいけないとパーティーから去ろうとしたので、私もその晩友達との約束があったので一緒にその場を離れた。

廊下を一緒に歩きながら週末は何か予定が入っているかという話になった。
私「今週末こそはゆっくりリラックスすると決めてるの。ピアノをたくさん弾きたいと思っているの。本も読みたいし。」
ポール「え、ピアノ弾くんだ。僕も小さい頃弾いていたんだけど、寄宿学校に行き始めてからピアノが弾ける状況でなくなって、それ以来弾かなくなって両親もすごくがっかりしてるんだ。弾け弾けとうるさいんだ。でも、ピアノ、教えてくれる?」
できれば「喜んで」と即答したかったけれど「ピアノを教えたことがないけどそれでもいいのかな」などと考えているうちに次の質問になった。
ポール「君のピアノ聞かせてくれる?」
私「喜んで。上手だという保証はないですけれど。」これには即答できた。
ポール「ほんと?」
私「ええ。でもまずもうちょっと練習させてくださいね。」

意外な展開になった。でもピアノを聴いてもらうということは私の自宅に招待するということになる。いいのかなぁ、そういうの。男性を自宅に招待するということは...。ううん、そんな関係じゃないしそんな人じゃないから。まあ、そのときになったら考えよう。もしかしたら社交辞令で言ってくれたのかもしれないし。
いや、そういうことを社交辞令で言う人ではないよね。



あれから1週間は国内出張ということだったけれど、その1週間が過ぎた今週の月曜日も、翌日の火曜日も一度も顔を合わすことはなかった。

部屋に顔出そうかなぁ、私のデスクに来てくれるのを待とうかなぁ。
3日間ずっと悩みながら、結局後者を選んで我慢していた。
そして木曜日、金曜日に会えるかな。金曜日まで待てないかも。散々迷った。
階段を昇って、廊下の先を見た。
あの突き当りを右に曲がったところの部屋...。
やっぱやめた!ちょっと積極的過ぎるよ。今度はポールが寄ってくれるまで待つべき。

また散々迷ったあげく、勇気を振り絞ってポールの部屋に行ってみた。
ドアがしまっていた。ドアの下の隙間も真っ暗なようで、恐らくいないのだと思う。
残念だった。でも正直ホッとした。

明日、金曜日のカクテルパーティーで、会えるといいな。

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嬉しい...?  Part II

以前にも私のデスクの前を通りかかったとき、ちょっとだけお話したけれど、その日は違った。

エレベーターを私のフロアで降りてお話した翌週。そう、あれは大統領の選挙日のこと。


私のデスクの前で立ち止まった。
「あ、ポールだ。」

お決まりの「Hi, how are you?」の後、私がつけていたネックレスを指差して、「その字は君の名前の一部じゃない?」と聞いてきた。
思わずネックレスにぶら下がっているペンダントの部分に手が行った。1枚の平たい2センチ角のひし形枠の中に「愛」という字が切り抜かれていて、枠の表面は彫刻で修飾されているものだ。

私 「どうして知ってるの?」
ポール 「中国語少し会話と読み書きができるんだ。きっとこう書くんでしょ?」
といいながら、カウンター(アシスタントのデスクはすべて受付のような設定になっていて大理石のカウンターがついている。)に置いてある付箋に「愛子」と書いた。

驚いた。

それから、「中国の漢字は複雑だったりするけど略式を使ったりするんだよね」などと言いながらもう少し大き目の付箋に「學、学」と書いたり「個、(↑に似た字)」と書いたりした。それは自分の才能をひけらかすようなものではなかった。

驚いた。

東京の出張のときも日本語は喋れなかったけれど、飲食店で水が欲しいときに紙に「水」と書いて注文したり、違う店でたまたまウェイトレスが中国人だと知らず、なにか漢字で書き始めたら中国語で話しかけてきてくれたからオーダーできたとか。
今は「~をください。」というような極簡単な日本語も既に覚え始めたとのこと。

私「で、あと何語ができるの?」冗談で聞いた。
ポール「ドイツ語。」
私「あ、そうよね。」そう言えば父親がドイツ人だと以前のカクテルパーティーで言っていた。
私「で何ヶ国語できるの?」
ポール「3ヶ国語だけだよ」
私「たったの3ヶ国語よね」
3ヶ国語も喋るの?のニュアンスで言ったらはにかんでうけて笑っていた。

選挙の話になった。誰に投票するかという真髄の部分まで話さなかったけれど、自分の方に倒すレバーがあるんだけど古臭くて壊れるんじゃないかと思ったなどと、その朝投票してきたときのことを楽しく話してくれた。

10分くらい話しただろうか。もっとだったのか。時間の感覚なんてまるでなかった。それだけ楽しかったり驚いたりだった。



その夜、投票に関するTV番組に釘付けになった。オバマが当選して興奮した。マケイン、オバマそれぞれのスピーチを聞きいたけど、オバマのスピーチを聞きながらいつの間にかそうだ、そうだと頷いたり拍手していた。

そして翌日ポールに初めてメールした。
昨日のチャット(会話)が楽しかったこと、投票結果に興奮したことを告げ、最後にまたデスクに寄ってくれたら嬉しいことをさらっと告げた。


ポールからの返事がすぐきた。

「メール有難う」の後に「!」がついていた。
自分も投票結果に大変満足で、興奮のあまり従兄弟と何時間もNYの街中をドライブしたけれど、街も凄く沸きあがっていたこと、99年にブッシュが当選した時にとても落ち込んだこと、米国のインフラが崩壊していること、先進国の中でも米国が最悪の所得の不均等問題に接していることやジュネーブ条約や京都議定書に調印しなかったことに伴う世界から背を向けられていることなどの情勢を、オバマが当選したことによって改正できる可能性がやっと出てきた希望を強く感じることなどが綴られていた。
そして最後に、「もっと頻繁に寄るね」と書かれていて、そのあとにウィンクマークがついていた。

「あ、ウィンクしてる。」

そしてさらっとお返事のお礼メールを出した。私もあなたのオフィスに寄らせてもらいますね。って書いたら、「有難う。いつでもきてください。僕のオフィスは...」と場所を教えてくれた。


だからと言ってすぐオフィスに寄るのも何なので、ちょっと待った。ほんのちょっと待った。メールしてから2日後の午後4時頃ひょっこり顔を出してみた。

「Oh, hi, Come in.」笑顔で迎えてくれた。



つづく

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2008/11/19

嬉しい...?

部屋に顔出そうかなぁ、私のデスクに来てくれるのを待とうかなぁ。
この3日間ずっと悩みながら、結局後者を選んで我慢している。
金曜日に会えるかな。

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私が勤務するオフィスへは30階から43階行きのエレベーターを使う。
37階までは他の事務所で、38階から上のフロアは私の勤務するオフィスのフロアなので、ロビーから昇ってくるときは37階を通過した時点で一緒に乗り合わせた人の間にはある種の仲間意識が生まれる。(もちろんオフィスへの訪問者であることもあり得るけれど。)

そんな「仲間意識」から、(37階を通過した後で)初対面でも挨拶を交わすのは極普通だ。

確かポールともそんな「仲間意識」でエレベーターで挨拶を交わしたのが最初だったと思う。それ以来エレベーターやオフィスなどで会うたびに軽く挨拶をするようになり、いつかはオフィスの近辺の道端でのすれ違い際に向こうから手を振ってくれたこともあった。

毎週金曜日の5時になるとオフィスでは軽いカクテルパーティーがあり、弁護士、アシスタント等、職種に限らず皆の交流の場となる。ポールとは過去に一度そのカクテルパーティーで15分ほどゆっくり話したことがあり、とても印象が良かった。でも弁護士だし仕事上で全く関わりがないので、相変わらずすれ違うときに軽く挨拶したり、キッチンと呼ばれる給湯室で居合わせたときに簡単な会話をしたりだった。

そんな会話から分かっていたポールのことは、ニューヨークで生まれ育ったけれど、大学やロースクールはワシントンDCで、就職も暫くDCで政府に携わる仕事だったこと、政府の嫌な部分を見たりしたのとニューヨークが恋しくなったこともあるなどして、結局ニューヨークに戻り今年の4月から今の事務所に入所したこと、過去3ヶ月に2回ほど東京に出張に行ったことなどだった。

3週間ほど前の朝、オフィスのビルの1階にあるお店でクロワッサンをいつもの通り買っていたら、ポールが私の肩をポンポンと軽く叩いて「おはよう」と声をかけてくれた。それからずっとオフィスまでお話した。私は39階、彼は40階のボタンを押してエレベーターが39階に着いたときもまだ話が弾んでいたので、私が降りると「自分もここで降りる」と言って彼も一緒に降りた。会話が終わって「Have a nice day.」と言ったら、彼も「You too have a nice day.」と私に手を振りながら階段を昇って行った。別れを告げてからも1秒くらい目が合っていた。
「へえ、1フロアとは言えわざわざ一緒に私のフロアで降りてお話を続けてくれるなんて。ちょっと嬉しいじゃんup」と思った。
「え?嬉しい.....?え?」



つづく

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2008/09/10

ちょっと損した気分

低めのヒールだったしカーペット敷きだったので事務所の内階段を足早に降りた。

踊り場の先の普通に歩いて降りている白髪の男性との距離がみるみるうちに狭まっていった。階段の折り返し地点で男性はちらっと斜めに振り返り、目が一瞬合った。

1フロア降りたら、あともう1フロア分の階段は石の階段なのでスピードを落として少しゆっくり目に降り始めた。でもその頃には男性のほぼすぐ後ろについていた。

ある程度年配なので弁護士の先生かなと思いながら、足元を気をつけて降りていた。
と、そのときその男性がやや振り返り気味で話しかけてきた。

「そんなに早く降りてきたら、気を付けないと転んじゃいますよ。」

もう今はスピードを落としてるのになぁ。と思いながら笑顔で軽く会釈した。そして男性は続けた。

「でも、転んでも大丈夫だよ。」
私は、何でだろうと思いながら両眉が上がって不思議そうな顔つきをしていたのだと思う。
「私がばっちり証人になってあげるからがっちり賠償金が取れるよ。」
やっぱり弁護士か。法律事務所らしい会話だわ。
「きっと綺麗な足をしているのでしょうから、傷跡が残ったら足のモデルができなくなると主張してその分の賠償もとれる。」
スラックスを履いていた。
そんなことよりも、いやあ、なるほどそんな角度からの攻め方もできるのか。
でき得るべく足のモデルができなくなる…。
冗談交じりのさりげない会話もさすが一流弁護士だけあるなぁ。
思わず感心しながら、4年半前に日本で生活をしているとき、勤務先の内階段の最上段で両ヒールが引っ掛かって真っ逆さまに転落して、脛の骨を著しく損傷して、そのとき駆けつけた社内医務室の常勤医師の判断で病院に救急車で搬送され、実に全治2年以上だったことを思い出していた。


その直後、自分が担当している日本人女性の弁護士の先生に階段での会話のことを話した。
「そんなふざけ気味なことを言うのは一体どの弁護士かしら。Jimかな。女の子と会話するのが好きだからね。」
女性弁護士は、私のその男性弁護士の容姿の説明をもとにどの弁護士かひとしきり考えていた。

その女性弁護士に日本の勤務先の階段で転落した話をして、「もしアメリカで同じような事故に遭っていたら、きっと賠償金とか取れていたのでしょうね。」と尋ねてみたところ、Yesの答えが返ってきた。
私:「でも雇用主を相手取るというのは、その後の労使関係がぎくしゃくして気まずくなってしまうのでしょうから、やっぱり起訴はどうなんでしょうかねぇ。」
弁護士の先生:「別に雇用主を相手取らなくても良いんですよ。その階段やオフィスの設計会社を相手取れば良いわけです。」

私:「はっああ、なるほど、設計会社を!では、ところでアメリカではどのくらい(賠償金を)取れるのでしょうか。」
先生:「最低数十万ドルでしょうね。」

はああああああ?!数十万ドル...

先生:「もし和解でなく陪審に持っていけたとして、公判日に顔色がうまい具合に悪くて、損傷がいかにも深刻そうに芝居できて陪審員の同情を買えようものなら、更に賠償金額がアップする可能性も出てくるでしょうね。」

はっあああ、そういうものなのかぁ。
そう言えば、先日会った、2002年に法曹界の某米系雑誌でベスト訴訟弁護士に選ばれたと自称する元訴訟弁護士の男性が、裁判中は相手の弁護団のようにノートパソコンを広げたり、盛んにメモを取ったりなどしないで、自分はひたすら常に陪審員の一挙手一投足を研究して毎回勝訴に持っていったと言っていた。


物凄く痛い思いをした。そして全治2年以上。でも特に賠償金はなし。医療代はどうだったっけ?自分で払った覚えは無いので、きっと一緒についてきてくれた会社の人が会計を済ませてくれたのだろう。あのときはそれどころではなかったのでそれすら記憶に無い。
もしあれがアメリカで起きた出来事だったら数十万ドル...つまり数千万円。家が一軒建てれちゃうじゃん!BMWとかにも乗れちゃうじゃん!

ケガ損をしたなぁ。いやぁぁ、ちょっと損した気分だわ。



English version coming soon...

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2008/08/07

とにかくあっと言う間の1ヶ月

この1ヶ月は驚くほどのスピードで過ぎていった。dashdash

転職は何度も経験しているけれど、今回のような職場は初めてで、毎日が本当にあっと言う間に過ぎている。そしてそのスピードはいまだに落ちない。でもとっても充実していて、転職して本当に良かったと思う。

日系証券会社を辞めて、6月30日に米系大手法律事務所に入所。

米国に10ヶ所、ヨーロッパや日本を含むアジアに7ヶ所オフィスがあり、1,000人以上の弁護士が所属しているだけあって、様々な運営システムが構築されており、そのシステムを学ぶだけでも数週間を有する。

私は2人の弁護士のアシスタントとして採用されたが、サポートする立場なので早く事務所のシステムを学ばないとフル活動できない。でもそれは誰もが通る道なので、焦らずに学んで行くしかない。何一つするにも、どのシステムやアプリケーションを使うのかを調べたり思い出したりするだけにも時間が掛かってしまうし、そしてアプリケーションを見つけても、見慣れない画面で作業を進めるのにも時間がかかる。

どのシステムをとってもある程度複雑だけれど、一旦学んでしまえば非常に効率良く業務がこなせるように出来ている。

業務の効率性を追求した職場で、IT、ワープロ、備品管理、メールルーム、ケータリング等のサポートチームもほぼ24時間体制で実に質の高いサポートを提供してくれるのが、非常に有難い。

信条が9条あるけれど、その1つに顧客からの依頼に応えることが難しい場合でも、「無理です」と片付けるのではなく、必ず何かしらの代替案を提供して、顧客の納得が行くまでサービスを徹底する、というものがある。
また、所員全員に対して顧客と同じ態度で接する、という信条があるが、なるほど所員は皆とても親切で、助け合いの精神が非常に強い。不親切にすると、した本人は何らかの措置を採らされるそうだ。

また、倫理観も非常に高く、その取り締まりも徹底している。

その割には皆ざっくばらんで、というよりか平等で、かなり偉い立場の弁護士と、私のような新米アシスタントでも、お互いに会話でもEメールでもファーストネームで呼び合う。

とにかく働きやすい職場で、なるほど勤続年数が10年や20年の所員が多い理由が分かる。
二十数ページの申請書類と2ヶ月に及ぶ面接や身元調査の甲斐があった!

事務所に入所して感心する出来事が新鮮なうちに、少しずつでも日記に収めて行くと、後に本が書けたりして、なんて超大胆なことを思ってしまうくらい感心したり驚くことが多い。ちょっとしたカルチャーショックかも。なかなか新鮮。


それにしても、職場の人たちからは、「慣れるまでが大変なのよね。自分もそうだった。6ヶ月は掛かるね。」と口々に言われる。


はぁ~、6ヶ月か。そうね、6ヶ月はするかもね。

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2008/06/23

Offer

"Next Friday will be my last day here."
"What?  You kidding!"

In America, it is usually the case that a company requires two weeks in advance when you tender resignation, which is called "two week's notice."

Since I tenered resignation two Fridays ago on the 13th, this coming Friday will be my last day.
I began telling friends and co-workers at the workplace last week about my resignation.
They would usually ask me why.

"Well, I'm getting married to a wealthy man, and I don't have to work for the rest of my life."

And their response is "No, really?  That's great!!"

It's funny how they all believe it.

When I continue "...is just my wishful thinking.  Actually, I found a new job.", their response to that is something like, "Oh, OK.  I thought you were telling the truth for a minute."
Sorry everyone!  I just wanted to tease you a little.  Ha, ha.

I had been assisting the chairman and the president of the company, but as of April 1, the deputy president of the company was promoted to the president's position and brought his assistant over with him, so she became the president's assistant.
Due to these changes, what would become of my position was uncertain until mid-April.


Since the deputy president's assistant then, had worked a lot longer than me, there was a big possibility that she would become assistant to both chairman and president and I would be let go.


At the end of March, when I was first notified of the change of the president, I contacted my employment agency right away as a precautious step, in case I was let go.

Although an idealistic post was first introduced to me by the agency in mid-April, the interview and background check process took for nearly two months and I was finally offered formally on June 12.

At the time when I was first introduced to this possible position, the direction of my post at my current company has just been decided, and I was to be assisting the chairman and the next deputy president as well as the people of the department I was assigned under.  My supervisor of the department and the deputy president who was newly assigned as of May 1 were both quite strange.  It was not just one or two person(s) who resigned their positions because of working under the man who were just assigned of the deputy president's position.  My supervisor had a bad reputation among many assistants who had worked with him.


I wanted to avoid resigning for the reason of them.  Unless I challenged and solved a problem of working with difficult people, I believe that it will always come back to me in the future no matter where I go.

At the time when the new position came up, I had not yet overcome such problem.  My gut feeling told me that I will be offered the new position only after I overcome the problem.  So I did a lot of self-reflection and tackled the problem to my best ability.

Also, at about the same timing, the private problem with "D" at workplace resolved.  That's when I felt that formal offer will be made soon.


The contingent offer was made when both problems at work and private were resolved.  I was told that the formal offer cannot be made since the background check was going to take a little more time.


It was only a matter of time until the formal offer was to be made.  Because it has not been even a year since I joined the current company, and there was not really a good enough reason for me to resign, there was a conflict within my mind.  I had many good friends at the current workplace.  I did solve the problems with the way I must deal with my supervisor and the deputy president, but I wanted to take more time in making such resolution a more firm one.


In spite of all that, I was done with going through the change of the boss who I am to assist every 2 or 3 years, and comparing all the aspects of the current and the new positions, the new position is better.  The human relations with my superiors have been resolved to my satisfaction, and that there is no need to put up with such situation any longer.  It's sad to leave my good friends at the workplace, but the new office is very close by, so I can easily meet them again.  I can even make new friends.


After thinking many thoughts, I made up my mind.  I decided, I want to change job.  I whole heartedly wanted to assume the new post.  And the very next day of my such decision, the formal offer was made.


It's hard to believe that the timing of the contingent offer as well as the formal offer are both just coincidence with what I was going through and how I felt at that time.

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2008/06/21

オファー

「来週の金曜日で、辞めるの。」
「えぇ!ほんとに?」

アメリカでは、辞表は辞める2週間前に出すのが規則となっているケースが多い。Two week's notice(またはTwo-week notice)と言う。

私は2週間前の金曜日(13日)に辞表を出したので、今週の金曜日が最後の日となる。
先週から職場の親しい人やお世話になった方に辞めることを告げた。
そして何故か理由を聞かれる。

「うん、実は裕福な男性と結婚が決まったので、もう一生働かなくて済むようになったの。」

そして、それに対する反応は「えぇ、本当?それは素晴らしいじゃない!」

皆信じるところがおかしい。

「というのは私の夢で、本当は新しい職が見つかったの。」と続けると、「あぁ、びっくりした、本当かと思っちゃった!」と返ってくる。smile  おかしい。
皆さん、ごめんなさい。ちょっとしたいたずら心です。くすくす。



私は今まで会長、社長の秘書を務めてきたが、このたび、と言っても4月1日付けで社長が交代になり、元副社長が社長に昇進したことにより、元副社長秘書もそのまま一緒に連れてきて社長秘書となった。
このことによって、私のポストがどうなるかは、4月中旬くらいまでは未定の状態だった。


当時の副社長秘書の方が私より勤続年数がずっと長いし、あるいは彼女が会長及び社長秘書になり、私がリストラになることも大いに有り得た。


3月下旬に当時の社長から社長交代の件の連絡を受けた際、最悪のシナリオも考えて、いつリストラされても大丈夫なように、即、転職活動を開始した。

4月中旬には理想的なポストが見つかったが、面接や身元調査のプロセスに、実に2ヶ月近くかかり、6月12日になってやっと正式なオファーが出たのだ。



このポストが見つかった頃に、現在の職場での私の方向性も決まり、会長と次期副社長の秘書、その他所属部署のアシスタント業務を担当することになった。所属部署の上司も、5月から就いた副社長も大層な変わり者で、その副社長の過去の部下で(その副社長と合わなくて)辞めた人は何人もいるとのこと。上司も、仕事で関わりができるアシスタントレベルの人たちからは悪評高い。


私としてはそれが理由で辞めることだけはしたくなかった。どんな問題でも、きちんと向き合って自分なりにきちんと克服しない限り、必ずまた似たような問題に悩まされると思う。

新しいポストが見つかった当時は上司や副社長との問題は、完全に克服できていなかった。そして、その問題を克服して初めて新しいポストのオファーが来るような気がした。
それもあったので、内観も続けて私なりに努力して克服した。

また、それと同じようなタイミングで、職場のDくんとのプライベートの問題も解決した。新しい仕事のオファーが出る予感がした。

公私共にひと段落ついたと思えた瞬間、仮のオファーが出た。身元調査にもう少し時間がかかるので、正式なオファーはまだ出せないと言われた。

正式なオファーが出るのは時間の問題だった。現在の会社に就職して1年も満たないし、辞める決定的な理由はなかったので、葛藤が続いた。楽しい仕事仲間も沢山いる。自分なりに上司や副社長との対人関係の問題は克服したつもりだけれど、もっと時間をかけてそれを確かなものにしたかった。


でも、秘書として仕える上司が3年ペースで交代になるのは、もうたくさんだし、今度の職は今の職と天秤にかけると、様々な面で条件が良い。対人関係の問題も、自分の納得の行く解決法を見出したし克服したのでもうこれ以上そのような場所に自分を置く必要はない。楽しい職場の仲間とも別れるのは辛いけれど、今度の場所は遠くないしいつでも会える。また新しい友達も作れる。


色々と悩んだ末、決心がついた。転職の道を選んだ。心から新しいポストに就きたいと思った。そしてその決心がついた翌日、正式なオファーが出た。


仮のオファーのタイミングと言い、正式なオファーのタイミングと言い、偶然とは思えない。

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Number of Happenings after 9:30pm Part II

The karaoke began at the bar.  There were 12 or 13 customers at the counter, one American man and the rest, Japanese.

The owner began distributing the karaoke song list books.  He placed one in front of me, but I slightly bowed my head "thank you" with a smile, and continued my conversation with Takeshi.

Someone began singing.  It was a man singing a song in English.  It sounded as if he sang quite comfortably with no or very little English accent.  Having a conversation with Takeshi, I didn't even look to see who was singing and I half-heartedly thought it was that one American man in the crowd.

We talked a lot about the old days we and our friends hung out and about cars and car races.
I don't have much knowledge on cars, but I always like listening to such talk.
"When Ferrari did not have much attention, a driver name so and so belonged to a team called so and so and a general manager(?) of the team made a decision of making 4 pit stops but won the race despite it and continued winning more races.  So that was when Ferrari became so popular."  I didn't know whether it was amazing that despite as many as 4 pit stops and sacrificing time, it won, or it was despite as little as 4 pit stops whcih was below average number of pit stops, sacrificing tire changes and fuel charges, driver pulled it through and made the race with his techniques.  Later on, I learned that it was the former.

Despite my poor knowledge of the subject, Takeshi kept his enthusiasm throughout the conversation.

It is always fun listening to Takeshi's talk with his humor and the western Japanese talk.  He also has such a good memory which often surprises me.  He even remembers such a small unnecessary stuff and teases me.

"Hey Takeshi!  You don't have to remember all that, you know?  Get off my back already!"  By this time, I was calling him without "kun."  As we laughed and enjoyed our conversation, the owner's wife came up to us and said, "You two look like you're enjoying each other's company.  Takeshi-san (she would call him with "san" after his name, because he is a customer) never brought a lady friend here, and that kind of worried me a little, but I see that I have nothing to worry.  I envy that you two are close enough to call each other by the names (without "san")."
Knowing that she was jumping to conclusion that we were more than just friends, we vigorously shook our heads and waived our hands "no" and denied her suspicion of our being more than friends.
It seemed like a scene from a TV drama and it struck me rather funny.

Someone finished singing and that familiar voice of a man with song in English came on again.
"Hmmm, he is the type who won't let go of the microphone," I thought.

Takeshi mentioned, "The man who is singing, his name is Yuichiro Oda and he is the one who wrote the music to famous songs such as..." and named a few.  It was not that American man, but a Japanese older man.
"Really?  He lives around here?"
"Yeah, and the lady next to him is his wife."
"Really?  She is pretty."
"You think so?  I don't."  Takeshi often openly speaks his mind to me.
When I web searched the man's name after coming home that night, I found out he had remarkable works in the past and currently owns a recording studio.

His wife sang, and she was really quite good.
"She is a good singer!"
"Oh, yeah, she sings professionally.  She even sang many of TV commercial songs in Japan.  but I don't like her singing."
"Why ever not?"
"I can hear her say 'I'm a really good singer' through her singing."  She was singing her heart out.
"You think so?" I asked, but I could understand what Takeshi was saying.

During the 3 hours I was there, I san 3 songs.
While I was singing the last one, Mr. Oda picked up a microphone and began singing with me in harmony.
"Huh?  What's that?"  I thought, caught by a bit of surprise.
It was so late that it was time I would usually have been fast asleep, so I was singing with little energy that was left of me, but paying respect to Mr. Oda, who sang energetically and pretty loud, I powered up my singing and brought the volume to match his.  I must admit, that was tiring.


I would have never imagined that my decision that night at around 9:30 of not going with the fast food after listening to the radio commercial would lead me to meet my friend Takeshi from teenage years, who I could not contact for over a year, and see the Japanese pub owner couple, who treats me as their younger sister, and to sing in harmony with a famous Japanese songwriter.


The end

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2008/06/11

夜9時半以降の色々な出来事  Part II

お店のバーカウンターでカラオケが始まった。
お客さんは12~13人で、アメリカ人男性1人のほかは皆日本人だった。

マスターがカラオケの本を配り始めた。
私の前にも置かれたけれど、にこやかに会釈して、タケシとの話を続けた。

誰かが唄い始めた。
英語の曲を男性が唄っていた。発音に違和感がなくて唄いこんでいるような感じだったので、あのアメリカ人男性が唄っているのかなと思いながらタケシと話していた。

昔の話や車やカーレースの話に花が咲いた。
私は車についての知識があるわけではないけれど、運転をするのが好きで、車の話をしてもらうのも好きだ。
「F1でフェラーリがまだそんなに成績が良くなくて注目されていない頃、XXXっていうドライバーが運転していたレースチームのXXXっていうジェネラル・マネージャー(?)の決断でピットインが4回だったにも拘らず優勝しちゃってから優勝続きでフェラーリが有名になったんですよ。」
タケシの目がきらきらしていた。
ピットイン4回が凄いというのは、4回もして平均よりもロスの時間を作っているにも拘らず優勝したのが凄いのか、平均よりも少なくて給油やタイヤ交換をある程度我慢したにも関わらず高度な運転技術で切り抜けて優秀できたから凄いのか分からなかった。でも前者だということがあとで分かった。

そのくらい私の知識レベルが低いのに、タケシは一生懸命になって話してくれた。

タケシは話が上手でジョークも面白いので楽しい。さすが関西人!
そして記憶力が抜群なので、よく驚かされる。余計なことも覚えていて、からかわれたりもする。
「タケシ!(もうこの頃は呼び捨て)そういうことまで覚えているかね、普通!」なんて言いながら笑っていると、お店の女将さんが「何よ、楽しそうじゃない。タケシさんが女の人を連れてくることなんて今までなかったから心配してたけど、(なんたらかんたら)...タケシって呼び捨ての仲なんて羨ましいわ。」
って、違う違う、相当勘違いして暴走していたのでタケシも私もふたりで手や首を振って恋人疑惑を否定した。
ドラマのよくある一シーンのようでおかしかった。

誰かが唄った後、またさっきの同じ男性が英語の曲を唄った。はっはーん、マイクを離さないタイプね、などと思っていたら、タケシが言った。
「今唄っている人ね、松田聖子の『青い珊瑚礁』とかアンリの『キャッツアイ』とかたくさん有名な曲の作曲者の小田裕一郎って人なの。」よく見たらアメリカ人ではなく日本人の初老の感じの男性だった。
「へえぇ、そうなんだぁ。なに、この辺に住んでるの?」っていうか、松田聖子の青い珊瑚礁なんて久しぶりに聞いた言葉だ。家に帰った後ウェブで調べたら、小田氏はニュージャージーでレコーディングスタジオを持っていると書いてあった。
「そう、割と近くにすんでるみたい。それでその向こう隣に座っている女の人が奥さん。」
暗くて遠いのであまりはっきりとは見えないけれど、綺麗な人だった。
「ふ~ん、綺麗な人ね。」
「えぇぇ!そうかなぁ!」タケシは結構はっきり物を言う方だ。

次にその奥さんとやらが唄った。上手い。凄い歌唱力。
「奥さん上手ね。」
「あ、あの人ね、プロ。日本のTVのCMとかでも唄ってるくらいだから。でもあの唄い方好きじゃない。」
「なんで?」
「私は上手ですー、って気合入って聞こえる。ほぅら、自信満々。」熱唱している。
「そお?」と言いながらも、そう言われればそう聞こえなくもない。

私は3時間ほどいた間に3曲ほど唄った。
最後の曲は、小田先生(みんなそう呼んでいる)が途中でマイクを握って私とハモった。
「へ?」ちょっとびっくりした。でも面白かった。
普段はもう熟睡している時間帯だったので私は声もそんなに出ていなかったけど、大きな声でハモってきた先生に敬意を表して、私も自分に渇を入れて声のボリュームを上げた。

その晩は、9時半頃、車のラジオのCMを聞いたことによって夕食にファーストフードを食べることを止めたのがきっかけで、ほぼ1年ぶりにティーンエージャーの頃からの知り合いのタケシとばったり会って、妹のように可愛がってくれる居酒屋のマスターご夫妻とお話ができて、のちに作曲家とカラオケでハモることになるとは思わなかった。

おわり

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2008/06/09

Number of happenings after 9:30pm Part I

Takeshi had left a message on my cell a few months ago, saying that his cell phone number has changed, but somehow, the message was lost before I revised my contact on the phone.

Since he does not have a home phone and goes only by his cell, the only way to be in touch with him again was to accidentally bump into each other at the Japanese pub place owned by a married couple who he and I mutually know or the Japanese supermarket near by.

Takeshi, the pub owner couple and my family go back 20 years.  Takeshi and my brother even go out on fishing a few times a year.  We are pretty close.

*********

It happened on the way home from a shopping mall last night.

I left the mall as it was about to close at 9:30 p.m.
I was hungry.

"If I went straight to home, it would be 10-ish.  It's a bit nuisance to start cooking after coming home, and I don't want to go to sleep soon after I eat..."
I am sticking to a policy of finish eating 2 hours, if not 3, before going to sleep.  So I was debating of what to do for dinner.

"All right!  I have been eating healthy, so I'll do fast food tonight.  It won't hurt."  "No, no, no, no, stick to the healthy eating habit, Taramama!  Fast food is not good for you."  "Hmmmmm, but I hardly ever do this, so I'll go with the fast food tonight."

Just as I finally decided after debating in my mind, the music on the radio ended and a commercial began.  "The fast food, processed food and fatty food are the main causes of weight gain!..." It went on.  It was a diet product commercial.  As slim as I am, the diet product is not in my interest, but the fact that fast food is not good for the body is of my concern.

Since it was a too perfect of a timing to hear a radio commercial about negativity on fast food, I decided to take this as a message and decided not to go with the fast food.

But, boy!  Was that a perfect timing or what?!

**********

So I hurried home on the short-cut rather than taking the route with a fast food shop.

As I was passing by the Japanese pub place my friend couple owned, Takeshi, who I haven't been able to contact, was standing right in front of the pub on the sidewalk, smoking and talking on his cell!

I checked on the rear view mirror that no car was approaching, and so I quickly swerved to the curb.

"Takeshi-kun!" I called him.
I hardly ever call anyone who is Japanese by their name only.  I usually put "san", "kun" or "chan"even to family, relatives and friends, since calling without such suffix is rather quite informal in Japanese culture.  But Takeshi and one other friend are the only 2 Japanese people I sometimes call by their name only.  With Takeshi, I usually begin calling him with "kun" but after talking with each other for a while, I sometimes begin calling him by his first name only.

"Oh, hey, Taramama-chan!"  Takeshi always calls me with "chan" after my name, perhaps because I am a year older than him.
"I finally got to see you!  I've been wanting to reach you, but the cell phone I was using before doesn't work well and got a new one, and..." I went on explaining how I lost his message.
"Are you sure?  You say that, but in actuality, you were probably trying to avoid me or something."
Takeshi, being a year younger than me, uses polite language, but sometimes uses a wicked tongue.  But since he is from the western part of Japan, his talks are a lot of fun even with a wicked tongue.
"Oh, come on!  I'm not lying.  See?" I showed him the new cell phone I got a few months ago.
"Oh hey, you are right.  So what are you dong? Why don't you come on inside?"
I hesitated, but he persuaded me to come on inside.

Despite my first intention of staying only for a little while, not surprisingly, I ended up staying until the pub closed at 11:00 p.m.  It was also good to see the owner couple and had a good chat with them.

Takeshi has persuaded me to come to a Japanese restaurat nearby afterwards.

The kitchen has already closed and the last customers of the restaurant were about to leave.

The owner couple of this restaurant loves karaoke and it appeared that it is their usual thing to keep the bar open and start karaoke after the restaurant portion is closed.

There was one more little episode that awaited me that night.

To be continued...

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2008/06/08

夜9時半以降の色々な出来事  Part I

タケシくんが携帯番号が新しくなったと、私の携帯の留守電に数ヶ月前にメッセージを残してくれたのに、登録を訂正する前にいつのまにかそのメッセージが消えていた。

って、自分しか消す人はいないんだけど...。

タケシくんと会うとしたら、私がたま~に行く、知り合いご夫妻が経営している居酒屋さんとか、近くの日系のスーパーでばったり会うしかあり得ない。その居酒屋さんにも最近全然足が遠のいているとか。いつかどこかでばったりという機会を待つしかない。


タケシくんと私の家族や居酒屋の経営者夫妻はかれこれ20年ほどのつきあいになる。
私の2つ上の兄とタケシくんは年に何回か釣りに一緒に行ったりもしている。

***********

昨夜ショッピングモールからの車を運転しながらの帰り道。
ショッピングモールはお店が9:30p.m.に閉店で、ぎりぎりまでいた。
帰り道、お腹がぺこぺこだった。

「これで家に帰ったら10時頃だし、それからお料理しても面倒だし、寝る前は食べたくないし。」(普段寝る2~3時間前には食べ終わっているようにしている。)
あれこれ考えていた。

「よし、最近きちんと野菜主体の健康的な食生活を送っているから、たまにはファーストフードで済ませちゃおっかな。」
「うううん、だめだめ。体によくない。」
「ま、でもたまにだからいいっか。」
などと頭の中であれこれ考えて結論に至ったその瞬間!
ラジオの音楽が終わってCMに入った。
「ファーストフードや加工食品、脂肪の多い食品が太るもとです!」
そのCMはダイエット製品のCMでスリムな私には無関係なCMだったし、「太るもと」という事自身はあまり自分にはあてはまらない。
でも、体に良くないということは同じ。

あまりに絶妙なタイミングで「ファーストフードや(なんたらかんたら)...」とCMが流れたので、これは何らかのメッセージと受け止めることにしよう、とファーストフードは断念する決意を固めたのだった。rock

それにしても本当に絶妙なタイミングだったなぁ。

***********

ということで、ファーストフード店のない近道を通って家路を急いだ。cardash

車を走らせていたら、ばったり会うしか連絡が取れなくなっているあのタケシくんが例の知人が経営している居酒屋の前の歩道で携帯で話していた!

ミラーでチェックしたら後方から車がなかったので、キュキュキューっと車を道端に寄せた。

「タケシくん!」
親しい仲間は彼の名を呼び捨てにしている。私は友人も家族も親戚も、日本人のうち名前を呼び捨てで呼ぶ人は2人くらいで、タケシはそのうちの1人だ。もう1人は呼び捨てで呼んで欲しいというたっての願いなので、そうしている。
タケシのことは「くん」をつけたりつけなかったりしている。
久しぶりに会うと、始めは「くん」をつけているのに、会話をしているうちに気が付いたら「くん」をつけなくなったりしている。


「あ!たらままちゃん!!」タケシくんは私のことをちゃん付けで呼ぶ。
「あー!やっと会えた!!連絡取りたいと思っていたんだけど、実は前使っていた携帯が壊れちゃって、今新しいので(かくかくしかじか)...」
「えー?ほんとっすかぁ?そんなこと言って俺のこと避けてたんじゃないっすかぁ?」
1つだけだけれど年上だからなのか、私には敬語だけれど、毒舌だったりもする。
タケシくんは関西出身だけあって、毒舌のときでも会話が面白い。
「えー!ほんとよぉ!ほら。」数ヶ月前に新しくした携帯を慌てて見せた。何もべつに慌てる必要なないのに。
「あっ、ほんとだ。で、今どこからの帰りですか。ちょっと(店に)寄りませんか。」
「う~ん、そうねぇ、でももう寝る前はあまり食べたくないのよねぇ。でもお腹ぺこぺこなのよねぇ。」
「じゃ、寄ってくださいよ!ほらほら。」

ということでちょっとだけ寄るつもりが、当然のことながら長居することになってしまった。居酒屋のマスター夫妻も半年振りくらいで、色々と話もあり、結局閉店の11時までいた。


そのあとタケシに誘われて近くの日本レストランに一緒に行った。
キッチンも閉めて、レストランの最後のお客さんの帰り際だった。
レストランの店長さん夫妻は大のカラオケ好きなので、レストランの営業のあとは、バーがそのままクローズしないで常連さんがカラオケで唄い放題というのがいつもの流れらしい。

そしてこの夜はもう1つ小エピソードがあった。


つづく。

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2008/06/01

まだ使えそうじゃん!って思ったらしい

日本と比べるとアメリカの環境問題への関心が低いのか、ゴミの分別も一般的にかなり杜撰。
私の住む地域(ニューヨークを含むアメリカ北東部)もそうで、マンション等の集合住宅は特にそうなのでゴミの廃棄は簡単である。

ゴミの廃棄事情の問題はあるにせよ...私の住んでいるマンションも非常に便利で、各階のエレベーターホールの一角に設けられている「Compactor」と称する2メートル四方くらいのゴミ貯留排出室に、24時間いつでもゴミを捨てれるようになっている。
缶や、ガラスやペットボトル等のリサイクルゴミを入れる50センチ四方くらいのプラスチックの入れ物がひとつ、古新聞や古雑誌等用のやはり50センチ四方くらいのプラスチックの入れ物がひとつ。それ以外のゴミはシューターと言って各階から、40センチ四方位の引き戸から投げ入れられるようになっている扉があり、そこに入らないすべてのごみは、その部屋に置いておくだけで良い。かなり頻繁に定期的にゴミ回収にきているようで感心する。

先週末、部屋を片付けたときに、もう古くなって画像も暗くて観にくくなったテレビをその部屋に置いて捨てた。tv

翌朝他のゴミを捨てに行ったときにはもうなかったので、「はや!もう処理してくれたんだ。」
と、またまた感心した。



そして昨日、そのCompactorの部屋の外に私が捨てたはずのテレビが、また置いてあった。

んん?

あ、なぁるほど。そういうことか。flair

どうやら恐らく同じ階の住人さんが「お!まだ使えそうじゃん!!shineshadowshine」とか思って持って帰って試してみたところ、やっぱり使い物にならないと分かって捨てようとしたけれどCompactorのスペースが一杯だったので外に置いておいたようだ。ぷは。なんだかおかしい。smile

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2008/05/26

楽しみにしてたのにぃ!

私は糠漬けが好き。

子供の頃、母が漬けていた糠床を混ぜたが、そのときに手につく匂いも好きだった。

ということでこの度自分でも挑戦することに決めた。

400gの袋入りの糠と糠床専用の長方形のプラスチックの入れ物も、近くの日系のスーパーでゲット。
余分な水分を溜めて取り除けるように細い縦の穴が開いている小さいカップのような容器も付属品としてあった。すごい。よく考えるなぁ。


糠の袋や糠床用の入れ物についてきた説明書をよく読んで、その通りに作ってみた。
昆布や鰹節、漬け捨てする白菜などを入れて、はじめの1週間は蓋を少しずらして通気性をよくする。
毎日糠床を手入れした。

そして1週間後。

そろそろかな。匂いをかいでみる。発酵し切っていないのか、糠床の独特な匂いはまだしていない。もう2日くらいかな。それともビールを少し入れるのも良いと、どこかで聞いたことがあるけど...。
そろそろ蓋をずらすのはやめよう。

それにしても、冷蔵庫に入れないでいいんだっけ?
母親はたしか暗い涼しいところに置いていたと思ったけど。

2日後。

あ゛!糠を混ぜるのをてっきり忘れてた!! 1日半くらいかなぁ。やばい、やばい。

慌てて手を洗って蓋を開けて、がっと2掴み混ぜた。


あ、あ゛~coldsweats02
カ、カビが...sweat02
そんなぁdown

容器の隅の表面にちょこっとカビが生えていた。

カビはお腹の中で繁殖すると聞いたことがある。
ほんとかなぁ。
チーズとかどうなるの?
カビの部分だけ捨てればいいんじゃないの?
でも繁殖したらどうするの?お医者さん通いになるかもよ。
もし大丈夫だとして、カビの部分だけ取り除こうとしても、もう混ぜちゃった以上はそこにもカビが混ざってるかもよ。
でもカビは角だけみたい。
いや、分からないよ。

ショックで体は硬直したまま、頭の中では自問自答がすごい勢いで繰り広げられている。

あ~、どうしよう。
あ~、どうしよう。
あ~、どうしよう。
ふえ~ん!楽しみにしてたのにぃcrying


ということで、結局今回は諦めて、潔く全部捨てることにした。
折角の糠を無駄にしたくなかったし、これまで1週間頑張ってきたのがゴミと化してしまったし、悔しいし、悲しいし、とにかくショックのカビだった。

「ふえ~ん!楽しみにしてたのにぃ~!!」とキッチンで上を向いて大声で叫んだ。

そして気を取り直した。
失敗は成功のもと。
また頑張ってみればいいじゃん。
次からは冷蔵庫にしまってみよう。
そうだ、母に報告してアドバイスをもらおう。

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2008/05/19

Dinner with Friends from the Workplace Part III

Although D was bringing me home, since Nobert and his ex-girlfriend were with us, and locationwise, it was obvious that I was to be dropped off first and Nobert and his ex later...or at least that's what I thought.


Little did I know that Nobert had his car parked at the garage and that both of them were to get off at the garage.


Unexpectedly, I was now alone with D, being driven home.


What am I going to talk about?
What are you going to do, Taramama?

cutecutecutecutecutecutecute

"I had no idea I was going to see you when I woke up this morning."
Maybe about 10 seconds after car started, I began talking, wanting to avoid making the atmosphere any heavy with silence.

There wasn't any answer.

Just as I thought, wow, no answer,
"You know, I never apologized formally." D began...right to the point.

I could not find any words to respond right away and also he seemed like he wanted to continue, I just said "No, It's all right." silently in my mind and just shook my head.

It's been 3 months since that incident.  I did what I had to do and I believed that there will be no development in the future. I have already settled with "an unresolved incident" and just leave it at that.  So, it really didn't matter to me anymore.

Although the fact that this incident had remained unresolved, I have already reached to my conclusion that there will probably be something for me to learn from this in the future.
But I felt that what he just said resolved the whole thing.


Now I see...  He felt uneasy about this afterall.  He felt guilty.
I guess that's only natural.
He stopped contacting me from the day after we got "intimate" and despite my compromising email to him sayting, "We are working at a same company, and this situation is going to be uncomfortable for both of us, so let's just forget the whole thing.  You probably had your own good reasons for feeling and doing what you felt and did, and I have no intention in finding out the reasons, so if we happen to bump into each other either at the company or dinner outing with our friends, I hope we'll say 'Hi.' and to be friends again.", I never heard from him.

He:  I did some terrible things to you.  It cannot be forgiven so easily.
I:  It's OK, really.  Don't worry.
He:  No, it's not OK.  I don't even know what happened. I tried calling you and...
By the time he began saying that, I had already cut him off and said
"Shhhhhh,  I forgave you long time ago." I shushed him with a smile, looking at straight ahead.

I did not go as far as to look at him straight in his face, but I took a side glance at him.  He was slightly smiling and stopped saying anything.  From the ever faint nod of his and also from his smile, I could hear him say in his mind, "thank you", understanding my intention of "you don't have to say anything more, It's OK."


Then there was a little silence, but the air was not heavy.
We probably felt relieved.  I'm sure at least he did.

And then we talked about the various changes and effects due to the change of the president of our company, thus the company policies on profitability and expense, and we were at my apartment in no time.

The digital clock on the dashboard indicated "12:30 a.m."  "Wow, I won't have enough sleep tonight", I thought.  I had to wake up at 6:00 a.m.  Nevertheless, probably because we were in the talking term for the first time in 3 and 1/2 months, it was not the mood where we were to casually and simply say good-bye.

"So, what have you been up to lately?"
"Well, so much have been gonig on, not just being busy at work...  My 83 year-old grandfather was involved in a car accident.  He began proceeding to try making left after the full stop at the stop sign, and there was this SUV which totally ignored the stop sign and smashed into my grandfather's car head on.  He suffered broken neck and back and internal organs damages too.  He is wiggling his fingers and toes in both hands and feet, so we are so relieved that he is most likely not paralized.  He still has to get more operations done, but he is stable."
We talked a lot more about this.  He is in the ICU and still under the heavy dosage of pain killer and is not 100% coherent, but D said that he visits his grandfather every weekend and whenever he can get out of work early, and it takes him 1 1/2 hour one way.

D reads newspapers to his grandfather and plays with and teases his nephew in the hospital room, just like he did whenever he visited his grandfather before the accident.  That is so much a kind of D would do.


It was already past 12:40 a.m.


"Thank you for giving me a ride home."
"No problem.  I'm really sorry of what happened.  I did such a horrible thing to you."
I first thought of cutting him off, but I knew he felt guilty about it and he probably would feel much better if he were to formally apologize and let it out, I decided to listen to what he has to say with an appreciation.
"What I did cannot be forgiven and you certainly do not deserve being treated like that, and I'm really really sorry." He went on.
"Well, you are not the only one who created the situation to begin with, and I..."
"No!"  He cut me off short and concinuted, " I am the one to be blamed.  You didn't do anything wrong.  I don't know how many times I picked up my cell phone and tried calling you, but I just couldn't, and time just passed and it got harder."
"Huh, you tried calling?"
"Yeah, many times."
"Wao.  Many times..."
"We made a mistake."
"Yes, we sure did."
"I don't even know how that happened.  I don't know why I did what I did, because I'm not really like that...  I'm not a kind of person to treat anyone like that."
"I know.  I was also puzzled because it was totally unlike you.  I thought you didn't even understand how this could happened yourself.  But it was a fact that this happened, and there was definitely a reason why you did what you did and what you felt.  I think part of it is that you felt uncomfortable that maybe I was going to expect you to be committed to a relationship."
When I glanced at him, he looked as if I had hit right on the button.  I continued.
"But I did not know in the actuality and many questions will probably remain unanswered, but that no longer mattered to me.  People do everything with reasons.  But no one can deny such reasons.  You had yours.  Your reasons...were I'm sure you had good reasons of your own and...  Oh my God, I'm not saying this right.  It's not coming out right."
"I understand what you mean.  I understand." he paraphrased what I meant to say.

It was after 1 a.m.  I was totally exhausted.

"I'm sorry."
"Thank you.  Your apologies accepted...long time ago."

I went to give him a make up hug.
"Wait!" he hurriedly undid his seatbelt and had put his arms around me.
He hugged me back and it was rather a firm, strong one.
I felt a lot of "I'm sorry, and I'm glad we made up." from the hug and I responded in my mind with a lot of "It's okay.  I'm glad too."

It was a long hug.
And I released my arms to let go but he continued with the hug.

Huh?  Not done yet?  Okay, if that's what you want...  You have been feeling that guilty eh?  Ah, it's okay.
Because he is much younger than me, sort of like a motherly instinct might have kicked in.

And then he probably felt content, so he let go of me.
Just as we looked at each other in the eye, breaking away from each other, he drew me close again and hugged, this time, our heads and arms position opposite.

What?  Again?  Oh, okay.
I thought it was cute and funny and laughed a tiny bit.

"Hug and make up, eh?  Good." I thought, but the fact that I was so exhausted had occupied my mind when I was being hugged.  It just didn't quite registered to my mind what was happening when he was letting me go.  It was like a slow motion, and it felt a little odd of such slowness, but I was just too tired to even alertly notice what was going on.
By the time I became a little more alert, his face was right in front of me, maybe just about an inch away.

In the next second, his lips were touching mine.
It took me a second to realize it.
What?  A...kiss?

I was totally taken by surprise.
After all what had happened between us in the past, a kiss?

I didn't hate hime, so I couldn't bring myself to push him away.
And...well, I admit...I'm a sucker for a nice sweet kiss.  He is such a good kisser...

It was a slow kiss.  But I made sure I would not let him past my lips.

"I missed your kiss."
"..."  I could not find any words, and couldn't even look at his face.
"You smell nice."
"I do?"  Oh, that's right.  I had put on a small amount of perfume before I left the office to go to the dinner.  I was surprised the scent still remained.

"Be careful driving home.  Thank you for giving me a ride."
"You're welcome.  Sorry, it got late.  What time do you have to wake up?"
"Around 6-ish?"
"Oh, no, I'm sorry.  Are you going to be OK?"
"Sure, I'll be OK.  I'm glad we got to talk tonight."
"Yeah, me too."
"Let's go out to dinner or something like we did before."

"OK.  I would definitely like to do that."
"All right, then give me a call, whenever."
"Oh, sure.  You do the same.  Don't hesitate, OK?"
"Then give me your cell number?"  What am I saying?  Oh, well, no big deal.
He hastily gave me his cell phone number.

"OK.", I got out of the car and was about to close the door.
"You got everything?  You got your keys?"
A familiar questions.  Something he would always ask when he brought me home before.

I found the keys after searching inside the bag, and showed it to him, and then he smiled.

"Thank you.  Good night."
"Good night."

I squeezed my appreciation of his taking me home, bringing up the courage to have made up and asking me to make sure I had my keys, all in my "thank you."

I felt as if a chapter has ended.

I don't have any romantic feelings towards him, and so there will be none of that between us in the future.
But I strongly feel that the conclusion of what had happened between us is a preparation to the something new in my life that I am about to face.

The end.

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2008/05/18

職場の仲間との食事  Part III

D君に送ってもらうことになったとは言え、ノバートや、途中で拾ったノバートの元カノと一緒だったので方向からしてまず私が降ろしてもらい、ノバートと彼女が後になるのは明らかだった。...と思っていた。

ノバートがオフィスの駐車場に車を駐車していたとは知らず、そこでノバートも元カノも降りることになるなど夢にも思っていなかった。think

思いがけずD君とふたりだけになり、車が走り始めた。

一体どんな会話をすればいいのかしら。sweat02
どうするのよ、たらまま。

「まさか今日あなたと会うとは思わなかったわ。」
車が走り出して10秒くらいだっただろうか、空気が重くならないように沈黙の時間を作りたくなかったので、自然と出たひとことだった。

でも返事がなかった。

あ、返事がない...と思った瞬間、
「君にはきちんと謝っていなかった。」
いきなり核心を突いてきた。

何故かすぐに返事ができなかったのと、その後にも言葉が続きそうだったので、心の中で彼に対して「ううん、いいの。」とつぶやきながら首を振った。

事件が起きて3ヶ月後、自分はやるだけのことはやったし、そしてもう特になんの展開がないと信じていたし、自分の中でも「解消されないで終わった尻切れトンボの出来事」として清算ができていた。だから、もう気にしていなかった。

解消されていなかったという事実は残っていたけれど、きっとこの出来事から後になって更にまた何か学ぶことがあるのかも知れないという結論に自分なりに達していた。
だから、彼のそのひとことで全てが解消された気がした。


そっか、やっぱり彼はずっと気まずかったのね。罪悪感にかられてたのね。
ま、それはそうよね。
親密になった翌日から連絡がなくなり、それから暫くしての私からの歩み寄りの「同じ会社に勤めているんだから、ずっと気まずいのもなんだから、もう水に流そう、貴方も貴方なりの理由とか気分でこういうことになってしまったんだと思うから、それを詮索しようとは思わないし、また友達として自然に振舞えるようになることを願う」というメールにも、一切返事が来ないままだったから。


D君:「僕は君にとんでもないことをしたよ。あんなことは許せないことだよ。」
私: 「もういいの。本当にいいのよ。心配しないで。」
D君:「一体どうしてあんなことになったのか。...何度も電話を」と言いかけていたけれど、私はすでに遮っていた。

「Shhhhhh(シー)。もうとっくに許してるから。」静かに笑顔で諭していた。

彼の顔を直視するには及ばなかったけれど、横目でチラリと見たら、彼は苦笑しながらそれ以上何も言わなかった。微妙に小さく頷いた彼の動作から、「もうそれ以上言わなくていいよ。」という私の気遣いをちゃんと酌んだ「ありがとう」の彼の心の中のつぶやきが聞こえた。


少し沈黙が続いた。でも決して重くはなかった。
お互い、ほっとしていたのだと思う。彼は特にそうだったと思う。


最近の社長交代に伴う会社の利益と経費に関する方針の変更によって及ぼされている様々な影響に関する話に彼ものってきてくれて、あっと言う間に私のマンションに着いた。


車内の時計は「12:30」を表示していた。「うわっ、きつい!寝不足だよ!」wobbly6時前には起きなくてはいけない。
でも3ヵ月半越しでやっと話せる状態になったせいか、ふたりとも「それじゃpaper」と、軽く別れる雰囲気ではなかった。

「で、最近どうしてたの?」
「うん、大変だったんだよ。仕事も超忙しいけど、83歳の祖父が一時停止の標識で停止した後に直進し始めたら対向車線から思い切りSUVが当たってきて、内臓損傷とかクビや背骨の骨折で。でも両手足の指を動かしているから半身不随とかはなってないから本当に良かったんだけど。」
ひとしきりその話をした。集中治療室にいて、痛みを抑えるための鎮痛剤で意識が朦朧としているけれど、週に3日くらい片道1時間半かけてお見舞いに行っているという。

事故の前に、よくお祖父さんのところに遊びに行くと毎回ふたりで新聞を読んだり、甥っ子と遊んだりしていたそうだが、今も病院にお見舞いに行くと新聞を読んであげて、甥っ子と楽しい会話をするなどして、お祖父さんの1日でも早い回復を願っているらしい。
彼らしい。


12:40を回っていた。


「送ってくれてありがとう。今晩話ができて良かったわ。」
「うん。本当にごめんね。たらままにはとんでもないことをしたよ。」
もういいと、遮ろうとは思ったものの、彼も呵責の念に駆られていたようだったし、彼なりに謝りたいという気持ちがあったようなので、それを有難くいただくことにした。
「自分のとった行為は許されるべきではなく、たらままがあんな目に遭わされるいわれはないと思う。だから本当に申し訳なかった。ごめんね。」
「私にも非がないわけではないわ。(本当にそう思う。)私だって...」
「いや、全責任は自分にある。何度も謝りたいと思って何度も携帯を取り出しては結局勇気がなく電話しないままで、どんどん連絡し辛くなっていたんだ。」
「そうだったのね。電話を...」
「うん。何度もね。」
「そう(だったのね)。」
「でも僕たちはあやまちを犯したよ。」
「そう。私たちはあやまちを犯したわね。」
「どうしてあんな展開になったのか、何であんな態度に出てしまったのか自分でも分からないんだよ。自分らしくないと思ったけど...。」
「そう。貴方らしくないと思った。不思議だった。だからきっと貴方自身も腑に落ちないままだった部分もあったと思うの。でもそういう気持ちになったということは事実だし、そういう気持ちにさせる理由があったのよ。もしかしたらね、D君は私たちが親密な関係になってしまったからこそ、私が貴方からのコミットメントを求めるのではないかと不安になったんだと思うの。」
彼の顔をチラッと見たら、図星だったような、痛いところを突かれたようだった、ように見えた。でも続けた。
「でもね、実際はどうだったか分からないし、それが永遠に分からずに終わってしまうかも知れなかったけど、そのうち私にはもうそんなことはどうでも良くなったの。人間誰でも理由があって行動に出る。それを非難する権利なんてない。誰にも権利はない。貴方も理由があったの。あぁ、何かちゃんと言葉になってない。」
「言いたいこと、分かるよ。大丈夫。」私の言いたいことをちゃんとまとめてくれた。

午前1時近くだった。へとへとだった。

「本当にごめんね。」
「うん。ありがとう。でももうとっくの昔に許してるよ。」

私から仲直りのハグをしに行った。
「あ!ちょっと待ってsweat01
まだ締めていたシートベルトを急いではずして腕を回してきた。
かなりしっかりしたハグが返ってきた。
「ごめんね、と、仲直りできて良かった」を感じた。たくさん感じたから「もういいよ、大丈夫。良かったね。」を一杯返した。

長いしっかりハグだった。
そして両腕の力を緩めて体を離そうとしたけれど、彼は緩めなかった。

あれ?まだなの?あ、そう。OK。いいのよ、よしよし、辛かったのね。
かなり年下の彼なので、ちょっと母性本能が働いたのかもしれない。


そしてやっと彼も納得が行ったらしく腕の力を緩めて体を離した。
目が合ってにっこりした瞬間、また引き寄せられた。
今度は頭の位置や腕の回し方の左右が逆。

へ?また?あ、そう。
ちょっとおかしくて思わず「うふ」笑いが漏れた。


仲直りのハグかぁ。良かった、良かった。と思いながらも、はぁ~、それにしても疲れちゃったなぁ。などと、D君には申し訳ないけど、本当に疲れていたのでハグしながら思ってしまった。

そう思っているうちに腕の力は緩みゆっくりお互いの体が離れていっていた。スローモーションのようにゆっくりで、そのゆっくりさに微妙に違和感を感じたけれど、それよりも何よりもとにかく疲れ果てていた。
そして気が付いたら彼の顔が私の顔のまん前に接近していた。3cmも離れていなかったと思う。

次の瞬間唇が触れていた。何が何だか分からなかった。
ハッ?キ、キス...

はっきり言って度肝を抜かれた感じ。
この期に及んで、でもないけれど。

憎んではいなかったので押し離す気持ちにもなれなく...
それに...ハイ、...ムーディーなキスには弱い私ざんす。

ゆっくりのキスだった。でもディープだけはさすがに許さなかった。


「たらままとのキスをmissしたよ。」
「...」恥ずかしくて相手の顔は見れなかった。(こんな私でも恥らう権利はあるざんす)
「いい香りがするね」
「ほんと?」
そっか、今日会社出る前に香水ちょっとつけたんだった。
香水を多めにつけるのはあまり好きではない方なので、まだ残っているとはちょっと驚いた。


「じゃ、気をつけて帰ってね。送ってくれてありがとう。」
「うん、遅くなってごめんね、明日何時起き?」
「6時前かな。」
「うわ、ごめん!大丈夫?」
「うん、大丈夫。また一緒に食事とか前みたいにしようね。」
「うん、是非したい。」
「そしたら、連絡ちょうだい。」
「あ、うん。そっちからも躊躇わないで連絡してね。」
「じゃ、携帯の番号...」(え?何聞いてるんだろ。でも、ま、いいっか。)
急いで携帯を出して私に教えてくれた。

「それじゃ」車の外に出てドアを閉めようとしたとき
「忘れ物ない?鍵持った?」 
懐かしかった。送ってくれるときは必ず確認してくれるいつものひとこと。

バッグの中を探して見つかった鍵を見せたら、ニコリと頷いてくれた。

「ありがとう。おやすみなさい。」
「おやすみなさい。」

ありがとうには、送ってもらったこと、勇気を出して仲直りをしてくれたこと、鍵の確認のすべてを込めた。


やっと一章が閉じたような気がした。


彼に対しての恋愛感情はないので、今後彼との恋愛はない。
ただ、この夜のできごとは、きっと、近々私が直面するであろう生活の変化への準備のひとつだと思う。


おわり

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2008/05/17

Dinner with Friends from the Workplace Part II

We were seated at a round table at the restaurant.
There were 2 people in my right and 1 in the left of me.
15 minutes later, two friends from New Jersey office arrived.

They were Nobert and "D."

What's going to happen tonight?  I wondered.
Neither of us probably wished to have one-on-one conversation.
At least I didn't, and I certainly didn't think He would.


Well, I'm just going to sit back and see what happens.
But above all, this is a fun dinner outing with everyone for the first time in a while.

He sat next to the friend in my left.  That felt rather close.  The table being round made it that much closer for us and be in sight of each other.


We exchanged "Hi" just like everyone else.
We weren't smiling to one another, but it wasn't rigid and awkward neither.

And then a little later, I said to him, "It's really been a while."
I said it because it would be more unnatural not to say it, and it was responded with "Yeah, it has been a while."

I didn't make special efforts in striking a conversation with him anymore.  Both of us had conversation with everyone.

But was I the only one, who felt that the more time passed, it got easier to talk to each other?
We didn't talk that often, but it felt as if we began getting used to each other's presence.

Some of us at the table teased each other by turning the table as someone tried to take some food out of a dish on it, we had very enjoyable conversation about our workplace, there were a constant laughs that I was so glad that I came.


We went to a Chinese tea house popular among young people after the dinner and had bubble tea.
They were milk tea with different flavor such as mint, chocolate, coconut, etc.  There were many big tapioca balls at the bottom of the mug, and foamy on the top like cappuccino.

We walked for about 15 minutes from the restaurant, and since air was rather cold, the warm milk tea tasted great.
We spent some more wonderful time.

Since the dinner started out late, it was already past 11 p.m. by the time we finished drinking our tea.

The two from NJ office had driven in to Manhattan, and since Lily knew that I live in the same direction as they, she was nice enough to say out loud, "Why don't you get a ride from them?" so they could hear her.

Although it could have been slightly awkward for me, I also would appreciate very much if they could give me a lift home, being so late in the evening.

"D" said that he would take me home, in a very casual manner.
It was pleasing to know that he was willing to take me home.

Well, I guess since everyone knew that we live in the same direction, and if he didn't offer me a ride home, THAT would actually seem unnatural...
At any rate, I was very glad and appreciative to him so that I could go home comfortably.

Although we began feeling comfortable with each other's presence as the time passed, it still didn't feel totally comfortable yet, and so I was concerned about how I would feel in being so close in a closed space of inside the car.
So I was very glad that Nobert was there with us.


After walking from the tea house, we said good-bye to Lily and Frank who was going to the different direction, and four of us including Allen who was catching a subway from the station near the car was parked began walking in two's, a few feet apart.  I of course walked together with Nobert, not D.

When we approached to the car and were saying good-bye to Allen, Nobert has been talking on his cell phone.

"Where are you now?  So you're finished with it?  I see, you are ready to go home now..."

Hmmm, I wonder if he's gotten a new girlfriend, I thought.

"OK.  At the corner of Lafayette and so and so Street.  Yeah, in about five minutes.  See you then."
Nobert asked D to pick one more person up when he got off the phone.


When I was about to get in the car, Nobert asked me to sit in the front.
Oh, no, please.  I would much rather sit in the back, not next to D... I silently pleaded in my mind.
I had no choice because Nobert asked me again.


Wow, this is rather pretty close..., I thought as I sat next to D.

I purposely began a conversation with Nobert in trying to deviate from the uncomforable feelings.
"So, who is another person we are picking up?  A new girlfriend?"
"No, my ex."
I got it.  They haven't been able to break up totally.
The last time I went out drinking with Nobert and our friends from the workplace, he had just broken up with his girlfriend and was drinking to the fact that he was very unpleased with the way she has been treating him.
I remembered D was empathetic to Nobert about it.


Nobert's ex-girlfriend was standing at the corner across the street in the intersection.
When D signaled by flashing the headlights, she began towards the car with a little hesitation, not being sure that was our car.
"So, you are willing to hop in the car so casually, when flashed, in midnight, huh?" D kidded her.
"Because!  I wasn't sure if this was the car, but I knew I was being picked up..."
She was such an energetic girl.

It seemed like Nobert got a little more cheerful when she joined us.

Boy, was she vital and energetic, and she chatted away.
I was totally exhausted, so I just closed my eyes and rested my head against the headrest and didn't engage in the conversation too much.

We went through a different tunnel than the usual Lincoln Tunnel.  It seemed quite long.
I didn't want to be mistaken as being in a bad mood, and so I began a conversation.
"The Holland Tunnel is pretty long, huh?"
"Yeah, this one is longer." D answered.

When we crossed over to the NJ side, our NJ office was very close.
It was past midnight.

"Ummm, it's past midnight.  It's probably too late." said Nobert.
Huh?  What's too late? I was puzzled for a moment, and then realized!  No!!

Yep, sure it was.
It was that Nobert had parked his car in the parking garage of our office building, and the garage closes at midnight.
Being a regular customer and also maintained a good term with the security of the building, D always managed to have them swing little favors for us.
So Nobert got his car out of the garage, he and his ex got out of D's car and went home together.

Wow, wait a minute!  No, no, I'll be left with D alone!

To be continued...

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職場の仲間との食事 Part II

レストランでは、丸テーブルに案内され、私の左に1人、右に2人座っていた。
15分後そこへニュージャージー組の2人が現れた。

ノバートとD君だった。

一体どうなるんだろう、今夜は。
っていうか、別に2人だけの会話をお互い望んでいるわけでもないはず。
少なくとも私は望んでないし、増してやD君が望んでいるわけがないから。

ま、とにかくどうなるか静観といったところね。
なによりも皆と久しぶりの楽しいお食事の会だからね。

D君は私の左隣のフランクの左隣に座った。近い。丸テーブルなので顔も良く見えてしまう。


皆と同じように「Hi.」を交わした。
お互い特に笑顔ではないけれど、かといってそんなに表情は固くない。

そしてちょっとしてから
「随分久しぶりよね。」
これを言わないほうが逆に不自然だと思ったので言ったら「そうだよね。」が返ってきた。

その先は特に無理してそんなに会話はしかけなかった。

でも少しずつ時間が経つにつれ、お互いに会話がし易くなった気がしたのは私だけだろうか。
当然会話の頻度も少なかったけれど、お互いの存在に慣れてきた気がした。

くるくる回る円卓に並んでいるお皿から誰かが何かを取ろうとしている時に、子供みたいに他の人がスーッと回してからかい合ったり、職場の楽しい話が弾んだり、笑いが絶えず、やっぱり来て良かったと思った。


2軒目の中国の若者が多い茶屋に行き、バブルティーを飲んだ。
ミント、チョコ、ココナッツなどの様々なフレーバーのミルクティーがあった。そこには大粒の黒いタピオカがたくさん沈んでいて、表面はカプチーノのような泡で覆われている。

レストランから15分ほど歩いてきて、外は思ったより肌寒かったので温かくて甘いミルクティーは美味しかった。
また楽しいひとときを過ごした。

そもそも食事のスタートが遅かったので、飲み終わった頃には11時を回っていた。


ニュージャージー組のふたりは車で来ていて、リリが私も帰る方向が同じなのを知っていて、「送ってもらえばいいじゃない?」と、彼らに聞こえるように言ってくれた。

私としては微妙だったけれど、時間も遅いし送ってもらえれば有難い。

送ってくれるとD君が言ってくれた。自然だった。

へぇ~、ふーん、送ってくれるんだぁ。

でもまあ、みんな私が彼らと同じ方向に住んでいることを知っているし、ここでオファーがなかったら逆に不自然でしょうしねぇ。
とにかく帰りが楽なのはとても有難かった。


でも、お互い違和感がやっとなくなってきたとは言え、完全になくなっているわけではなく、車内という狭いスペースで距離が接近するのはどうなのか。
だからノバートがいてくれてとても、とても助かった。


お茶屋さんから少し歩いた後、方向の違うリリとフランクと別れを告げ、車までは我々3人とあと地下鉄の乗り場が車のそばにあるもう1人のアラン君と合計4人で15分ほど歩いた。2人ずつに分かれて10メートル前後で歩いた。当然私はノバートと一緒だった。

車の近くまで来て、地下鉄で帰るアラン君と別れを告げる頃、さっきからノバートが携帯でなにやら話をしている。

「今どこ?で、終わったの?もう帰れるんだね。」

お?彼女でも出来たのかしらん?
「わかった、ラフィエットとなんとかストリートの角ね。5分くらいで行くから。それじゃ。」
携帯を切って、D君にもう一人拾ってほしいと言っている。

車に乗ろうとしたら、たらままは前の助手席に乗ってくれとノバートに言われた。
ええぇぇ、そんなぁ!さすがにD君の運転する隣はきついでしょ。despair
またノバートに催促されたので仕方なく前に乗った。

うわっ、近いって。wobbly

ちょっと居心地悪かったのもあってノバートに話しかけた。
「で、もうひとりってだれなの?新しい彼女でも出来たの?」
「違うよ。元カノ」
そうっかぁ、きっぱりは別れられてないんだ。
前回ノバートや職場の仲間と一緒に飲んだときは彼女と別れたばっかりで、彼女のことを非難しながらやけ酒でかなり酔っていた。
D君もそれには同情していたのを思い出した。


元カノが交差点の向こう側で立って待っていた。
D君がヘッドライトをカチカチっとシグナルしたら、見慣れない車だし、少し用心しながら近づいてきた。
「こんな夜中に交差点に立って車のシグナルの誘いにホイホイのっちゃって大丈夫なの?」
なんて冗談をD君が放っている。
「だってぇ、この車がそうなのか分からなかったんだも~ん!!」元気が良い。

彼女が車に乗り込んだとともにノバートがちょっと元気になったようだった。

それにしてもよくまあ元気良くぺちゃくちゃお喋りする彼女だった。
私は何故かヘロヘロに疲れて果てていたので、目を閉じてヘッドレストに頭をあずけてあまり会話には参加しなかった。

いつもと違うトンネルをくぐっていた。やけに長く感じた。
ムスッとしていると思われたくなかったのでD君に話しかけた。
「ホーランドトンネルは結構長いのね。」
「うん、こっちの方が(リンカーントンネルより)長いんだよ。」

ニュージャージーに渡るとすぐ私たちのニュージャージーのオフィスの近くだった。
もう12時をまわっていた。

「もう12時まわっているからだめだろうな。」ノバートが言った。
ん?何がだめなの??  ...え、まさか!

そのまさかだった。
ノバートの車はオフィスの入っているビルの駐車場に駐車していた。12時で閉まってしまう。
常連のD君はビルのセキュリティーとも普段から仲良くしていて、わりと色々と融通が利く。
結局ノバートの車を駐車場から出してもらえたので、元カノもノバートの車に乗り換えて2人で帰ることになった。

ちょっ、ちょっと待ってよ!なんぼなんでもD君とふたりだけはきついって。
ふえ~ん。

つづく...

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2008/05/15

職場の仲間との食事 Part I

職場で仲良しのリリから仲間にメールが送られてきた。
「チャイナタウンで中華料理を食べた後バブルティーを飲みに行きましょう。」


そう言えば、最近ぱったりそんな誘いがなかった。
私が誘われていなかったのか。
それとも単にそういう企画を暫く誰も立てていなかったのか。

まさか...D君との状況を誰かが知っていて、2人を一緒に誘うことは避けていたのか。
いや、そんなことはないはず。彼も私もこういうことは決して誰にも口外しない性質だし。それにもし口外しようもんなら、たちまちにして噂になって酒の肴になって、相手の耳に絶対入ってくるはずだから。

リリからの誘いのメールの宛名にはD君の名前がなかったこともあり、参加することに決めた。
私自身は後ろめたいこともないし、もう気にしていないけれど、きっと彼のほうがかなり気にしていると思う。

私の勤める会社は、ニューヨーク近郊にはマンハッタンとニュージャージーにオフィスがあり、今回はマンハッタンのオフィスから私も入れて4人、ニュージャージーからは2人来ることになったらしく、現地集合ということになった。

オフィスを出る間際にもしかしたらニュージャージーからはD君も来るかもしれないと聞かされた。

えぇ~!D君...sweat01

もし来るとしたら彼とは3ヶ月振りだ。私も行くことを彼は知っているのかなぁ。

周囲に悟られることなく振舞える自信はあるし、向こうもそのへんはかなりクールなはずなので、周りに対してということは心配していないけれど、ふたりは一体どんな雰囲気になるのかなぁ。

**************

思い起こせば事の発端は4ヶ月ほど前。

年末にあった会社のホリデーパーティーの2次会で一緒になり、家の方向も一緒なので最後に2人だけになった。そのときに告白され、お互いがそんな気持ちになっていたことや、自分自身がそこまで彼に好意を抱いていたことを自分でもそのときに初めて気付いて大層驚いた。

それからも会社の仲間と一緒に飲みに行ったり、ふたりだけのデートもあったり、交際が始まる気配がしていた。

彼の男らしさ、細かい配慮、観察力の鋭さ、面倒見の良さ、決断力がありリーダーシップに長けているところ、とても優しく寛大、ちょっとやそっとのことでは動じない冷静さ、嫌な顔をひとつせずに、またてきぱきと仕事がこなせるところ、口数は多くないけど気の利いたコメントを言える、ラテン系の血が流れているだけあってダンスもかっこいい等々、結構私の理想のつぼを押さえいて、かなり惹かれていた。
そして、ある夜、仕事帰りに私のPCを直しに来てくれた。ウィールスのスキャニングで相当時間はかかったけれど、さすが専門だけあって、かなりてきぱきとこなしてくれた。
そしてそのとき親密な関係になった。

ということはお付き合いが始まったということかしら、と思いきや、翌日から連絡がぱったりと途絶えた。
2日後の土曜日は映画と食事に行くことになって時間とかも決まっていた。
彼も楽しみにしている様子だった。
のに、見事にすっぽかされて、それ以来連絡がなくなった。

会社でも無視。完全に避けられていた。

何が何だか分からず、傷ついて、暫く裏切られた気持ちや屈辱的な気持ちで一杯だった。でも、一旦その気持ちがおさまると、とにかく不思議で不可解でたまらなかった。
でももう忘れることにした。
前進することにした。


そうこうしているうちに、以前は彼もマンハッタンとニュージャージーのオフィスで半々くらいの割りで仕事をしていたのに、最近はまったくマンハッタンのオフィスで仕事をしなくなってた。自然な流れでそうなっているのかも分からなかったけれど、既にそんなことはどうでもよくなっていた。


たまに思い出したりしていたけれど、別にだからと言ってどうということはまったくなくなっていた。

*************

そして昨夜、私たちマンハッタン組4人が先に現地について丸テーブルについていた。
彼は私がいることを知っていてくるのかなぁ。
一体どんな顔をして会うんだろう。
そんなことばかりが気になっていた。

これまでそんなに気にしていなかったのに、いざもしかしたらもうすぐ会うとなると、気になっていた。


15分後、ニュージャージー組の2人が入ってきた。
ノバートとD君だった。


ど、どうなるんだろwobbly

つづく...

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2008/05/06

きぃやぁー、大変だぁー!/Wooooow! This isn't good!!

大変だぁ、大変だぁ!bomb
これ多分結構大ごとだよ。


我社では、残業代がつく社員の給与は半月毎(毎月15日と末日)に支給される。dollar
残業はタイムシートを各々でエクセルなどでつけて、上司の承認を得て、まとめて1か月分なり半月分なりのタイミングで人事に提出することになっているが、そのフォーマットは決まっていない。
自分が提出しているフォーマットはそれで良いか人事の担当者とは確認済みだ。
そしてその提出されたシートをもとに人事の担当者はある程度の作業をして、給与計算の下請け会社に出しているはずだ。


以前からなーんとなく残業代分の支給額が間違っているのではないかと、気になって仕方がなかった。
気になっている理由のひとつとして、特にその人事の担当者は軽はずみのミスや誤報が非常に多くかなり色々なことで杜撰なミスが発覚していることで有名だからということもある。

なので2ヶ月くらい前に2回ほど続けて提出したタイムシートと給与明細の額をチェックしたら数字は両方とも合っていた。

ということで、気のせいなんだと思うことにした。



でも、なぜか最近やっぱり何か釈然としないので、昨年7月30日に採用されてからの給与明細と自分が提出したタイムシートの控えを徹底的に照合した。
案の定10時間ほどついていない分があった。やっぱりね!ng
そしてそれだけならともかく、もっともっと重大なことに気が付いた。


例えば3時間半、つまり「3:30」の残業が、「3.30」 hoursとの表示になっているではないか!その表示方法なのであれば本来は10進法に換算して「3.50」 hoursではなくてはいけないはずだ。annoy



ということで計算したらなんと採用されてからこれまで残業合計額がおよそ$800、1ドル105円として計算しても85,000円も少ないではないか!!wobbly


ということは、こうなっているのは恐らく私だけではないはずだ。


大変だぞこれは。
人事担当者のみの責任だとは一概には言えないけれど、例えば給与計算を委託会社にしてもらっているのであれば、そことの詰めがあまいと思う。



さ、臨時収入をどう使うかな。ringrestaurantwine?(どんだけ~) bullettrain? 
日本だったら間違いなくspaでしょ~!



******************

This is probably going to turn in to a huge problem...  Huge!


At the company I work for, the non-exempt employees who get paid overtime are paid semi-monthly on the 15th and the last day of the month.
The overtime is recorded manually by an individual using a free format such as an Excel sheet, which is to be approved by the supervisor and then to be submitted to the Human Resources Department.
The format I use has been confirmed by the HR that it is OK to use.
Such submitted timesheets are processed by the HR person-in-charge and most likely are sent to an outside payroll company.


I had this feeling that somehow, there are some errors made on my overtime payment.
One of the reasons why I felt such feeling was because our HR person-in-charge often make mistakes in many of her tasks and is somewhat notorious in misinforming people.

So I checked my pay stubs over a couple of periods about 2 months ago, but both of the time were fine.


So I decided to regard what I felt as a false sense.


But I began feeling again, and thi time not being able to shake off my doubts, I checked my past paycheck stubs and my copies of submitted timesheets, matching it one by one.
Not to my surprise, there was a total of about 10 hours OT(overtime) not paid.
Moreover, I noticed something very critical.


The overtime hours indicated on the stubs are in decimal numbers, not the actual time.  For example, the overtime in the total of 3:30--three and a half hours--is posted "3.30"!  If it is to be posted in the decimal numbers, it should have converted to "3.50" for 3:30.


When I calculated all of my OT ever since my employment date of 7/30/08, I have been under paid for over $800!!  Which means about 85,000 yen!



I'm assuming that I'm not the only one who is being under paid.


This is rather quite serious.
I cannot say that it is all of HR person-in-charge's fault, but if an outside payroll company is being used, then she certainly lacks in paying attention to the details in developing the right system with the outside payroll company.

Hmmmm, how am I to spend the unexpected income?
If I were in Japan, there is no question in going to the hot spring vacationing!

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2008/05/05

お返事 / Hello back

帰宅すると、大概の場合タラが出迎えてくれる。

そして大概の場合どちらからともなく
「ニャア~(お帰りなさ~い)」
「ただいま~」
の挨拶をする。

ところが今日はちゃんと出迎えて、足にスリスリしてくれたものの「お帰りなさい」の「ニャア」がなかった。
ちょっとさびしかった。down

「ねえタラぁ。」
と言うと、だいたいちゃんと
「にゃあ」
と返事が来るので、タラの「にゃあ」を聞きたかったので、呼びかけた。


やっぱり返事がない。

私:「あれれ~、タラ。お返事ないねぇ。お返事どこ行っちゃったのかな?」
タラ:「...」(足にスリスリ)
私:「そっかぁ、じゃああっちに行っちゃったお返事、よいしょ!持ってきたよ。はい。」
と言ってタラの頭に軽くつまんだ「お返事」をぽんと乗せた。
そうしたらタラから「にゃあ」が出た。

やったぁ!rock



When I come home, my cat Tara greets me on most occasions and we exchange "I'm home." and "Meow (Welcome home)."

But today, she rubbed against my leg, but there was no "meow(Welcome home)", and it was a little sad.

Whenever I call her name, she responds with a "meow", so I called her name, just to hear meow.


No answer.


I:  Hmmmm, Tara, no "hello"?  Where did it go?
Tara: ....  (rubbing against my leg)
I:  OK, then I fetch the "hello" from over there...  Here you go."
and I placed the "hello" I fetched from the air and put it on Tara's head.
Tara finally let out a "meow."


Hurray!!

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2008/05/02

私にとって大きな一歩 Part II / A Huge Step Part II

つい先日、またまた母のナイーブも甚だしい無駄遣いが発覚!annoy
そしてその事件は私としては意外な展開となった。
それでそのことによって今後の私の母への気持ちが大きく変わるきっかけとなった。

Just a couple of days ago, we discovered yet another of my mother's overly naive and wasteful spending.
And this incident took an unexpected turn for me.
This had consequently caused the huge change in the way I feel about my mother.

cutecutecutecutecutecutecutecutecutecutecute

「えぇぇぇ?!! 10ポンド(4.5kg)の牛肉に$117.00?!!」
アメリカでは普通のスーパーで普通の牛肉は10ポンドでも$40前後なので、余裕でその2倍以上の値段だ。
「ちょっと、お母さんどうしてぇ?!」

「いや、違うのよ。ほら、$17に見えるでしょ? $117というのは知っていたけど、レジの店員さんが間違って$17って打ったらそのまま買って、$117って打ったら『やっぱりやめます。』って言おうとしたのよ。でも運良く$17って確かに打ったのを見たからそのまま買ってきたのよ。だって近江牛よ!」

「えぇぇぇ?

呆れてものが言えない。
確かに$117の100桁の「1」が、値段の枠にダブって印刷されているので17.00にも見える。
でも信じられなかった。

何が信じられなかったかって
1.母がそんなずる賢い(っていうかくだらない)ことを考えて、実際に行動にまで移したこと。
2.店員さんが間違って$17で打ったと言い張っていたこと
3.母自身が糖尿病で、父は数年前に高血圧でカテーテルの手術さえしたというのに、油がのりのりの牛肉を10ポンドも買ったこと

空いた口が塞がらなかった。


"Whaaaat?!!  $117 for 10 lbs. of beef?!!"
In the U.S., 10 lb. of regular beef costs around $40, so this is way over twice the amount.
"But mom, why?!"

"No, no, no, no, you see, it looks like $17, doesn't it?  I knew the price was $117, but I figured that if a cash register clerk made a mistake and rang it as $17, I as going to buy it, and if she rang it $117, I was going to tell her that I changed my mind.  But I was very lucky and she rang it $17, so I bought it. Not only that, it's the "Omi beef"!"

"Whaaat!!"

I was totally dumbfound and speechless.
Since "1" in the 100th digit of $117.00 was printed on the line of price box, it certainly did look like 17.00.
But I couldn't believe it.

What I couldn't believe was:
1.  She actually thought of such a sneaky idea (and would work) and the fact that she acted on it.
2.  She insisted that the cash register clerk rang it up as $17, and
3.  She had actually bought 10lbs worth of red meat when she is diabetic and my father went through a catheter surgery due to his high blood pressure.

I was totally flabbergasted.

その日は兄が母を日系のスーパーに買い物に連れて行ってあげたあと、私のマンションに寄った。
私のところで1泊するので、冷蔵庫に買ってきた食材をしまうのを手伝っているときのできごとだった。

そして案の定、レシートには$117が打たれていた。

「私がレシート持って返品してきてあげる。」
「もういいわよ。これくらい。いいの、いいの。」
「これくらいって、お母さん!お肉に$117(使うの)??!!!うちはそんなに裕福じゃないって!」
「もういいの、いいの。」


That was when my brother had taken her to the Japanese supermaket nearby and dropped her off at my apartment.
She was to spend a night at my place, so I helped her put the grocery in the frig.

Well, the receipt did indicate $117 for the meat.

"I'll bring the receipt and bring the meat back and get the refund on it.
"No, don't worry about it.  Forget it, forget it.  It's no big deal"
"Mom!  What do you mean, it's no big deal?  We are not so well off enough to spend $117 for meat!"
"It's OK, it's OK."

はっきり言って両親は貧乏の部類に入ると思う。貯金もかなり少ない。土地や家などの不動産等の資産もない。そのくせ3つくらいあるクレジットカードの口座には未返済の残高がしっかりある。
10ポンドのお肉に$117も支払う余裕のある生活はしていない。でもまったくそういう自覚がふたりともない。



私も別にお肉の高い買い物1つでここまで腹立たしく思っているわけではない。
分不相応な浪費癖は普段からふたりとも甚だしい。

その割には夫婦で旅行に行ったり、母は自分は人様のためにせっせと衣類や装飾品等の買い物をしたり、父も何かしらちょこちょこと買っているようだ。
そして、父に、母には自由に使える額のみを渡すべきだと言っても、「そんなこと言ったって必要だって言うんだもん。それに買い物がお母さんの唯一の楽しみだから、それを取り上げるのは可愛そう。」と返ってくる。私は、「それでもさあ...」と一度は反論しても、返ってくるのは同じ返事なのでお手上げ状態。首を振るだけでそれ以上反論できない。

両親のこの無責任さ、浪費癖に今までどんなに深刻に悩んだり怖くなったりしたことか。涙を流すことも度々あった。
私が玉の輿にでものっていて自分でも仕事をしていたり、高級稼ぎであれば、間違いなくいくらでも好きなだけ両親にお小遣いを上げたり素敵な家に住まわせてあげたりできる。
でも今の私は自分のことで精一杯。私が助けてあげることなんて到底できない。

私が今後の両親のことを心配してここまで心を痛めていることをよそに、本人たちは平気のへっちゃら、相変わらず無頓着で自由奔放。
だからこそ、そういう場面に出くわすと、まず腹立たしくてたまらなくなる。
そして母にはとくどくどと説教してしまい、感情的になってけんか腰になってしまう。

そして先日の牛肉事件で「いいの、いいの。」と、とってものん気な返事が返ってきた瞬間、あまりの腹立たしさと呆れかえったのとで母とも話したくなくなり自分の部屋に駆け込んだ。
ベッドの上に座って気を静めようと必死だった。


そして思い出した。


Quite frankly, I believe my parents are on the poor side.  They don't have much savings at all.  They don't own a property or a house or any other kind of assets.  But they have enough unpaid charge amounts accumulated on each of 3 credit card accounts.
So they are not in the condition to spend $117 for 10lbs. of meat, but they don't recognize the reality.

It's not that I was upset over just my mother's shopping of expensive meat.  But their careless and lavishing spending is really out of control.

Nevertheless, they are free to go on extended trip and my mother likes to shop clothes and accessories for her friends and herself, and my father spends big here and there.
Even if I suggest my father to only give the amount to my mother that is free to use rather than as much as she wants, his reasoning is that shopping is her only joy and he doesn't want to take that away from her. 

I have seriously contemplated on and felt afraid for my parents with their awful spending habits, and I can't remember how many times I felt the pain and cried over it.
If I were married to a wealthy man and I was making my own money, or if I were making good money, I would certainly be happy to help out my parents and give them as much spending money as they want.  I would even buy them a house.
But I'm handful with my own situation and it is just not possible to help them out.

They have no idea that I am this worried but go on about they are free on spending like wealthy people.
This is why it makes me angry to see them so careless with their financial situation.
I often begin to preach my mother and get angry with her in the end.

And that day when my mother said "It's OK, no big deal." over the beef incident, I got infuriated and didn't even want to talk to her, so I ran to my bedroom.
I sat on the bed and desperately tried to calm myself down.

And then I remembered...

つづく...   to be continued...

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2008/05/01

私にとって大きな一歩 Part I   A Huge Step Part I

はっきり言って私の両親は経済観念がゼロに等しい。
普通に考えても、過去の収入と支出のバランスを考えて、月にどれだけ自由に使える額があるかを、少なくともある程度把握した上で、買い物やレジャーを楽しんだりするものだと思う。

Quite frankly, my parents have almost "zero" financial sense.
It certainly does not take much to figure out how much extra money you have to spend on pleasure by calculating the income and expense.

ところが両親は違う。
そして節約ができないらしい。

But that's not the case with my parents.
Also, they can't seem to be frugal.

私は財テクとはかけ離れた生活を送っているし、そういうことは分からない。
だから投資なんて危なっかしいだけなので、そういうことには手を出さないで地道にやっている。
限られた固定収入と支出のバランスを考えて、自由に使える額をある程度把握した上で買い物をする。贅沢品は滅多に買わない。
だから当然の如く衝動買いというのもほとんどなく、必需品でも今までなしでやってこれたのだからと、少々不便でも暫く我慢する。
欲しいと思ったものが見つかっても、3度くらいそのお店に足を運んで、まだ残っていたら縁があったと思ってやっと買う。なくなっていたら残念と思う反面、無駄遣いをしなくて済んだとほっとしたりもする。
一時期は、出費が怖く、罪悪感さえ覚えていた。
でも、友人や家族のための出費は惜しまない。

I don't know anything about financial techniques and intelligent money management, so it is too dangerous for me to go into investments, and therefore I stay conservative with my financial situation.
I figure out how much I can spend through a careful calculation with income and fixed expense, and I hardly ever spend frivolously or lavishly.  I seldomly buy luxuary items.
Not only that I don't believe in impulse-buying, but I even reason with myself from buying necessities by telling myself, "I did fine without it until now, so why buy it?"
Even if I find something of my liking, I go back to the store 3 times and if it is still there, then I will finally think that it is meant for me to buy it.  If it's not there, despite my sadness, I even feel relieved of not wasting my money.
At one point, I even felt guilty and scared of spending money.
But when it comes to spending for my friends and family, I am at the liberty in spending.

特に今まで極貧の生活をしたこともないのに、なぜここまで貧乏性なのか自分でも不思議だ。特にアンチ倹約家とも言える両親の子供なのに。
私の勝手な結論としては、前世で相当経済的な苦労をしたのがトラウマになっているのであろう。

I've never experienced extreme poverty, but it is a mystery of why I am so paranoid about my financial situation, especially since I am a child of a lavish spending parents.
My conclusion is that I must have a trauma from my previous life(ves) of experienceing extreme poverty.

でも、お金のことで(お金に限らず)不安に思うと、そう思うだけで現実になってしまうそうなので、最近は無意味な不安は払拭するように心がけている。

なので、お金を使うときも「よっしゃ、満足な買い物をしたぞ!」と思い、支払いのときも「んじゃまた戻ってきてね~」と陽気にお金と再会の約束をする。
元気よくお金に向かって手を振りたいくらいだけれども、それをしたら店員さんはドン引きでしょうから、っていうか超恥ずかしいので我慢している。
というのは嘘で、別に我慢はしていない。
でも、心の中で「んじゃね~」は思っている。

Nevertheless, I heard somewhere that once you start to worry about money (or any other matter), it can became real, and so that I make conscious efforts in getting rid of such meaningless concerns about financial situation.

And so I think to myself, "Good!  It was a great buy!" and even at the time of payment, I say "All rightyk money, come back soon." to the money and make a promise with it to see each other again.
It makes me want to even wave to the money, but I'm sure the store clerk would think I'm weird, or I'm embarrassed, I restrain myself from doing it.
OK, OK, I don't go that far.
But I still silently say "see you!" to the money in my mind.


というわけで、少しずつ極貧のトラウマは解消しつつある。
って、別に極貧を経験したという証明はどこにもない...けれど根拠のない貧乏性は解消しつつあるのだと思う。

でも、やっぱり無駄遣いはできない性質。

At any rate, I am resolving the issue of my trauma of extreme poverty.
No, seriously, there is not proof that I ever suffered from such poverty in the previous life...but it is true that I do have an anxiety of becoming poor, but I've come to overcome such ungrounded fear.

Having said that, I am still a type of a person who can't spend lavishly.

こんな私は、母の甚だしい無駄遣いを見る度に心配だし、今後の老後の生活のことも考えることなく計画性のない無責任な無駄遣いを見ると腹立たしくもなるので、ついつい口を出してしまう。
無駄遣いの危なさや、それをすることによって今後の楽しみも制限されて、自分の首を絞めているのと同じだということを理路整然と説明しても、まったく上の空。
そうすると私も感情的になり、母はうるさがって更に聞く耳を持たなくなる。

I, as such a careful spender, often worry about my mother's careless spending.  Whenever I see her going at a spending spree and in such a haphazard manner, I worry about her life in the old age and get upset over it, and I cannot help myself from having a say or two (or three or four!) on it.
Even when I explain clearly and logically to her how dangerous and planless spending would restrict her in enjoying herself and would inflict upon herself financially, she could care less.
Which would make me emotional with her, and consequently, she would even have no ears to listen.

そしてつい先日、またまた母のナイーブも甚だしい無駄遣いが発覚!annoy
そしてその事件は私としては意外な展開となった。
それでそのことによって今後の私の母への気持ちが大きく変わるきっかけとなった。

Just a couple of days ago, we discovered her overly naive and wasteful spending.
And this incident took an unexpected turn for me.
This had consequently caused the huge change in the way I feel about my mother.

つづく!
to be continued...

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2008/04/27

タラはやっぱり猫だねぇ  Tara is indeed a cat

ソファーに(座ればいいのに)もたれながら、コタツテーブルのところに座布団を敷いて座るのが好きだ。

もう4月も終わりだというのに今日は寒い。
なので暖房を入れる代わりに、温度調整ができるようになっているポータブルの小さなヒーターをつけた。

あまり使っていないので愛猫のタラはそれがヒーターだという認識はない。

そしてたまたまヒーターのベストポジションがタラが座っていた場所には温風が届かないところ&角度だった。

きっとタラも温風を感じたら喜ぶだろうと、ヒーターの前を歩かせるように座っている後ろからつついた。

タラは「ママは一体今度は私に何をさせようとしているのかしら」とでも言わんばかりに、でも促される通りにヒーターの前を横切った。

ところがそのヒーターは自動温度調整で、自動的にスイッチが入ったり切れたりするのだが、ちょうどタラが横切ったときにカチッと切れた。
あ゛...だめじゃん。それじゃ、『ママ、なんでつついたの?』って私がタラの顰蹙を買っちゃうだけじゃん。coldsweats02
う~ん、でも大丈夫、きっとタラはそこの気温差を感じ取るはず。confident


ふふふ、案の定、気温差に反応。ヒーターの前を通り過ぎたものの、「ん?温かいぞ、なんだか温かいぞ...」とその辺りを右往左往しているうちにまたヒーターのスイッチが入り、今度はちゃんとタラが温風を感じ取った!
「しめた!」
愛しのタラは結局ヒーターの前にどかりと腰を下ろした。

タラ、良かったね。温かいね。

In_front_of_a_heater_001_13

I know that I should sit on the sofa, but instead, I like to sit on the floor like many other Japanese. 
It's my favorite to sit in front of Kotatsu table (sort of like a coffee table) on a seating futon cushion and rest my back against the sofa.

Despite being in late April, it is cold today, so I broke out my portable auto-temperature control heater and set closely at my feet.

I don't use that heater often in that manner, so my cat Tara did not recognize that it is a heater.

The position I set the heater just happened to be out of place and angle of Tara's enjoyment of the heat.  Knowing that she would enjoy the heat, I lightly tapped and poked her in her back so that she would walk across in front of the heater.

She had this look of "Okay mommy, what are you up to this time?  What are you making me do?" but agreed to walk in front of this "thing."

Due to the auto-temperature control, the heater turns itself on and off, and what do you know?  It turned itself off just as Tara began walking in front of it.

Nooooo!  Tara is only going to think I was mischievous again and poked her for no reason!coldsweats02
Nah, don't worry about it.  I'm sure she will be able to sense the difference in the temperature.confident

Uh, ha!  Sure enough, she did sense the difference in the temperature in that area.  Although she walk past the heater, as she walked back and forth in that area, checking out the warm air temperature, the heater turned back on by itself and Tara finally felt the warm air coming out of it.
"Good!"rock
So Tara decided to plop herself right in front of the heater.

Isn't that nice Tara?  Nice and warm, huh?

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2008/04/26

おやまあ。ちょっと違うな。  It's not for me...

「そこにいるマイクに聞けば分かる。私は決して人柄は良くない。それは私自身が保証する。優しい人間ではないぞ。これは今ここで言っておく。ここは金を稼ぐ場所だ。社交の場ではない。デスクを離れている時間は金を失っているんだ。
自分は家庭的な人間だ。これは本当だ。しかし家庭でのことは職場に持ち込むな。家族は大事にしろ。この会社は素晴らしい医療保険に入っているのだからうまく使え。家族は大切だ。でも仕事は仕事。...自分は元海兵隊だ。だから海兵隊の血が流れているしそれが自分の一部だ。そして会社には厳しい規律というものが必要だと思っている。自分は社長に昇格したけれど、これで満足しているわけではない。これがゴールではない。これからだ。自分はハングリーだ。野心に燃えている。鈴木さん(仮名)は伝説を残された。今年マーケットの悪状況にもかかわらず、そして親会社のパフォーマンスをものともせずに沢山の利益を出した。それだけ自分のハードルが高くなった。だからこれからうるさく干渉するから心しておくように。オフィスを歩き回って今何をしているか確認もする。」
延々と続き、大きな声が鳴り響き続けた。
4月に副社長から社長に昇進した際の新社長のスピーチだ。
私は証券会社に勤めている。
社員全員がトレーディングフロアに招集され、今後の新社長としての方針や戦略についてのスピーチを聞かされた。


新社長になった彼は、前々から非常に厳しい気質の持ち主だということは聞いていたが、実際にそれを目の当たりにしたことはなかった。元海兵隊だということは知っていたし、過去の本人との数える程度のやりとりで、なんとなくどういう人かは分かっていたので、今回のスピーチで驚かせられることは特になかった。

しかし3日前、彼の部屋の2つ隣の部屋でミーティングをしていたときに、大きな怒鳴り声が聞こえてきた。電話に向かって大声で「一体どういうつもりなんだ!なぜ俺が必要としている回答が得られないんだ!お前は何考えてんだ!!...」とカースワード混じりで怒鳴り散らしていた。
彼は体が大きい。180cmは優に超していて、体系もアメフトの選手と同様。とにかくでかい!そして声もそのガ体にぴったり、すごく大きくて鳴り響く。

うわぁ、この人の秘書でなくて良かった。多分自分の秘書にはこんなに怒鳴らないでしょうけど、これを毎日聞かなくてはいけないなんて耐えられないわ。と思った。
そこに座っていた秘書の女性とお腹にいる赤ちゃんが可愛そうだと思った。
彼の秘書として勤めていることは彼女の選択だし、全く気にならないようだ。

このような状況下で一日の大半を過ごすことを何とも思わないのだと分かり、彼女の厳格さ、人間としての温かみが感じられないこと、全てが実務的なことが理解できるような気がした。ご家庭では違いますように、と思わず余計な心配をしてしまった。でもまあ赤ちゃんを楽しみにしているというのは救われるけど。


とにかく、新社長の方針や人柄を知れば知るほど、今後のこの会社のあり方とは共鳴できないんだろうなと強く思う。ちょっと違うなと思う。でも良かったことに、私は、とてもバランスが取れて、穏やかでチャーミングな性格の会長のもとで働けていて、自分のデスクは社長室とは離れている。

"Ask Mike over there.  I'm not nice.  I will assure you.  I'm not nice.  I will tell you right now.  We are here to make money, nothing else.  We are not here to socialize.  So anytime away from your desk means losing money.  I'm a family man, trust me.  But what happens at home stays at home, don't bring it in to work.  Take care of your family well.  We have a great medical insurance plan.  Take advantage of it.  Family is important.  But work is work.  I'm an ex-Marine, so Marine thing is in my blood and it's part of who I am.  I believe that company needs a discipline....I got promoted.  But that doesn't mean I'm finished.  This is the beginning.  I am hungry.  Mr. Suzuki made a legend, making great profit this year despite the poor market and poor performance of our parent company, and it has set a high hurdle for me.  So trust me, I'll be on your case.  I'll be walking around the floor to check what and how you are doing.... "
He went on and on...and on...and on.
It was a speech when he got promoted from the Deputy President to the President of the company this April.  I work for a securities firm, and this speech was done on the trading floor.  He demanded everyone to gather to hear his new policy and strategy in the light of new assignment as a president.

I often heard of his harsh disposition, but never saw it for myself.  I already knew he was an ex-Marine, and through a very few encounters with him, I sort of had an idea what he is like.  And so this speech did not surprise me too much.

But 3 days ago, I was having a meeting with a company counselor in his office which is just 2 doors away from the president's office, and that was when I over heard him screaming into the telephone, "What the xxll is the matter with you!!  Why am I not getting the answer I need!!  What are you thinking?..."
He is huge.  Probably over 6 feet and the body structure of typical football player.  Huge.  He has loud and roaring voice that matches his physical appearance.

"Oh boy." I thought, "I'm glad I'm not his secretary.  He will probably not yell at his secretary, but having have to hear that on a daily basis just isn't for me."
I felt sorry for his secretary and her baby in her womb.
It is definitely her choice and she apparently does not mind working for him at all.

Now that I've come to know that she is and does not mind in such a harsh environment for majority of her day, I have more understanding of her rigidness and not feeling warmth from her, and everything about her is strictly business.  I know it' really not my business, but I hope she is a different person at home...  Her being excited about the baby is a good sign.

Anyhow, the more I know about the new president and his policy, the more I'm certain that I don't resonate with the company anymore.  This isn't really for me.  But the good thing is that I work for the Chairman of the company, who is much more balanced, calm and charming and his office and where I work is far from the president's office area.

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2008/04/13

健気な犬

あれは2年くらい前だったかしら。

朝の通勤中の出来事だった。

当時働いていたオフィスはバスターミナルから徒歩で20分。地下鉄で2駅だけれど、天気が悪くなければ歩くようにしていた。

オフィスまであと3分の1くらいのところ、歩道を歩いていると、とてもカジュアルな軽装でナップを背負った細身の女性が颯爽と私を追い抜いていった。
そしてナップの後ろの金具か何かに紐がくくりつけられていて、その先には濃いグレーのミニチュアプードルが頭を高く、とっても軽やかでリズミカルに飼い主の真後ろを歩いていた。
通りすがりに犬の顔は見なかったけれど、後ろ姿がとにかく幸せに満ちているように見えた。

信号待ちになると飼い主は振り返りもせずに立ち止まり、その犬も後に続いて1メートルくらい後ろで立ち止まってお行儀よく座った。
信号が青になるとまた女性は颯爽と、犬は楽しそうに歩き始めた。

私よりペースが早いので、数ブロック先では随分先になったが、いつも私がベーグルを買う移動式の露天のベーグル屋さんで追いついた。私の前にその飼い主と犬が順番を待っている。

あまりにも可愛かったので犬の横にしゃがんだ。
犬はすかさず私に身を委ねて寄りかかってきた。
おお、かわいいのぉ!
目が少し透明さに欠けていたし、よく見ると白髪も混ざっていたのでおじいちゃんかおばあちゃん犬なんだなって思いながらなでなでした。

私 「かわいいですね。メスですかオスですか。」
女性「メスです。この子は目が見えないんです。」
私 「あ!」   どおりで透明さに欠けていたのか...
それにしては信号でも飼い主にぶつかることなく1メートルくらい離れて座ったし、何よりも私がそばにそっとしゃがんだだけですぐに寄りかかってきた。

盲目になったことで色々な感覚が相当優れているのだろう。

そして何よりも、その犬から発しられるオーラというかエネルギーが幸せに満ちている。

私 「わんちゃん、とっても幸せそうですね。」
女性「そうなんです。She is such a happy dog!」

ベーグル屋さんで彼女の番になり、そして私の番になったので、会話はそこまでで、ろくにさよならも言えずに彼女と犬は信号を渡って去っていった。


目の見えないことをものともしていない健気な犬、そして見ず知らずの人間をここまで信頼できる清らかな心...
殺伐とした都会のど真ん中で、それに相反するこの清らかさに心が洗われる思いがした。
それと同時に、普段くだらないことに悩んでいる自分が恥ずかしくなり、背筋が伸びる思いがした。

あの健気な犬のことを思い出すと、今でもその健気さに目がうるうるになる。

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